エバー航空、美人客室乗務員カレンダーが大好評
台湾の航空会社・エバー航空(長栄航空)の客室乗務員が企画・撮影したカレンダーが、4年連続で販売されている。台湾・聯合新聞網の報道を引用し、中国新聞網が伝えた。
2015年版の「我在這里(I AM HERE)」をテーマとするカレンダーは、これまでの専門的なカメラによる撮影とは異なっている。プリントされている美しい写真の数々は、すべて携帯電話で撮影された。
中国人観光客増加
円安が訪日を後押し、中国人観光客の1~9月は前年同期比8割増 国・地域別最多は台湾、2位は韓国
日本の政府観光局が22日に発表した統計によると、今年1~9月の訪日外国人客数は前年同期比約200万人増の973万7300人に上った。日中関係は依然として冷え込んだままだが、中国人観光客も同79.8%増と大幅に増えている。23日付で環球網が伝えた。
日本政府は2020年までに年間の訪日外国人客数を2000万人に増やす目標を掲げ、観光立国の実現に向けた「アクション・プログラム」を6月に改定した。昨今の円安のほか、富士山の世界文化遺産登録や2020年の東京五輪開催決定により日本への注目度が高まる中、格安航空会社(LCC)の新路線開通や羽田空港の国際線増便も訪日客を増やす好材料となっている。9月の訪日客数は同26.8%増の109万9100人と7カ月連続で100万を突破した。
国・地域別では台湾が同27.0%増の212万900人で最も多かった。韓国が同2.7%増の199万5800人で2位、中国本土が178万8600人で3位だった。中国人訪日客は釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題による関係悪化により1度は激減したものの、昨年9月以降は13カ月連続で過去最多記録を更新している。
ハンガリーとのワーホリ協定、来年1月発効
ハンガリーは、中央ヨーロッパの国としては初めて、中華民国台湾とワーキングホリデー協定を結ぶ国となった。ハンガリー貿易弁事処のLevente Szekely代表(右から2人め)は、国家図書館で7月28日に行われたハンガリーの伝統音楽資料・CDの寄贈式典で、夫人とともにハンガリーの伝統音楽とダンスを披露した。
三井住友信託銀、台湾金融大手と業務提携
三井住友信託銀行が台湾金融大手の中国信託金融ホールディングとの間で、取引先企業の相互紹介や協調融資などを柱に業務提携することが23日、分かった。中国信託金融傘下の中国信託商業銀行は中国本土やベトナムなど台湾外に約100拠点を展開。三井住友信託銀はこうした豊富な拠点網を活用し、取引先のアジア進出支援を加速する。
台湾とハンガリーとのワーキングホリデー協定が、来年1月から発効
ハンガリーの中華民国駐在大使に相当する、ハンガリー貿易弁事処のLevente Szekely代表は22日、台北で行われた、同国の独立記念日の祝賀パーティーであいさつした際、ハンガリー議会は21日、台湾とのワーキングホリデー協定を承認したことを明らかにすると共に、この協定は来年1月にも発効するとしている。
台湾は、今年2月にハンガリーとワーキングホリデー協定を締結した。ハンガリーは中華民国台湾とワーキングホリデー協定を結ぶ初めての中央ヨーロッパの国となるが、ヨーロッパでは、ドイツ、イギリス、アイルランド、ベルギーに次いで、中華民国と同協定を締結した5番目の国、世界では10番目の国となる。この協定が発効した後、双方は毎年、相手国の100人に一年間有効のワーキングホリデービザを発給する。適用対象は18歳から35歳までの青年。
台湾4G利用者数、170万人到達
国家通訊伝播委員会(NCC)の虞孝成・副主任委員は22日、台湾の第4世代高速通信(4G)サービス利用者数が170万人に達したことを明らかにした。8月末時点では68万人で、2カ月足らずで100万人以上増えており、NCCは「予想以上の伸び」としている。利用者数の急増に対応するため、NCCは中華電信に対し、同社の900MHz帯を4Gサービスに使用することを認めた。
TPK、3Qは純損失2.4億元[IT]
タッチパネル台湾最大手の宸鴻光電科技(TPK)が23日に発表した第3四半期の連結決算は、純損益が2億4,100万台湾元(約8億4,900万円)の赤字だった。前期は3億2,300万元の黒字。一部製品の設備稼働率が下がり、粗利益が減ったことなどが響いた。
第3四半期の売上高は前期比6.2%増加。ハイエンドのスマートフォンやタブレット端末、ノートPCの需要が旺盛だった。ただ、一部顧客の新製品の投入が遅れたことで設備稼働率が低下し、粗利益は20.8%減少。粗利率は前期の8.9%から6.6%に下がった。営業費用の抑制に努めたものの、粗利益の減少を受け、本業のもうけを示す営業損益は前期の9,800万元の黒字から3億1,300万元の赤字に転落した。営業外損益は、為替差益などを計上し、3,000万元の黒字だった。
同日付聯合報によると、TPKの孫大明総経理は今後について「新技術の歩留まりが改善することなどから、第4四半期、通年ともに黒字化する」と予測。来年第1四半期も、「例年の閑散期だが需要は強い」と楽観的な見方を示した。
モンキーズが4勝1敗で台湾一に(台湾シリーズ)
台湾プロ野球の台湾シリーズ(7戦4勝制)は、23日、台湾中部・台中市の台中インターコンチネンタル球場で第5戦が行われ、ここまで3勝1敗として、年間王者に王手をかけていたラミゴ・モンキーズ(前期優勝)が、中信兄弟(後期優勝)を8-3で下し、台湾一に輝いた。モンキーズは2012年以来2年ぶり2度目、前身のラニュー・ベアーズ時代を含めると3度目の年間王者。
試合は1回ウラ、中信兄弟が親指から出血し、制球の定まらないモンキーズ先発、タルボット投手を攻め3点先攻。一方のモンキーズは5回表、長短打4本を集め4点をあげて逆転した。モンキーズは9回表にも、ラッキーな当たりや中信兄弟のエラーなどでダメ押しとなる4点をあげ、8-3と突き放した。9回裏は、8回から登板した抑えのメヒア投手が三者凡退に抑え、逃げ切った。
台湾シリーズのMVPには、5試合通算18打数7安打5打点、守備でも内外野を守ってチームに貢献したモンキーズの余徳龍・選手が受賞した。
今年の台湾シリーズ5試合の観客動員数は7万9774人で、5試合目までの観客動員数として、過去最高記録を更新した。
台湾のヒット映画、日本で相次ぎ公開 盛んな文化交流
台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表(大使)は22日、日台の映画関係者を招いた代表処主催の交流レセプションで、複数の台湾映画が日本でまもなく公開されることに触れ、これは東京国際映画祭の見本市「TIFFCOM」に出展してきた成果で、台湾発の映画が日本人に受け入れられるようになった証だと喜びを語った。
11月から来年1月にかけて日本で上映されるのは、宴席で腕を振るう出張料理人を描いた「祝宴!シェフ」(総舗師)やドキュメンタリーの「天空からの招待状」(看見台湾)、野球映画「KANO~1931 海の向こうの甲子園~」(KANO)など。
映画祭の椎名保ディレクター・ジェネラルは約150人が出席したこの催しで、「TIFFCOM」への出展企業のうち、台湾からの参加が最も多く、日台の文化交流強化を望むと挨拶した。
また、イケメン俳優のラン・ジェンロン(藍正龍)は台湾ドラマ「ショコラ」で共演した長澤まさみのほかに、自分が憧れている木村拓哉など、多くの日本の芸能人と仕事したいと述べた。
第27回東京国際映画祭は23~31日に行われ、同級生殺害事件の真相を探る台湾映画「共犯」(チャン・ロンジー監督)も上映作品として選出されている。
熱戦続く台湾シリーズ、史上最多の観客動員数を記録
台湾のプロ野球リーグ、「中華職業棒球大連盟」(CPBL)は22日、18日に開幕した台湾シリーズ(7回戦制)の観客動員数が、第4戦までの4試合で計6万4715人を記録、過去最多を更新したと発表した。
台湾プロ野球の年間王者を決める同シリーズは1990年に初めて開催され、4試合目までの観客動員は2008年の6万325人が最多だった。
今年の台湾シリーズは、共に根強い人気のあるラミゴと中信兄弟が出場。22日に台中インターコンチネンタル球場で行われた第4戦では、3連敗で崖っ縁に立たされた中信兄弟が3-1で勝ち、一矢を報いた。
総統「九二共識は台湾大多数の人の共通認識」
馬英九・総統が、「92年コンセンサス(九二共識)」は台湾の大多数の人の共通認識だと述べた。
馬・総統は23日午前、アメリカのシンクタンク、「全米外交政策委員会(NCAFP)」訪問団一行の表敬訪問を受けた。席上、馬・総統は、両岸関係の発展について「両岸関係を発展させるためには、双方が同時に『92年コンセンサス』に立ち返らなければならない。この6年間あまり、私の主張が正しく、試練にも耐えうることが証明された。『92年コンセンサス』、『一つの中国、それぞれの立場表明』という主張は、われわれが政策を推し進める際の根拠であり、台湾の多数の人たちの共通認識にもなっている。」と強調した。
馬・総統はまた、「総統就任後、両岸関係の改善に尽し、『92年コンセンサス』の基礎のもと、中華民国台湾と中国大陸は、21項目の協定を締結し、両岸サービス貿易協定、両岸物品貿易協定、投資保障協定、紛争解決メカニズムなどを推し進めてきた。さらに今年は、2月と6月に、両岸事務を主管する高官の相互訪問が実現した。これは歴史的に極めて大きな意義をもつ。」と述べた。
馬・総統は、台湾とアメリカの政府高官の相互信頼関係回復への取り組みにも言及し、アメリカ環境保護庁長官ジーナ・マッカーシー(Gina McCarthy)氏は、過去14年来、台湾を訪れたアメリカの政府高官の中で最も位の高い閣僚だと紹介。台湾・アメリカ貿易及び投資枠組み協定(TIFA)の対話が再開されただけでなく、具体的な成果もあげている、と喜んだ。現段階の目標は、アメリカとの二者間投資協定(BIA)の締結に向けての交渉だという。
なお、西アフリカで感染を拡大している、エボラ出血熱について、馬・総統は、政府は、国際標準に則した、個人用の防護装備を10万セット寄付したほか、その被害を受けた国々が難関を乗り越えられるよう協力するため、100万米ドルを寄付したと明らかにした。
九博で台湾故宮の人気文物「人と熊」公開 くまモン並みの愛くるしさ
九州国立博物館で開催中の特別展「台北 国立故宮博物院 ―神品至宝―」で21日、目玉になっていた「肉形石」の展示終了に伴い登場する「人と熊」の公開記念セレモニーが行われ、応援に駆けつけた熊本県のキャラクター「くまモン」もその精緻さに目を奪われていた。
「人と熊」は高さわずか6センチの玉器で、まるで相撲をとっているかのような愛くるしさに見物客からは笑みがこぼれていた。くまモンも熱心に鑑賞し、九博ではぜひこの逸品を見に来てほしいと呼びかけた。公開は展示最終日の11月30日まで。
東京国立博物館(6/24~9/15)に続いて開催された同展示会は、開幕11日目となる17日には入場者が5万人を超えた。2週間限定で公開された「肉形石」を一目見ようと、1日あたり約6000人が足を運び、中には宮崎市からわざわざ飛行機で会場に訪れた参観者もみられた。
東京で、台日映画関係者交流パーティ
中華民国台湾と日本の映画・テレビ関係者による交流パーティーが22日夜、日本東京にある、中華民国の出先機関、台北駐日経済文化代表処で行われた。
日本では、今日23日から第27回東京国際映画祭(TIFF)が開幕。それに先立ち、東京国際映画祭の関連イベントで、日本及び海外の出展者と世界各国とのバイヤーとの商談の場となる、マルチコンテンツマーケット「TIFFCOM2014」が、21日から東京のお台場で行われている。
22日のパーティーには、東京国際映画祭の「ワールドフォーカス」部門の上映作品となった台湾映画、『共犯』の張栄吉・監督を含む制作チーム、台湾のテレビ局GTVのテレビドラマ『妹』で人気を集める俳優のラン・ジェンロンさんと脚本の徐誉庭さんのほか、台北文化センターの主任を兼務する駐日経済文化代表処の朱文清・顧問、そして日本を初め、世界の映画・テレビ関係者150人が出席した。
日本における中華民国大使に相当する沈斯淳・駐日代表はあいさつの中で、「中華民国台湾と日本の文化面の交流は、ますます活発になっている。映画、「祝宴!シェフ」、ドキュメンタリー映画、「空からの招待状」、そして「KANO~1931海の向こうの甲子園~」と、11月から来年の1月にかけて台湾の映画が毎月日本で上映される。このことから、台湾の映画が日本の皆さんに受け入れられつつあることが伺える、と指摘、近年、台湾がTIFFCOMに出展してきた成果だと、評価した。
ラン・ジェンロンさんは、TIFFCOMの記者会見の際、日本のフジテレビのテレビドラマ「HERO」で登場するバーのセットで記念撮影をしたという。台湾のドラマで日本の女優、長澤まさみさんとの共演経験があるラン・ジェンロンさんは、記者から今後、共演したい日本の俳優は誰かと問われ、「あこがれである木村拓哉さんはじめ、たくさんの俳優と共演したい」と答えた。
日本時代に活躍した「台湾医学衛生の父」の像、日台の絆結ぶ
日本統治時代に公衆衛生の分野で多大な貢献を果たし、「台湾医学衛生の父」と呼ばれる高木友枝氏(1858~1943年)の銅像が、氏の親族から中部にある彰化高校の図書館に無償で寄贈されることになった。その善意に感謝を伝えようと同図書館の呂興忠主任などが22日、高木氏の義理の孫、板寺慶子さん(=写真前列左2)の元を訪れた。
この銅像は、日本統治時代に活躍した台湾の代表的な彫刻家、黄土水(1895~1930年)の作品。所蔵していた高木氏の孫、板寺一太郎さんが昨年3月に亡くり、日本と台湾の美術館、博物館などから高額での購入の申し入れがあったが、妻の慶子さんが図書館への寄贈を決めたことが今年6月末までに明らかになった。
同図書館は、海外に出る機会のない子供たちに視野を広げるような経験をしてもらおうと、パソコン大手「エイサー」(Acer)の創業者、スタン・シー(施振栄)氏などの協力を得て、5年前から毎年25人の生徒を日本に派遣する活動を行ってきた。慶子さんはその教育理念に感動し、像が保存されるのに最も相応しい場所だと考えたという。
図書館の呂主任はこのような重要文化財が台湾の高校に寄贈されたことは、教師たちにとって最大の励みになると語り、銅像の展示ホールなどを建てて後世に伝えたいとしている。
行政院長、中共との漁業協定締結を希望
行政院の江宜樺・院長が、中国大陸との漁業協定の早期締結を期待している。
行政院海岸巡防署は、23日の閣議で、「排他的経済水域の重なった部分で操業した中国大陸の漁船への対策」についての報告を行った。
これによると、中国大陸の漁船が、離島の金門、馬祖付近の水域で、境界線を越えて違法な操業を行っている問題が、深刻さを増している。台湾の水域の安全に危害を与えているほか、中国大陸の漁船が使用するトロール曳網は、海底の生態を著しく破壊しているという。
海岸巡防署は、中国大陸の漁船に対する罰金を引き上げ続けているため、中国大陸の漁船は、海岸巡防署の取り締まりに対し激しく抵抗するようになり、乗船検査を拒否したり、蛇行して海岸巡防署の巡視船にぶつかってきたりしている。
江・行政院長は、「最近100隻あまりの中国大陸の漁船が、境界線を越えて金門付近で操業していることから、台湾の漁業関係者の権益が損なわれた。海岸巡防署は取り締まりを強化、各種手段を適切に使ってそれを食い止めなければならない」としている。
行政院の孫立群・スポークスマンは、江・行政院長の指示として、「両岸の漁業協定締結は、両岸の漁業と海域の秩序安定に資する。台湾の対中国大陸政策担当機関・行政院大陸委員会と行政院農業委員会は、この問題を両岸話し合いの際の議題にしてほしい。そして、協定締結前に、大陸委員会はしかるべきルートを通して、中国大陸側に対し、この問題を重視するよう促し、衝突を避けてほしい」と述べた。
江・行政院長はさらに、中華民国台湾と日本が漁業協定を結んだことで、周辺海域の操業エリアの線引き、そして漁業権の保障について、大きな効果があった。こうした過去の経験を参考にして、中国大
桃園航空城、世界各国20社と投資覚書締結
桃園エアロトロポリス(航空城)と、世界各国の企業20社との投資覚書が締結され、その投資額は台湾元305億元に達した。
台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港の所在地一帯を中心とする、大型建設プロジェクト、桃園エアロトロポリス計画は、7月末に内政部の審査を経て、現在、投資企業招致の段階に入っている。
桃園県政府は23日、台北市で投資招致の説明会を開催した。産官学の関係者を招き、桃園エアロトロポリスのメリットとビジネスチャンスを説明したほか、桃園県の呉志揚・県長は、アメリカの会員制ストア、コストコ、日本の住宅総合メーカー、大和ハウス、フランスのスポーツ用品店、デカトロン、台湾の電信業者ファーイーストーンなど、日本、アメリカ、ヨーロッパ、台湾などの大手企業20社と、投資意向書(LOI)を交わし、桃園エアロトロポリスの開発計画を全力でサポートする姿勢を示した。
呉・県長は、「今回交わされた投資意向書の投資総額は、台湾元305億元(日本円約1兆80億)を超える。今後さらに多くの投資を誘致することができ、桃園を国際都市に建設することができると信じている。」と述べ、桃園エアロトロポリスの建設に意気込みを見せた。
呉・県長はさらに、「われわれは、台湾の経済の再発展の見地から、地理的な優位性にある台湾の優勢を十分にいかしたい。そして、桃園エアロトロポリスをきっかけに、政府が推し進める、桃園及び台湾の経済モデルの転換、レベルアップという目標を達成したい。」と述べた
呉・県長は、「桃園エアロトロポリスの投資金額は台湾元5000億元を超え、30万の雇用機会を作り、台湾元7兆元の経済効果をもたらすと指摘。桃園エアロトロポリス計画は桃園にとって有利だけでなく、台湾経済の振興も牽引する。」と強調した。
ミクシィ、北米に「モンスト」投入
ミクシィ <2121> は23日、国内で大ヒットしているスマートフォン向けゲーム「モンスターストライク(モンスト)」の北米版の提供を同日から開始すると発表した。5月に始めた台湾に続く海外展開第2弾となる。年内には韓国でのサービス開始も予定している。
台湾の潜水艇建造計画、米専門家が「水兵の棺桶になるだけ」と皮肉―台湾紙
台湾紙・中国時報によると、台湾海軍が独自に潜水艇を建造する計画を打ち出したが、米ヘリテージ財団の軍事専門家がその能力に疑問を呈し、「二流の潜水艇は水兵の棺桶になるだけだ」との見解を示した。22日付で中国台湾網が伝えた。
米海軍のジョナサン・グリーナート作戦部長らが先ごろ、米国と台湾が潜水艇に関する踏み込んだ話し合いを行ったと明かしている。10月初めに開かれた米台国防工業会議の席で、台湾側が独自に潜水艇を建造する計画を表明したという。
米2049計画研究所の専門家は「台湾は独自に潜水艇を建造する準備を整えた。台湾はその能力を備えている」との見方を示しているが、ヘリテージ財団の専門家は20日、ワシントンで開かれた東アジアの潜水艇をめぐる競争に関するシンポジウムで、「台湾には経験もなければ、技術も不足している。二流の潜水艇を建造するほど無駄なことはない。結局は水兵の棺桶になるだけだ」と指摘した。