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台北市、AKB48をPR番組に起用:台湾

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台北市、AKB48をPR番組に起用


台北市の観光伝播局は、台北の観光スポットを日本の人たちにPRするため、日本の人気アイドルグループ、AKB48を起用し、特別番組を制作することになった。台北市観光伝播局が26日、明らかにしたところによれば、番組名は「AKB48悠遊台北」で、AKB48のメンバーから、片山陽加さん、菊地あやかさん、阿部マリアさんが選ばれ、この3人は7月1日から4日までの4日間、台北市を訪れ、撮影を行うという。

AKB48を運営する株式会社AKSは、「AKB48の結成以来、国内外で様々な番組やイベントに参加してきたが、3日以上に及ぶものはこれまでになかった。今回、我々は台北市政府からの依頼を重視し、初めて3人のメンバーを3泊4日の海外ロケに参加させる事に決めた」と話している。

食いしん坊だという阿部マリアさんは、台北のグルメをずっと楽しみにしていたと話し、美しいものが大好きという菊地あやかさんは台北では美しくなれる民間療法を体験したいと話した。一方、これまでに何度も台北市を訪れた事があるという片山陽加さんは、何よりも台北の温かい人達が大好きだと話した。

台北市伝播局によると、昨年、観光やグルメ、おしゃれ、文化など様々な分野の専門家41人により観光スポット101ヶ所を厳選、今回の番組の撮影地として、北投温泉、饒河街観光ナイトマーケットや西門町などを選定した。なお、番組は50分、日本で8月下旬に放映予定だという。

「一番好きなのは日本」、4年連続=世論調査

交流協会が台湾で毎年行っている世論調査の2012年版が発表された。「最も好きな国」で日本は08年の調査開始以来ダントツの1位を維持、65%が日本に「親しみを感じる」とするなど、台湾の変わらぬ親日ぶりを示す結果となった。一方、「最も旅行したい国」では日本はやはり4回連続1位だが、支持率は低下傾向にあるようだ(10年度は実施なし)。現在の台日関係についても、「よい」が33%で、特に高かった11年度の53%を除けば高水準。今後の台日関係では、50%が「発展する」と楽観しているが、「悪化する」は11%で前回より7ポイント増加した。

AKB48の3人、観光PR番組撮影で来台

台北市は26日、日本の特別番組で台北観光のPRにひと役買ってもらおうと台湾に招くメンバーに、AKB48の片山陽加、菊地あやか、阿部まりあの3人が選ばれたと公表した。3人は「AKB48の悠遊台北」と題した紀行番組の撮影のため台湾を訪れ、7月1日〜4日まで市内各地の観光名所をめぐる。AKB48による海外での3日を超えた活動は前例がないが、今回は台湾を重視し3泊4日のスケジュールを組んだという。(中央社フォーカス台湾)

27日は各地で最高気温、台北は36.7度

中央気象局は、台北盆地の西側・林口台地を西南の風が吹き抜け、これがもたらすフェーン現象によって27日午前10時49分、台北市では今年最高となる気温36.7度を記録したと発表した。これまでの最高は先週21日に観測した36.6度だった。27日正午までに各地で観測された最高気温の上位5位は順に、大武(台東)37.4度、台北36.7度、基隆36.2度、板橋35.9度、淡水34度だった。

台湾直撃の台風、今年は最高4つ=中央気象局

中央気象局によると、今年、太平洋西部で発生する台風は23〜27個と予測され、そのうち2〜4個が台湾を直撃しそうだという。今年はすでに太平洋西部で台風が5個発生している。例年より少し多いペースだ。一方、同局によると、6月の平均気温は同月としては観測史上10番目の高さだった。

飲酒運転厳罰化でタクシー業界に特需

今月13日に飲酒運転の罰則強化が始まって以来、大手タクシー業者の売り上げが1割ほど増加するとともに、運転代行の依頼が増えるなど、飲酒運転の厳罰効果がさっそく表れている。タクシー大手の台湾大車隊によると、飲酒運転厳罰化からわずか一週間で、夜間時間帯の利用者数は約1割増加、酒を飲んだ帰りに利用する人が明らかに増えているという。(中央社フォーカス台湾)

中国建設銀が台北に支店

中国建設銀行は27日、台北市信義区に台北支店を設けた。中国の銀行が台北に支店を設けたのは3行目。建設銀行の張建国・頭取は「台北に支店を設けることで顧客へのサービスを充実させるとともに、台湾の同業者との協力関係を深めたい」と述べた。張頭取は将来、台湾の民営銀行への出資も視野に入れている。ただし現在の台湾側の規定では中国の銀行は支店開設か地場同業への出資の2つのうち1つしか選べない。(中央社フォーカス台湾)

Q2は8.6%に低下、台北オフィス空室率

全球資産管理によると、台北市の第2四半期のオフィス空室率は8.7%となり、第1四半期の9.1%から低下した。特に高級オフィスで空室が減っている。1坪当たりの平均賃料は前四半期とほぼ同じの1976台湾元。売買価格は1坪当たり77万8000元で、前四半期の77万4,000元から若干上がっている。

台湾中油が豪LNGの権益取得=国際帝石から

国際石油開発帝石は27日、豪州の西オーストラリア州沖合で進めているLNG(液化天然ガス)開発プロジェクト「イクシス」の権益の2.625%を台湾中油に譲渡すると発表した。譲渡額は明かしていない。同プロジェクトの権益は東京ガスや大阪ガス、中部電力なども保有している。


交通部、格安航空会社の参入規制を緩和

交通部はLCC(格安航空会社)の育成を目的に、関連法の改正案をまとめた。近く施行される。現在は国際線への参入を望む業者に対しては売上高が3年連続100億台湾元などの条件があるが、60億元に引き下げる。交通部では海外のLCCが地場の航空会社などと協力して新たに参入することに期待している。27日付蘋果日報によると、中華航空がLCCを設立するか検討中で、年内に結論を出す方針だという。

台南市長、平戸市にマンゴーのお中元

アップルマンゴーの産地の台南市が、民間と協力して日本までの直送サービスを行っている。人気ブランド「盛夏のルビー」が対象で、頼清徳市長は26日、友人の黒田成彦・平戸市長へのプレゼントとして5キロの贈答セット2箱を購入した。平戸市は、晩年に台南を拠点とした明代の軍人、鄭成功の出身地で、台南市との交流がさかん。今年はアップルマンゴーの生産量が前年比36%伸びており、26日までに134トンが輸出されている。(中央社フォーカス台湾)

国際カップルの離婚、昨年は台湾籍同士の3倍

内政部が発表した2012年の離婚件数は前年比2.2%減の5万5835組で、1日あたりの平均は152.6組とこちらも前年と比べて3.8組減少しており、離婚率は近年低下傾向をみせている。しかし、その内訳をみると台湾出身のカップルより国際カップルの離婚が目立っている。昨年は夫婦1000組あたり10.4組が離婚しているが、国籍・出身別にみると、夫婦共に台湾人の場合は8.7組、夫婦のどちらかが外国出身者の場合は28.6組と3倍以上だった。(中央社フォーカス台湾)

キャセイのイメージキャラに台湾人CA

香港のキャセイパシフィック航空は、自社のイメージキャラクターに在職中の台湾人CAの洪筱�脩さんを抜擢した。洪さんは約9000人の中から選ばれたという。洪さんは今後、PR活動やCMに出演することが決まっている。洪さんの等身大の看板も制作されるといい、文字通り、キャセイ航空の“看板娘”となる。

台鉄の「クルーズトレイン」が密かな人気

台湾鉄路管理局(台鉄)では近年、臨時観光列車「クルーズトレイン」で、落ち込みがちな営業成績の挽回に成功している。本数こそピーク時の3分の1に減ったものの、ツアー参加希望者の予約殺到は非常に激しく、発売開始後たった2分で売り切れてしまうコースもあるほどだ。クルーズトレインは毛治国・行政院副院長が交通部長だったときに、鉄道を豪華客船クルーズになぞらえ、景勝地の駅ごとに停車して乗り降りしてもらう観光列車を提案して始まった。

台湾新幹線に騒音減少・省エネ新列車

台湾湾高速鉄路は、日本から新規購入した新幹線用車両2列車を7月末から投入すると発表した。新しい車両は機能改良が加えられており、騒音はこれまでより小さく省エネで、同社は今後も快適な乗車をめざしサービスに努めたいとしている。新規購入の車両は騒音が少なく使用電力が低いうえに、台湾の高温多湿な気候を考慮して車体のサビ止め対策が強化されているのも特長。また、列車内の内装は今回初めて台湾で行われる。

フード・タイペイ開幕、出展規模は過去最多

台湾最大の食品見本市・台北国際食品展覧会(フード・タイペイ)が26日、開幕した。華民国対外貿易発展協会(TAITRA)の主催で、29日までの4日間。今年は内外の1557社・団体がブースを計3637カ所出展、6万人の来場が見込まれている。出展規模は昨年に続いて過去最多を更新した。フード・タイペイでは食品加工や関連設備など計5つの見本市が併催されている。


東元とABCクッキングスタジオ、合弁設立

東元グループの黄茂雄会長は26日、料理教室を展開するABCクッキングスタジオ(東京都千代田区)と合弁会社を設けたことを明らかにした、年内に台北市南港区に最初のスタジオを設けると計画だ。黄会長によると、合弁会社は東元とABCが折半出資、資本金は1億台湾元という。黄会長は3年以内にスタジオを10カ所に増やしたいとしている。

台東県池上の人気急上昇、金城武CM効果で

台東県池上郷の人気が急上昇中だ。エバー航空が6月18日から世界的に行っているキャンペーンのCMが原因のようだ。同郷萬安村天堂路では主役の金城武が田園風景の中を自転車で駆け抜け、大きな木の下でお茶を飲むシーンが撮影された。池上郷農会によると、CMが台湾で放送されて以来、地元を訪れる観光客が約3割増えたという。

「手つなぎ=浮気」「同性愛OK」、イマドキの学生の恋愛観

イマドキの台湾の大学生は相手の浮気には厳しいものの自分には甘く、結婚では人間性より条件を重視、また同性愛には開放的な意見が目立つなど、自由な恋愛観を持っているようだ。東呉大学社会学科が台北市や新北市などの大学生を対象にこの4月に行った調査で、1200人から回答を得た。将来のパートナーを選ぶ条件として、女性は経済力を重視、男性は外見を一番に挙げていた。また、「恋愛経験あり」と回答した学生64%のうち14%は同性と付き合ったことがあり、女子の方が男子よりも多かった。(中央社フォーカス台湾)

馬総統、日本の原子力専門家と意見交換

馬英九総統は25日、訪台中の日本の原子力専門家らと会い、日本のエネルギー政策の今後や原発のほぼ全面的な運転停止の影響などについて意見交換した。台湾電力などはこのほど、日本原子力技術協会の元最高顧問の石川迪夫氏らを招き、24日に講演と座談会を行った。総統府で石川氏らと会見した馬総統は、台湾は日本と同じくエネルギーの大部分を輸入に頼り、発電は自国内でまかなわねばならないことなどから、日本の原子力安全対策に特に関心を寄せていると述べた。(中央社フォーカス台湾)




台湾映画の公開、上半期は20本以上=興収6億元

上半期に公開された台湾映画が20本を超え、興行収入が約6億台湾元に上った。下半期には少なくとも14本が公開される予定だ。下半期としては最多となる。書き入れ時である夏休みシーズンに合わせ、人気歌手、周杰倫(ジェイ・チョウ)が監督・主演『天台』など話題作が公開が決まっている。一方、ヤフー台湾によると、今年は台湾映画の『大尾鱸鰻(デビット・ローマン)』が年間興行収入の3位となっている。

盧彦勲が世界2位と対戦へ=ウィンブルドン

テニスの世界4大大会のひとつ、ウィンブルドン選手権は24日、ロンドン郊外で開幕し、男子シングルス1回戦で台湾の盧彦勲(ルー・イェンスン)がイギリスのジェームズ・ワードを破って好スタートを切った。26日に予定の2回戦では、世界ランキング2位のアンディ・マレー(イギリス)に挑む。世界ランク75位の盧は2004年から毎年ウィンブルドンに出場し、10年の大会では台湾人選手として初のベスト8に進んでいる。

義大ライノズが前期優勝=プロ野球CPBL

台湾プロ野球CPBLで25日、義大ライノズが8対2で兄弟エレファンツを破って前期優勝した。義大は昨年、球団経営に行き詰まった興農からブルズを買収。今年、CPBLに加盟して初優勝を果たした。義大は年間王者を決める台湾シリーズ出場が決まった。



高速鉄道の座席予約、乗車の5分前まで可能に

台湾高速鉄路が9月から、スマートフォンのアプリケーションを通じて発車の5分前まで高速鉄道の座席が予約可能なサービスを導入する。台湾高鉄はすでに発車1時間前までの座席が予約できるサービスを実施しているが、さらに便利になる。利用者はアプリの「台湾高鉄Express」をダウンロードし、座席を予約する。

MRT新荘線、29日に全17駅が開通

台北市は25日、台北MRT新荘線の輔大(輔仁大学)〜迴龍の区間(計3駅)が29日午後に開通すると発表した。これにより新荘線(全17駅)は全線開通する。ICカードの悠遊カードの保有者は7月28日まで新規開通区間の料金が無料となる。台北市では1カ月の無料期間中に毎日2万1000人が同区間を利用すると予測している。

愛文マンゴーを宅配便輸送、味も価格も日本で人気!=台湾メディア

 品質の良さと瑞々しさ、そしてお手頃価格で味わえると人気の台湾産の「愛文マンゴー」。日本人をターゲットに宅配便の販売数が伸びており、台湾メディアが現状を報道した。

 日刊紙「中國時報(チャイナ・タイムス)」は、「インターネットで予約をすれば、11日後に台湾マンゴーが日本に届く!」とし、「そのニーズが高まっている」と報道。「台南市政府が物流会社とマンゴー農園と提携し、日本全国への発送体制を整えた」ことを伝えた。

 中國時報によると、「台南市長が自らマンゴーを予約し、長崎県の平戸市長宛に発送した」とのこと。「愛文マンゴーの日本向け宅配サービスは、数年前から始まりました。人気が増しており、今年はマンゴーシーズンの前から問い合わせが殺到中です」と台南市長は、うれしい悲鳴をあげているという。

 気になる価格については、宅配料込みで3個入り(約1.5キロ)が1400台湾ドル(約4800円)、5〜6個入り(約2.5キロ)が1800〜1900台湾ドル(約6200〜6500円)、10数個入り(約5キロ)が2500〜2600台湾ドル(約8500〜8900円)という設定。観光客にも人気だが、台湾に住んでいる日本駐在員が日本の親族や友人への贈答品として利用するケースが多い模様。台北と高雄の統一阪急デパートにて期間限定受付とのことで、台湾在住者はチェックする価値がありそうだ。

 日本産のマンゴーは、沖縄県宮古島や宮崎県などが産地として有名だが、高級フルーツとばかりに高い。輸入品でありながら品質が保証され、安価ときたら……台湾産の愛文マンゴー人気が、ますます上昇しそうだ。


1月―5月:中国大陸部―台湾旅客輸送人数62万人(2013)

 2013年6月28日、中国交通運輸部が2013年1月―5月の中国大陸部―台湾間海上輸送統計データを発表した。

 発表によると、2013年1月―5月、中国大陸部―台湾間の旅客輸送人数は、2012年同期から5.5%増加し、62万人となった。

 1月―5月の両岸コンテナ輸送数は、2012年同期比6.3%増の74万9000TEU。ただ、1月―5月の貨物輸送量は2012年同期比で1.9%減少し、2712万トンにとどまった。

電脳カオス台湾、激安買い物の楽しみ方…ケータイ、PCパーツ、掘り出し物DVDまで

りんご専売店、つまりアップル関連のお店を謳っているお店だが、もちろんニセモノ

 台湾はPCメーカー、PC周辺機器メーカーが揃う国だけあって、電脳関係は結構発達している。ケータイは5年以上前から地下鉄全線で通じ、SIMカードも数日単位で購入できる。3G網だがネット環境も整っている。また、無料で使える無線LAN環境が街のあちこちにあり、旅行者にも開放しているため便利だ。そんな台北市内で電脳関係の商品を買うならココ! という場所をいくつかご紹介しよう。

●電脳ビルへ行こう

 まず台北駅の真向かいにあるのがNOVA資訊廣場台北店。台北駅に近いので便利に利用できるのがポイントで、どちらかというとHTC、Acerなどの台湾メーカーやSONY、SAMSUNGなど、メーカーの正規店が多いのが特徴だ。扱っているのはPC、スマートフォン、タブレット、ヘッドフォン、その他周辺機器。アップル製品はアップルストアが台湾にはないので、プレミアムリセラーと呼ばれる認証店で購入できる。正規品を安心して買いたいなら、ここがわかりやすくてオススメだ。

 もっとカオスな場所がお好みなら忠孝新生駅、國立台北科技大學近くの八徳路電気街へ行こう。この周辺には小さなショップも集まって、日本の秋葉原のような印象を受ける。

 中でもオススメなのが光華商場、通称・光華數位新天地というビル。1階こそNOVAと同じASUSやAcerなどのメーカーブースが並ぶが、2階以降はカオス。日本の萌え漫画を売っている横でハードディスクやUSBケーブルなどのPCパーツが売られていたり、DVDにブルーレイディスク、カメラ用品にケータイ、ゲーム機にゲームソフト、スピーカーに普通の電子部品などなど、とにかくさまざまなものが手に入る。

 スマートフォンのケースもよりどりみどりで、価格もまちまち。もちろんSIMフリーのスマートフォンもたくさん揃っている。また3年前はどこにもなかった外部バッテリーが今年はどこのお店でも扱われており、スマートフォンの普及が進んでいることを感じさせる。そういえば地下鉄に乗っている人たちの使う端末は去年は圧倒的にiPhoneが多かったが、今年はHTCやSAMSUNGのものが増えていた。

 筆者が毎年ここで買っているのはDVD。日本のアニメや映画、特撮映画などが日本で買うよりもかなり安い価格で手に入ることがある。去年は「平成ガメラ3部作セット」を、今年は台湾映画のDVDを格安で手に入れた。洋画も豊富にあり、映画ファンにはお勧めだ(ただし洋画の場合、字幕は日本語がないものが多いので注意)。

●SIMフリースマホや怪しいタブレットを探すなら

 SIMフリーのケータイが欲しい! という人に、もっと怪しい場所を紹介しよう。

 場所は台北の渋谷と呼ばれる若者の街、西門の奥のほうにある獅子林ビル。ここの1階はまさにケータイ屋さんだらけ。外向きの店舗こそSONYやHTCなどのメーカーが入っているものの、中に入るとガラスのショーケースの中に無造作に積まれるケータイ、スマートフォン、タブレットの数々。メーカーを問わず、新品も中古も同じように普通のガラスケースの中にところ狭しと並べられている。

 古いものから最新のもの、ケータイもBlackBerryもiPhoneもGalaxyも、見たこともないような怪しい端末も同じように売られているのは、とても面白い光景だ。しかもこれらはすべてSIMフリー端末。購入すれば台湾でSIMを買って利用可能だ。ただし他の場所に比べて敷居が高いのも事実。多くの店員は日本語も英語も話せない人が多く、交渉には苦労する。「これが欲しい!」という端末があるなら、狙って行ってみるのもよいだろう。

 最後に台北最大の観光夜市、士林夜市も紹介しよう。ここにはスマートフォンのケース屋が何軒も軒を連ね、さらに屋台でもケースを売っている。ケースだけ欲しいならここで十分だ。300円くらいから手に入るケースは、結構しっかりした金属製のバンパーや、どう見てもライセンスを取ってなさそうなキャラクターものまで、よりどりみどり。この手のケースを買うのもまた、こういう旅の楽しみだ。観光のついでにあちこち見て回って、ぜひお土産に買って帰ろう。
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6月28日:台湾株式市場2.26%上昇

 2013年6月28日、台湾株式市場は続伸。

 台湾加権指数(発行量加権株価指数)は前回取引日より2.26%上昇し、8062.21ポイントで取引を終えた。
 本日の売買代金は914億7000万台湾ドル(約3019億8000万円)。前回取引額の869億8100万台湾ドル(約2837億3100万円)からやや縮小した。

続伸=4〜6月の加権指数は2%高〔台湾株式〕(28日)

28日の台湾株式市場の株価は続伸して引けた。中央銀行が経済成長の下支えを目的に政策金利を8四半期連続で据え置いたことを受け、銀行株が上昇した。


警察官が勤務中にパトカー内で14歳少女と淫行、起訴される―台湾

台湾新北市の警察官が25日、補導した少女にみだらな行為をしたとして起訴された。25日付で中国台湾網が伝えた。

警察官は勤務中にもかかわらず、補導した少女とホテルやパトカー内で性的関係を持っていた。2010年3月〜2011年6月、14歳の少女と計11回、2011年7月〜2012年2月、別の少女とも計5回、性的関係を持ったことが判明した。

匿名の通報で明らかになった。警察官はその後、被害少女の保護者に謝罪、金銭解決を試みたが警察が介入。25日、新北士林地検署が警察官を起訴した。



低価格LTEチップで、Qualcommに挑む新興企業

 Altair Semiconductorは、モバイル機器やモノのインターネット(IoT:Internet of Things)向けの無線LAN通信機能に対抗すべく、2013年をめどにLTEの低コスト化を目指すという。台湾のQuanta Computerなどをはじめ、次世代半導体チップや新型モジュールを手掛けるサプライヤとともに、最大のライバルであるQualcommに立ち向かっていきたい考えだ。

 Altairの共同創設者であり、マーケティング担当バイスプレジデントを務めるEran Eshed氏は、「LTEを無線LAN並みにコストダウンすることを目標としている。現在、無線LANを機器に搭載するためのコストは約10米ドルだが、LTEの場合は約150〜200米ドルもかかる。LTEのコストを30〜50米ドルに抑えることができれば、重大な転換期を迎えることができるだろう」と述べている。

 Altairは、かつてWiMAX技術を手掛けていた数少ない新興企業の1つだ。WiMAXは、Intelが主導して普及に努めてきた無線通信規格だが、Intelは以前ほど同規格に力を入れていない。Altairは、同社の競合であるSequans Communicationsと同様に、LTE分野だけに注力するという目標を掲げている。その背景には、もともとの企業特性から、3Gセルラー技術が不十分という問題を抱えていたこともある。

 だがAltairは、3G技術が欠けている点に自社の価値を見いだした。Eshed氏は、「当社のLTEチップは、小型かつ低価格を実現している。3G通信機能をサポートする必要がないため、モジュールに搭載すれば、モジュールの小型化と部品コスト(BOM)の削減が可能になる」と主張する。

 Eshed氏によれば、3Gフィルタなどの部品コストは、回路基板レベルで3〜6米ドルだ。さらに、3Gの特許ライセンスが5〜10米ドルほど上乗せされるという。

 Altairが手掛ける次世代LTE対応チップは、製造プロセスの微細化に伴い、ダイ面積の小型化を実現している。同社は今後、ローエンドのIoT市場から、キャリアアグリゲーションを規定したLTE-Advancedに対応するタブレット端末といったハイエンド機器までを対象に、LTE対応のチップを展開する予定だという。

 Quanta Computerは、Altairの既存のチップを搭載した低コストのLTEモジュールを手掛けており、Verizon Wirelesによって採用されている。Eshed氏は、「当社は、重要なデザインウィンを獲得している。2013年後半には、タブレット端末や超薄型ノートPC向けのモジュールをこれまでにない低コストで実現できる予定だ」と述べている。

強豪がひしめく市場

 Altairの最大のライバル企業であるQualcommは、携帯電話機向けモジュール市場における最大手メーカーだ。同社のチップは、Sierra WirelessやNovotelなど各社メーカーのモジュールで採用されている。しかしErshed氏によると、Qualcommのチップには、QuantaやAltairの製造業者であれば削減可能な、高い利幅が確保されているという。

 Qualcommの他にも、手ごわい競合メーカーは数多く存在する。BroadcomやMarvell Technology Group、MediaTek、Texas Instrumentsといったさまざまなメーカーが、携帯電話機向けモジュール市場や、台頭するIoT市場を狙っている。低価格のLTE対応モジュールを武器に市場で優位性を獲得するのは、簡単ではない。しかし、競争が激化することで、2014年には興味深いデザインウィンが続々と登場する可能性がある。

レッサーパンダ3匹、中国福建省から台北市立動物園へ


中国福建省の福州市にある海峡(福州)大熊猫研究交流中心(ジャイアントパンダ研究交流センター)は今年末までに、レッサーパンダ3匹を台湾の台北市立動物園に贈る計画だ。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 中国福建省の福州市にある海峡(福州)大熊猫研究交流中心(ジャイアントパンダ研究交流センター)は今年末までに、レッサーパンダ3匹を台湾の台北市立動物園に贈る計画だ。3匹は同センターで生まれた。

「普段の行いがよければ地震でも逃げる必要なし」、台湾当局者の発言に批判集まる

台湾紙の報道によると、台中市経済発展局の王誕生局長は25日、黄錫嘉議員の質問に対して、「学校の児童生徒は地震でも逃げる必要はない。普段の行いがよければ、下敷きにはならない」と答え、批判を浴びている。

黄議員は「3月27日の地震では、ある小学校の教師が児童を置いて真っ先に教室から逃げ出し、柱を抱えて大声で叫んでいた。ある男性教師は小さな地震だと誤って判断し、児童の避難を阻止し、机の下に避難した生徒が処罰された」と指摘した。

黄議員が大学教授である王局長に、「地震が起きたら、子どもたちはどうすべきか」と質問すると、王局長は「普段の行いがよければ、下敷きにはならない。逃げる必要もない」と回答した。

台中市の胡志強市長は「道理に合わない」、とこの発言を批判。黄議員も「下敷きになる人は悪いことをしていたと言うのか。発言は被災者の気持ちを害する」と強く非難した。

王局長は後に、「小さな地震で慌てる必要はないが、大地震ならもちろん避難する必要がある」と釈明。同氏は「ユーモアで答えようとしたが、誤解された」と強調した。

軽井沢観光協会関係者が南投訪問、義援金送る=台湾メディア


 長野県軽井沢観光協会が台湾中部の南投県と交流を持ち、意見交換などを行ったという。台湾メディアが伝えた。

 台湾のラジオ局「全國廣播(M−Radio)」は、放送やウェブニュースで「軽井沢観光協会関係者が台湾を訪問した」と伝え、「南投県に出向いてミーティングの場が持たれた。軽井沢は有名観光名所で、台湾からの観光客誘致に力を入れている」などと報道。また「南投県も軽井沢の人々の訪問を歓迎しており、さらに宣伝に努めたい」ということで、茶葉工場へ案内したり名物料理を振る舞うなどして、もてなしたとのこと。軽井沢町長からは、「東日本大震災の時、台湾の人々は日本を支援してくださいました。今年南投でも強い地震が発生したので、義援金を送って力になれればと思っています」という表明もあったそうだ。

 台湾では人気歌手の林宥嘉(ヨガ・リン)が軽井沢観光大使として、誘致に一役買っている。軽井沢でMV撮影された「勉強幸福」という曲は、YouTubeの再生回数が270万回を超えており、緑あふれる風景が話題になった。これからも南投県を中心に台湾との交流が図られ、美しい軽井沢の風景に魅了される人々が増えそうだ。

台湾電力を発送分離へ、民営化加速=経済部[公益]

経済部は公営企業の民営化改革を加速することを決め、台湾電力(台電)は発電と送電を分離した上、公有民営企業2社としてそれぞれ独立させる方針を固めた。工業と大規模な商業企業の電気料金には市場メカニズムを導入する。また、同部は今後、電気エネルギー基金を設立し、電力政策実施の資金とする。

経済部幹部によると、台湾電力や台湾中油(中油)など公営企業内部では、2011年度の賞与支給が立法院の審議で減額されたことなどをきっかけに、民営化でビジネスチャンスが広がるとして改革を望む意見が増えている。世論の高まりもあり、改革を急ぐ必要が出てきた。同部は民営化改革と電力事業のあり方を定めた「電業法」の改正に同時に取り組む。28日付工商時報が伝えた。

ただ、台電が民営化後も発送電一体のままでは、将来電力市場が開放された後も、台電のような総合電力会社が10年内に誕生する可能性は極めて低い。台電は、財務諸表を発電と送電で分ければ十分だとして抵抗しているが、経済部は未分離だと新規参入の電力会社に対して不公平だとして発送分離に踏み切る考えだ。

また、経済部は改革後の台電を、鉄鋼大手の中国鋼鉄(中鋼)や通信キャリアの中華電信と同様、「公有民営」にする考え。企業経営に柔軟性が生まれる一方で、政府の監督が可能になるためだ。この場合、台電に対する政府の出資比率は50%から20%に低下するものの、単独では最大株主の地位を維持する。

経済日報によると、張家祝・経済部長はこのほど、公営企業の民営化改革は中油を台電に先行する考えを示した。張部長は「昨年の石油製品と電気料金の値上げ後、公営企業の改革は社会の注目を集め『焦眉の急』となっている。中油と台電は、民営化してこそ公共団体と事業会社の混交状態を解消し、赤字経営から脱出できる」と述べた。

張部長によると、民営化後の政府の出資比率は50%以下、34%以上とし、中国資本の出資も排除しない。2017年までに民営化を完了する計画だ。行政院経済建設委員会(経建会)は2003年、中油、台電、中華電信を民営化する方針を打ち出したが、成功したのは中華電信1社にとどまった。

石川さゆり、いよいよ来月末 初の台湾公演

台湾で初となる石川さゆりのコンサートが来月末に開かれるが、これに先立ち27日、台北市内のホテルでPR記者会見が開かれた。台湾について聞かれた石川は、とても暑いがショーロンポウはおいしく、昔懐かしい九フン(=にんべんに分)の街並みを見にぜひ一度訪れてみたいと語った。

今年に入って、橋幸夫、森昌子、森進一と日本の演歌系大物実力派歌手が相次いで台湾を訪れコンサートを行っているが、これに続いて7月には五木ひろし、石川さゆりの台湾公演が催される。石川の公演は7月27日に台北国際会議センターで行われ、1日2ステージ歌うことになっているが、台湾のファンには自分の様々な和服姿を楽しんでもらいながら、これまでの数々のヒット曲や民謡など日本のいろんな歌をたっぷり楽しんでもらいたいと述べた。

彼女の代表曲のうち、1977(昭和52)年に大ヒットした「津軽海峡・冬景色」は台湾でも大変よく知られており、台湾を代表する歌手、テレサ・テンも生前は原曲と中国語カバー曲(一片落葉)をどちらも歌っていた。かつてテレサとも親しくしていた石川は彼女が最後に日本に来た時、互いに励まし合ったこともあったと思い出を語り、また、声がテレサと共通点があるという人も少なくなく、自分の歌はそれで台湾で親しまれるのかもしれないと話していた。

今回の会見には日本と縁の深い有名タレントの白冰冰(パイ・ピンピン)が“ファン代表”として姿を見せ、大阪のコンサートに2度出かけた話のほか、大事にしている石川のポスターや写真集を披露しながらのトークで記者会見の場を盛り上げた。

また、会見の中で石川は東日本大震災での台湾から受けた支援についても触れ、台湾の皆さんは日本にいても身近に感じる存在で、震災で大きな応援をしてくれたことに対して歌と音楽で感謝の気持ちを伝えることができればと語った。

お祭り男・陽岱鋼、2年連続の球宴出場へ 台湾選手初

日本プロ野球、日本ハムの陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が今年もオールスターゲームに出場することとなった。

ファン投票では選ばれなかった陽だが、選手間投票ではパシフィック・リーグの外野手部門で3位の339票を獲得、2年連続2回目の球宴出場が確定した。台湾生まれの選手のオールスターゲーム出場は、かつて中日で守護神として活躍した郭源治の4回(1982年、1984年、1988年、1991年)が最多だが、2年連続の出場は陽が初めて。

選手間投票の結果が27日に発表されたことを受け、今年のオールスターゲームでパ・リーグの指揮を執る日本ハムの栗山英樹監督はこのほど、来月19日に予定されている第1戦(札幌ドーム)で陽を先発メンバーとして起用する考えを明らにした。

昨年の第1戦で初打席初本塁打の活躍を見せ、第3戦ではMVPに選出された陽。今年も目を見張るようなプレーでファンを沸かせるか注目される。

日本でも人気の台湾バナナ、シンガポールに初出荷

味や口当たり、香りも抜群で日本でも高い人気を誇る台湾産バナナは28日、シンガポールへ第1弾として初めて出荷された。輸出されたのは屏東県南州郷の農家が栽培した青バナナで、重さは約6.6トン(=20フィートコンテナ一個分)。

台湾産バナナの主な輸出先は日本。出荷量の多さで台湾は「バナナ王国」と呼ばれてきたが、日本でのシェアはフィリピン産の廉価なバナナに取って代わられがちで、屏東県では日本以外の市場開拓に取り組み、すでに中国大陸への輸出を実現している。

今回はしばらくの準備期間を経てシンガポールへの出荷も実現、すでに現地に進出しているマレーシア、フィリピンのバナナと勝負することになる。

屏東県からはバナナのほかにもレンブ、マンゴー、パイナップル、パパイヤなどがシンガポール向けに輸出されており、いずれも評判は上々だ。

台湾大学病院、1200例の腎臓移植に成功

台湾大学医学部付属病院(台北市)は28日、今月25日までに1200例の腎移植に成功したと発表した。

1968年、李俊仁、李治学・両教授によって行われた父から子への生体腎移植が最初で、それから現在まで1200例の移植手術が行われ成功した。また、1988年に腎移植専門の医療チームが設置されてからの成功例1000例のうち、生体移植は366例、死体移植は634例だった。

移植患者の5年生存率は95.2%と、アメリカより高くなっており、手術から40年経過しても生存しているケースも報告されている。

台湾では、死後の臓器提供に拒絶反応を示す人が依然として多いこともあり、腎臓の死体ドナーがひと月あたり1人か2人のみの時代が続いてきた。しかし、飲酒運転事故で脳死状態となった女医の臓器提供が今月3日に行われたのをきっかけに状況が一変し、ここ1カ月近くのドナー数は20人へと急増しているという。

飲酒運転厳罰化でタクシー特需? 売り上げ1割増

今月13日に飲酒運転の罰則強化が始まって以来、大手タクシー業者の売り上げが1割ほど増加し、また運転代行の依頼が増えるなど、飲酒運転の抑制効果がさっそく表れている。

新制度では呼気中のアルコール濃度が1リットルあたり0.25ミリグラムに達すると刑事犯罪とみなされ、2年以下の懲役と20万元以下の罰金が科される。台湾全土に展開するタクシー大手「台湾大車隊」によると、飲酒運転厳罰化から僅か一週間で、夜間時間帯の利用者数は約1割増加、酒を飲んだ帰りに利用する人が明らかに増えているという。

台湾大車隊では運転代行サービスも行っている。以前は1カ月の平均利用は200件程度で多くは結婚式場からの依頼だったが、13日からたった一週間ですでに200件を越え、そのほとんどが個人利用。

代行の利用料は、市内10キロ以内で1000台湾元(約3200円)とタクシー運賃の3倍以上で、業界は「タクシーや代行で安全な帰宅を」との呼びかけを強化している。

仮面ライダーショー、今年も台湾に登場!

台湾でも絶大な人気を誇る日本の特撮ドラマ、仮面ライダーのステージショーが今年は9月21日から2日間の日程で台北で行われる。これに先立って27日行われたPRイベントには、公演のイメージキャラクターとして起用された台湾の人気アイドル・郭書瑶(グオ・シューヤオ、愛称・瑶瑶(ヤオヤオ))(=写真中央)が出席、仮面ライダーとの楽しい“再会”を果たした。

1990年7月生まれの瑶瑶は小学生の時、仮面ライダーを見てはクラスメートとその真似をし、正義の味方に憧れていたとか。この日、会場では仮面ライダーオーズとツーショットを撮ったりなど熱烈なファンぶりを発揮、将来のパートナーも仮面ライダーのように正義感あふれる人がいいと語った。

瑶瑶は2008年にモデルとして芸能界入りし、ベビーフェイスながらも豊かなバストで注目を浴び一躍有名に。最近公開の主演映画「志気(Step Back to Glory)」で綱引きの学校代表として夢の実現をめざし努力を続ける役柄を演じたことがきっかけで、今回のイメージキャラクター起用に至った。

今年で4回目となる仮面ライダー台湾公演は“戰隊系列×假面騎士SPECIAL LIVE in Taiwan”と題して台北国際会議センターで5回行われる。主催側はイベントを通じて日台文化交流を進め、台湾の若い世代に日本が誇るヒーロー文化を伝えたいとしている。

中央銀行総裁、「台湾はアベノミクスにならう必要なし」

中央銀行の彭淮南総裁は27日、安倍政権がデフレ脱却のため昨年末打ち出したアベノミクスの中には、台湾ではすでに実施されているものもあり、また、台湾と日本の経済状況は異なるとして、日本の経済政策にならう必要はないと述べた。

財界では台湾もアベノミクスの「3本の矢」に学ぶべきとの主張が出ており、これを受けて中央銀行では13ページの冊子を作って説明、彭総裁は日本経済は「失われた20年」を経てデフレも15年間続いているのに対し、台湾では4%以上の成長を維持し、消費者物価指数(CPI)の年増加率は1%と経済は安定しているとした。

アベノミクスの1本目の矢、「金融緩和」について彭総裁は、台湾ではすでに行われている政策で実質利率は日本よりもさらに緩和されているとし、加えて、日本は信用危機に見舞われ2009年以来、中小企業への貸付緩和の年増加率が平均マイナス1.65%なのに対し、台湾では8.38%であると述べた。

また、2本目の矢である「財政出動」では20兆円のうち10兆円余りが国の拡大支出だが、一方、台湾の公共債務は上限に達しているとした。彭総裁は日本の公債の利率が0.1ポイント上昇する度に債務支出コストは1000億円増加しており、日本は今のところ毎年税収の50%以上を公債本利子の返済に充てているが、台湾では17.5%にとどまっているとした。

さらに3本目の矢、「成長戦略」でも台湾では早くから経済促進策を打ち出し、すでに構造調整の段階に入っていると述べた。

AKB48の片山・菊地・阿部、台北観光PR番組撮影で台湾訪問

台北市観光伝播局は26日、日本の特別番組で台北観光のPRにひと役買ってもらおうと台湾に招くメンバーに、AKB48の片山陽加、菊地あやか、阿部まりあの3名が選ばれたと公表した。(写真=左から菊地、片山、阿部。台北市政府提供)

「第5回AKB48選抜総選挙」が今月8日に終了後、AKB48にとって初の海外活動の地となるのが台北、AKB48の運営会社、AKSの半年にわたる内部審査で選ばれたのが片山、菊地、阿部。3人は「AKB48の悠遊台北」と題した紀行番組の撮影のため台湾を訪れ、7月1日〜4日まで台北市内各地の観光名所をめぐる。AKSはAKB48で海外で3日を超えた活動は前例がないが、今回は台湾を重視し3泊4日のスケジュールを組んだとしている。

台北市を去年2012年に訪れた観光客は143万人で、前年129万人に比べ10.6%成長している。市観光伝播局では有名人・専門家の推薦を受け「台北の見どころ101」を厳選、2番目に多い外国人観光客の日本人をターゲットに、今月1か月間日本語サイトで観光スポット人気投票イベントも行ってきた。同サイトでは同じくAKB48の高橋みなみ、渡辺麻友、加藤玲奈がPR動画で投票を呼びかけている。

今回の撮影では片山ら3人がこれら人気観光地を、「レトロな台北」、「温泉の台北」、「美食の台北」の3つのコースに分けて体験、西門町、万華の剥皮寮地区、青田街、北投温泉、梅庭、饒河街夜市、信義区の大型書店などを訪れる。阿部はいよいよ憧れの台北グルメと対面できると喜び、菊地は台北で美しくなれるかもと期待しており、すでに何度か来たことのある片山は台北の人情味あふれるところが大好きだと言っているという。

AKBの3人がそれぞれに台北を探訪して楽しみ、最後にみんなで感動を分かち合おうという「AKB48の悠遊台北」は、8月24日(土)午後4時〜5時、BS日テレ(日本国内)で放送。













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