元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚醒剤を所持していたとして逮捕された事件で、警視庁は、清原容疑者に覚醒剤を譲り渡した疑いで群馬県の無職の男を逮捕しました。
調べに対し「全く知りません」と供述し容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、群馬県みどり市の無職、小林和之容疑者（４４）です。
この事件は、元プロ野球選手でタレントの清原和博容疑者（４８）が、今月２日、東京・港区の自宅マンションで覚醒剤を所持していたとして逮捕されたものです。
警視庁によりますと、調べに対し容疑を認めて覚醒剤を受け取った状況についても供述しているということで、警視庁は携帯電話の通話記録を解析するなどして入手ルートを捜査していました。その結果、小林容疑者が先月３１日の午後９時前、群馬県太田市内のコンビニエンスストアの駐車場にとめた清原容疑者の車の中で、覚醒剤およそ０．２グラムを４万円で譲り渡したとして覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと、１５日の夕方、小林容疑者が沖縄県内にいるところを見つけ、確保したということです。
これまでの調べで、清原容疑者は去年の夏以降、車で群馬県などを訪れ覚醒剤を購入していたとみられ、警視庁は、２人が知り合ったいきさつや譲り渡しの実態などの調べを進めています。
警視庁によりますと、調べに対し小林容疑者は「全く知りません」と供述し容疑を否認しているということです。
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清原和博容疑者に覚醒剤を譲り渡した疑いで逮捕された小林和之容疑者（４４）が住んでいた家の近所の人は「あまりつきあいはなかったが、たびたび車を乗り換えていたのが不思議だった。ここ数か月は本人も車も見かけなくなったので、どこに行ったのかと思っていました」と話していました。