【台湾ブログ】知ってビックリ!恋する日本女子の告白方法
甘く切ない青春の思い出と言える、学生時代の恋。日本と台湾では女子学生の告白方法が違うことに気付いたという台湾人女性が、その内容をブログにつづった。筆者は中学生の頃にアルバイトで知り合った友人が年上の男子学生に密かに思いを寄せていたことを思い出し、そのエピソードを述べた。
「男子学生を好きになった彼女は、数カ月後にデートに出かけ大胆にも告白した。断られると予測はついていたが、素晴らしい経験だったと思う」とのことで、友人はラブレターで気持ちを告白したそうだ。「台湾女子にとって、永遠の1位がラブレターで告白する方法。小学校から10通以上のラブレターを受け取った、イケメン男子を知っている」とまとめた。
続いて日本の女子だが、「手作り弁当で告白するパターンが多い」と筆者は聞いたとのこと。「日本人の友人いわく、おばあちゃんの時代からお弁当での告白は続いており昔から続く自然な行動のよう」とつづった。多くの女子学生が好きな男子に弁当を作った経験がある、と教えられたそうだ。
「日本では弁当作りがドラマやアニメに出てくるだけでなく、現実でも実践しているなんて!」と、筆者は驚いた。「でも台湾の女子学生がお弁当を作れない、という現実は逆に日本人に驚かれた」と報告もしており、台湾では自宅で弁当を作る習慣がない点にも改めて気付いたようだ。
日本の高校生は昼ごはん用に弁当を持参する、と述べた筆者は「ほとんどが母親のお手製弁当だ。女子学生から弁当を渡された男子は、思いを拒否する時は家から持ってきた弁当があるとか、もう準備しているので増えると食べられない、という遠回りな理由を伝えるらしい」と教えられた内容をつづった。
だが大学生になり故郷を離れると母親の料理を食べる機会が減り、弁当を手作りする男子の数は圧倒的に少ない。「女子にチャンス到来! ここぞとばかりに好きな人に手作り弁当を贈ると、成功率は大幅に上昇する」と、恋が実る可能性が高くなると女性優位の告白方法を紹介した。「本当かどうかは確認できないが、家が恋しくなった男子は家庭的な女子に惹かれるのだろう」と、筆者は納得したようだ。
このブログに書かれているように台湾に比べると日本の方が、手作り弁当が生活に根付いているのは確かだろう。母親が子どものために作る「キャラ弁」もその例で、アニメの主人公や芸能人といったキャラクターを中心に“絵を描く”弁当作りが流行した。ある主婦は自慢の弁当をブログに載せ、それらが書籍になったりプロの料理家も挑戦するなど1ジャンルを築いたほどだ。そのニーズは絶えないだろう。
一方で外食文化が定着している台湾は、弁当が必要な状況の時も外で購入するケースが多いと思われる。今の時代、手作り弁当が恋愛のきっかけになるパターンがどの位あるのかは疑問だが、手作り弁当文化は台湾人にとって興味深い日本人の習慣のひとつであると言えるだろう。