わが国は大飢饉と文革を反省すべき?日本人の主張に「痛い所を突いてきた」
中国の掲示板サイトに、「日本はわが国に対して大飢饉と文化大革命を反省するよう求めている」と題するスレッドが立った。
スレ主は、「最近日本は、20世紀中に起きた歴史事件を認めるよう中国に促している。元外交官の宮家邦彦氏は、4500万人の餓死を招いた飢饉を中国が認めず、多くの人が亡くなり次の世代に対して深い傷を残した文化大革命に対する責任を取っておらず、関係する博物館もないと批判している」と伝えた。
これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「痛い所を突いてきたなあ」
「俺たちは歴史の捏造(ねつぞう)王だからな。過ちを認めたことなど1度もない」
「バカな政府に歴史などない。あるのは政治だけ。政治的必要で黒を白にすることは日常茶飯事」
「この提案はいいね。党内・党外を問わず、徹底的に反省しなければ進歩はない」
「これは日本人の意見を支持する。自己反省しなければ他人に反省を求めることはできない」
「誰が言ったかに関わらず、道理にかなっていることならば考慮に値するだろ」
「選択的に忘れることは赤旗を振り続けるために必然的なこと。何が正義で良心かなどは脇に押しやられる」
「内政問題と侵略の歴史では問題が違う。内政問題は自国民が結論を出すが、被侵略国は侵略国に対して歴史を直視するよう求める権利がある」
「歴史を直視せず、自国民に対して真の歴史を教えない民族に、他国のことをとやかく言う資格はない」
「これらは中国内政の問題で、中国人は遅かれ早かれ総括することになる。でも日本人から言われる筋合いはない」