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遺失物きっかけ…日本人は台湾人に、台湾人は日本人に感謝!!:台湾

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コンピュテックス閉幕、商機は250億ドル



アジア最大のコンピューター見本市、コンピュテックス台北が8日閉幕した。5日間の開催で250億ドルのビジネスチャンスが見込まれた今年の見本市で、海外から最多のバイヤーを送り込んだのは2年連続で日本だった。今年はメーカー1724社が5042のブースを出し最新の商品や技術を展示、クラウドサービスやスマートモバイル端末、タッチパネルの応用などが注目を集め、世界173カ国・地域からのバイヤー3万8000人を含むのべ14万人が会場に足を運んだ。

遺失物きっかけ…日本人は台湾人に、台湾人は日本人に感謝!!

 台湾紙、自由時報は8日付で、台湾を訪れた日本人観光客が駅構内で紛失したバッグが戻ってきたことで「相互が順番に相手を称賛」したという、「ちょっといい話」を紹介した。

 記事によると、土橋さんは70歳前後。奥さんや友人ら7人で5月19日から25日まで、台湾旅行を楽しんだ。

 ところが20日、嘉義駅から乗り込んだ列車の中で名物の阿里山弁当を食べようとした時、バッグを紛失したことに気づいた。バッグの中には航空券と日本円5万円、ホテルの宿泊バウチャーなどが入っていた。

 一同はあわてて、新営駅で下車。居合わせた同駅駅員に、バッグを紛失したので嘉義駅に問い合わせてほしいと頼んだ。

 嘉義駅では、呂傳炯助役がたまたま、ホームに置かれていたバッグを見つけて、保管の手続きをしたところだった。土橋さんらは新営駅の駅員に「バックは嘉義駅で見つかっています」と言われ、すぐに嘉義駅に引きした。遺失物係の王淑姿さんはバッグの内容を確認し、土橋さんの持ち物に間違いないと判断して返却した。

 土橋さんは帰国後、嘉義駅と自由時報にあてて、感謝の気持ちをしるした手紙を書いた。手紙には「台湾の鉄道は最高です」、「台湾の人は親切でお客さんを大切にします。食べ物も美味しい。台湾のすばらしさに驚き、大いに尊敬するようになりました。台湾は日本に最も友好的な国です。また必ず、台湾に遊びに行きます」(中国語記事より日本語訳)などと書かれていた。

 今度は、嘉義駅の呂助役や王さんが驚いた。「何も、特別なことをしたわけではありません。あの日、土橋さん一行と接した時間も1分もありませんでした」、「こんな感謝の手紙をいただくとは、思ってもいませんでした」という。

 呂助役らは、「日本人は本当に礼儀正しい」と感動。「とにかく、はりきって仕事をする力がわいてきました」という。

台湾鉄道、高雄にも「夢工場」でグッズ販売強化

台湾の在来線、台湾鉄道が鉄道グッズでの売り上げアップを狙う。台湾鉄道では昨年5月、台北駅構内に、「台湾鉄道夢工場(ドリームファクトリー)」本店を開設、昨年の売り上げは台湾元2000万元(日本円約6595万円)を超えた。台湾鉄道によると、それまで台湾鉄道の各駅で売られる鉄道グッズの売り上げをすべて合わせても年間台湾元1700万元程度にすぎなかった。

台湾鉄道では、鉄道文化と人々の生活を結びつけた商品は人気が高いとして、積極的なセールスに乗り出すことにし、11日には南部の高雄駅にも店舗を出すことにした。また、将来的には、台湾中部の台中駅、台湾東部の花蓮駅、南東部の台東駅にも支店を出す考え。

また、11日からはタロコ号とプユマ号の車内で、「台湾鉄道ドリームファクトリー」の商品情報が書かれたパンフレットを配布する。このパンフレットには注文書が付いていて、商品は宅配便で受けとったり、駅で受け取ったりできる。年間3回発行する計画で、最初の号では代表的な台湾鉄道グッズ、人気の鉄道模型、切符図鑑、生活用品、タロコ号とプユマ号関連のグッズなどが載せられているという。

王建民がブルージェイズ入り、大リーグ復帰

ヤンキースの3Aに所属していた王建民が現地時間の7日、トロント・ブルージェイズと契約を結んだ。年俸はメジャーリーガーの基本給である50万ドル。しかし王は開幕から2カ月余りを3Aで過ごしていたことから、最終的には30万ドル前後になるとみられる。現地時間11日のホワイトソックス戦でメジャー復帰を果たす予定だ。ブルージェイズはア・リーグ東地区の5位に低迷している。

特殊部隊体験展、中正紀念堂で開催中

台湾軍の兵士の訓練内容を体験できる「特殊作戦部隊体験展」が、16日まで台北市の中正紀念堂で開催中だ。V150型装甲車両や歩兵戦闘車に加え、通常は公開していない軍事装備と兵器を展示するほか、射撃シミュレーション、手榴弾投げの体験、特殊作戦用装備を着用するなどのイベントもある。また、国防部とディスカバリーチャンネルが共同制作したドキュメンタリー『台湾特殊作戦部隊』が11日午後9時に放映される。


国共幹部会談、元国安会秘書長の蘇氏が同行

国民党の呉伯雄名誉主席ら一行が12日から3日間の日程で訪中し、13日に北京で中国共産党の習近平総書記と会談する。国共両党は政党交流を続けており呉氏は定期的に訪中しているが、今回は馬英九政権1期目で国家安全会議秘書長をつとめた蘇起氏も初めて同行、注目を集めている。蘇氏は約5年ぶりに中国を訪れる。特別な任務はなく、呉氏から要請があり馬総統も同意したためメンバーの1人として参加するだけだと説明している。


基隆駅で跨線橋崩落、女性1人負傷

8日午前11時14分ごろ、台湾鉄道の基隆駅構内で線路をまたぐ陸橋の一部が崩れ、橋を通行していた女性(22)がホームに転落、負傷する事故があった。病院に搬送された女性は一時的な意識喪失を伴う脳震盪と診断され、骨盤挫傷のほか、肘や腕などにも擦り傷を負った。一方、落ちた陸橋で道路や高圧送電線などに損壊を受けた。事故による遅れや運休となった列車は55本にのぼり、約9800人の足に影響が出たという。(中央社フォーカス台湾)


中国からの台湾自由旅行対象都市、近く増加

台湾を個人旅行で訪問できる中国の対象都市が近く5〜10市増えるもようだ。中台ですでに合意しているという。台湾側は中国や香港・マカオからの観光客を増やして観光収入を730億台湾元に増やし、景気振興の一助としたい考えだ。新たに対象となる中国の都市としては、昆明、大連、武漢などが挙がっている。

桃園県で住宅価格上昇

台北エリアでの住宅供給量が減るなか、桃園県で住宅価格が上がっている。政治大学と不動産仲介の信義房屋の調査によると、桃園県では昨年の第1四半期から住宅価格が上がっており、平均の坪単価は昨年の15万5000台湾元から18万7000元に上がっている。一方、同じ期間の高雄市の住宅の坪単価は12万8000元から15万3000元に上がった。桃園県は来年末にも直轄市に昇格する。
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右傾化強まる日本、方向性を見失っている=安倍政権は歴史直視せよ

9日、台湾紙は「安倍晋三氏が総理の座に返り咲いたことで、日本で保守化傾向が主流になった」との記事を掲載した。

2013年6月9日、台湾紙・聯合報は「安倍晋三氏が総理の座に返り咲いたことで、日本で保守化傾向が主流になった」との記事を掲載した。首相当選後は落ち着きを取り戻すケースが多い中、安倍首相は「右傾化」への意欲をさらに増し、方向性を見失っていると伝えられている。中国新聞網の報道。

安倍総理が迷彩服に身を包んで陸上自衛隊の10式戦車に乗り込む姿や、「731」の機体番号を打った航空自衛隊練習機に乗る姿が、中国など海外のメディアによって写真とともに伝えられている。そのほか、彼の右傾化傾向の表れとして、過去の植民地支配と侵略を謝罪した1995年の「村山談話」を継承しない姿勢も指摘されている。麻生副首相ら大臣3人を筆頭とする国会議員168人が靖国参拝を実施し、安倍首相は供え物を奉納するなどの行動も、各国に疑念を抱かせている。在日韓国人の多く住む地域では、日本の右翼団体による排外デモも行われている。

米紙ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストもこうした動きに批判的な記事を掲載し、「安倍政権に歴史を直視する態度がなければ、他のアジア諸国は日本の復興を歓迎しない」と伝えている。

安倍総理は“3本の矢”に喩えた経済戦略を推し進めているが、中国や韓国の反発を買い、日中韓自由貿易協定(FTA)交渉が頓挫するようなことになれば経済改革も実現されず、7月に控えた参院選の見通しも不透明になる。こうたことで、国民や国をより危険な方向へ導くことになるのではないかと、記事は指摘している。

「尖閣操業」台湾漁民に活気…協定順守に課題も

台湾北東部・宜蘭県蘇澳の漁港で、マグロを水揚げする漁民ら=比嘉清太撮影

 沖縄県の尖閣諸島周辺海域での日台間の操業ルールを定めた漁業協定が発効して10日で1か月。

 同海域を伝統的な漁場とみなす台湾漁民は、日本の取り締まりを受けずに操業できることを歓迎するが、計4隻の台湾漁船が協定海域外で操業したとして日本側に拿捕(だほ)され、沖縄漁民からは不満が出ている。

 約900隻が所属する蘇澳の漁港は早朝から活気に満ち、協定海域などで取れたマグロやシイラが次々と水揚げされた。海産物輸出業の王松徳氏(64)は「キハダマグロの半分は東京や名古屋などに輸出される。日本の食にも貢献している」と胸を張る。

 漁協幹部によると、協定海域周辺には同港から約100隻が出漁。既に3回出漁した荘清吉氏(64)は「昨年までと違い(取り締まりの)プレッシャーがない」と喜ぶ。4月以降、同港で水揚げされたクロマグロは約280匹と去年並み。宜蘭県はえ縄漁業協会の林新川総幹事(63)は、円安で日本への輸出利益が減り、「協定の経済効果はまだ見えない」としつつ、来年の漁獲高増を期待する。

 昨年9月、同港の漁船団が尖閣海域に侵入した際には林氏も乗船。「生活のための抗議」だったが、今年5月中旬頃、尖閣の領有権を主張する台湾の民間団体の仲介者を名乗る人物から漁船の売買を打診されると、「政治の話に関わりたくない」と断った。日本が協定を結んだ狙いの一つは「活動家と漁民の分断」であり、効果も出ているようだ。

 だが、協定発効後、同港の船を含め4隻の台湾漁船が拿捕された。沖縄側では「やはり、という気持ち。日本は協定で大きく譲歩したのに」(宮古島の長嶺巌・池間漁協組合長)と不満が募る。日台間の細かい操業ルール策定に加え、台湾側の協定順守が課題だ。

ユナイテッドアローズ、台北に海外初の子会社

 アパレル販売のユナイテッドアローズ(東京都渋谷区)は10日、台北市に今年8月、子会社の「台湾聯合艾諾」を設立すると発表した。秋には同市内で直営店もオープンする予定。海外での子会社設立と直営店開業はいずれも初めて。
 ユナイテッドアローズは、今年から掲げる長期ビジョンの達成に向けた経営戦略の一つとして海外展開を強化。台湾で近年「ユニクロ」や「ZARA(ザラ)」など海外アパレルブランドの進出が盛んなことや、市場の成熟度が高いことに着目し進出を決めた。また2011年に台北市内のアパレル店で、同社が手掛けるブランドを期間限定で販売した際、売れ行きが好調だったことも台湾進出のきっかけとなった。
 台湾聯合艾諾は、衣料品の輸出入や販売を手掛ける。資本金は6,000万台湾元(約1億9,600万円)で、ユナイテッドアローズが100%出資する。
 直営店では主力ブランドの「ユナイテッドアローズ」と「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」を取り扱う予定。メンズ、レディースの衣料品のほか、生活雑貨なども販売する。ユナイテッドアローズの広報担当者はNNAに対し「海外の直営店1店舗目として、ブランドの世界観を表現した店舗展開を目指したい」と話した。
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台湾与党が訪中団 新指導部後初 習主席と会談へ

台湾の与党、中国国民党の呉伯雄名誉主席が12〜14日に北京を訪れ、中国共産党の習近平総書記と会談することが9日、中台で同時に発表された。今年3月に習氏が国家主席就任後、初めて国民党が正式に派遣する訪問団を率いて、最高レベルの「国共会談」を行う。

 国民党主席である馬英九総統は、会談について「両岸(中台)関係の発展における意義は非常に重大」と期待を寄せ、中国国務院台湾事務弁公室も「新たな情勢下、両党指導者が交流する重要な活動」とした。

 呉氏は2008年の馬政権発足後、中国の胡錦濤前総書記と計5回会談したが、総書記就任後の習氏との会談は初めて。台湾メディアは会談予定日を13日と報じている。

 馬総統は10日、呉氏ら訪問団と総統府で接見。あいさつの中で、現在、中台間で課題となっている双方の窓口機関の出先事務所設置に関し、「対岸(中国)を国としてみなすことは不可能」「(国の出先の)在外公館とはならない」と言及し、中台間での政治対話を回避する姿勢も強調した。

 将来の統一を視野に、政治対話をもくろむ中国の新指導部とのせめぎあいが注目されそうだ。

対ベトナム投資が急減、外資管理強化やインフラ未整備など影響か

台湾・中央社の8日付の報道によると、世界金融危機と投資・経営環境の悪化を受けて、近年、ベトナムへの外国直接投資(FDI)が急減しており、金融分野でベトナムの競争力が顕著に下がった。中国・環球網が伝えた。

ベトナム・エコノミック・タイムズの8日付の報道によると、2008年、外国からベトナムへの直接投資額は過去最多の717億ドル(約7兆1700億円)だったが、その後は4年連続で減少し、230億ドル(約2兆3000億円)、200億ドル(約2兆円)、156億ドル(約1兆5600億円)、163億ドル(約1兆6300億円)と推移した。実際に払い込まれた投資額は2分の1に満たなかった。

ある政府関係者によると、世界経済の衰退とベトナム政府の外資への管理強化により、外国からの投資のペースが緩まり、質も低下が続いている。これによりFDIも大幅に減少した。

またある外国企業経営者は、「ベトナムの経営環境、法制度、インフラ、行政手続きと労働力に改善の傾向が見えないため、外国投資家の需要を満たすことができない」と指摘した。

統計によれば、2012年、世界のFDI総額は前年比で18%減、アジアでは9.5%減だった。中国は海外からの投資額で世界2位だが、生産コストの上昇や中日関係の緊張に伴い、外国企業は東南アジアに視線を向けるようになった。

ベトナムの人件費はミャンマーより高く、労働力の質はインドネシア、タイに劣るとされる。また事務処理の効率、サービスの質も理想的ではなく、投資額の落ち込みを招く原因となった。


青年の死因上位にエイズ、「若者の警戒心不足」

台湾で青年の死因上位10位に、昨年初めてエイズが入ったことについて、エイズ患者の支援団体が若者の警戒心不足を指摘している。2012年、中華民国台湾の15歳から24歳までの死者のうち7人がエイズで死亡。行政院衛生署疾病管制局では、昨年末の時点で新たなエイズ感染者2224人を確認、そのうち635人は15歳から24歳だった。エイズ感染者は増加の傾向にある。

台湾のエイズ患者支援団体、台湾露徳協会では、エイズの予防教育では性交渉の相手はすべて感染源の可能性があるとすべきだと主張。同協会では、一部の若者は警戒心が足らず、安全性に欠ける性行為をしてしまい、たとえそれで体調が悪くなろうが感染したとは思わず、医者にかかることもないと指摘した。先輩や家族に助けを求めてかえって叱責にあうこともあり、誰にも言えなくなってしまうケースもあるという。

露徳協会では、エイズ感染者が増加していることは、若者が「自分は大丈夫」と思い込んでいること、そして問題があっても誰にも言えないことが原因だとしている。


鉄道商品大受け 台北に続き高雄にも出店/台湾鉄道

台湾鉄道管理局があす11日、南部の高雄駅構内に鉄道グッズ販売の「台鉄夢工場」2号店をオープンする。去年5月、台北駅に初登場した旗艦店は連日大盛況が続いている。

鉄道グッズは近年商品化を始めたもので、鉄道ファンや利用者らの間で評判が広がった。駅の売店などで販売されている様々なグッズを、ひとつのブランドとして戦略的に販売してみようと昨年始まったのが「夢工場」。以前は、台鉄の各駅全体でのグッズ売り上げは年間1700万台湾元程度だったが、旗艦店は昨年後半だけで2200万元(約7300万円)を売り上げた。

高雄店に続き、今後は台中や東部の花蓮、台東などにも出店する予定だ。PRも強化し、東部幹線を走る快速列車「(太魯閣)タロコ号」「プユマ(普悠瑪)号」では11日から鉄道グッズ紹介のパンフレットを配布する。

端午節の風物詩 台湾各地でドラゴンボートレース

中華圏の三大節句のひとつ、旧暦5月5日の端午の節句を12日に控え、9日には台湾各地で端午節の風物詩、ドラゴンボートレースが開催された。

端午節に龍をまつり水をあがめる風習から始まったと言われるこの行事は、ドラゴンボート(龍舟)と呼ばれる細長いボートを20〜30人で一直線にこぎ、速さを競い合う。

台北市や高雄市では100チーム以上がしのぎを削る大規模な国際大会となっており、今年も日本人学校やアメリカの在台機関などが参加、在台日本人会チームは台北市の招待試合で2位に輝いた。

ボディビル台湾女子、アジア選手権で優勝 感動の国歌

カザフスタンのアルマトイで開かれていた第47回アジアボディビル選手権で、台湾の李イツ明/Li Yi-Ming選手(=写真)が女子52キロ級で優勝を果たした。29歳の李さんはボディビル歴8年、強敵の日本や韓国勢を相手に、台湾女子として初めての勝利を飾った。

台湾ではボディビルの認知度は低く、2009年に南部の高雄市で行われたワールドゲームズ(非オリンピック種目の世界大会)で初めてその存在を知ったという人も多かった。大会は4日に閉幕したが市民の関心は低く、中央社が簡単に報じたのみ。

だが、一週間ほど遅れて入ってきた表彰式の映像に、多くの人が釘付けになった。国連に加盟していない中華民国(台湾)は、大規模な国際大会では国旗や国歌を使用できないのが一般的。ところがボディビル選手権では中華民国の国歌が流され、李さんは表彰台の上で、見事に鍛え上げた体を震わせながら誇らしげに国旗を見上げ、涙を流していた。

台湾のメディアはここ数日で急にボディビル関連の報道が目立つようになった。人々を感動させた今年のアジアボディビル選手権大会、関係者らは、マイナー競技だったボディビルのすそ野が広がればと歓迎している。

台湾「鉄道の日」 99歳の蒸気機関車がお目見え

台湾鉄道管理局は9日、毎年6月9日の「鉄道の日」ならびに台鉄の設立126周年を記念し、100年ものの蒸気機関車など多数の貴重な蒸気機関車を各地でいっせいに公開、鉄道ファンをわかせた。

「鉄道の日」は、清の時代に中国大陸で始まった鉄道建設を記念したもの。9日のイベントで往年の英姿を披露した蒸気機関車の中でも、最も注目を浴びたのは25号(1914年製造)と31号(1917年製造)。それぞれ、中部の嘉義駅と、そこから森林鉄道でつながる阿里山駅から、満員の乗客を乗せ見事に記念運転を終えた。

また、東部の花蓮駅では、蒸気機関車LDK59(1930年製造)が登場。呉金添駅長は「昭和5年生まれの82歳」と紹介、東部輸送の重責を担ったヒーローで、東部の人々の共通の記憶だと目を細めた。

北部の新竹駅でも、今年で築100年を迎える駅舎を「鉄道の日」に合わせて祝おうと蒸気機関車DT668の展示イベントを行った。DT668は日本では「デゴイチ」の愛称で親しまれていたD51形と同じタイプ。駅では当日、駅舎100周年の記念切手や、DT668の特製切手と絵はがきが販売され、地元郵便局がブースを出し、多くの市民が限定の消印をもらおうと列をつくった。

都市の環境保護、日本に学べ 台湾の議員が訪日

野党民進党の立法委員3人が9日から4日間の日程で訪日し、首都圏の新副都心などにおける環境保護のあり方を視察する。3人はいずれも地方選出で、地元の発展と環境政策に役立てたいとしている。

2010年に政令の直轄市に昇格した台中市の林佳龍議員は、埼玉県や千葉県など、東京の隣県で新都心機能と農村などを併せ持つ自治体に関心を持っていると話し、首都のベッドタウンとしての住環境、ごみ処理対策や太陽光発電、有機農業の推進などを学びたいと意気込んでいる。

また、林佳龍氏をはじめ林岱樺議員(高雄市)、劉建国議員(雲林県)の3人はいずれも来年末の党一地方選挙で知事選出馬に強い意欲を見せている。日本の参院選を前に議員交流も進め、日本の選挙情勢や政局の変化などを理解し参考にしたいとのねらいもあるようだ。

台湾鉄道・基隆駅で跨線橋崩落 女性1人負傷

8日午前11時14分頃、台湾鉄道の基隆駅構内で線路をまたぐ陸橋の一部が崩れ、橋を通行していた女性(22)がホームに転落、負傷した事故があった。

病院に搬送された女性は一時的な意識消失を伴う脳震盪と診断され、骨盤挫傷のほか、肘や腕などにも擦り傷を負った。一方、落ちた陸橋で道路や高圧送電線などに損壊を受けた。

事故のため、基隆行きの上り列車すべてが同駅から3つ目の七堵駅にまでしか通行できなくなり、また基隆発の下り線もすべて七堵駅からの発車となった。遅れや運休となった列車は55本にのぼり、約9800人の足に影響が出たという。

基隆―七堵区間では片側の線路が使用不能となったが、崩落した陸橋は午後5時50分に撤去されたため、同12時に同区間での復旧が見込める。

また、午後7時に道路の修復作業が終了する予定で、高圧送電線などの設備の修復はそのあとに始まるという。

第1子出産の平均年齢、過去最高の30.1歳に=台湾

内政部の統計で、第1子出産の平均年齢は昨年、過去10年間で最高の30.1歳となっていたことが分かった。第1子を出産した女性のうち、30歳を越えていた人は45.9%と半数近くで、2002年の35.6%よりも10ポイント以上増加した。

昨年は中華圏で縁起がよいとされる辰年(=龍年)に当たり、新たに生まれた子どもの数は23万4599人と2011年から18.3%の大幅増。「辰年効果」で合計特殊出生率は1.265にまで回復し、新生児数が前年から約1.32%減り過去最少となった日本とは対照的に見える。

たが、出生率回復は一時的なブームという側面が強く、晩婚・晩産・少子化の流れは変わっていない。新生児の53.1%が第1子、第2子は36.9%でいずれも前の年より増加したが、第3子以上は逆に減少し全体の10%。出生率はブームにもかかわらず日本の1.41を下回っており、昨年の平均初婚年齢は男性31.9歳・女性29.5歳で、いずれも過去10年で最高だった(日本は30.8歳・29.2歳)。

また、新生児の母親の7.24%は中国大陸や東南アジアなど台湾以外の出身者で、台湾女性の出産時の平均年齢は31.2歳だったのに対し、東南アジア出身者は29.2歳だった。

なお、日本の2012年の第1子出産平均年齢は30.3歳で過去最高。

コンピュテックス:バイヤー最多は日本、2年連続

アジア最大のコンピューター見本市、コンピュテックス台北が8日閉幕した。5日間の開催で250億米ドルのビジネスチャンスが見込まれた今年の見本市で、海外から最多のバイヤーを送り込んだのは2年連続で日本だった。

今年はメーカー1724社が5042のブースを出し最新の商品や技術を展示、クラウドサービスやスマートモバイル端末、タッチパネルの応用などが注目を集め、世界173カ国・地域からのバイヤー3万8000人を含むのべ14万人が会場に足を運んだ。

主催側によると、海外からのバイヤーは去年より6%増加。欧州債務危機の影響で購買意欲の下がった米に代わり昨年バイヤー数最多となった日本が、今年も存在感を発揮した。

日本の次に多かったのはアメリカだが、3番手の中国大陸と続く香港は合わせて昨年よりも6000人ほどバイヤーが増えており、またインドネシアやアラブ首長国連邦などの買い付けも大幅に増加、新興市場の勢いを見せつけた。

台湾は今年の経済成長率(GDP伸び率)予測を2.4%に下方修正するなど、全体として厳しい経済状況が続いているが、国内の電子大手などは、コンピュテックスでの受注が非常に好調だったとして、今年下半期には景気に明るい兆しが戻るのではないかとの期待を高めている。







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