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ベルギー警察、テロ関連で急襲作戦 6人を拘束

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ブリュッセルでの連続テロを巡り、当局による捜査が続く




空港と地下鉄駅で自爆したハリド容疑者(左)とイブラヒム容疑者



ベルギーの首都ブリュッセルで起きた連続テロ事件に関連して、警察が24日夜、急襲作戦を実行して6人を拘束した。

連邦検察は6人の身元や拘束した理由については現時点で明らかにせず、勾留を続けるかどうかは25日に判断すると説明している。

22日にブリュッセル空港と地下鉄の駅で起きた連続テロ事件では31人が死亡、330人が負傷した。これまでの捜査によれば、実行犯は5人いたとみられ、うち3人は死亡、2人はまだ逃走中の可能性もある。当局はこの5人の写真などを公開した。

捜査当局は防犯カメラの映像や、郊外の潜伏先だったと思われる場所から押収した爆発物を調べて居所が分かっていない2人の行方を追うとともに、欧州でのテロ再発防止に全力を挙げている。

地下鉄の爆弾事件では実行犯のハリド・エル・バクラウィ容疑者が死亡した。当局はこの爆発にもう1人、未確認の人物が関与したと見ているが、その人物の生死は不明。

空港で自爆死したイブラヒム・エル・バクラウィ容疑者については、2015年にシリア国境付近でトルコ当局に拘束され、オランダに送還されて釈放されていたことが判明。この時点でベルギー当局も連絡を受けていたことが分かった。

CNN系列局のRTLによると、同容疑者はベルギーで強盗事件を起こして警官に発砲した罪で2010年に禁錮9年を言い渡されたが、刑期は満了していなかった。

ベルギーのヤンボン内相はこの問題について24日、「なぜ特定の人物が早期に釈放されたのか、同容疑者がトルコにいた時点で我々がなぜ拘束する機会を逸したのか、疑問を持たれるのも無理はない」と語った。ヤンボン内相は辞表を提出したが、ミシェル首相はこれを受理しなかった。

当局は23日から24日にかけて、ブリュッセル市内のバクラウィ兄弟の自宅など複数カ所を捜索した。

このうちスカールベーク地区では複数ブロックにわたって一帯が封鎖されている。






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