台湾鉄路管理局(台鉄)は10日、4月21日にダイヤ改正を実施すると発表した。日本製特急列車の運用を拡大し、台北―屏東間を4時間、台北―高雄間を3時間40分で結ぶ速達列車が新たに運行される。
台北と高雄の間は台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)が台北―左営間を最速96分で結んでいるが、運賃は1490台湾元(約5140円)と割高。対する台鉄は所要時間こそ負けるものの、台北―高雄間843元(約2900円)で攻勢をかける。
また、台北―台東間、彰化―花蓮間でも列車を増発。東部幹線での輸送力を増強し、混雑緩和を図るとしている。