【台湾ブログ】世界遺産おめでとう富士山! おめでとう日本!
レコチャイより・・・
日本旅行で富士山に魅せられた台湾人女性の飯団媽(オニギリママ、ハンドルネーム)さんが、6月22日に世界遺産登録を果たした富士山に祝福を送った。
飯団媽さんは2年前に観光で日本へ。その際ガイドから、日本は富士山の世界遺産登録を目指して何年も頑張っていることを聞いたという。今回の世界遺産入りを知り、「台湾に住む私まで、彼らのために嬉しくなってくる」という。わがことのように喜んでいただき、日本人としてはありがたいかぎりだ。
そして、飯団媽さんの富士山びいきは、何も苦労話を聞いたからだけではない。飯団媽さん自身、「2年前に富士山に会ったことがある」からだ。その“証拠”として、飯団媽さんは山頂に雪を頂いた美しい富士山の写真3枚をアップ。「綺麗でしょ? 本当にこうなんだよ!」と読者にアピールした。
飯団媽さんによると、この3枚は2年前に姉妹と一緒に日本を訪問し、箱根のホテルに泊まった時に撮ったもの。あらかじめ富士山が見える部屋だと言われていたが、最初は特に気にせず、また到着した夜は暗くて見えなかった。しかし、翌朝起きて窓を開けると、「なんと! 本当に富士山が目の前に立っていた!」のだという。
「1枚目はまさにこの早朝のもの」という写真は、朝日に照らされ、紅色に染まった富士山が本当に美しい。飯団媽さんも同じ気持ちだったのか、早朝の一枚から朝食をはさんで1時間後、もう一度富士山を見たそうだ。2枚目はその時の写真で、「青空の下、富士山は朝とはまるで違った銀白色の光彩を帯びていた」との解説付で、真っ青な空の中にくっきり浮かぶ富士山の姿を紹介した。
近くのスキー場から撮ったという3枚目は、「この角度が山頂の雪がきれいに見えて壮観そのもの。地元の人でもなかなか見ることのできない富士山の真価を見られるなんて、本当に幸運だった!」とコメントする気に入りの1枚。写真の解説をするうちに、もう一度嬉しさがこみ上げてきたようで「改めておめでとう富士山、おめでとう日本!」とここで、重ねて富士山を祝福した。
飯団媽さんは世界遺産である岐阜県白川郷も訪れたことがあるという。加えて今回“顔見知り”である富士山の世界遺産入りで、世界遺産にいっそう興味が生まれたようだ。一通り富士山を紹介した後、「これから旅行は世界遺産を巡るのもおもしろいかも。世界遺産専門家って、かっこよくない?」とコメント。「世界遺産は多いけど、アジアから回っていけば比較的簡単なはず……」と、次なる旅行に思いを馳せた。