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スペイン北東部カタルーニャ（Catalonia）自治州で20日、日本を含むさまざまな国籍の留学生を乗せたバスが対向車線の車に衝突し、地元当局によると女子学生13人が死亡、30人以上が負傷した。負傷者のうち6人は重体という。
死亡した学生の国籍は今のところ不明。乗客の年齢は20～32歳で、日本の他、英国、オランダ、ウクライナ、スイス、ノルウェー、スウェーデン、ペルーなど約20か国の留学生が含まれている。イタリア外務省報道官によると、死者のうち7人はイタリア人の可能性がある。乗客にスペイン人が含まれていたかどうかは不明だ。
事故は、バルセロナ（Barcelona）の南方約150キロにあるフレジナルス（Freginals）付近で、20日午前6時（日本時間同日午後2時）ごろに発生。留学生たちは、同国東部バレンシア（Valencia）で行われた火祭り「ファリャス（Fallas）」を訪れ、バルセロナに戻る途中だった。
カタルーニャ自治州政府高官によると、バスは道路右側のガードレールにぶつかり、その反動で左側の対向車線に進入、対向車に衝突した。これにより、対向車に乗っていた2人も負傷したという。
現場を訪れたスペインのホルヘ・フェルナンデス・ディアス（Jorge Fernandez Diaz）内相は、なぜバス運転手が最初にガードレールにぶつかったのかはまだ不明としながら、事故は「人為的要因」で起きた可能性が高いとの見解を示した。(c)AFP/Daniel
