そんな“厚お手当”にもかかわらず、文枝が関係を持った女性から手痛い“口撃”を受けたのは今回が初めてのことではない。99年には、月額60万円で「契約」した東京妻が、行為への異常な執着を女性週刊誌上でバラしたのだ。この女性は、文枝夫人が社長を務める大阪の個人事務所の「東京支社長」の名刺を与えられ、「結婚したい」と迫られている。
文枝はセックスの回数を記録し、時には「今月は回数が少ないぞ。これじゃ(お手当の金額を回数分で割ると)1回○○万円かかっとるやないか。これじゃソープのほうがましや」と激怒したという。愛人をまるで欲望のハケ口のように扱うエピソードだが、この告白にも文枝は「彼女とは仕事上の関係」と、愛人関係を否定している。
エピソードは、まだまだ枚挙にいとまがない。
「身の回りのスタッフを愛人にするのは、一緒にいるところを見られても疑われにくいから。個人事務所のスタッフだった、文枝の右腕と呼ばれるほどの女性とも関係がありました。あるいは、これは二十数年前のことですが、仕事で地方を訪れた際、スタッフが夜、急用で文枝の宿泊先ホテルの部屋を訪ねたんです。するとマネージャーの女性もいて、ベッドを見ると、どうやら直前まで一諸に布団に入っていたような感じだったと‥‥」(大阪の芸能関係者)
かと思えば、公然と大胆な行動に出ることも。スポーツ紙デスクは驚きを隠さない。
「かつて文枝にインタビューした際、椅子に腰掛けた文枝が自分の膝の上にスタッフの女性を座らせながら受け答えをしたんです」
もはや隠したいのか隠したくないのかわからない行状だが、目撃情報はさらに続く。
「文枝の定宿がある赤坂近辺では、頻繁に女性とのツーショットが目撃されました。高級焼き肉店で韓国人ホステスに鼻の下を伸ばしていたかと思えば、後日には別の女性と同じ店を訪れていたり。関西でも、神戸のお好み焼き店の女将を愛人にしていたといった話も聞いています」(吉本興業関係者)
絶倫・大御所落語家の魔手は「有名人」にも伸びた。明かすのは、東京吉本興業の所属芸人だ。
「女芸人で関係が噂されていたのが、夫婦漫才コンビのAさん。師匠のお気に入りでした。新人賞受賞経験があるものの、現在はコンビを解散し芸能界を引退しているBさんも、我々芸人の間ではデキている、ともっぱらでした。クイズ番組でW司会を務めた女優のCさんには、手を出そうとして失敗したそうです」
グラビアでビキニ姿を披露したこともあるピン芸人Dに関しては、
「03年頃でしたか、吉本の劇場近くで文枝と腕を組んで歩いているのを2、3回目撃されています」(スポーツ紙デスク)
今回の不倫騒動で、レギュラー番組「新婚さんいらっしゃい」(テレビ朝日系)で共演する山瀬まみ(46)の所属事務所、ホリプロは困惑しきりだという。