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ロンドンの複数カフェ、女子トイレに隠しカメラ 被害者3500名

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ロンドンの知的な職場でマネージャーとして人々の信頼を勝ち得ていた30代の男。しかし彼は身近のあらゆるトイレやバスルームに隠しカメラをしのばせ、6年にもわたり盗撮行為を繰り返してきた。このほど実刑判決が言い渡されたが、ロンドンの複数のカフェにも設置していたことがわかり、市民もショックを受けている。

英ロンドンを拠点に会計、税務のサービスで世界展開を図ってきた「アーンスト・アンド・ヤング(Ernst and Young)」社。その元マネージャーであった38歳のジョージ・トーマスという男が、同社のオフィスにある女子トイレや自宅のバスルームやシャワーブース、そして街のカフェのトイレに盗撮用のカメラを設置したことから逮捕されていた。

トーマスのこの卑劣な盗撮行為は、「アーンスト~」に勤務する同僚女性がオフィスのトイレに忍ばせてあるカメラの存在に気づき、やっと発覚した。複数箇所のカメラから収集された画像データによれば、その行為は2009年から続いており、被害者の数は約3,500人にも上ることが判明。15にもおよんだ罪状の裁判がこのほど結審し、懲役4年の実刑判決が言い渡されたことを『independent.co.uk』が伝えている。

なお、私生活では妻と1人の子がいるトーマス。しかし収集したデータの中には乳幼児の写真も相当数含まれていたことから、警察は「一般人ばかりか友人や幼い子までも盗撮の対象とは完全に病気のレベル。これほど執拗な盗撮行為も珍しい」と述べていた。懲役は4年だが再犯防止のため性犯罪者としての登録は10年にわたり、GPS監視などの措置が取られるという。



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