【台湾ブログ】日本の「医療と医療制度」・・・技術も費用も安心!
東京に住んでいる台湾人女性が、日本のクリニックを受診した経験談を、感想を交えてブログにつづった。初めての受診でクリニックを興味深く観察したようだ。日本の冬は寒いが気持ちいい気候だと感じているApple(ハンドルネーム)さんだが、皮膚が乾燥し湿疹ができやすくなるのが悩みだという。先日も両手が赤くはれ、近くの町医者にかかったそうだ。皮膚科を訪ねたという。
「日本のクリニックの多くは、一戸建て住宅の一階を改造している」と、筆者はまず感じた。総合病院でなければ、確かにそのような建築スタイルが多いのかもしれない。「家にいるような温かな雰囲気でリラックスできる」と筆者はつづり、室内はとても清潔で整然としていると、日本らしさを感じたようだ。
また「日本では土足厳禁としているクリニックがほとんどで、室内スリッパに履き替える必要がある」とわざわざ述べているので、台湾では土足のまま室内で過ごすパターンが日常だと思われる。筆者の状態だが「手の甲が赤くなり、切れて血がにじんでいた」そうで、自分自身で見ても「恐ろしい」と感じるくらいはれて痛かったようだ。
医師の診察を受けた筆者は、「日本の先生にも湿疹と言われた」と述べ、以前台湾でも同じ診察結果をもらっていた経験があると伝えた。「寒い時にお湯を頻繁に使ったためにできた湿疹で、乾燥した冷たい空気の中でかゆみが出やすくなる」などと説明され、納得したようだ。
この日は、保湿用にかゆみ止め、あかぎれ用と3種類の軟膏を処方されたという筆者だが、2日間使っただけで手の状態がかなり良くなったそうだ。「素晴らしい“特効薬”! 先生に感謝します」と述べており、抜群の効き目を実感し、日本医療の確かな診察技術など感じ安心したと思われる。
また「日本の診察費は想像ほど高額ではない」と、台湾の人々に向けて伝えた。但しそれは日本の国民健康保険証を所有している場合で、「受診者は医療費の30%を支払い、70%は国が負担する」と説明。今回の皮膚科の診察代は1530円で、台湾大学病院で受診するのと同額程度」と、わかりやすく示した。1回あたりの診察代としては日本でも台湾でも大差なく、金額の心配は無いようだ。