米連邦捜査局(FBI)は3日までに、勤務していた旅客機内で飛行中に放火に及んでいた男性乗務員を逮捕、訴追したと発表した。
事件は今年2月1日、ダラスからデトロイトへ向かっていた米大手アメリカン航空の機内で発生。被告は機内後部の手洗い所内で火災発生を見付け、消火したと報告していた。
同機の操縦士はデトロイト空港に接近していた際に、火災発生を管制塔に通報していた。同空港には無事に着陸していた。
FBIによるその後の関連捜査で火災は被告の放火が原因だったことが判明。逮捕は今月1日で、航空機や航空機設備の破壊、当局に対する虚偽の説明の罪に問われている。
犯行の動機は伝えられていない。
被告は保釈金を支払って釈放されたが、裁判所の許可がない飛行の実施は禁止される処分を受けた。