澎湃新聞によると、湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州来鳳県にある騒音値を表示する「電光掲示板」が話題になっている。
この「電光掲示板」には、「来鳳県の現在の騒音65.1」と表示されているが、実はこれは黒い看板にスプレーで文字が書かれているだけのもの。ネット上にこの「電光掲示板」の写真がアップロードされると、ネットユーザーから「スプレーで書いただけなのに、『現在の騒音』が表示できるのか?」とのツッコミが相次いだ。
この看板の近くでは、観光施設を建設中。現地の住民は当初、これが本物の「電光掲示板」だと思っていたが、近づいてよく見てみるとただの看板だと気づいたという。ネット上では「節電のためとか言うのか?」など、やゆする声があがっているが、同県の環境保護局の担当者は「電光掲示板は実際に発注しているがまだ届いていない。枠だけがあるのは見た目が悪いため、一時的に設置した。(電光掲示板は)届いたらすぐに設置する」と説明している。