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「自腹でいいから空気清浄機を設置させて!」=大気汚染を心配する保護者に対し、学校側は「ご心配無用」

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中国青年網によると、深刻な大気汚染にたびたび見舞われる中国北京市で空気清浄機を購入する家庭が増える中、同市のある小学校では空気清浄機の設置をめぐって学校側と保護者らが対立している。

「最近の北京のスモッグは本当に深刻。家にも空気清浄機を置いているし、勤務先でも設置されている」と話すのはこの小学校に娘を通わせている王さんだ。何より心配なのは「スモッグの中、学校に通う子どもたちの健康」で、他の保護者と一緒に学校側に空気清浄機の設置を求めたものの学校はこれを拒否、「設置については教育委員会が話し合いの上、決めること。保護者があれこれ頭を悩ませる必要はない」と返されたという。

王さんは「保護者でお金を出し合うことまで提案したのに学校は同意してくれなかった」と訴え、「政府は大気汚染の改善に向けて努力しているが短期的な解決は困難。このような状況なのだから、子どもをスモッグによる被害から守ることをもっと重視してほしい」と語る。さらに、北京市が深刻な大気汚染の発生に合わせて発令した「赤色警報」では休校措置が取られたが「これが続くようでは子どもは安心して勉強できない」とも指摘。

「一番良いのは政府が設置やメンテナンスをまとめて行ってくれることだが、財政負担や時間的な問題もある。だから、学校には保護者による空気清浄機の設置を認めてほしい」と話しており、この考えに対して中国のネット上には賛成意見や反対意見に加え、北京の大気汚染に改めて驚きを示すコメントなども寄せられている。







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