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フェイスブックに新しい感情ボタン、「嫌い」は見送り

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フェイスブック上でユーザーが投稿への共感を示す「いいね」のボタンに加えて、「超いいね」「うけるね」「すごいね」「悲しいね」「ひどいね」の5つのボタンが24日から世界各国で利用できるようになった。

一方で、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が昨年9月に言及していた「嫌い」ボタンの提供は見送られた。

「リアクション」と呼ばれる新しい反応ボタンは投稿へのコメント欄の上にある。スマートフォンでは「いいね」ボタンを長押しすると表示され、コンピューターでは「いいね」アイコンの上にマウスを置くと表れる。

フェイスブックは1年以上かけて準備を進め、社会学者や各種団体に相談したり、アンケートを行ったりして、最終的に登場させる感情ボタンの候補を絞り込んだ。

製品責任者のサミ・クラグ氏は、「世界中で理解され、等しく役に立つ」絵文字を選ぶことが最大の課題だったと話し、「どのリアクションを登場させるかについてはものすごく慎重に選んだ」と打ち明ける。

新しいボタンはスペインやチリ、フィリピンなど一部の国で先行して提供された。これまでのところは好評で、特にハートマークの「超いいね」が最も人気が高いという。

一方で、目を閉じた笑顔の「イェイ」のアイコンは、試験の結果、意味が分からない人もいると分かって見送った。

「嫌い」ボタンについては、もし登場させればフェイスブックが人気投票の場になりかねず、「私たちが創り出そうとしているコミュニティーらしさがなくなる」(ザッカーバーグ氏)ことを懸念した。




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