犬を飼うという行為に関し、あまりにも不心得で無責任であったその女。獣医にかかれば検査費、治療費、処置費などがそれなりにかかるものだが、それを惜しむあまりとても残虐なやり方であの世に送ってしまった。米ネバダ州から鬼畜のような女の話題が飛び込んできた。
ネバダ州ワショー郡のリノという町で先月3日、体の数か所に刺し傷と頭部に鈍器で殴られたような跡があるボクサー犬がごみ箱に捨てられているとの通報を受けたワショー郡保安官事務所。その後、ローラ・ベス・ヘッセという30歳の女が飼い主として特定され、今月1日に動物虐待致死容疑で逮捕となった。
大病を患っていたそのボクサー犬。動物病院で相談するも治る見込みがないとして、安楽死を勧められたことが事件の発端であった。一般的には鎮静剤を注射してから安楽死のための薬剤を徐々に注射していく方法がとられるが、その処置費用を支払うことが不満であったヘッセは「獣医に頼らなくとも自らの手で」と愛犬の命をむごいやり方で奪ってしまったのだ。
捜査においてはヘッセが麻薬の影響下で車を運転していたこと、自宅には覚せい剤のメトアンフェタミンやマリファナ、それを使用するための器具を隠し持っていたことがわかったほか、幼いわが子に対して虐待行為を続けていたことも判明。法廷では複数にわたる罪状により裁かれることになるという。
(Techinsight)