高速バス会社、国光客運で営業運転から引退した米製バスのうち2両が11日、交通部(交通省)公路総局に引き渡された。今後専門の職員が定期的に整備し、保存される。
米モーター・コーチ・インダストリーズ(MCI)が製造。台湾初の高速道路、国道1号の開通した1978年に導入された。最新のバスにも引けを取らない性能が自慢で計約490両が活躍したが、部品調達が難しくなったほか、燃費の悪さなどを理由に全車が引退した。
引き渡し時には記念式典も行われた。公路総局によると、この日引き渡された2両は、新北市と高雄市の施設でそれぞれ保存されるという。