北朝鮮に混乱をもたらすとして、韓国企業によるチョコパイ支給が禁止に
2015年4月2日、中国メディアの財経網は、韓国メディアの報道を引用し、開城工業区に進出している韓国企業に対して北朝鮮が、北朝鮮の従業員へのチョコパイ支給を禁止したと伝えた。
財経網によれば、韓国企業はこれまで、5.3万人の北朝鮮の従業員に対して毎月チョコパイを支給しており、その数は毎月500~600万個に上ったという。しかし、2014年11月に北朝鮮によってチョコパイ支給が禁止された。
これは、一般的な北朝鮮労働者の月収が2500~3000北朝鮮ウォンなのに対して、北朝鮮国内ではチョコパイ1つを200北朝鮮ウォンで売ることができるため、大きな収入格差ができてしまうためだという。
このニュースに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「月収がチョコパイ15個分だけなのか」
「北朝鮮では1年間苦労して働いてもチョコパイ200個しか買えないのか」
「一番恐れているのは韓国が北朝鮮人民の心をつかむことだろう」
「これで1人1本のソーセージを支給したら、金正恩(キム・ジョンウン)をすぐにでも吊し上げて南に送るんじゃないかな」
「同じ民族なのに独裁と民主国家ではこんなにも違いが出るのか」
「問題はあんなに貧しい国でなぜチョコパイが1個200ウォンで売れるのかということだ。誰が買うんだ?」