京都市東山区の風情ある街並みを照らす「京都・東山花灯路―2016」が12日から始まる。今年はネオンの光を使ったアートを展示し、多彩な光の演出で来場者をもてなす。
青蓮院の北側にある「あおくすの庭」に、ネオンアーティストの安彦哲男さんの作品「NEON FOREST」を展示する。ネオンは光の輝度が高く、屋外広告などで使用される。緑色のネオンで森を表現した作品などが置かれ、あんどんとは趣の違う光を楽しめる。
会期中の土曜と日曜、祝日には、知恩院三門前に、砂に絵を描くサンドアートのグループ「SILT-clarte-」が登場。バイオリンや和楽器の演奏家と共演したライブパフォーマンスを披露する。平日もサンドアートの様子をスクリーンで上映する。
花灯路は21日までの午後6時~9時半。観賞は無料。問い合わせは京都・花灯路推進協議会TEL075(212)8173。