韓国のハッカーが朴大統領と潘事務総長の通話内容を公開、日韓関係や朝鮮半島問題
2015年3月13日、中国新聞社によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の電話の内容を収めたファイルをハッカーとみられる人物がインターネット上で公開したとする問題で、韓国大統領府はこのほど「真偽の確認はしない」と発表した。
大統領府報道官が文書で表明した。文書によると、ハッカーが公開したとする14年1月2日の朴大統領と潘事務総長の通話内容は「すでに報道資料で公開済み」と指摘。「双方が新年のあいさつを交わし、朝鮮半島問題、日韓関係、南スーダン情勢などについて意見を交わした」と説明している。
ハッカーを名乗る人物は12日、朴槿恵大統領がサウジアラビアでの導入検討で、同国と合意した韓国製原発の蒸気発生器に関するデータおよび、朴氏と潘基文国連事務総長の通話内容についてのファイルをネット上に公開したとしていた。
「行かないで」と言う母を残し…、震災4周年の追悼スピーチが中国で話題に
3月13日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、東日本大震災から4周年の追悼式で宮崎県遺族代表としてスピーチした菅原彩加さん(19)の言葉が話題になっている。
11日に東京都千代田区の国立劇場で行われた政府主催の追悼式には、天皇皇后両陛下や安倍晋三首相らが出席した。菅原さんはスピーチで、家族5人が津波に流されたときのことについて語った。がれきの山に流れ着いたとき、菅原さんの母親はけがをし、足ががれきに挟まって身動きが取れない状態だったという。その場にとどまると、自分も流されてしまうと思った菅原さんは「行かないで」という母に「ありがとう、大好きだよ」と伝えて、その場から1人で泳いで避難したという。
この壮絶な体験談は、日本のネット上でも物議を醸したように、中国のネット上でも話題になった。母親を残して避難したことに「あまりに理性的で驚く」「日本人の考え方はわからない」といったコメントや、「私が母親なら『行きなさい』と言うなあ」などの意見も見られたが、多くが菅原さんと母親の心の痛みをくみ取ったものだ。
「子どもが生き延びることが母親の一番の願いだよ」
「非常に苦しい選択だが、正しい選択だ」
「気にする必要はない。当然の選択だ」
「助けられない状況では、避難するのは正しい選択だ。お母さんも娘さんの決定を支持しているはず」
「自分が同じ状況ならどんな選択をするか、正直わからない。でも彼女がそういう選択をしたなら、しっかりと生きてほしい」
「彼女は母親を助けようと努力したそうだ。その場にとどまることも、1人で避難することも、どちらも理解できる選択だ」
菅原さんは最後に、「前向きに頑張って生きていくことこそが、亡くなった家族への恩返しだと思い、震災で失ったものと同じくらいのものを私の人生を通して得ていけるように、しっかり前を向いて生きていきたいと思います」と、今後の人生への決意を語った。
韓国で詐欺犯罪が大幅増加
韓国・文化日報によると、韓国で過去5年間に詐欺犯罪が約17%増加しており、警察が集中取り締まりに乗り出す方針だ。
警察庁によると、詐欺犯罪発生件数は2010年の20万3799件から昨年は23万8643件と5年の間に17.1%(3万4844件)増加した。犯罪全体の中で詐欺犯罪が占める割合は11.0%から13.4%に上昇し、特に高齢者を相手にした詐欺は2010年の1万7622件から昨年は2万2700件となり28.8%と急増した。
この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。
「私も数千万ウォン(数百万円)の詐欺に遭ったことがある。詐欺罪は殺人罪よりも厳しく扱うべきだと思う。殺人は被害者が死んでしまい、その痛みはその後続かないが、詐欺に遭った人は一生その痛みを抱えて生きなければならない」
「詐欺罪の量刑が軽いからだ」
「詐欺で捕まっても、奪った金の一部を罰金で支払えば済むから問題が解決しないんだ」
「詐欺師の皆さん、処罰が寛大だから、詐欺を頑張ってください」
「ネットで大型テレビを100万ウォン(約11万円)で買ったんだけど、代金を入金したのに、商品がまだ来ない。もうホームページは閉鎖されている…」
「詐欺、不正、操作、偽、性犯罪、汚職、不正選挙…悪に満ちた大韓民国」
「道徳が崩壊すれば、すべてが崩壊するんだ」
「うそが日常化してしまった民族」
「詐欺が日常化している現状を見ると、人々がうそをつくことにまひしているんじゃないかと思う」
「希代の詐欺師コンビ李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)政権下で詐欺犯罪が増えても当然だ」
「詐欺共和国・韓国、詐欺をしなければ他に仕事がない」