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【台湾ブログ】清潔で機能的! 日本人が作り上げた「トイレ文化」

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【台湾ブログ】清潔で機能的! 日本人が作り上げた「トイレ文化」


 「日本のトイレ文化を知ろう」と呼びかけた台湾のブロガーがいる。台湾の人々が外国のトイレについて語る時、「話題になる国と言えば断然日本」とのことだが、さらに多くの人に日本のトイレを詳しく知ってほしいというのだ。「台湾の市場や商店などで日本のトイレ用品が売られている」という現状も、居家修(ハンドルネーム)さんは述べている。

旅行の経験や計画が無い人でも台湾で日本のトイレ用品を購入できる方法があり、「優れた品を入手できる」と考えているという。日本を旅したことがある台湾人なら、もちろん日本製のトイレ用品の良さを理解しているはずだという確信もあり、積極的に生活に取り入れるべきだと思っているようだ。

 そこで筆者は、「日本のトイレ文化」なる物をまとめた。トイレを大切にしているからこそ、便利な周辺用品が作られていることを、実感したのであろう。「清潔感を求め慎重な国民性」を持つ日本人であるからこそ、確立した文化とのことだ。まずは多くの家庭がトイレと浴室を分離させている点だ。「乾燥と湿気を分けるため、空間が狭くなっても別に設置したいと思うのが日本人」であるとした。

 その上衛生面からトイレ用のスリッパがあり、「履いたままトイレを出ると家主にギョッとされる」と述べた。つづいて、用をたす時の音を消す装置について。「礼儀を重んじる国なので、“音姫”などと呼ばれる擬音装置がある」と紹介し、携帯用を持参する女性がいる情報も伝えた。便器の上に手洗い用の水道が付いている点も、空間活用と節水につながり「便利で地球保護につながる」と褒めている。

 また日本人が愛用する温水洗浄便座は公衆トイレに設置されるようになり、国際的な広まりを感じるとのこと。「おしりを清潔にしてくれるだけでなく、冬は便座が温まるので幸福感を与えてくれる。トイレを汚さないようにと、立たずに座って用を足す男子が増えたようだ」といった感想などを書き、和式スタイルの便器はほとんど無いとつづった。

 そしてアメリカやヨーロッパ諸国の公衆トイレは有料の場合が多いが、日本は無料と喜んだ。「その上日本人は、外出時に携帯用ペーパーをほとんど持ち歩きしない。公衆トイレには備品としてのペーパーが無限にある」というのが、筆者の感覚らしい。水溶性なので使用後のペーパーを便器に捨てられる点も、安心できると感じているそうだ。

 ちなみに台湾も日本同様公衆トイレは無料だが、下水道設備や紙質の問題で便器でペーパーを流すことができない。使用済みペーパーはゴミ箱に捨てる習慣のため、「日本のトイレにはペーパーを捨てる場所がないので、くれぐれも床に置いたりしないように!」と注意を促した。

 最後には日本人がトイレの神様を重要視していると述べ、「毎日掃除をして綺麗に保っていると美しい子どもが生まれる、という出産の神様だったり、トイレの神様がドラマの台詞になったりヒット曲になったりした」とまとめた。このように筆者は、日本のトイレ事情に大変詳しい。





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