叡山電鉄の車内で日本酒を楽しむ「えいでん・日本酒電車」が27日、運行され、日本酒や鉄道の愛好家ら約110人が沿線の風景と日本酒の味わいを楽しんだ。
京都の日本酒と、沿線の魅力をアピールしようと、昨年初めて企画。2回目のこの日は、出町柳駅を発着に特別電車(2両編成)が午前と午後の2回運行され、全国から集まった乗客に、4種類の日本酒と特製弁当が振る舞われた。乗客たちはコップに注がれた日本酒を次々に飲み干し、車窓を流れる風景を眺めながら、約2時間の道中を楽しんだ=写真=。
日本酒と鉄道写真が趣味という下京区の会社員、片山まりこさん(56)は「1回で二度おいしい企画で大満足」と顔を赤らめていた。