Quantcast
Channel: Tommy's Express ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 32610

日本人の笑顔撮り続けた台湾人写真家の本が台湾で人気「いずれ日本でも出版を」:台湾

$
0
0


日本人の笑顔撮り続けた台湾人写真家の本が台湾で人気「いずれ日本でも出版を」

 
東日本大震災の被災地を支援するため、日本中を巡り、日本人の笑顔を撮り続けた台湾人写真家、鍾一健(しょう・いちけん)さん(33)が台湾に戻った後、活動内容をまとめた本『我的世界在路上』を出版した。台湾では、被災者と交流したエピソードなどを紹介する講演もしており、「将来は日本でも本を出版したり、講演したりしたい」と話している。

 鍾さんは6年前に台湾で会社員を辞め、写真家として活動。平成23年の東日本大震災後、「日本中の笑顔を撮影して被災者を励ましたい」と考え、昨年4月に来日。東北から九州まで約3カ月かけてヒッチハイクしながら巡り、日本人の笑顔の写真を1000枚以上撮影。同7月には仙台市で写真展も開いた。

 その後台湾に戻り、日本での活動を本にまとめて今年7月に出版。現段階では日本で販売される予定はないが、鍾さんは「いずれは日本でも出版したい」と意気込む。

 現在は、台湾各地のカフェや学校などで、活動内容を伝える講演活動を展開。日本滞在中、宮城県でヒッチハイクに応じてくれた被災者の夫妻が、車に乗せて被災地の海岸沿いを案内してくれたり、家に泊めてくれたりしたエピソードなども紹介している。

 夫妻とは仙台の写真展で再会し、「私たちに希望を与えてくれました。これからも応援しています」などと書かれた直筆の手紙を受け取ったという。

 台湾での講演は50回を超え、出版した本も約1万部が売れた。鍾さんは「いつも日本のことを考えている。また日本に戻り、被災者の笑顔を取り戻す活動をしたい」と話している。

飲食大手の王品、問題ラード使用で返金発表

飲食チェーン大手の王品(Wowprime)は21日記者会見を開き、傘下の4ブランドのレストランで飼料用油が混入したラードが使用されたとし、消費者に謝罪し、返金処理を行うと発表した。販売期間は今年2月1日から9月11日で、「王品(Wang Steak)」のコーンスープ、「西堤(TASTY)」と和風料理「陶板屋」のステーキ、「芸奇新日本料理(ikki)」の鮭フレーク丼の4品目。当該商品のレシート持参で10月27日から11月30日まで返金を受け付ける。

海外駐在員に人気の国・地域 台湾は世界第8位

イギリスの金融大手HSBCが22日公表した、海外駐在員に人気の国・地域に関する調査で、台湾は世界8位にランクインしたことが分かった。上位3位はスイス、シンガポール、中国大陸だった。

この調査は35~54歳の駐在員を中心に行われ、9300人から駐在国・地域での生活の質や子供の教育環境、財務状況などについて回答を得た。上位3位と台湾のほかに、ドイツ、バーレーン、ニュージーランド、タイ、インド、香港なども魅力的な駐在先とされた。

台湾は人情味にあふれている点が高く評価され、4分の3の駐在員が職場で歓迎されていると思うと答えた。一方で、独特の“職場文化”になじめないと回答した人もいたという。

スイスはトップになった理由として安定した経済と良質な生活、高い給与が挙げられ、現地駐在員の4分の1が年収20万米ドル(約2150万円)を超えているという。

また、アジア地域での平均年収は12万ドル(約1280万円)だった。スイスには及ばないものの、世界平均の9万2000ドル(約980万円)より高く、人気の駐在先となっている。シンガポールは生活面で高評価だった。

台湾映画「あの頃~」の純愛はどこへ? 原作者の浮気発覚


台湾で2011年に公開され大ヒットした青春映画「あの頃、君を追いかけた」の原作者・監督として知られるギデンズ・コー(九把刀)さんの浮気が発覚した。「あの頃~」はコーさん自身の高校時代の体験を基にした自伝的作品で、主人公の優等生女子への一途な愛が多くの共感を呼んでいただけに、ファンに大きな衝撃を与えることとなった。

週刊誌「壱週刊」の最新号は、コーさんが女性とラブホテルに入る様子を写した写真を掲載。コーさんは22日午後、緊急の記者会見を開き、「写真の女性は交際中の女性ではない」などと述べ、浮気の事実を認めた。

コーさんは、交際中の女性に対して「きちんと説明する」とした上で、「これからも交際相手でいてほしい」との考えを明かした。

「あの頃~」の出演者をめぐっては、今年に入り相次いでスキャンダルが発覚している。6月には、結婚したばかりのフー・チアウェイ(胡家[王韋]/弯弯)さんの不倫が週刊誌に暴露されたほか、8月には主演のクー・チェンドン(柯震東)さんが、中国大陸・北京で違法な薬物を使用したとして公安当局に一時身柄を拘束された。

アジアのベストレストラン、台湾のディンタイフォンが第6位

米グルメサイト「デイリー・ミール」がこのほど公表した2014年度の「アジアのベストレストラン101」で、台湾の小籠包(ショーロンポー)専門店「ディンタイフォン」(鼎泰豊)が第6位となったことが分かった。1位は東京のすし店、すきやばし次郎だった。

このランキングは、アジアの様々なレストランを料理や値段、サービスなどの面から総合的に評価し格付けしたもの。昨年1位だったディンタイフォンは順位を落としたが、台湾勢では首位の座を保った。

台湾からはこのほか、鼎恩創意料理(42位)、楽沐(43位)、Osteria by Angie(61位)、La Cocotte(73位)、七十二牛肉麺(79位)の5店もランクインした。一方、昨年ランキングに入った「度小月」、「肯愛非零」などは圏外となった。

元西武ミンチェ所属のラミゴ、2年ぶりV王手

台湾プロ野球の年間王者を決める「台湾シリーズ」は21日、新北市の新荘球場で第3戦が行われ、ラミゴが中信兄弟を8-2で破り、3連勝で2012年以来2年ぶり3回目の優勝に王手をかけた。

ラミゴはこの日も自慢の打線が爆発し、7回を終えた時点でリードを7点に広げた。投手陣では、先発した林柏佑などの4人が登板し、ほぼ完璧なリレーで相手を5安打2得点に抑えた。

一方、中信兄弟の林威助(元阪神)は9回に代打で出場し、1安打1打点だった。

台湾シリーズ第4戦は22日、台中インターコンチネンタル球場で行われ、ラミゴから元西武のミンチェ(許銘傑)が、中信兄弟からはプロ3年目の林イク清が先発する予定。(イク=火へんに日の下に立)

自転車盗難被害? 日本人観光客、トラブル解決の台湾警察に感謝

台北郊外の刊行名所、淡水(新北市)で今月17日、サイクリングを楽しんでいた日本人観光客の親子が、トラブルに遭遇したものの、地元警察の尽力で無事解決する出来事があった。台湾の複数メディアが伝えている。

この日、台北メトロ(MRT)淡水駅付近のレンタサイクル店で自転車を借り、淡水河沿いの景色を楽しんでいた日本人親子は、漁人埠頭(フィッシャーマンズワーフ)で写真を撮っていた際、自転車がなくなっていることに気がついたという。

盗難に遭ったと考えた親子が、近くの交番に届け出たところ、約5時間後の午後10時ごろになって漁人埠頭に自転車がとめられているのが確認された。警察側では、同じ形の自転車が多いレンタサイクルだったことから、誰かが乗り間違えたのではないかとみている。

自転車が見つかったという知らせに、日本人親子はほっと胸をなでおろした様子で、しきりに感謝の言葉を繰り返してその場を後にしたという。

行政院食品安全オフィス、22日に始動

食の安全をさらに守るために設けられた、「行政院食品安全オフィス」が22日に正式に始動した。このオフィスは、「行政院食品薬品安全会議」の下にあり、衛生福利部食品薬物管理署リスク管理部門の責任者が代理主任を兼務、内政部、財政部、経済部、法務部、農業委員会などの各部会から合わせて20人から25人を集めている。

その下には、調査摘発、情報プラットホーム、管理と協調、応変と意思疎通の四つの部門が設けられ、食品の安全確保に当たっている。かつてジュースなどへの可塑剤添加事件を摘発した、台湾高等裁判所検察署の曾俊哲・検察官もメンバーに加わり、法律面でサポートしている。

22日に正式に衛生福利部の部長に就任した、同部の蒋丙煌・前政務委員は、食品安全オフィスの任務について、「『食品安全オフィス』はその前身である、『食品安全推進チーム』の業務を受け継ぎ、地方の衛生機関の関係者は第一線で調査などを行い、食品安全オフィスは、各省庁の統合、協調などの指揮本部の役割を果たす。このような枠組みを通じて、国民の食品の安全がさらに守られるよう努力する。」と説明した。

なお、馬英九・総統は、先ごろ開催された、国家安全会議で、国家安全局、警政署、調査局、および軍部の力を結集して「食品安全早期警戒会議」を組織、粗悪な食品の摘発を強化するよう指示した。「食品安全早期警戒会議」と「行政院食品安全オフィス」との違いについて、蒋丙煌・部長は、「食品安全早期警戒会議」と「食品安全オフィス」は平行した、パートナーの関係、「早期警戒会議」は、自発的に各種の情報を収集、両者が助け合い、食品安全事件の再発を防ぐと説明。

台湾に住む留学生 好きな料理1位は「小籠包」

高等教育国際合作基金会などが行った調査で、台湾に住む留学生が最も好きな台湾料理は「小籠包」(ショーロンポー)であることが分かった。

この調査は同基金会などが留学生を対象に行ったもの。有効回答数は1602だった。好きな台湾料理に関する質問には「小籠包」以外に「牛肉麺」と「葱油餅」などの回答もみられた。

観光地については台湾最大の湖である日月潭(南投県)が人気で、海岸リゾートの墾丁(屏東県)、台北などが上位にランクインした。

20日に教育部、外交部などが行ったイベントで、中米エルサルバドルからの留学生は、花蓮と南投の県境にある合歓山を登山中、親切な台湾の人が山の上まで送り届けてくれた経験を語り、台湾で最も美しいのは「人の優しさ」だと絶賛した。

また、当初は中国大陸で中国語を学んでいたが、台湾の美しさを耳にして同地への留学を決めたというスペインからの留学生も、花蓮沿岸の絶景など、台湾の魅力を語った。

教育部の統計によれば、2013年の留学生数は約7万8000人に上るという。

エボラ対策で欧州、中東からの旅行者に健康カード記入要請へ

衛生福利部(衛福部)は、エボラ出血熱への対応を強化するため、21日から欧州や中東から台湾に入境する旅行者に対し、最長潜伏期間とされる21日以内に流行地域を訪問したかどうかを調べる健康カードへの記入を求めている。

流行地域とされるのは、ギニア、リベリア、シエラレオネなど。衛福部ではこのほかに体温チェックを強化するとしている。また、内政部の出入国及び移民署でも必要に応じて衛福部疾病管制署の職員に通知した上で、渡航歴を調査する方針を固めている。

9月の失業率、過去14ヶ月来の最低に

9月の失業率が過去14ヶ月来の最低である、3.96%に改善された。行政院主計総処は22日、今年9月の失業率は、前月に比べて0.12ポイント低下する、3.96%に改善されたと発表した。改善幅は、過去3年来最大だった。その主な原因は、夏休みが終わり、アルバイトをする学生が職場から離れたこと。一方、今年1月から9月までの失業率は平均で3.99%で、これも過去6年来の同じ時期の最低となった。

主計総処は、経済が続けて好転し、国際情勢にも大きな変化がない場合、今年通年の失業率は4%台を割り込む可能性があるとしている。

若い世代と高学歴者の失業状況を見てみると、20歳から24歳までの失業率は13.69%で、8月より0.33ポイント改善され、大学と大卒以上の学歴を持つ人の失業率は、5.13%で0.20ポイント改善された。

台湾のドキュメンタリーが「日本賞」初受賞 教育番組の国際コンクール

世界の優れた教育コンテンツを表彰する「第41回日本賞」で、台湾の大愛衛星テレビ(台北市)が製作したドキュメンタリー番組「障害を抱きしめて」(我和我的不完美)が「青少年向けカテゴリー最優秀賞(外務大臣賞)」に輝いた。台湾作品の日本賞受賞は今回が初めて。

今年の日本賞には62カ国・地域の206機関から320件の作品と企画がエントリーした。脳性まひの少年が父親とともに困難を乗り越えて高校に通い、大学を受験する姿を克明に描いた「障害を抱きしめて」は、12~17歳までの青少年の教育に役立つ最も優秀なコンテンツとして選ばれた。

大愛テレビは同作品について、テレビやインターネットを通じて視聴されるなど、地域や学校で青少年の相互学習などに一役買っており、深い教育的意義があると話している。

大立光、台中市の新工場用地を取得[IT]

光学デバイス大手の大立光電(ラーガン)と台中市政府は21日、同市精密機械園区内の土地4.55ヘクタールの権利移転契約を締結した。同社はかねて希望していた新工場向け用地の取得が実現し、建設計画を正式に進める。

権利移転契約と大立光との投資覚書(MOU)の署名式には、同社の林恩平執行長と台中市の蔡炳坤副市長、経済部の沈栄津次長が出席。林執行長は、新工場の建設に200億台湾元(約700億円)を投資し、2016年にも新工場を稼働する方針を表明した。新工場ではスマートフォンや医療機器、自動車向けレンズを生産する計画。

台中市経済発展局は、大立光の新工場が台湾の総生産額に与える効果が約180億元に上ると予測している。蔡副市長は「精密機械は台中市の最も重要な産業だ。大立光の投資を歓迎する」と述べた。

沈・経済部次長は、大立光の用地取得に協力した台中市に感謝の意を示した。同社の新工場建設は、海外に進出した企業が再び台湾に投資する「回帰投資」の目玉の1つとされてきたが、用地の手当てに難航していた。

国発会、対岸との関係の重要性を強調

国家発展委員会の管中閔・主任委員が22日、地域経済統合に参加するにはまず、中国大陸との関係を安定させる必要があると指摘した。管中閔・主任委員は22日、立法院司法および法制委員会での答弁で、国際的な戦略を講じる際、まず、中国大陸との関係の安定を図ってから初めて諸外国と連携する機会に恵まれることができると述べ、中国大陸との間で矛盾が生じれば、台湾による地域経済統合への参加、および諸外国との経済協定の二者間交渉もその影響を受けるとの見方を示した。

管中閔・主任委員は、「いかにして中国大陸との関係を安定させ、われわれの国際社会における経済貿易ネットワークを拡大するかが非常に重要だ。われわれはこの目標を目指して努力している。」と述べた。

台湾の有名レストランで子どもに排尿させた母親、中国本土客ではなく台湾人だった

台湾の有名レストラン「鼎泰豊」の台北101店内で「中国本土客が子どもに排尿させた」と台湾のテレビ局が報じ、大きな反響を呼んでいたが、実はこの人物は台湾人だったことが分かった。20日付で観察者網が伝えた。

台湾の中視テレビが先日、「鼎泰豊」の台北101店内で中国本土客が子どもに排尿させ、尿が飛び散ったテーブルの上の料理を母親が店側に無料で交換するよう求めたと報じた。このニュースに中台ネットユーザーが大きく反応していたが、中視テレビが20日夜になり、「調べを進めたところ、子どもに排尿させたのは台湾人であることが分かった」と報じた。

報道によると、母親は「排尿させていたわけではない。子どもの身だしなみを整えていただけだ」と否定。電話取材に対し、「それが排尿だったのかどうか、今となってはどれほどの違いがあるのか」と問い返してきたという。最初に「中国本土客が子どもに排尿させた」として、中視テレビのウェブサイトに動画ニュースとして掲載されていたが、すでに削除されている。

レストランの食卓で子どもにおしっこさせる中国人?!調べると意外な事実が…

2014年10月20日、台湾・中時電子報は記事「中国本土の子どもがまたまたおしっこ?実は台湾のお子さんでした」を掲載した。

先日、話題となったのが中国人観光客のあまりにもひどいマナー違反だ。有名レストラン・ディンタイフォン(鼎泰豊)台北101店でのこと。中国本土から旅行にきた子連れの夫婦がペットボトルを持ち出し、食卓で子どもにおしっこをさせるという事件があった。

あまりにひどすぎると話題になったが、再び同様の事件が発覚した。20日、台北101のフードコートでの話。ペットボトルにおしっこをさせる夫婦の姿が目撃された。新聞でも取り上げられ、やはり中国人のマナーはひどすぎる!公共心ゼロ!と話題になったが、その後意外な展開が待っていた。

写真から夫婦の身元が特定されたのだが、実は中国人ではなく台湾人だったのだ。記事は台湾人は中国人観光客を笑いものにする前に自分の身が潔白かどうか気にしたほうが良さそうだと皮肉っている。

大愛電視、日本賞を受賞

台湾の慈善団体、慈済基金会に所属する、非営利事業、大愛電視(DaAi TV)のコンテンツが日本放送協会(NHK)主催の教育コンテンツ国際コンクール、「日本賞」を受賞した。

2014年日本賞の受賞作品リストが21日、発表された。大愛電視が制作した『我和我的不完美(障害を抱きしめて)』が、強豪のイスラエル、コロンビア、チェコスロバキア、オーストラリア、フランス、ドイツなどの国々を破り、青少年向けカテゴリー最優秀賞(外務大臣賞)に選ばれた。

青少年向けカテゴリー最優秀賞は12歳から17歳までの青少年の教育に役立つ最も優秀なコンテンツに贈られる賞。台湾の作品が日本賞で受賞したのは初めて。今年の日本賞は、世界62の国と地域の206の機関から320の作品が出品された。

大愛電視の作品、『障害を抱きしめて』は、脳性まひの林彦良さんのストーリーを描いたもの。林さんは小さいころから、一般の子どもたちのように歩くことができない。林さんはほかの子どもたちと同じように歩いたり、跳躍したりしたくて、一生懸命リハビリを行っている。しかし、年をとるにつれて林さんはこの夢を実現するのが簡単ではないことが分かった。

お父さんに励まされて林さんは自分の不完全さと障害を素直に受け入れて、高校、大学へと進学し、自分の人生に向き合うようになった。大愛電視は、このコンテンツの各地での放送を通じて、子どもらに、互いに習い、励ましあうことの重要性を伝えようとしている。

台湾の新竹と日本の有馬、温泉で交流

日本の兵庫県神戸市の著名な温泉、有馬温泉の業者が台湾北西部の新竹県との観光などの交流を強化するため、27日から台湾を訪問する。新竹県の邱鏡淳・県長は先ごろ、神戸市の有馬玩具博物館の創設者、金井啓修さんと、双方の文化、観光、温泉などの交流を強化するで合意したため、日本で古くからの歴史のある温泉、日本三古湯の一つに数えられる、有馬温泉の業者一行は、27日から29日にかけて新竹県を訪問、29日午後には新竹県政府で今後の協力、交流に向けて覚書に調印する。

有馬温泉からベテランの女将が新竹を訪問し、交流するほか、有馬温泉のグルメ「有馬焼(お好み焼きのイカ焼)」の職人も新竹県の内湾で一ヶ月滞在し、日本のグルメを振る舞う。

邱鏡淳・県長は、有馬温泉が新竹県の温泉リゾート地の尖石郷と環境や地理がよく似ており、サービスやイベントなどの面で学ぶことが多いとして、今後も現地との交流を拡大していく方針を示した。

秋田の食材を売り込め、台北で初の商談会

 秋田県商工会連合会は21日、台湾の飲食店経営者、食材卸売業者らを対象とした県の食材関係10社合同による商談会を台北市で開催した。秋田県の企業が集まり、台北市で食材商談会を開催するのは初めて。

 由利本荘市でプラム(西洋すもも)を原料としたワインを生産する岩城は、白ワインの「高城」と赤ワインの「天鷺」などを紹介。同社の菅家清進さんは、「秋田は米どころの印象が強く、自家栽培のフルーツでワインを生産していることはほとんど知られていない。白と赤のどちらも香り高く、女性にも飲みやすいはず」と話した。

 名物のきりたんぽを扱う郷土料理いしかわ(五城目町)は、長時間煮込んでも煮崩れしない「ミニっ子たんぽ」を開発。商談会では台湾産の地鶏を添えて売り込んだ。同製品は特許を取得し、県のコンクールでも奨励賞を受賞した自信作という。同社の石川大作さんは「地元産あきたこまちのうま味が凝縮され、スープが染み込みやすく小籠包のような食感が楽しめる。秋田料理としてだけでなく、台湾料理の新たな食材としても関心を持ってもらえれば」と期待感を示した。

 日本三大うどんの一つとして知られる、稲庭うどんの製造を手掛ける稲庭宝泉堂(湯沢市)は、手延べ製法によって少量生産する高級うどんにこだわる。同社の越康秀営業課長は、「違いがわかる顧客を1人でも多く発掘していきたい」と話した。台湾ではファストフードのうどんチェーンが店舗を広範囲で展開しており、うどんの知名度は高い。会場では、食感の違いに驚いた来場者が熱心に質問を浴びせる姿もみられた。
 現在、11月上旬までの期間限定で秋田空港、山形空港、青森空港と台湾桃園国際空港を結ぶ中華航空のプログラムチャーター便が運航中。連合会の竹田信行・経営支援課長は「特産品の売り込みと同時に、台湾の航空会社に対し秋田空港への直行便乗り入れを要望している。秋田と台湾の距離を縮めるため、あらゆる角度から働きかけていきたい」と話した。

中国、岩礁埋め立て 南沙最大 台湾紙報道「戦闘機滑走路やミサイル配備も」

中国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で、ベトナムなどと領有権を争う岩礁ファイアリークロス(同・永暑)礁を埋め立て、面積が同諸島で最大になっていると、21日付の台湾各紙が報じた。

 中国メディアの情報として伝えた。中国は今年6月ごろから正式に埋め立てを開始。面積はすでに0・9平方キロを超え、台湾が実効支配している同諸島で最大だった太平島(約0・4平方キロ)の約2倍に達したという。

 同礁は、水深の浅い暗礁部分が太平島の8倍近くあり、埋め立て面積はさらに2倍程度、拡充されるとみられる。

 同礁は中国の軍事拠点で、4000トン級の船舶が停泊できる埠頭(ふとう)やヘリパッドがあり、海軍陸戦隊(海兵隊)約200人が駐留している。

 報道は今後、戦闘機が離着陸できる滑走路の建設や対空ミサイルの配備、埠頭の拡充が進み、「南シナ海防空識別圏」が設定される可能性があるとの軍事専門家の見方を伝えている。

 台湾では今月15日、情報機関トップが、中国が同諸島の岩礁5カ所を埋め立てているとして「懸念」を表明している。

大陸当局が「干す」よう指示した 「民主派支持」の芸能人リスト 「金城武」の名前も=香港メディア

 新浪香港は、中国当局が20日までに、香港の民主化要求運動を支持しているとして、芸能人29人を「推薦しない」とする指示したと報じた。「推薦しない」は事実上、テレビ番組など新たな制作や、これまでに出演した作品の放送をしないなどの「特定の芸能人を干す」命令と言ってよい。日本人の父と台湾人の母の間に生まれ、中華圏でも人気の高い金城武さんも「推薦しない」リストに含まれているという。

 新浪香港は、中国当局が20日までに、香港の民主化要求運動を支持しているとして、芸能人29人を「推薦しない」とする指示したと報じた。「推薦しない」は事実上、テレビ番組など新たな制作や、これまでに出演した作品の放送をしないなどの「特定の芸能人を干す」命令と言ってよい。日本人の父と台湾人の母の間に生まれ、中華圏でも人気の高い金城武さんも「推薦しない」リストに含まれているという。

 香港では、2017年に実施される行政長官(首長)の選出は、西側国家並みの民主的選挙によるべきだとする考えの人が、市街地の占拠活動などを続けている。中国側は、大陸側と協調路線を取る人だけを立候補者にできる「事前推薦制度」の導入を表明しており、民主化要求を非難し続けている。

 新浪香港は、リストに含まれている劉徳華(アンディ・ラウ)、梁朝偉(トニー・レオン)、周潤発(チョウ・ユンファ)さんらは、市街地占拠を支持したことは一切なく「暴力的な対応に反対しているだけ」と指摘。「さらに理解に苦しむのは、李安(アン・リー)さんと日台混血の金城武さんは、発言を全くしていないのに、リストに入れられた」と、中国当局の対応に疑問を示した。

 また、黄秋生(アンソニー・ウォン)も当初は運動を支持していたが、「撤退すべき時に前に出ようとすると、よいも悪いも失ってしまう」などと、最近は“戦略的撤退”を唱え、占拠継続の支持はしていないという。

 「干すリスト」に入れられた芸能人は以下の通り。いずれも、台湾、香港系の芸能人だ(敬称略)。

 劉徳華、梁朝偉、周潤発、黄秋生、黄耀明(アンソニー・ウォン)、黄貫中(ポール・ウォン)、トウ紫棋(タン・チーケイ)、陳妍希(ミシェル・チェン)、張家輝(ニック・チョン)、李安、何韻詩(デニス・ホー)、蘇永康(ウィリアム・ソー)、鄭中基(ロナルド・チェン)、杜ブン沢(チャップマン・トウ)、鄭秀文(サミー・チェン)、阿信(アシン)、九把刀(ギデンズ・コー)、張懸(チャン・シュエン)、謝安?(ケイ・ツェ)、欧錦棠(ステファン・オウ)、葉蘊儀(グロリア・イップ)、トウ萃モン(シェレン・タン)、張敬軒(ヒンズ・チャン)、金城武、林夕(アルバート・リュン)、甄ニィ(ジェニー・ツェン)、郭富城(アーロン・クオック)、梁詠?(ジジ・リョン)、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)。(「トウ」は「登」におおざと、「ブン」はさんずいに「文」、「モン」は雨かんむりに「文」、「ニィ」は女ヘンに「尼」)

**********

◆解説◆
 同記事を掲載した新浪香港は、中国大陸(上海)に本社を置き、ポータル・サイト運営などを行う新浪公司が香港向けに設立したポータルサイト。大陸系サイトが、自国当局が極めて神経質になっている問題について、当局批判と読める記事を掲載したことが注目される。






Viewing all articles
Browse latest Browse all 32610

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>