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経済部、原発の早急な廃止を否定 大規模デモ受け

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中国大陸、台湾海峡上の新航空路で試験飛行 国防部「状況はすでに把握」


中国大陸は15日午前11時、台湾海峡上に設定した新たな民間航空路で試験飛行を行った。行政院(内閣)は同日、中国大陸側から事前に通知があったとしたほか、国防部も「状況はすでに十分に把握している」と発表した。

新航空路の設定をめぐっては、中国大陸が今年1月、大陸南東部の航空路の混雑緩和を目的に3月5日からの運用を公表したところ、台湾側が台湾本島と金門、馬祖を結ぶ離島路線の安全運航に影響を与える恐れがあると反発。中国大陸側は今月3日になって当初の計画から中国大陸側に6カイリ移動させるとしていた。

新航空路では、民用機に混じって中国大陸の軍用機が飛行する可能性があると懸念する声が上がっている。国防部では台湾海峡付近の空域を飛行する航空機を十分に把握しているとし、安全維持に自信があると強調している。

経済部、原発の早急な廃止を否定 大規模デモ受け

経済部は14日、今後当面の間、原子力発電所を含めた全ての発電方式を組み合わせて、柔軟性に富んだ発電所の運用を続ける方針を示した。一方で太陽光発電などの再生可能エネルギーの導入拡大や、グリーン(環境・エネルギー)産業の発展に向けた取り組みを強調し、政策に対する市民の理解を求めている。

この日、民間団体などは台北、台南、高雄の各地で大規模なデモを開催。台北では主催者発表で約3万人、警察発表で午後4時までに約1万2000人が参加し、原発廃止などを訴えた。

経済部では市民らに対して、各発電方式のリスクを考える必要性があるとし、効率的な発電方式の組み合わせが人々のためになると原発の早急な廃止を否定。官民による理性的な意見交換が公共政策の形成につながると呼びかけた。

水不足の台湾 経済部、奨励と懲罰強化で節水呼びかけへ

昨年秋から続く少雨の影響で水不足が深刻化している台湾。経済部では節水のために一般家庭や企業などに対して水道使用に関する奨励と懲罰制度の強化を検討している。

中央気象局によると、昨年10~11月の降水量は1947年以来過去最低を記録。例年まとまった雨が降るとされる春になっても好天が続き、11日には夜間に水道水の給水圧力を下げる時間帯が拡大されたほか、13日からは新北市の一部と桃園、苗栗で工業用水の給水制限が強められた。

経済部では場合によってはさらに制限を厳しくする可能性を示唆しているが、時間指定断水の実施は避けたいとしてさらなる節水を呼びかける方針だ。

台湾鉄道、駅弁PRのキャラクター登場 国内外においしさアピール

台湾鉄路管理局は15日、同局が販売する駅弁のPRキャラクター2匹を発表した。台湾を代表する動物、タイワンツキノワグマ(台湾黒熊)をデフォルメしたデザインで、国内外に向けておいしさを伝えたいとしている。

このキャラクターは同局の看板特急、プユマ(普悠瑪)号とタロコ(太魯閣)号の前面をモチーフにした洋服を着こなす。双子の兄と妹という設定だが、名前はまだ決まっておらず、16日から行われるインターネット投票の結果を基に命名するという。

台湾ランタンフェス、きょう最終日 来場者総数1200万人目指す

旧暦で最初の満月となる元宵節(今年は3月5日)前後の風物詩として知られ、今年は台中市で開催されている「台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)が15日、最終日を迎えている。林佳龍市長は過去最高の来場者総数1200万人超えを目指したいとしている。

ランタンは午後11時まで点灯。同6時30分からは多彩なパフォーマンスや花火ショーなどが繰り広げられる閉幕セレモニーが行われる。

一方、桃園市は来年の開催地になったとして準備に取り掛かる考えを示している。「多様な文化」と「科学技術の夢」をテーマに台湾高速鉄路(新幹線)の桃園駅周辺での開催を検討しているという。

馬・総統、米上院外交委員長に勲章

馬英九・総統は13日、総統府で、アメリカ上院外交委員会のエド・ロイス委員長に「大綬景星勲章」を授与し、ロイス氏が中華民国台湾とアメリカの友好関係促進に果たした貢献を称えた。

馬・総統は、中華民国とアメリカの関係は過去36年で最も良いとした上で、関係強化にはアメリカ議会が常に重要な役割を担ってきたことを指摘、「両国は互いに重要なパートナーである他、自由、民主、人権、法治という核心的価値を共有する関係だ。ロイス委員長をはじめとする議員たちの堅い支持の下、今後も関係はますます発展していくことだろう」と述べた。

ロイス氏は、馬・総統の提唱する「東シナ海平和イニシアチブ」を評価、引き続き台湾への支持を表明すると共に、台湾の国際組織参加への取り組み強化に期待した。ロイス氏はそして、「台湾・アメリカ投資協定(BIA)」の締結と、台湾の「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」参加を推進していく考えを示した。

水不足深刻、馬・総統が節水に期待

水不足がいっそう深刻化。新竹サイエンスパークをはじめとする新竹地区に主に水を供給する宝二ダムの水位は14日、129.2メートルまで低下。水が流れない110メートルに接近しており、貯水率はわずか25%だという。2006年に同ダムが運転を開始して以来、この時期では最も低い貯水率に。

馬英九・総統は14日午後、台湾北部・新竹県関西鎮のトマト農場を訪ね、水の有効利用に向けての農家と取り組みを視察した。高平トマト農場では科学技術を取り入れてトマトとイチゴを、従来必要な水の半分の量で栽培しているといい、馬・総統はこれに、「目からウロコが落ちた」と評価。

馬・総統は、中華民国台湾は国連の指定する水不足の国18カ国の一つである他、極端気象も加わり、雨が必要なときには降らず、雨季には余計に雨が降ると憂慮した。馬・総統は現在の水不足を、「68年来最も深刻」とし、「節水」と「給水制限」をしながら梅雨の季節を待つしかないとの見方を示し、国民が危機意識をいっそう高め、節水に取り組むよう呼びかけた。

台湾で大規模な反原発デモ

台湾で14日、数万人が参加する大規模な反原発デモが行われた。参加者らは原発の廃止に加え、放射性廃棄物を海外に送らないよう訴えた。

台北(Taipei)市中心部には「核エネルギーに別れを告げよう」、「原子力はいらない」などの言葉がプリントされたTシャツを着た多くの人たちが集まり、プラカードを掲げて反原発を訴えた。

 4年前の2011年に日本を襲った大地震により冷却システムの電源を喪失した東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所がメルトダウンを起こして以来、台湾では原子力発電所に対する懸念が一層の高まりをみせている。

 市民からの圧力の高まりを受けて政府は昨年、2015年の稼働開始を目指していた完成間近の原子力発電所の建設を凍結し、住民投票で今後の方針を決定することを決めた。

 しかし、反原発派は現在の政府方針は不十分だとして原発の全面廃止を訴えている。さらに、既存の原発2か所で予定されている廃炉を計画通りに実行するよう約束することを求めている。

台北市長 柯文哲 -「政治素人」の変人市長が支持される理由

1959年生まれ。国立台湾大学医学部卒業後、外科医として台湾大学医学院教授などを歴任。2014年12月、台北市長に就任。

 台湾史上初、無所属新人の台北市長が誕生した。昨年11月の台湾地方選挙で外科医の柯文哲氏が、祖父の代から与党国民党の中枢にいたサラブレッド候補に大勝。台湾政治の潮目を変える事件だった。台北市以外の6直轄市中5市でも国民党は惨敗。馬英九政権と国民党に対する有権者の不信感が如実に現れた。昨年3月のひまわり学生運動からの流れを見るに、中国の台湾取り込みに歯止めがかかったと言える。

 台湾大学付属病院の外科医からの転身で政治経験ゼロ。しかも人見知りで、相手の目を見て人と話ができない「コミュ障害」。長男がアスペルガー症候群の診断を受けたときに医者から、あなたもその傾向があると指摘された。だが、敬虔な仏教徒でベジタリアン、清廉潔白な人柄は市民から愛されている。争いを好まず、青(国民党)と緑(民進党)の対立をやめ、一緒に「白い力」で台北を変えていこうと呼びかけて国民党員からの人気も。祖父が国民党の白色テロ2・28事件で犠牲になっており、思想的には「深緑」の「隠れ独立派」とも言われ、中国からは警戒されている。

 市長就任3カ月、これまで機密扱いしていた公文書の公開を決めるなど、既存の政治家ならありえない市政を展開中だ。役人たちは震え上がっているが、市民の評判は悪くない。中国の習近平政権にとっては、すでに死に体の馬政権に利用価値はなく、この政治素人の変人市長を懐柔できるかどうかが、中台関係と東アジア情勢の行方を決める鍵との声も。








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