中国上海市の地下鉄でこのほど、「鳳爪(鶏の足先)」の骨を車内に捨てたとして注意を受けた女性が他の乗客と口論になった。この騒動について女性は「骨は捨てていない」と反論している。
北京青年報によると、女性は車内で「鳳爪」を食べ、周りには骨やごみが散らばっていた。これをほかの乗客が注意すると、女性は注意した乗客をののしり、騒動を録画していた乗客らに対しては自らもスマートフォンを取り出し撮影した。
騒動後、ネットでは批判が集中し、女性がバイオリン講師であるとのうわさが広まった。女性に事情を聞くと、バイオリン講師であることを認め、「私は授業の合間にエネルギーを補給するために軽食を口にしただけ。カスが床に落ちたかもしれないが公共の衛生や安全に影響はないと思う。私はポイ捨てしていない。誰かの迷惑にもなっていない」と自身の行動に間違いはなかったと語り、ネットで広まっている彼女の謝罪とする書き込みに対しては、「私ではない」と否定した。