ロイター通信によると、中国国務院台湾事務弁公室は同日、中国本土から台湾桃園国際空港で乗り継いで第三国に渡航することを解禁するための試験業務を実施すると発表した。
中国側で江西省南昌、雲南省昆明、重慶が台湾での乗り継ぎの試験都市として選ばれた。中国と台湾は近年、経済交流を深めており、乗り継ぎが実施されればビジネスにおける緊密な関係が推進されることになる。また、昨年11月には中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と馬英九(マー・インジウ)総統の首脳会談が実現している。
この報道に、米国のネットユーザーからは、「中国本土の人々は現金を持って海外に渡り、中国以外の国に投資すべきだ」「台湾の空港なのだから、乗り継ぎを解禁するのは中国政府ではなく、台湾であるべきだ」「もっと渡航の自由が認められるべきだ」といったコメントが寄せられている。