11月の米大統領選で共和党からの候補指名を目指している実業家のドナルド・トランプ氏が民主党の2候補と本選で対戦した場合、いずれの候補者にも敗北する可能性が高いことが3日までに分かった。CNNと調査機関ORCの全国調査で明らかになった。
トランプ氏は1日の「スーパーチューズデー」で投開票が行われた11州のうちの過半数を制するなど、共和党候補の1番手となっている。しかし、民主党候補者との仮想の対戦では、相手を上回る支持率は得られなかった。相手がヒラリー・クリントン前国務長官の場合、クリントン氏の支持率は52%、トランプ氏は44%だった。
相手がバーニー・サンダース上院議員の場合、サンダース氏の支持率は55%でトランプ氏は43%だった。
一方、共和党からの指名獲得を目指すテッド・クルーズ上院議員やマルコ・ルビオ上院議員の場合、クリントン氏との対戦だとわずかに優位に立っている。