
台北メトロ(MRT)は駅構内に宅配便受け取りロッカーの設置を進めている。国内外の業者に利用を呼びかけており、便利でプライバシーの保護にも配慮されているとメリットを強調している。
昨年から大安、中山、士林駅など9駅に設置。オンラインショッピングで買った商品を指定された駅のロッカーに配達する仕組みで、消費者は業者から提供される暗証番号を使って好きな時間に受け取りができる。
現在はコンビニでの受け取りが普及しているが、商品管理などで人手が必要とされ、コストが比較的高いのが難点だった。ロッカーは無人。消費者の負担軽減にもつながるとしている。