【台湾ブログ】英語がダメでも、世界中を旅する日本人ってスゴイ!
レコチャイより・・・・・
旅行好きの台湾人女性が、「言語に対しての、日本人の感覚に感心します」とブログを書き始め、文章をつづった。どんな所に感心するのだろうか!?
これまで20カ国以上を旅し、日本訪問は10回を超えるという旅慣れた恰奇(ハンドルネーム)さん。「男女関係なく、バックパッカーとして旅する日本人は多い」と感じているようで、「ものすごく簡単な英語しか話せないのに、世界のどこでも旅する日本人ってスゴイ!」と痛感。「真摯な眼差しと簡単な英語で、自分が欲しい情報を何でも手に入れるのが日本人」と、感心しているそうだ。
大胆とも言えるそんな日本人に比べると、「完璧に英語を話すことができないので、口にするのが怖い」と臆病になっているという恰奇さんは、いつも怒られているとのこと。思いきって英語を使えば通じるのだろうが、抵抗があり完璧主義な面を持つ女性のようだ。「明らかに外国人観光客とわかる私がヨーロッパにいると、英語を話しても理解してくれる人がいる。英語が得意ではないヨーロッパの人々は多いので、レベルは同じようなもの。一番フレンドリーな国は、オランダだった」と実体験に基づいた感想を述べた。
続けて、「遊びに行くと、ヨーロッパとは全く状況が違うのが日本!」と恰奇さんは訴え、「同じアジア人なので、見ただけでは外国人だと分からない場合がほとんど。なので日本語で声をかけられるパターンが多く、いつも私は微笑みながら話を聞く。聞き終わった後気まずい感じで、日本人ではないと伝えている」そうだ。
そして恰奇さんが日本に来る度に感じるのが、「日本は観光客に優しい国」だということ。「中国語に近い漢字表記があるし、日本語が話せなくても問題無し。初海外旅行は、日本がお薦め!」と台湾の人々に心地良さをアピールしている。また恰奇さんいわく、「日本の街中では中国語が話せる人によく出会う」とのこと。「話ができなくても、筆談して何とかなるケースも多い。ただ注意すべき点は、日本語ができないままで日本に行くのは良いが、英語は使わない方がいい。英語で会話を持ちかけると、大変なことになる!」とアドバイスした。“日本人は英語ができない”と思っている恰奇さんは、通じるつもりで日本人相手に英語を使うのは無駄。逆にややこしくなる、とイメージしているのである。逆に話がしたくない時に英語を使えば、大抵の日本人は逃げていく……というのが、恰奇さんの経験談だ。
だが銀座のアップルストアで流暢な英語を話す店員に会い、赤っ恥をかいたという恰奇さん。自分よりかなりレベルの高い英語で話をされ、ぎょっとしたそうだ。観光客をもてなすホスピタリティ精神はあっても、英語はできないというのが恰奇さんが抱いている日本人像だが、台湾の人々の多くが同じ思いなのかもしれない。最近の台湾の若者は英語OK、という層が多いだろう。恰奇さんが感じているように、英語が通じなくても世界各国へ旅する日本人は、ある意味大胆で冒険好きな国民性だと言えるのだろうか!?