韓国・ニューシスによると、韓国の親戚から預かった子ども2人を6年間にわたり奴隷のように使っていたとして、米ニューヨークに住む在米韓国人の女が逮捕された。
労働搾取と児童虐待などの容疑で捕まったのは、42歳の在米韓国人の女。10年1月に韓国の親戚から子ども2人を預かると、日常的に自宅の家事や食料品店でのアルバイトをさせ、その収入を奪い生活していた。預かった直後から2人のパスポートを取り上げ、韓国の親とも連絡を取れないようにしていたという。
現在16歳と14歳に成長した姉弟は、食料品店で1日最大9時間、週に数日ずつ働かされていた。姉の通う高校の教師が、姉の脚に傷があるのを見つけて通報し事件が発覚した。女には最高で7年の懲役刑が科せられる可能性がある。
この報道に、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「懲役7年とは、格好良い。韓国の法律もそっくり変えなきゃ駄目だね」
「韓国だったらボランティア20日間くらいかな」
「法治国家の米国がうらやましい」
「子どもにタダで英語を学ばせようと、米国に送り出した親も親だね」
「まるで『レ・ミゼラブル』の世界。コゼットが現実の世界にもいるとは…」
「親戚に預けるくらいなら、他人に預けた方が100倍いいよ」
「海外で一番気を付けるべきは同胞だ。いつになったらこういうことが正されるだろう?」
「バイトさせた食料品店も調べる必要がある」
「米国の教師が気にしてくれたんだね。韓国にもこういう先生が増えてほしい」