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セブンイレブンで「ビッグサンダー」販売再開へ:台湾

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電子商取引関連求人が数千人に


求人マッチングサイト大手104人力銀行の最新の統計によると、電子商取引関連の求人が数千人に達しているという。これまでは電子商取引専門会社の求人が大多数を占めたが、現在はそれ以外の企業による求人が大きく増えているという。鴻海精密(HONHAI)やその子会社、国碁電子、富智康は今年電子商取引担当社員の採用を開始している。また、コンビニエンスストアの全家便利商店やデパートも電子商取引担当社員確保に力を入れ始めている。

緯創、タッチUI開発の米タクタスと提携[IT]

EMS(電子機器の受託製造サービス)大手の緯創資通(ウィストロン)はこのほど、タッチパネルのユーザーインターフェース(UI)の開発を手掛ける米タクタス・テクノロジーと戦略提携を結んだと明らかにした。タクタスの技術を用いたタッチパネル製品の生産などで協力する。経済日報が伝えた。

タクタスは、タッチパネル上にボタンを浮き上がらせるUIを開発しており、スマートフォンやタブレット端末などのタッチパネル操作の正確性を高める技術として注目が高まっている。

緯創によると、技術開発、製品の製造、資金面の3つの分野で提携するが、投資額については明らかにしていない。経済日報によると、将来は緯創がタクタスに対し1,000万米ドル(約10億2,400万円)以上を投じるとの観測も出ている。緯創はこのほか、タクタスとタッチパネル技術の特許実施権の授与についても契約を交わしたもようだ。

緯創は既に、タクタスの技術を利用した製品の試験生産を進めており、年内にも量産を始める見通しだという。業界関係者の間からは、緯創がモバイル端末向けの新たな「武器」を獲得したことが、受注を押し上げるとの見方も出ている。

外交部は日本の閣僚の靖国参拝に「遺憾」

日本の閣僚が再び靖国神社を参拝。外交部は20日、東シナ海の緊張緩和に寄与しないとして、遺憾の意を表明した。

日本の古屋圭司国家公安委員長兼拉致問題担当相が20日、靖国神社を参拝した。外交部は20日夜にプレスリリースを発表、中華民国政府は、日本政府が近隣諸国の国民感情を損なう行為を控えるよう再三呼びかけているにもかかわらず、またしても日本の閣僚が靖国神社を参拝したことに対し、深い遺憾の意を表すと述べた。

外交部は、東シナ海の情勢が緊張する中、日本の閣僚が同神社を参拝することは対立の緩和に寄与しないと主張、関係各方面は平和的かつ理性的に争いを解決するよう希望した。そして、中華民国政府は、歴史を忘れてはならないとの立場を重ねて示し、日本政府と日本の政治家が史実に向き合い、歴史から教訓を得て地域の平和と安定を増進すると共に、未来志向と誠実な態度で周辺国との友好関係発展に努めるよう求めた。

『テルマエ・ロマエ?』で阿部さんと上戸さんが来台へ

台湾でも大ヒットした、『テルマエ・ロマエ』の続編が5月1日に公開される。これに合わせて阿部寛さんと上戸彩さんが1日に来台。映画の宣伝を行う。(写真:傳影提供、CNA)

日本映画『テルマエ・ロマエ?』(台湾公開題名:羅馬浴場?)は台湾では5月1日に公開。これに合わせて同作品主演の阿部寛さんとヒロイン役の上戸彩さんが5月1日から1泊2日で宣伝のため来台する。1日の夕方には台北市内の劇場でプレミアショーに出席、ファンと触れ合う。

阿部さんは17年前、台湾のテレビドラマにゲスト出演して以来の来台。主演したドラマ、『新参者』も現在、台湾のケーブルテレビチャンネル、GTV(八大戯劇台)で放送中。上戸彩さんは、昨年日本のテレビドラマ『半沢直樹』が台湾で大評判になったこともあり知名度が高い。

前作『テルマエ・ロマエ』は台湾でも好成績で、今回は特別に主役二人が台湾を訪れることになった。

チャン・ハオチンがWTAツアー複で4勝目

女子テニスのマレーシアオープン・ダブルス決勝で20日、台湾のチャン・ハオチン選手と(中央左)とハンガリーの選手のペアが、チャン選手の姉、チャン・ユンジャン選手(中央右)と中国大陸の選手のペアを破って優勝。チャン・ハオチン選手は182センチの長身。

女子テニスのBMWマレーシアンオープン(WTAツアー、賞金総額25万ドル)のダブルス決勝が20日に行われ、台湾のチャン・ハオチン(?皓晴)選手とハンガリーのTimea Babos選手のペアが、チャン選手の姉、チャン・ユンジャン(?詠然)選手と中国大陸の選手のペアをゲームカウント6-3、6-4で破って優勝。チャン・ハオチン選手のペアは同大会第1シード。チャン選手はWTAツアーでダブルス4勝目。ダブルス世界ランキングは自己最高の26位。

紙製パンダの大群、台湾・北投温泉を“堪能” さらば台北!


紙製のパンダ1600頭が21日、台北市内の北投温泉博物館に突然姿を現し、同じく紙でできた台湾黒熊(タイワンツキノワグマ)などと一緒に日本式の大浴場で“温泉浴”を楽しみ、台北を離れる前に最後の観光PRを行った。

この紙製パンダは野生動物保護への関心向上のため、フランス人芸術家、ポロ・グランジョン氏が手がけたもの。台北市の市民広場と中正紀念堂では2月末から約1カ月間にわたってアジアで初となる世界巡回展「パンダ・オン・ツアー」が開催されていた。

突然現れてはすぐに消えるいわゆる“フラッシュモブ”による公開も市内のあちこちで複数回行われ、人々にサプライズを届けてきたが、21日を最後に紙製パンダは台北を離れ、他の県・市に旅立つ。

パンダのペーパークラフトはこの日、台湾を代表する温泉地にある北投温泉博物館を訪れ、浴衣姿で小さな椅子に座ったり木製の風呂桶にもたれかけたりして世界屈指の名湯を堪能。同じく紙オブジェの台湾水鹿(タイワンジカ)もスペシャルゲストとして加わり、“交流”を楽しんだ。

温泉や地熱、緑の建築物の図書館などで知られる北投は台北の代表的な観光地で、日本人観光客にも人気。同市では今回の紙パンダらによるフラッシュモブで地元の観光振興につなげたい考えだ。

台湾・江首相 「第4原発で一方的な建設中止発表はない」


江宜樺・行政院長は21日、第4原子力発電所の建設中止をめぐる問題についてはこれまで論争があり、他の国の事例を見た上で、また、国民が第4原発の存廃問題に高い関心を寄せていることや立法院でもすでに建設が決議されていることなどから、「行政院が一方的に第4原発建設中止の宣言を行うことはない」と述べた。

民主進歩党の蘇貞昌主席は午後、行政院を訪問し江院長と会談。その後の記者会見で江院長は、蘇主席が行政院を訪れたのは第4原発をめぐる公民投票の問題について話し合うためで、同氏は行政院が行政的手続きによって原発建設中止を発表することを望んでおり、さもなければ、行政院は民進党が提出した第4原発公民投票特別条例を支持するよう要請したと語った。

一方、蘇主席は与党に解決へ向けて努める意志があるなら、民進党も全力で第4原発の問題を収束させる準備があるとし、これを機に多くの論争に決着がつけばと述べた。

ついに大量入荷! セブンイレブンで「ビッグサンダー」販売再開へ


統一セブンイレブンは23日から、供給が追いつかず欠品状態が続いていたチョコレート菓子の「ビッグサンダー」を全台湾4967の店舗で順次再開すると発表した。台湾の複数メディアが伝えている。

セブンイレブンによると今回入荷したビッグサンダーは計130万個。順次各地のセブンイレブンに供給される予定で、2週間にわたって2日に1度、40個が各店に届けられる。また、5月5日以降はメーカーと協力し、安定供給できるよう取り組む考えで、今後は購入の機会が増加しそうだ。

台湾では昨年9月から続いていたブームが今年3月中旬以降落ち着きはじめ、ピークを越えたと指摘する声がある一方、現在でも「ブラックサンダー」が店頭に並べられると瞬く間に完売してしまうと話す人もおり、今後の動向が注目される。

台湾のネット速度、日韓より遅い世界12位 フィリピンは東南アジア最下位

米国のウェブ測定会社、Ooklaの調査で、台湾のインターネットの平均ダウンロード速度は40.1Mbpsと世界第12位となり、4位の韓国(52.9Mbps)と9位の日本(41.1Mbps)よりやや下回っていることがわかった。

Ooklaは世界190カ国・地域を対象にブロードバンドのネット速度を調査。その結果、香港が77Mbpsで世界1位、シンガポールが65Mbpsで第2位だった。中国大陸は19.04Mbpsで45位。

一方、台湾の南の隣国フィリピンでは、英語圏向けBPO産業が盛んでSNS普及率が非常に高いにもかかわらず、インターネットの速度は東南アジアで3.54Mbpsと最下位、世界で158位だった。

フィリピンと同じくASEANのカンボジアとミャンマーでも平均5Mbpsを上回っており、ラオスでも4.33Mbps。また、インターネット・ドメインのICANNが先日発表した別の調査でも、フィリピンのネット・インフラ整備が他の国々に大きく後れを取っていることが示されている。

なお、世界での最下位はアフリカのニジェールで、ダウンロードの平均速度はわずか0.78Mbpsだった。

台湾の保護者に人気の留学先は米国がダントツ 日本は4位

イギリス金融大手のHSBCが行った子供の教育をめぐる調査で、台湾地区における回答者の87%が子供の大学卒業を望んでおり、親が考える理想の留学先の上位3位は順にアメリカ、イギリス、ドイツとなっていることがわかった。日本は4位だった。

同調査はHSBCが昨年末から今年初めてにかけて台湾を含む15市場、4500人余りの保護者を対象に実施したもの。

これによると、台湾では68%の回答者が子どもを海外に留学させたいとの考えを示しており、複数回答可とした理想的な子どもの留学先は、60%の支持を得た「アメリカ」が1位、「イギリス」と「ドイツ」はそれぞれ38%で2位と3位、「日本」は36%で4位だった。

また、47%の回答者が子どもの教育は最高の投資だと考えており、子どもにかかる費用の44%を教育に注ぎたいと答えた。この割合は世界平均の42%を上回っているという。

台湾・交通相が客船検査の増加を指示 韓国の沈没事故受け


交通部の葉匡時部長は21日、立法院(国会)答弁で、韓国の旅客船「セウォル号」が全羅南道の珍島沖で沈没した事故を受け、台湾で運航される同型船などへの抜き打ち検査を増やす考えを示した。

これは民進党の李昆沢立法委員(議員)の指摘に対し葉部長が答えたもの。

李委員は、台湾本島と離島を結ぶカーフェリーの多くはセウォル号と同型の船を使用し、船齢も平均25年が経過しているとした上で、関係機関は船舶法に基づき1年に1度の定期検査や5年に1度の特別検査、不定期の抜き打ち検査を行うべきだが、抜き打ち検査の実施率は年間わずか6%で、安全面に不安があると指摘した。

葉部長は韓国での事故発生を受け、台湾の全ての客船に検査を行うように指示したと説明。また、船舶の安全性は船の新旧で判断するのではなく、安全検査の規定をクリアしているかだとして、今後はカーフェリーを中心に客船の抜き打ち検査回数を増やし、安全の確認に万全を期すと述べた。

一方、航港局の祁文中局長は、抜き打ち検査の実施率を20%に増加させたいと明らかにした。

豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」、台湾・花蓮に初寄港

アジア最大規模のクルーズ客船、「ダイヤモンド・プリンセス」が2500名の日本人観光客を乗せ、21日午前6時過ぎに台湾東部の花蓮港に初入港した。

ダイヤモンド・プリンセスは東京を出発し、沖縄を経て花蓮に寄港。埠頭では先住民アミ族10名による歓迎の歌と踊りが披露され、甲板では踊りに合わせてステップを踏む乗客も。乗客らは下船後、太魯閣(タロコ)渓谷、松園別館、慶修院、港天宮などを訪れ、きょう一日東台湾の美しい景色を堪能した後、夕刻には高雄へ向かって出港する。

花蓮県の観光関係者によると、今年4月から6月にかけてダイヤモンド・プリンセスとサン・プリンセスが地元と日本を往来することで、少なくとも800万台湾元(約2700万円)の観光収益が見込まれるという。また、原住民の歌や踊りを通じて観光客に花蓮の情熱や活力、文化のすばらしさを感じてほしいとしている。

英国船籍のダイヤモンド・プリンセスは排水量11万5875トン、収容人数2670人、長さ290メートル、高さ18階。先月には3000万米ドル(約30億7700万円)かけて、広さ8800平方フィート(約820平方メートル)の中に和風温泉エリア、寿司レストランなどを新たに設けたほか、ショッピングエリアや室内外の各設備を拡張するリニューアル工事が終了したばかり。

旧跡「撫台街洋楼」でありし日の台北映す特別写真展

日本統治時代に建てられた台北市指定の古跡で小型博物館として生まれ変わった「撫臺街洋樓」(別名・大和町洋楼、台北市延平南路)で行われる写真展示会の第一弾として、撮影家・李火増氏の特別写真展が開催されることになった。

1910(明治43)年に建てられた撫台街洋楼は台北城内に唯一残る日本時代の2階建ての戸建て洋館。このエリアにあるほとんどの旧跡が政府機関の建物であるのに対し、民間の店舗として使われていた建築が残っているのは珍しく貴重だ。

今年104年を数える撫台街洋楼は本来の商業施設から第二次世界大戦後は「人民導報」社の所在地となったが、1947年に2・28事件が勃発した際、時局批判が元で警備総部の差し押さえを受け、行政長官公署と国防部軍務局により接収。のちに軍務局の公務員家族用宿舎となり、一時期は漢方の診療所が開業したこともある。

1997年に市の古跡指定を受け、1998年に住んでいた家族らが引き払った後は2002年の火災で1階の石造り部分だけを残して焼失し、古跡の管理者に競売にかけられるという紆余曲折も経た。その後、台北市文化局によって再活用が検討され2009年に修復工事が完了、「台北故事館」責任者の陳国慈氏による管理を経て今年、文化資産の保護や活用に力を入れている台湾歴史資源経理学会に運営が委託されることになった。

今回、撫台街洋楼の1階で行われる「台北城風情特別展」では台湾の撮影家、李火増氏(1912−75)の作品を展示。経済的に比較的恵まれていた李氏は当時、写真機材店のトウ南光氏や張才氏と知り合ったことがきっかけで、カメラを携え台北城内の街並みの記録を始め、ファインダーを通して台北市街の人々や感動的な生活の様を捉え、社会のありのままの姿を映し出すことに長けていたといわれる。文化局によると、李氏に関する記録は少なく、今回展示される台北の古い写真はすべてこの1〜2年の間に発見されたものだという。(トウ=登におおざと)

毎日ご近所清掃1時間 日本人男性を県が表彰/台湾・彰化


彰化県政府は20日、街の清掃活動を行うボランティアと、長期間にわたって美化活動などに取り組んできた功労者を表彰した。その中には定年退職後に台湾に移住し、地道に地域の清掃を続けてきた日本人男性の姿もあり、街が美しくなれば心も美しくなると喜びを語った。

この日、老後を妻の故郷である台湾で過ごそうと同県社頭郷に移り住んだ吉田武司さん(72)は「特別貢献奨」を受賞。台湾を第二の故郷だと話す吉田さんは、「家を愛することは地域を愛すること」と語る。妻の蕭瓊瓔さんによると、移住後まもなく地域の清掃ボランティアとして近所を毎日1時間かけて掃除し、悪天候の日も路上にゴミや落ち葉、犬のフンを見つけたらすかさず拾い上げているという。

柯呈枋副県長によると、県内には457の環境保護ボランティア団体と約2万5000人のスタッフがおり、その平均年齢は67歳。地域コミュニティーの美化に貢献する彼らを「環境保護の英雄」と称え、彰化がさらに美しく清潔になるよう今後の活躍に期待を寄せた。









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食品産業協会、オラクルと食品管理情報システム構築


台湾食品産業発展協会は22日、ソフトウエアの米オラクル社と共同で「食品管理情報サービスプラットフォーム」を構築すると発表した。今年第4・四半期(10〜12月)に運用を開始する予定。食品原料、加工、販売、食品会社などを結び、食の安全性を向上し、台湾の食品産業の競争力を高めることが狙い。世界の有名食品会社が利用している同社のソフトを用い、食品原材料基準、国際食品法規、食品安全問題事例情報などを共有できるようにする。

台湾電力、大規模な節電キャンペーン実施 夏の電気使用量削減を目指す

台湾電力はアースデーとなった22日、今夏の節電キャンペーンの実施を発表し、昨年を上回る規模とされる内容をアピールした。

同社では夏季(7〜8月)の電気使用量削減などのため、2008年7月から一定の節電率を達成した家庭を対象に電気料金の割引を実施してきた。昨年、アースデーに合わせた節電イベントを初めて開催したところ、大きな反響を呼んだことから、今年は参加対象を拡大し、賞金も増額して行われるという。

昨年のイベントでは全台湾1180万世帯を対象に、10%以上の節電を達成した家庭と、誰でも応募可能な賞金つきクイズの正解者の中から抽選で選ばれた家庭と人に総額600万台湾元(約2030万円)相当の賞品、賞金などが贈られ、7万5000世帯と5万人がそれぞれ参加した。

今年はさらに商店など約94万社を対象に加え、賞金・賞品総額を1100万台湾元(約3721万円)に引き上げて開催。台電ではさらに多くの人々に節電に取り組み、イベントに参加してもらいたいと期待を寄せている。

電気料金優遇措置が開始された2008年7月から昨年12月までに、台北市全世帯の年間電気使用量の3.09倍に匹敵する231億キロワット時の節電を達成した。これは1227万トンのCO2排出量削減に相当するという。

台北のYouBike、中国大陸・アモイの自転車シェアリングの手本に


中国大陸・福建省のアモイ(厦門)で、台湾・台北の自転車シェアリング「YouBike」をモデルにしたサービスが始まったことが分かった。21日付の聯合報が伝えた。

自転車シェアリングは、福建省にとって初の導入。現在は海滄湾公園など一部エリアでしか利用できないが、アモイ島への駐輪場新設などサービスの拡大を目指している。また、自転車の鋼材の調達やボランティアの育成には、現地で活動する台湾の企業関係者などが協力したという。

2009年に試験運用を始めた台北の「YouBike」は、今や外国人観光客にも市内の移動手段として親しまれている。昨年、1021万台湾元(約3450万円)の純利益が計上されたほか、台北市に隣接する新北市でもサービスが開始されるなど、利用エリアが広がりつつある。年末までに新北市での営業拠点は現在の10倍にあたる60カ所、自転車台数は8倍にあたる1600台へと増備される予定。

五木ひろしがコンサートプロモーションで台湾訪問

演歌歌手の五木ひろしが22日、デビュー50周年を記念して6月14日と15日に台北国際会議センターで行われるコンサートのプロモーションのために訪台した。22日付けの蘋果日報が伝えている。

今年で66歳の五木は普段から運動と十分な睡眠を心がけているという。ゴルフのほかに夏は水泳、冬はスキー、自宅でも卓球を楽しみ、コンサートツアーに必要な体力を維持しているとし、40歳のころから体形は変わっていないと語った。

記者会見にはタレントのタイ智源や台湾語歌手の王翁立も駆けつけた。母親が演歌を聞くのが好きで、小さいころは演歌が流れる環境で育ったというタイは、昨年のコンサートを見て感動したと五木への思いを爆発させた。(タイ=台におおざと)

また、昨年テレサ・テンの「月は我が心」を中国語で熱唱した五木は、今年も中国語歌曲に挑戦する計画で、リクエストがあれば受け付けるとファンに呼びかけた。

元野党党首、「日の丸原発」反対の断食を開始

野党・民進党の林義雄元主席が22日、台湾電力第4原子力発電所(新北市)の建設中止を求め、断食による抗議を始めた。

今年73歳になる林氏は、1979年の美麗島事件に関与したことで投獄されるなど、台湾の民主化運動の精神的指導者で政界の人格者として知られる。民進党主席在任中の2000年には同党の陳水扁氏が総統に当選し、史上初の政権交代を果たした。

台湾の世論を二分する第4原発(核四)問題をめぐって林氏は、かねてから反対の立場を鮮明にし、1994年に「核四公投促進会」を設立。建設の是非を問う“公民投票”の実施や関連の法整備を求めて各地をめぐる行脚ツアーを展開していた。

建設から10年以上経った今も運転のめどが立っていない第4原発は、原子炉が日本製のため「日の丸原発」とよばれることもある。台湾では、2011年3月の福島第一原発事故発生を機に脱原発・反原発の気運が高まっているのを受け、政権側も慎重な姿勢を取っており、江宜樺・行政院長(首相)は22日の国会答弁で「国民投票は原発の安全を確保してから」との立場を崩していない。

なお、林氏の行動に呼応しようと、民進党の陳欧珀・立法委員(国会議員)はこの日、頭を丸めた上で議場前での無期限の断食抗議を開始した。

高速道路料金所元スタッフが再就職めぐり交通部で座り込み


台湾の高速道路の料金徴収制度が昨年12月30日から全面的に電子徴収へ切り替わったのにともない失業した料金所の元スタッフらが、再就職の状況などに不満だとして22日、交通部で座り込み抗議を行った。

元スタッフらで構成する団体によると、交通部高速公路局と電子料金徴収システムを運営する遠通電収は本来、今年6月末までに希望者に対して行う再就職支援を完了させると約束していたという。

しかし、実際には学歴や職歴、面接の回数などに制限が設けられ、面接時に嫌がらせがあったと訴える人がいたほか、遠通に再就職した人からは差別的な待遇を受けているとの声が上がり、元スタッフの間で労働者の権利が本当に守られているのかなどの不安が広まっている。

これを受けて元スタッフらは22日、交通部は元雇用主として、政府機関としての責任を取るべきだと要求。団体の代表と高公局職員による話し合いが持たれたが、興奮した一部のメンバーが葉匡時交通部長との面会を求めて交通部ロビーになだれ込み、座り込み抗議を行った。

遠通側は、455人の再就職希望者のうち337人の面接が終了し、200人近くが新たな職場で勤務しているとし、他の企業とも協力して引き続き就職を支援したいと話している。

街路樹の花が臭過ぎて 近隣住民が市に抗議/台湾・台中


街路樹として植えられているヤツデアオギリの花が放つ強烈なにおいに耐えられないとして、台中市東興路沿道の住民が市政府に抗議し、別の場所への移植を求めている。

台中市南屯区大興里の住民によると、公益路と三民西路を結ぶ東興路の両脇に植えられているヤツデアオギリは3〜4月に開花のシーズンを迎え、その強い独特なにおいが住民の食欲はおろか睡眠に悪影響を及ぼしているという。

李富堂・大興里長は、ヤツデアオギリのにおいは半径1キロメートルの範囲まで漂い、住民の我慢は限界に達しており、伐採ができないのであれば、別の場所に移植してほしいと訴える。

台中市建設局の呉世イ局長は、5月7日に開催される樹木のフォーラムで、移植の原則や方法について自然保護団体や里長、議員などを交えて討論したいとしている。ただ、大規模な移植については難色を示し、においを緩和させるために花を摘み取る作業を行うことで、住民に理解を求めたいと話している。(イ=王へんに韋)

食品の南僑、Q1は42%の増益[食品]

食品大手の南僑集団が発表した第1四半期の連結決算は、純利益が前年同期比41.7%増の2億1,000万台湾元(約7億1,000万円)で、同期での過去最高を更新した。「杜老爺」ブランドで展開するアイスクリーム事業が伸び、中国での油脂や冷凍麺に加え洗剤の販売、飲食店などの事業が好調だった。

22日付工商時報が伝えた。同期の売上高は前年同期比15.8%増の33億6,200万元。第1四半期は例年のアイスの不需要期だが、全家便利商店(台湾ファミリーマート)で販売するソフトクリームのヒットが南僑のアイス事業の業績を押し上げた。

同社はさらなる販売拡大を視野に、桃園県で2億元を投じてアイスの新工場を建設中。6月に稼働する予定だ。

台湾の僧侶がスーパーでビーフジャーキーを盗み食い


17日付の米ニュースサイト「yourjewishnews.com」によると、台湾南投県の60歳の僧侶がスーパーでビーフジャーキーを盗み食いし、不殺生戒を破ったばかりでなく、窃盗の罪で警察に逮捕された。21日付で環球網が伝えた。

スーパーが商品を点検していたところ、1袋60ドルのビーフジャーキーが複数なくなっていることに気付いた。そこで、店員が監視カメラで調べてみると、僧侶が陳列棚の影に隠れてこっそり盗み食いしている姿が確認された。

その後、その僧侶が何食わぬ顔で再び来店、ビーフジャーキー売場へと直行した。店員はすぐに警察に通報、僧侶はビーフジャーキーをこっそりかばんの中に入れようとしていたところで捕まった。

僧侶は窃盗の罪で逮捕、起訴された。不殺生戒を破ったことと盗みを働いたことに対して反省の言葉を述べる一方、動機については「自分でもよく分からないが、最近、無性に肉が食べたくなる」と供述しているという。

中国人客の「けんか」を受け、タイ航空がプラスチック製の食器導入へ

台湾・中広新聞網によると、タイ航空は機内で乗客がもみ合いの際に食器を使用したことを受け、ステンレス製の食器をプラスチック製へ変更することを検討している。

今月16日、タイ航空TG674便の機内で、3人の中国人乗客が口論となり、機内食用のナイフやフォークを手にけんかを始めるという騒ぎがあった。客室乗務員が制止したことで、その場はようやく収まったというが、血を流した人もいたという。

タイ航空の安全部門責任者は、「同社は乗客が機内のステンレス製の用具を用いて誰かを攻撃することは望んでいない。そのため、まずバンコク発ロサンゼルス着便でプラスチック製の用具を試験的に導入し、問題がなければ使用を拡大する」と話している。

日立製作所、中国の超高層ビルに世界最速のエレベーターを導入


台湾紙・自由時報は22日、日立製作所が中国の超高層ビルに世界最速のエレベーターを導入したと報じた。

記事は、日立製作所が21日、中国・広州市に建設中の超高層複合ビル「広州周大福金融センター」に世界最速のエレベーターを取り付けると発表したと伝えた。このエレベーターは分速1200メートルで、1階から95階までわずか43秒で到達する。

台湾の超高層ビル「台北101」が保有する世界最速記録を更新することになる。記事によると、台北101のエレベーターは三菱電機製で分速1010メートル。

日本の国会議員や原子力エネルギー専門家などが25日に台湾訪問へ

外交部は22日、細田博之元内閣官房長官や日本の原子力エネルギーの専門家など18人が今月25日から台湾を訪問すると発表した。

これは対日窓口機関、亜東関係協会の羅坤燦秘書長が定例記者会見で明らかにしたもの。有馬朗人元東大総長や現職国会議員、9人の専門家ら18人で構成される訪問団が原子力エネルギーについて情報交換を行うとしている。

訪問団のメンバーは馬英九総統と面会するほか、国家安全会議の鍾堅諮問委員や行政院原子力委員会の蔡春鴻主任委員などを訪問。台湾電力と原子力エネルギー学会が主催するシンポジウムにも出席するという。

台湾鉄道 つり銭返却機能付き新型コインロッカーを設置へ

台湾鉄路管理局は23日、今年末を目途に新しいコインロッカーを導入する計画であることを明らかにした。

台鉄のロッカーをめぐっては、利用者からおつりが出ない、お金が返却されないなどの不満の声が上がっていた。台鉄によると、台北駅では3年前から専門スタッフを常駐させたほか、両替機や大型の使用説明板などを設置してきたが、サービス向上のため、現在メーカーと協力して「おつり」「返却」「取消」の機能がついた新型コインロッカーを開発中で、今年末にも導入するという。

一方、現行のコインロッカーでも改修が行われる。以前は60秒以内に料金の支払いが完了しなかった場合、自動的に利用が取り消されるばかりか、投入した分のお金が返却されない状況になっていたが、時間を180秒に延長させるシステム変更が行われており、台北駅と台中駅ですでに完了、その他の駅でも順次変更されることになっている。

このほか、5月末までには利用時間の延長についても操作後180秒以内であれば取り消しができるように変更するとしている。

3月の訪台旅行者、単月としては過去最高の88万人を記録

今年3月に台湾を訪問した旅行者の数は88万1003人で、単月としては過去最高を記録したことが交通部観光局の統計でわかった。

これはこれまで過去最高だった昨年12月の80万4328人を大幅に超える数で、昨年同期と比べても16%成長した。特に増えたのは韓国、マレーシア、中国大陸からの観光客で、それぞれ4万3531人(昨年同期比79.5%増)、4万5845人(同35.9%増)、36万1150人(同34%増)だった。

また、1〜3月の第1四半期でみると、訪台旅行者数は230万365人で、昨年同期比23.78%増。韓国からの旅行者は15万2199人(同91.42%増)、中国大陸からは93万1069人(36.75%増)、マレーシアからは10万4047人(30.32%増)が台湾を訪れた。

観光局では、2014年の年間訪台旅行者数900万人の目標に近づいたと期待を寄せている。

日本との交雑種トコブシ開発に成功 繁栄の復活に期待

行政院農業委員会・水産試験所は22日、トコブシの品種改良に成功したと発表した。一度は衰退した養殖業に再度の繁栄がもたらされることに期待が高まっている。

台湾では30年余り前から台湾アワビとも呼ばれるトコブシの養殖が盛んで、最盛期には年間生産量約2500トン、産出額20億台湾元(約67億円)にも達していた。しかし、2002年から大量死が相次いで発生、関連業者は大きなダメージを受けた。

水産試験所による長年の調査の結果、大量死の原因は近親交雑にあることが判明。2008年に日本から持ち込まれた野生トコブシを台湾のそれとかけ合わせたところ、問題が改善され、新品種の開発に見事成功した。

高品質で、輸出条件をもクリアする新品種は生存率が高く寒さにも強いため、採取時期が従来の10月までから翌年3月までに延長可能となり、昨年の生産高も2010年の3倍以上となるなど、大幅に増加した。同試験所では過去の繁栄を取り戻すことができるよう、今後も引き続き新品種トコブシの養殖を業者に指導していく方針。

阿里山を訪れた観光客、4月に100万人達成 過去最速

阿里山国家森林遊楽区では今年の入場者数がこの22日で100万人に達した。同遊楽区開設30数年で最も早く100万人を超えたことになる。

林務局嘉義林区管理処によると、これまでで入場者数が最も早く100万人に達したのは2012年5月14日。今年は気候が穏やかで大きな天候不順などもなかったことから桜が美しく咲き誇り、行楽地としての環境整備などの取り組みも奏功したため、さらにずっと早く100万人に達したのではないかとみている。

阿里山国家森林遊楽区では今がちょうどタイリントキソウ(台湾一葉蘭)の見ごろで、阿里山貴賓館や祝山観日歩道で淡い紫色の可憐な花が楽しめる。このほかにも、素朴で清らかなツツジやオレンジ色が鮮やかなアヤメの一種(射干菖蒲)も咲き乱れているという。

S.H.EのSelinaが大やけどから3年半、痛々しい傷跡も堂々と公開


2014年4月22日、人気ユニットS.H.EのSelinaが美容パックのPRイベントに登場。腕に残る痛々しいやけど跡が注目された。東森新聞網が伝えた。

S.H.EのSelinaは2010年10月、上海市のスタジオでドラマ撮影中、火薬の爆発事故に遭遇。体の半分にも及ぶ大やけどを負い、一時は生命の危機も伝えられた。治療とリハビリのため活動休止を続けていたが、2012年後半から少しずつ復帰。現在も治療を続けながらの活動となっている。

22日、台北市で美容パックのPRイベントに登場。腕に残る痛々しい傷跡をここまではっきりとさらけ出したのは、事故から初めてのこととなった。下半身は移植した皮膚を守るためのボディスーツを着用したままだが、最近は自転車に乗ったり、ナイキ社の開発したエクササイズレッスンを受けたりと、体力づくりに励んでいることを語った。また、体の回復状態も非常にいいと話している。

皮膚を移植した部分は敏感肌で、さらに傷跡のレーザー治療も行っているため、ボディケアやスキンケア製品には細心の注意を払っているという。事故から3年半が経過したが、人前で見せない部分でのSelinaの苦労や負担は非常に大きいようだ。









11歳の少年がテコンドーで犯人を撃退:台湾

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HTC、台湾で4G対応スマホ2モデル発表


宏達国際電子(HTC)は23日、台湾でスマートフォン「Disire」シリーズの新モデル「816」「610」を発表した。第4世代移動通信システム(4G)に対応し、本体価格それぞれ9990元、7990元で販売する。同社の董俊良・中国区総裁は「これまで9000〜1万1000元とされてきたミドルレンジ機種の価格幅は利用者の仕様への要求の高まりとともに8000〜1万4000元へと広がり、携帯電話全体に占める比率も10%程度まで上昇している。当社はこのミドルレンジ市場で40%のシェアを獲得したい」と語った。

馬・総統、第四原発の安全検査と国民投票を約束

馬英九・総統が第4原子力発電所の建設問題について、安全検査をクリアしてから国民投票を行うと約束した。馬・総統は23日午前、第4原発の建設中止を呼びかけて22日から義光教会で絶食に入った、野党・第一党民進党の林義雄・元主席を見舞った。林義雄氏は絶食期間中、メディアのインタビューを受けないなど、外部との連絡をすべて拒否するため、馬・総統は、教会の牧師を通じて林義雄氏に健康に留意するよう促す旨が書かれたカードを渡した。馬・総統はメッセージの中で、政府を代表して、第4原発が安全検査をクリアした後、国民投票を通じてその未来を決めると約束した。

内政部、反原発活動家に自制呼びかけ

現在建設中の第4原発の建設続行に反対するため、22日から絶食に入った野党・民進党の林義雄・元主席に声援するため、「公民投票によって台湾を守ろう」連盟は22日夜、中華民国の国会に当たる、立法院を包囲し、立法院前のバリケードを倒そうと、立法院を守る警察官と対立していた。内政部の陳威仁・部長は23日、国会が順調に機能できるようするため、皆が理性的になってほしいと呼び掛けた。

陳威仁・内政部長は、「民主社会の貴重なところは、皆が法律に則って意見を表明することにある。暴力、または強制的な手段を用いることは民主社会にあるべきやり方ではない。警察側は法律を執行する際、理性的で、厳正な態度で臨むと信じている。そのため、国民も思いやりを持って警察官に合わせるよう希望する。」と述べた。

北宜直線鉄道の路線が決定

台湾北部の台北市と北東部の宜蘭県を直線で結ぶ、「北宜直線鉄道」の路線が22日に正式に決まった。22日に決まったのは、台北市の南港から双渓、宜蘭の大渓を経て、頭城まで行く路線で、全長が53キロメートル。沿線にはトンネルが二ヶ所ある。一つは長さ21.6キロメートル、もう一つは長さ14.2キロメートル、両方とも現在、台北市と宜蘭を結ぶ、長さ12.9キロの「雪山トンネル」より長くなる。総工費は台湾台湾元491億元、(日本円およそ1669万円)。

この路線が開通したら、在来線、台湾鉄道で最もスピードの速い列車、自強号を利用すれば、台北と宜蘭が47分で結ばれることになる。現在より38分節約できる。そして台北から台湾東部の花蓮に行く所要時間も100分間に短縮される。この路線の開通により、宜蘭は台北から通勤できる場所になるほか、台湾東部の花蓮と台東も台湾の一日生活圏に入る。

交通部鉄道改築工事局は22日、会議を開き、「北宜直線鉄道」の路線を討論した結果、台北市民の水がめである翡翠ダムの水源地を経由しない案を採択した。交通部鉄道改築工事局の唐継宏・副局長は、建設案の内容について、「台湾鉄道の南港駅から出発、台湾鉄道の双渓駅を経由して、宜蘭の大渓駅へ、現在の台湾鉄道の路線に沿って頭城にいく。これから細部の調査、測量、計画を行う。その中には環境アセスメントも含まれる。」と述べた。

唐継宏・副局長によると、「北宜直線鉄道」開通後、台北から宜蘭に行くには二つの路線がある。新たな路線のほかに、従来の在来線・台湾鉄道の宜蘭行きの路線も続けて運行するという。



台湾、三人目のH7N9感染者発見

台湾では三人目のH7N9型鳥インフルエンザの感染者が発見された。疾病管制署が22日夜に発表したところによると、この患者は、中国大陸の江蘇省から来た44歳の女性で、入国する前、発症していたが、熱が出ていなかったため、発見されなかった。現在、病状が悪化している。疾病管制署はこの患者と密接に接触した61人の状況の把握を急ぐと共に、WHO・世界保健機関、および中国大陸、香港、マカオの窓口とも密に連絡を取っている。

疾病管制署の荘人祥・署長は、「この患者が台湾に来る前、中国大陸南京の伝統市場で鶏を買ったことがあるため、現地で感染したと判断した。われわれは数分間前に、IHR・国際保健規則の窓口に連絡した。そして、中国大陸、香港、マカオの窓口にも通達した。」と説明した。

荘人祥・署長によると、この患者が台湾に来た後、台湾北部の台北市、新北市、台湾中部の南投県などの景勝地を訪れた。疾病管制署は、この患者と密接に接触した人を61人特定した。この61人、およびこの患者の中国大陸にいる家族はみなH7N9に感染する症状はない。疾病管制署は、この患者と同じツアーで台湾にきた34人、および医療関係者14人に抗ウイルス薬を投与するという。

なお、過去一年、台湾ではH7N9型鳥インフルエンザの感染者が二人発見された。一人目は中国大陸で働く台湾企業関係者で、治療を受けたあと、全快して退院した。二人目は中国大陸の江蘇省から来た86歳の人で、肺炎などの併発症で亡くなった。この三人ともに中国大陸の江蘇省からきたもの。

3月来台海外旅行客、単月の最高を記録

3月、台湾を訪れた海外の旅行者数がこれまでの最高を記録した。交通部観光局の統計によると、3月、台湾を訪れた海外の旅行客はのべ88万1003人に達し、昨年の同じ時期に比べて16%成長、昨年12月に記録されたのべ80万4328人をはるかに上回り、これまでの一ヶ月あたりの訪台旅行客数の最高を記録した。

3月台湾に来た海外の旅行客のうち、韓国、マレーシア、中国大陸の成長幅が最も大きく、韓国は昨年の同じ時期に比べて79.5%、マレーシアは35.9%、中国大陸は34%増えている。なお、今年の1月から3月まで、台湾を訪れた海外の旅行客はのべ230万人を上回っており、観光局が設けた年度目標のべ900万人を突破することが期待できる見込み。

DRAM2社のQ1利益、華亜科は過去最高[IT]

台湾プラスチック(台プラ)グループのDRAMメーカー2社は22日、第1四半期の連結決算を発表した。華亜科技(イノテラ)の純利益は前期比1.8%増の112億4,600万台湾元(約380億円)で、前期に続いて四半期ベースの過去最高を更新。南亜科技(ナンヤ)は、出資している華亜科の利益を計上し、純利益が前期比55%の大幅増となった。

台湾各紙が伝えた。華亜科の第1四半期売上高は、前期比2.2%減の202億2,400万元。チップの平均価格が3%下がったことが響いた。ただ、ビット換算の出荷量が5%増えたため、利益率は上昇した。

南亜科の売上高は1.6%減の116億9,200万元。出荷量は6.4%減ったが、製品の平均単価が2.6%上昇したことや台湾元安が増収につながった。本業のもうけを示す営業利益は39億6,600万元だった。華亜科の持分利益29億5,600万元などを計上し、純利益は61億2,100万元となった。

■設備投資額を上方修正

南亜科と華亜科は同日、今年の設備投資額の見通しをそろって上方修正したと発表した。

南亜科は従来見通しの30億5,000万元から66億9,000万元に引き上げた。同社は「液浸露光装置を増設し、生産のボトルネックを解消するため」と説明した。

華亜科は従来の150億元から200億元に上方修正した。最先端の20ナノメートル製造プロセスでの量産スケジュールを加速する。20ナノ製品は、第2四半期末に試験生産を開始し、年末に量産に入る見通しだ。

11歳の少年がテコンドーで犯人を撃退 

11歳の少年がテコンドーで犯人を撃退 画像はappledaily.com.twのスクリーンショット
今月初め、バイクに乗っていた女性が石で殴られ金のネックレスをひったくられる事件が起きた。しかし、被害者の女性と一緒にいた11歳の息子がテコンドーで犯人を撃退したという。攻撃を受けて倒れた犯人のヘルメットを息子がすばやくもぎ取ったため、防犯カメラが男の顔を捉え逮捕にも大きく貢献した。

事件があったのは、今月6日午後1時半ごろ。被害者の32歳の女性と息子はバイクで昼食を買いに出かけたところ、女性が後ろからきた男に石で殴られ、バイクごとその場に倒れた。犯人は手に持った刃物で女性を脅しながら、もう片方の手で女性が身に着けていた金のネックレス、およそ8000元(約2万7000円)相当をひったくった。

この少年は3年前からテコンドーを習っており、いつか警察官になって悪者を捕まえるという夢があった。自分より頭一つ分大きな男に対して、正面からは向かわず後方に回って攻撃を仕掛けることにしたという。ネックレスを奪おうと前かがみになっていた男の背中を立て続けに十数回殴ると、男は体勢を崩した。次にひざを蹴ったところ、男は声を上げて倒れたそうだ。顔隠しのためのヘルメットを取られると、男は慌てて逃走した。

防犯カメラの映像をもとに、警察は22日、高雄市林園区港埔三路に住む29歳の男を逮捕した。男は薬物を買う金が欲しかったと供述している。警察によれば、男は薬物所持、強盗などの前科があり、今月5日にも別の女性から金のネックレスをひったくろうとして未遂に終わっていたという。

タバコと同じくらい健康に良くない6つの生活習慣

タバコが健康に悪いということは良く知られている。実際、タバコを吸うことは健康に悪影響を与える最大の要因とも言える。しかし、実はタバコを吸わなくても、ある生活習慣は、タバコと同じくらい健康に悪影響を及ぼす場合がある。米国のニュースサイト「RODALE NEWS」に喫煙と同じくらい健康に良くない6つの習慣という最新記事が掲載された。生命時報が伝えた。

1、一日中座り続ける

オフィスや車に長時間座り続けることは、多種多様な健康被害や疾患をもたらす。しかも、たとえ常日頃身体を鍛えていても、長時間座り続けることの弊害は解消できないという。カナダのアルバータ州の医療機関、アルバータ州保健サービス・ガンセンターの新しい研究結果によると、毎年16万件の結腸がん、前列腺がん、肺がんはすべて運動不足が関係しており、喫煙による被害はその中の3分の2程度でしかないのだという。専門家は、仕事中に定期的に身体を動かす習慣を身につけ、家の中でもできるだけ頻繁に身体を動かすべきだと忠告している。

2、ガスを使う際に、換気扇を回さない

米医学学術誌「Environmental Health Perspectives」誌に新しい研究結果が掲載された。それによると、ガスを使用する際に、換気扇を回さないと、部屋に基準を上回る一酸化炭素や二酸化窒素、ホルムアルデヒドが蔓延するという。この3種類の汚染物質はタバコの副流煙にきわめて多く見られるものだ。専門家は、どんな料理方法であれ、ガスを使用する際には、必ず換気扇を回すべきであると忠告する。それによって、汚染物質を60%から90%ほど減少させることができるという。

3、肉を食べ過ぎる

動物性蛋白質はガン細胞の分裂を促すインスリン様成長因子(IGF-1)を促進させる。米医学学術誌「Cell Metabolism」に掲載された南カリフォルニア大学のある研究結果によると、中年時に大量の動物性蛋白質を摂取したグループは後にガンで死亡する比率が同年齢の4倍に達することが明らかになった。それに対し、65歳以上の人にはなんら悪い影響が見られなかった。専門家は、豆類などの植物性蛋白質を、一部の動物性蛋白質の代わりとして摂取すべきと忠告する。中年層は毎日体重に基づいた蛋白質(体重0.9kgに対し0.8g)を補充するべきだという。

4、高温で揚げた食品を食べる

多くの研究によって、食用油は温度が高くなりすぎると、アクロレインや大量の汚染物質・抗アンドロゲンを発生することが明らかになっている。この発ガン性物質はタバコの煙にも含まれており、呼吸気管支炎になりやすくさせる。専門家は、オリーブ油を多めに使用し、料理をする際には、温度を高くしすぎないようにすることを薦めている。

5、室内での日光浴

「米国医学協会雑誌」に掲載された研究内容によると、米国では毎年室内の日焼けによる皮膚がんの発生が42万件にも上がっている。これに対し、喫煙による肺がんは22.6万件に過ぎない。米学術雑誌「Evolution and Human Behaviour(進化と人間行動)」に掲載された研究によると、ニンジンやトマトを食べることで皮膚は自然ときれいになるという。

6、長期的な睡眠不足

長期にわたる睡眠不足は高血圧、心臓病、脳梗塞、肥満およびその他多くの健康被害を起こしやすくする。ある研究によると、毎晩の睡眠が6-7時間に満たない場合、死亡率の増加率は喫煙と同程度になるという。このほか、深い睡眠の欠如や昼夜が逆転するなどの生活の乱れは腫瘍の成長速度を加速させる。毎日、7-8時間の十分な睡眠をとることが健康にとって重要である。




紙パンダの大群「屋台の宴会」開催 :台湾

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馬・総統と蘇・民進党主席が原発問題で25日に会談


馬英九・総統が25日、最大野党・民進党の蘇貞昌・主席を招いて第四原子力発電所問題について会談する。

総統府は24日夕方、馬・総統と蘇・民進党主席が25日午前10時に総統府で、第四原発問題について会談すると明らかにした。なお、会談は公開される。

第四原発問題が人々の強い関心を集めている。蘇・民進党主席は21日、馬・総統と対面する意向を示したが、23日になっても自発的に総統府側と連絡をとらなかったため、馬・総統は24日午前、総統府の楊進添・秘書長に、民進党の林錫耀・秘書長に連絡するように指示、正式に蘇・民進党主席を総統府へ招いた。

総統府は、馬・総統は、野党党首と国家の政治について意見交換することを常に歓迎しており、前提と条件を設けずに、率直に意見交換し、共同で解決策を見出せるよう希望していると述べた。

馬・総統は23日、第四原発の建設続行の可否について、「安全性は台湾電力、行政院原子力委員会及び国内外の専門家による検査をクリアしなければならない。政府の政策は、安全を確保した後に国民投票を行い、第四原発の今後について決定するというものだ」と指摘、野党と民間団体が求める国民投票のハードル引き下げについては、低すぎる場合は社会の不安定につながる恐れがあるとして、ケース毎あるいは一時的な妥協で制度を破壊することに反対の立場を示した。

国民投票を定めた中華民国の法律の規定によると、国民投票が成立するには、有権者の2分の1以上が投票し、かつ有効投票数の過半数の同意が必要。

行政院:国民投票結果出るまでは燃料棒挿入せず

一方、蘇・民進党主席は23日、国民党所属の朱立倫・新北市長と会談した。会談後、2人は第四原発の安全面に対する立場、問題解決に関する見方は完全に一致したと強調、公民投票法の速やかな改正によるハードル引き下げを主張し、与野党合意の加速を期待した。第四原発は新北市に建設中。

行政院の江宜樺・院長が24日、第4原子力発電所の問題について、安全検査をクリアしても、国民投票が行われなければ、燃料棒は挿入しない方針を明らかにした。

江・行政院長は24日の閣議で、行政院原子力委員会は今年下半期に第4原発の安全検査に関する報告をまとめ、その後、第4原発の存廃問題を国民投票にゆだねると述べた。江・行政院長はそして、国民投票の結果が出るまで、燃料棒の挿入は絶対に行わないと強調。一部で、6月の燃料棒挿入が伝えられたことに対し、行政院はうわさに過ぎないとしてこれを否定した。

第4原発の建設続行の可否をめぐる問題が最近、再びクローズアップされており、総統府と行政院の上層部は連日この議題について討論している。江・行政院長は24日、行政院は国民投票で第4原発の存廃を決定する意向があること、ならびに、第4原発の安全検査が終わるまでは国民投票を行わないという方針は昨年から示していると改めて述べた。

行政院の孫立群・スポークスマンは、閣議での江・行政院長の談話について、「台湾電力は今年の下半期に安全検査をしてから関連の報告を原子力委員会に送る。しかし、原子力委員会が報告を確認するだけではなく、アメリカの原子力規制委員会(Nuclear Regulatory Commission NRC))」の専門家の再度の確認も必要だ。第4原発が安全検査をクリアしてのち、国民投票を行う。国民投票の結果が出るまで、政府が第4原発に燃料棒を挿入することは絶対にない」と伝えた。

外交部:米は釣魚台列島の主権への立場示さず

外交部が、アメリカは釣魚台列島の主権に対する立場を示していないとしている。日本を訪問中のアメリカのオバマ大統領は、日本のメディアのインタビューに対し、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)は日本の管轄下にあるため、日米安保条約の適用対象になるとの発言を行った。

外交部の石定・次長は24日、立法院での答弁でこれに触れ、「アメリカは1971年、釣魚台列島の行政権のみを日本に移管すると明らかに宣言しているので、この行為は釣魚台列島の領有権に対する中華民国の主張に影響せず、アメリカは釣魚台列島の領有権問題に対する立場を示していない」との見方を示した。

石定・次長は24日、釣魚台列島の主権は中華民国台湾にあると重ねて強調、「アメリカは1971年5月26日に我々に回答した際、『アメリカが行政権を日本に移管することは、主権に関する中華民国の主張に影響せず、中華民国の権利もそのため損なわれることはない』と述べている。1971年11月2日、アメリカ上院も、『アメリカがサンフランシスコ条約で取得したのは行政権のみで、主権ではない』と話している。このため行政権の移管は主権の移管ではなく、我々の主張する主権にも影響しない。アメリカ側の態度は、釣魚台列島の主権についていかなる立場も設けない、長年の態度だと思う」と説明した。

与党の立法委員は、中華民国は主権を強調するのみだとし、具体的な行動をとる可能性について質問した。石定・次長はこれについて、「中華民国の取り組みは、馬英九・総統が提唱している『東シナ海イニシアチブ』だ。アメリカの国務省は公の場で、このイニシアチブは、国際法で問題を平和的に解決しようとするアメリカの核心的な価値と同じものだと述べた」と答えた。

台北市長選与党候補の連勝文氏、5月末に訪日

与党・国民党の中央常務委員会は23日、19日に党内予備選挙で勝利した連勝文氏を、台北市長選への公認候補に正式に指名した。連勝文氏は、李登輝・総統の時代に副総統を務めた連戦・国民党名誉主席の長男。

連勝文氏の事務所の秦?媛・スポークスマンは24日、詳細は未定としながら、連氏が5月末に日本と韓国を訪問する計画がある事を明らかにした。

秦・スポークスマンによると、日本では東京都議会を見学するなど、東京を中心とした訪問になるという。公認候補となってから初の外遊である事から、メディア及び日本と韓国の自治体行政に詳しい専門家が同行するという。

中国大陸個人旅行者「また来たい」が9割

台湾を訪れた中国大陸の個人旅行者のうち、90%が、また台湾を訪れたいと答えたことが、アメリカの大手リサーチ会社、ACニールセンの調査で分かった。

ACニールセンは、「中国大陸からの個人旅行者の台湾における消費研究」の調査結果を公表した。この調査結果によると、調査を受けた中国大陸の個人旅行者のうち、9割以上の人は「また台湾を訪れたい」とし、そのうちの5割以上の人は、「一年以内に再度台湾に来る」としている。

中華民国政府は2011年6月に中国大陸の個人旅行者の台湾観光を解禁した。内政部出入国及び移民署の統計では、2012年時点での中国大陸からの個人旅行者はのべ19万1148人だったが、2013年にはのべ52万2443人に増え、平均して一日2858人の個人客が台湾を訪れたという。

個人旅行者の消費額を費目別に見ると、買い物代がもっと高く、中国大陸の地方都市からの旅行者の台湾における消費金額は平均一人台湾元3万1732元で、大都市からの旅行者の台湾元2万6073元より21.7%上回っており、中国大陸の地方都市からやってきた個人旅行者は、台湾の消費市場での新たな主力客となっている。

中国大陸からの個人旅行者が最も好む観光スポットの上位三位は、国立故宮博物院、台湾が世界に誇る超高層ビル、台北101、蒋介石・元総統のメモリアルホール、中正紀念堂となった。大都市からの個人旅行者が好む観光スポットの四位は台北の原宿と呼ばれる西門町だったが、地方都市からの個人旅行者が四番目に好むスポットは北投温泉だった。

これら個人旅行者の半分以上は一年以内に再度台湾を訪問すると答え、その原因を、台湾の風土、人情味、文化、豊富な人文の内容、景色、B級グルメなどとしている。再度台湾を訪問する際には、滞在日数も長くなるということで、平均で一週間を超える、7.74日間となっている。

なお、この調査は18歳から59歳までの中国大陸からの個人旅行者を対象に、インターネットで実施された。

「欣葉」台湾料理の日本語レシピ本、中国語版が出版

昨年、日本で出版された台湾料理のレシピ本の中国語翻訳版が、台湾で3月末に発売されたことを記念して、24日、台北市内で出版記念レセプションが行われた。

この本は、日本の出版物専門商社トーハンの台湾法人、東販出版による『美味の伝承 欣葉の台湾料理』で、昨年9月に日本の旭屋出版から出版された『台湾の人気店〈欣葉〉美食の台湾料理』の中国語翻訳版。台湾を始め、日本、中国大陸、シンガポールなどにも展開している台湾料理の名店、「欣葉」が監修した、台湾料理115品のレシピが、写真入りで詳しく紹介されている。

およそ15年前にも、同様の書籍が日本と台湾で出版されており、5年前に旭屋出版から「欣葉」の李秀英・董事長に、第二弾の希望があり、両社の制作チームにより共同製作された。

李・董事長は、「多くの人に台湾料理がどんな料理であるかを知ってもらうための本を出版したいと声を掛けてもらった。この本には、台湾の昔ながらの家庭の味が紹介されている」と紹介、今回、日本と台湾で、レシピ本が出版される事は光栄だと話した。

今回出版されたレシピ本は、「欣葉」の李・董事長が母親から学んだという、後世に伝えたい台湾料理が15品、「欣葉」が開発した「現代風の台湾料理」24品、そして「昔ながらの台湾料理」71品が、三つの章に分かれて紹介されており、「欣葉」では味わえない料理も数多く掲載されているという。

ミスタードーナツ、新型店でめん類を販売[商業]

流通大手の統一超商(ユニプレジデント・チェーンストア)傘下で、ドーナツチェーン「ミスタードーナツ」を展開する統一多拿滋は、新型店の出店を強化する。新たにめん類を販売し、男性客の来店を促す戦略だ。

統一多拿滋は、台北市中山区にある店舗を改装し23日に新型店としてオープンした。醤油ラーメンを75台湾元(約250円)で、担担麺を115元で提供するほか、3種類のアイスクリームを38元から販売する。またコーヒーを一新し、豆にこだわり入れたて感を訴求する。新型店の狙いについて、統一超商の広報担当者はNNAに対し「ミスタードーナツは、女性客の来店が多いが、日本の店舗と同様にめん類を導入することで男性客の増加を期待している」と語った。また、当面4店舗の改装を決めており、商圏などを考慮した上で既存店も新型店に切り替えていく方針だと述べた。

統一多拿滋は、2004年にミスタードーナツの台湾1号店を台北市内に開業、現在域内で54店を展開している。年内には60店体制とする計画だ。

台湾のお台場を目指せ!三井の林口アウトレットパーク起工式


台湾北部で最大となるアウトレットモール(新北市・林口)の起工式が25日行われた。三井不動産などが建設するもので2015年後半に開業の予定。

起工式に出席した新北市の朱立倫市長は、竣工後の林口アウトレットパークが“台湾のお台場”となり、地域の活性化につながるよう期待を寄せた。

一方、三井不動産は台湾の人々に新しい消費スタイルを提供できるよう、日本での長年の経験などを活かし、台湾での大型商業施設の開発を成功させたいと強調した。

建設予定地は台北の中心部から車で約30分、桃園国際空港からは同20分のロケーションで、アクセスは非常に便利。すでに200社以上が出店の意向を表明しているという。

福山雅治が歌う台湾ドラマ主題歌、きょう初公開

歌手の福山雅治が中国語で歌う台湾ドラマの主題歌、「破暁(ポーシャオ)」が25日、初めて公開されることとなった。複数の台湾メディアが同日付で伝えた。

この曲は、福山の最新アルバム「HUMAN」の中に収録された「暁」の中国語バージョンで、きょう午後8時(日本時間同9時)から民間全民電視(民視、FTV)でドラマ「[イ尓]照亮我星球」の予告編とともに公開される。

「破暁」について「[イ尓]〜」の瞿友寧監督は、「言葉の壁に関係なく、初めて聴いた人が感動の涙をこぼしてしまいそうな歌」と絶賛し、作詞を務める潘協慶さんも真剣に仕事をこなした福山の姿勢を高く評価したという。

福山は昨夏以来、台湾での活動が活発で、今年は2月に「台湾観光親善大使」に任命され、「[イ尓]〜」にもゲスト出演したほか、6月には台北で初の海外コンサートを開く。

桃園県長、第4原発問題で「エネルギー国是会議」開催を呼びかけ


台湾電力第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設問題をめぐり、呉志揚・桃園県長は24日、与野党は今後、エネルギー問題についての国是会議を開催し、政治的思惑を離れて国のエネルギー政策について理性的に議論すべきだとした。

呉県長は同日、行政院原子能(原子力)委員会核能研究所(桃園県龍潭郷)に赴き、核物質の処理などについて説明を受けた。

呉県長は第4原発の存廃問題と共に、第1原発(新北市石門区)、第2原発(新北市万里区)、第3原発(屏東県恒春鎮)についてや、脱原発後の代替エネルギー、関連する経済政策などの課題について議論を行い、エネルギー政策を定めていくべきだと述べた。

さらに、政治的思惑を離れ党派を超えて「エネルギー国是会議」を開催し、産・官・学および市民団体による理性的な議論によって意見をまとめ、国民に受け入れられる合理的で実行可能なエネルギー政策を探り出すことが問題解決につながるとした。

第4原発の国民投票について呉県長は、皆がまだ全体像を把握していないうちに行うのではなく、互いに胸襟を開いて話し合い、それでも解決しない時にはどのような方法で国民投票を行うか議論すべきだと述べた。

米から購入の台湾ヘリ、民家に墜落 原因究明まで同機種は飛行停止

桃園県龍潭郷の民家に25日午前10時ごろ(台湾時間)、陸軍のヘリコプター、アパッチが墜落した。これを受け、陸軍は同日午後の記者会見で原因解明までの同機種の飛行停止を発表し、事故原因を究明するとの姿勢を見せた。

墜落したのはアメリカから購入したAH-64E攻撃アパッチで、陸軍航空特戦指揮部の所属。訓練任務を終え基地に戻る途中、3階建て民家の最上階に墜落、大破した。爆発・炎上はなく、乗っていた2人は病院に運ばれたが、命に別状はないという。

この事故で民家3棟が激しく損壊、負傷者はいなかったものの、ショックで住民1人が病院に搬送された。現場は近くに市場などが点在する市街地で、交通渋滞となった。

台湾は2008年より米国からアパッチヘリを30機購入しており、昨年末から順次納入されている。

第4原発問題で李登輝氏、「ウラン発電の代わりにトリウム発電」


李登輝元総統は第4原子力発電所の問題について、現行のウラン発電からトリウムによる発電への移行を考えてはどうかとの見方を24日午後、フェイスブック上で披露。また、国民は安全への懸念や生命が脅かされているという不安を抱いており、政府の積極的な取り組みが求められると強調した。

李氏は、“原発のないふるさと”を一貫して主張してきた林義雄・元民進党主席が第4原発建設中止を求めてハンガーストライキを行っている現在、政府は民意に耳を傾け国民に決定を委ねるべきで、もし原発建設中止が決まった場合、政府は代替案に積極的に取り組み、指導者は各界とともに解決策を考える義務があると指摘した。

また、李氏は台湾電力について民営化すべきだと言及したことがあるが、太陽光・風力・水力・地熱など再生エネルギーの割合を高めると同時に節約を呼びかけるべきだとした。原子力発電に関しては、第4原発が高リスク・高汚染のウランに頼ることに反対し、低汚染のトリウムによる発電を考慮するのがよいと述べた。

ハゲの本塁打王、育毛剤CM出演で話題に

台湾プロ野球、統一の張泰山選手(37)が育毛剤の新しいCMに出演し、ちょっとした話題になっている。

先住民・アミ族出身の張はルーキーイヤーの1996年、フサフサとした黒髪が自慢のイケメンだったが、今はツルツルの頭から「電火球」(電球)などと揶揄されることもある。

今回のCMの中で張は、髪の毛を増やそうとしても手遅れである反面教師としてスーツ姿で登場。真剣な表情で「もう時間を無駄にしないで」、「努力はまだ足りない」と力説し、薄毛予備軍の男性に育毛剤の使用を勧める。

このCMが今月中旬にテレビやインターネットで公開されると、「禿げても格好いい」、「ユーモアたっぷりだった」、「すごく面白かった(爆笑)」などのコメントが相次いだ。

本塁打王を3度、打点王を4度獲得した張は、輝かしい実績より人懐っこいキャラクターが人気だ。野球中継の名アナウンサー、徐展元さんには、「このボールは、張泰山の髪の毛のようにもう戻らない」という独特の決めゼリフがあるが、徐さんは相手のプライドを傷つけないよう名前の使用を打診したところ、張は「いいよ。トレードマークだから」とアッサリ同意したという。

エバー航空、台湾−沖縄線開設へ 日本線の需要増見込んで


台湾から日本を訪れる観光客が増え続けるのを受け、エバー航空は24日、台北(桃園)−沖縄(那覇)線のデイリー運航を6月17日から開始すると発表した。

同社では現在、成田、羽田、旭川、札幌、函館、福岡、大阪、小松、岡山、仙台の日本10路線を運航しており、沖縄は11番目の就航地となる。使用機材は184人乗りのエアバスA321-200型機で、台北出発は午前6時45分、沖縄出発は午前10時15分の予定。

同路線にはチャイナエアラインとトランスアジア航空も就航しており、エバー航空の参入で台湾の航空大手3社が揃うことになる。所要時間は約90分と台湾新幹線が台北−高雄間を走る最短時間に相当するため、台湾の人々は“一日生活圏”感覚でより気軽に海外旅行を楽しめるようになる。

昨年の訪日台湾人観光客数は前年比50.8%大幅増の延べ220万人(日本政府観光局推計値)を上回り、過去最高を更新したが、エバー航空では今年はさらに増えるとみている。

「金城武の木」の田園風景、文化景観指定を申請

俳優の金城武が出演する航空会社のCMのシーンで有名になった台東県池上郷・天堂路周辺の農地について、文化景観の指定が申請される。現地は果てしなく広がる田園風景が美しく、去年6月のCM放映開始以来人気のスポットとなっている。

175ヘクタールの農地には浮シュウ(=土へんに川)と呼ばれる100年の歴史を持つ用水路施設が新武呂渓の水を引いて田を灌漑し、良質な「池上米」を育む。同郷役所によると、広大な水田が視界をさえぎる人工物が何ひとつなく広がり、産業・文化・景観の3つの要素を備えているというのが申請の理由。

特に最近は、買い取られた農地に農舎が建てられるなどして本来の景観が壊されるのではといった心配の声も地元で出始めており、池上郷役所では申請を急ぐことになった。

もちろん、文化資産登録が実現しても農家が耕地を売買したり農舎を建設することを制限することはできない。林文堂・池上郷長は文化保存に協力してもらえるよう“心を込めて”説得に当たるほかないと語っている。

への関心を喚起し、子供たちに芸術を通して環境保護・生態保護の重要性を理解してもらうという。

紙パンダの大群、寧夏夜市で「屋台の宴会」開催

台北で行われていた紙のパンダ展イベントの最終地点に市内の人気夜市のひとつ、寧夏夜市(台北市大同区)が選ばれ、23日、紙製パンダが各屋台から選りすぐりの「台湾の味」を“堪能”した。このあとパンダたちは台湾の各地方へと旅を続ける。

寧夏夜市には同日夜、かわいいパンダや台湾黒熊(タイワンツキノワグマ)の紙オブジェが現れ、カク龍斌・台北市長が餞別の意味も兼ねて、名物屋台の料理20品ほどをまとめて宴会コースにした「千歳宴」の席で厚く“もてなし”た。(カク=赤におおざと)

台北市観光伝播局は、紙製パンダ1600匹と紙製台湾黒熊200匹などが3月に台北市内各地で展示されるようになって以来話題を呼び、延べ300万人以上の観光客が訪れ、米タイム誌や英BBCなど国際著名メディアにも取り上げられたとしている。

台北での“最終回”に寧夏夜市が選ばれたことについてカク市長は、台湾庶民の美食と人情を代表する名所だと述べ、老舗が用意した「千歳宴」でパンダやクマたちに屋台グルメをしっかり“堪能”してもらい、台北の温かい人情味を他の地方の人々に届け、引き続き野生動物保護への関心向上という使命を果たしてほしいと語った。

台北イベントの終了を受けて、24日からインターネット上では公益プロジェクトが開始される。ひとつは、環境・生態保護の関連団体への6000台湾元(約2万円)の寄付と引き換えにパンダまたは台湾黒熊のペーパークラフトがプレゼントされるもので、1200匹の数量限定。また、地方・山間部などの小学校巡回紙製パンダ展示プロジェクトでは絶滅の危惧に瀕している動物への関心を喚起し、子供たちに芸術を通して環境保護・生態保護の重要性を理解してもらうという。



日本統治時代の建築群「玉山二村」など新たに史跡認定受ける:台湾

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テスコム、台湾で海外発の製品販売


パソコン用キーボードの群光電子(CHICONY)は24日、美容機器、ジュースミキサーなどを販売するテスコム(東京都品川区)の台湾での販売代理権を取得したと発表した。最初の製品として世界初のジュースミキサー「TMV1000」を販売するほか、年内にドライヤーも発売する。テスコムの海外販売は台湾が最初の地域となる。群光電子の韋泉斌・総経理は「可能な限り日本と同じ水準の価格で製品を提供していきたい」と語った。

陽明大学、うつ改善食品への有益菌開発に成功

国立陽明大学が経済部と協力して、うつ状態を改善する食品に利用できる腸内有益菌を開発した、向こう1年以内の、「うつ解消食品」の発売が期待されている。

陽明大学腸内有益菌研究センターは経済部との2年間の提携研究を経て、アジアで初となる、精神有益菌PS128の開発に成功した。この有益菌は、マイナスの気持ちの改善やストレス解消など、うつ病の症状改善に有効だということ。

陽明大学有益菌研究センターの蔡英傑・主任は、2000種類の有益菌からPS128を選び出し、うつ状態にしたマウスに2週間与えたところ、明らかに改善されたと話した。蔡・主任は、この発見は有益菌の機能を腸の健康維持から精神面での改善へと拡大すると説明、現在はアメリカでの特許を出願中であることを明らかにした。そして、将来的には薬品での利用へと向かうが、早ければ一年以内に、まずビスケットや飲料などの食品の形にしたいと話した。

日本統治時代の建築群「玉山二村」など新たに史跡認定受ける/台湾・嘉義

台湾南部の嘉義市で嘉義市立博物館そばの「玉山一村・二村」、「第二司法新村」(旧監獄横の宿舎群)、「聖奥徳天主堂」(同市忠孝路)の3件が歴史建造物に、また、同市芳安里・道爺シュウ(=土へんに川)の「糯米橋」が市定古跡に認定された。今回の史跡認定で嘉義市の古跡は14カ所に、歴史建造物は19カ所となる。台湾の複数メディアが26日までに伝えた。

今回歴史建造物の指定を受けた「玉山一村・二村」約10戸のうち、7戸は「二村」にある。日本統治時代には「藤田村宿舎」と呼ばれ、嘉義市で最も古い林業関係者の寮。日本の台湾総督府が1906(明治39)年に大阪の合名会社・藤田組に委託してここに出張所と宿舎を設立、阿里山経営計画が始まった。

一方、戦後1961年にオランダ人のピエロ(畢耀遠)神父が募金を集めて建てたのが「聖奥徳天主堂」(サントオード・カトリック教会)。教会の中と外の壁面にメキシコ系アメリカ人の芸術家、フランシスコ・ボルボア(鮑博)さんが東洋と西洋の哲学・神学・芸術を融合させ、モザイク、ステンドグラス、アクリル、グラスファイバーなどを駆使して“キリスト磔刑”、“聖人と子供の対話”など宗教的エピソードを表現、嘉義のオランダ人やカトリックの布教についての歴史が刻み込まれている。

「第二司法新村」は国定古跡・旧嘉義監獄の横にある宿舎群で1963年に建てられた刑務所職員寮。レンガ造りの建物は保存状態がよく、木製の扉や窓も元の姿のままで歴史的価値が高いとされる。

台湾、4例目のH7N9輸入症例確認 在中国大陸企業関係者


台湾で25日夜、過去4例目となる鳥インフルエンザ(H7N9型)の輸入感染症例が確認された。

感染したのは39歳の台湾男性。この男性は大陸に進出している企業の関係者で、3月31日から4月19日まで北京と江蘇省昆山を訪れていた。滞在中、生きた家禽などとの接触歴はないが、台湾に戻った19日夜、発熱や黄色い痰が出るなどの症状が現れた。

検査の結果、肺炎にかかっていることが判明、現在は陰圧隔離室で治療中だが、男性の家族や検査にあたった医療従事者など接触者60人余りについては今のところ異常は見られないといい、衛生当局は追跡管理を行い感染源を調査している。

大陸では昨年3月末にH7N9の感染者発生が報告された。生きた家禽の販売市場閉鎖で感染の勢いは収まったが、江蘇省や湖南省などでは現在販売が再開されており、今後も患者が散発的に発生することが予想されている。

国民の健康に大きな影響を与えるおそれがある感染症の一つとして台湾では昨年4月3日からH7N9を5類感染症に指定。それ以降、現在まで通報を受けた581例のうち、4例は輸入感染例で、577例はすべて陰性の反応だった。


台湾「于右任回顧展」が東京で開催 日本書道ファンの注目浴びる


台湾文化部、駐日本代表処、美術新聞社、国立歴史博物館の主催で「逝去50周年記念 于右任回顧展 〜近代書法名家 当代の草聖〜」が23日〜27日、東京芸術劇場展示ギャラリー(東京池袋)で行われ、日本の多くの書家や書道愛好家の注目を集めている。

于右任(1879−1964)は中華民国建国当時の革命家で監察院院長を長く務めた政治家。書道に造詣が深く、歴代の草書をまとめて「標準草書」を創始し、「当代の草聖」と称えられている。

展覧会では于右任の作品84点が展示され、中には于右任の長男、望徳氏が去年国立歴史博物館(台北市)に寄贈したばかりの作品もあり、初の対外公開が注目されている。

23日の開幕式では沈斯淳・中華民国駐日代表が挨拶の中で、于右任は東京にいたこともあり日本とは特別な縁があるとし、この展覧会を通して台日交流の増進が期待されると述べた。

中華海峡両岸文化資産交流促進会の王水衷名誉理事長は、于右任はすばらしい作品で書道芸術に新しい道を開いたとし、作品のひとつにある「天地の為に心を立つ、生民の為に命を立つ、往聖の為に絶学を継ぐ、万世の為に太平を開く」(心を修め人々を教え導き先哲に学んで平和を実現する)は、まさに彼の生涯を表すものだとした。

中華民国書学会の張炳煌会長は中央社の取材に対し、于右任はこの100年近くの間、台湾・中国大陸双方の書道界で尊敬を受けてきたが、日本ではその作品や人となりに触れる機会がまだ少なく、今回の展示で日本の人々にさらに理解を深めてもらえればと語った。

開幕式には大勢の人々が駆けつけ、日本の対台湾窓口機関・交流協会の小松道彦総務部長、全日本書道連盟の杭迫柏樹常務理事、読売書法会の新井光風常任総務、国書展の津金孝邦会長などがテープカットを行った。

式終了後は、沈駐日代表や台北文化センターの朱文清主任らが国立歴史博物館展覧組の蔡耀慶氏の解説と案内で作品を鑑賞。作品展示以外にも于右任の生涯と書道芸術に関する記念講演が催された。

台湾の即席めんはランキング入りならず=米ブロガーランキング


米国の人気ブロガー、ハンス・リーネッシュさんが決める2014年世界で最もおいしいインスタントラーメンのランキングトップ10(袋めん部門)で、マレーシアの企業が販売する「Mykuali ペナン・ホワイト・カレーヌードル」が1位になった。台湾の即席めん(=写真)はランク入りしなかった。

この調査はインスタントラーメンを愛してやまないリーネッシュさんが、この1年間で1日1袋、355種類を食べて評価したもの。2011年から現在までに、1365種類の即席めんを完食しているという。

ペナンホワイトカレーヌードルは、めんにコシがありちょうど良い太さだとした上で、スープはカレーの味がしっかりしているほか、驚きと深い印象を与えたと評価し、毎日食べたいと絶賛している。

ランキング入りしたのはいずれもアジアの企業の商品。シンガポールと韓国の会社が販売しているラーメンも3種類ずつランクインした。2位と3位はシンガポール企業が販売している「ラクサラーメン」と「カレーラーメン」。日本企業、サンヨー食品の「サッポロ一番オタフクお好みソース味焼きそば」は4位に輝いた。

リーネッシュさんは2013年10月には台湾の即席めんだけを対象にしたランキングを発表したが、全世界を対象にしたランキングで台湾の商品は昨年に続き今年も10位以内に選出されなかった。

世界スマホ販売ランキング、中国ブランド躍進もトップはサムスン


22日、中国工業・情報化部の資料によると、かつて急成長を実現した中国スマホ市場の第1四半期の販売台数は前年同期比9.8%減の8911万台にとどまった。

台湾系市場調査機関のトレンドフォースによると、中国の4G事業展開、新興市場の需要拡大にけん引され、第1四半期のスマホ世界出荷台数は約2億6700万台に達し、流れに逆行し1%の小幅増を実現した。中国スマホ業界の再編により、第1四半期の販売トップ10のスマホブランドのうち中国ブランドが6席を占め、シェアが計25%に達した。第2四半期の世界スマホ出荷台数は2億8400万台に達する見通しだ。新民網が伝えた。

中国工業・情報化部の資料によると、かつて急成長を実現した中国スマホ市場の第1四半期の販売台数は前年同期比9.8%減の8911万台にとどまった。しかしトレンドフォースは、「新興市場と中国市場のけん引により、第1四半期の世界スマホ出荷台数は2億6700万台に迫り、前年第4四半期より1.13%(約300万台)の小幅増を実現し、予想を上回った」と指摘した。

トレンドフォースは、「中国のスマホブランドは4Gスマホの出荷台数の拡大に全力を尽くした。これは第1四半期の世界スマホ出荷台数が予想を上回った重要な原因だ」と分析した。中国工業・情報化部の資料によると、今年第1四半期の中国の4G携帯電話出荷台数は974万台に達した。中国市場で急成長を開始した4Gの需要による貢献は確かに軽視できない。

また第2四半期について、「回復を続ける需要のけん引により、第2四半期のスマホ出荷台数は前四半期比6.7%増の2億8400万台に達するだろう。新型iPhoneの発売前に主要ブランドが旗艦機種を発売するため、ハイエンド製品の出荷台数、平均販売単価に期待でき、各社の利益が増加する」と予想した。

トレンドフォースは「中国の電気通信事業者が4Gの補助金に力を入れており、また5月1日からのメーデー連休に伴う販促が実施されるため、中国の第2四半期のスマホ出荷台数は前四半期比で13.76%と大幅増になり、世界平均を上回ると見られる」と分析した。

そして各ブランドの市場占有率について、「サムスンは低・中価格携帯電話の出荷を拡大し、3割超の占有率で首位を維持した。2位のアップルは新機種発表および販促が下半期に集中するため、第1四半期の出荷台数が大幅に減少した」と発表した。

中国では携帯電話市場の再編、一定規模以下の小規模ブランドの淘汰により、大手携帯ブランドが利益を獲得した。そのうちファーウェイ、レノボ、小米科技の第1四半期の出荷台数は2割以上の増加を記録した。酷派(Coolpad)は中国ブランドのうち最も早くFDD-LTE携帯を発売した企業で、今年の出荷台数は四半期ごとに増加するとみられる。








台湾初のライトレール来年誕生

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台湾の新生児、第1四半期は昨年比1割減


内政部が26日、新生児数に関する最新の統計を発表した。この統計によると、今年の第1四半期に生まれた赤ちゃんは4万8661人で、昨年同期比10.8%減だった。今年の新生児数は19万人と見込まれる。

内政部によると、各県市別の普通出生率は、台湾北部の新竹市の3 ‰(パーミル:人口 1,000 人に対する割合)が最高だった一方、台湾北部の港湾都市、基隆市が1.3 ‰で最低となった。昨年同時期との比較では、各県市ともに減少しており、離島の連江県の0. 5ポイント減が最大、そして南部の嘉義県の0. 4ポイント減がこれに続いた。

内政部は、今年第1四半期に生まれた新生児を100とした場合、実の父親あるいは実の母親が中国大陸(香港、マカオ地区を含む)、あるいは外国籍である新生児は8人だったと発表した。

内政部はまた、新生児の母親が中国大陸(香港、マカオ地区含む)の出身者である比率が、10年前の5.2%から3.9%に、そして新生児の母親が外国籍である比率も8.1%から2.8%へ減少したことを明らかにした。

なお、第1四半期の新生児の男女比は、女性を100とした場合、男性が107.5で、4年連続で男の子が108以下となった。男女比率の不均衡が改善されつつあることが伺える。

日本「M.&KYOKO」、高雄にアジア初出店

2009年に日本経済産業省の「ものづくり日本大賞」を受賞した山形県寒河江市の紡績ニット会社、佐藤繊維のブランド「M.&KYOKO」が、台湾南部、高雄市の大立精品デパートに出店した。

佐藤繊維の紡績糸は極めて高品質である事で知られ、アメリカのオバマ大統領の就任式の際、ミシェル・オバマ・夫人がで着用したイタリアのブランド、ニナリッチのカーディガンにも佐藤繊維の糸が使われていたという。

「M.&KYOKO」は、佐藤繊維の現社長で、テキスタイルデザイナーの佐藤正樹(MASAKI) さんと、夫人でスタイリングデザイナーの佐藤今日子(KYOKO)さんが設立したブランド。「M.&KYOKO」がアジアにテナントを出店するのは今回が初めてとなる。大立デパートでは26日から5月11日までセールを行う。

馬・総統:第四原発国民投票は安全検査完了後

馬英九・総統(右)は25日午前、総統府で最大野党・民進党の蘇貞昌・主席と会談。第四原子力発電所について激しく意見を戦わせたが、議論は平行線だった。

馬英九・総統が、第四原子力発電所に関する国民投票は、安全検査が完了して以降との考えを示した。馬英九・総統は25日、総統府で、最大野党・民進党の蘇貞昌・主席と会談した。

台湾北部・新北市で建設中の第四原発をめぐって政府は昨年から、その建設中止の可否を問う国民投票を実施し、その結果を受け入れる姿勢を示している。馬・総統は会談の席上、第四原発については誰も、そしてどの政党も単独で決められるものではなく、国民全体で決める国民投票を実施することが与野党の共通認識だと述べた。

蘇・民進党主席ができる限り早期の実施を提案したのに対し、馬・総統は、今は適切ではなく、安全検査をすべて終えてから実施すべきだと主張。馬・総統は、「安全検査を終えても、当面運転はしない。燃料棒を挿入するかどうか、国民投票で決めるべきだ。安全検査も終えないならば台湾元3000億元以上費やした施設を無駄にする。これは国家財政を重視する道ではない」と述べた。

馬・総統は、第四原発は完成させ、安全検査も終えてあくまで運転できる状態にした上で、運転するかどうかを国民投票で問うならば、現在の予算内で可能だと説明。そして、第四原発をめぐる論議はすでに30年続いており、子孫のために責任感ある決定をしようと強調した。

蘇貞昌氏は、馬・総統に決断を迫ったが、馬・総統は、自分が決めては独裁と批判されるだろうとし、国民に決定を委ねる考えを示した。

なお、この問題をめぐっては、民進党の元主席、林義雄氏が22日から建設中止の決定を求めて絶食を続けているほか、文化芸術界の人々が林義雄氏を応援するとして、中正記念堂の自由広場で24日午後6時から座り込みに入っている。24日夜には台湾の著名な作家、映画監督、音楽アーティストなどが、1000近い人を前に反核を訴えた。

台経院、今年の成長率予測値を3.23%に上方修正

台湾経済研究院は輸出や消費が回復するとして、今年の経済成長率予測値を3.23%に上方修正した。

台湾経済研究院(台経院)が、台湾の今年の経済成長率予測値を3.23%に上方修正した。台湾のシンクタンク、台湾経済研究院は25日、今年の経済成長率に関する最新予測を発表した。同研究院では、欧米の景気が安定して回復していることで、アジアの景気が相対的に悪い影響が抑えられ、全体的な世界景気は強気に見られているとし、台湾の景気もこれに伴って改善、3月の輸出と輸出受注はいずれも回復の形跡があると説明した。台湾経済研究院ではまた、民間消費も強まっているとして、今年の経済成長率予測値を1月の予測値より006ポイント高い、3.23%と予測した。

台湾経済研究院はしかし、政府の投資が依然として弱い上、昨年第4四半期の企業による投資が明らかに増えたことで、年間としての比較基準が底上げされたとして、今年通年での民間投資の成長率は下方修正。

台湾経済研究院による今年の四半期ごとの経済成長率予測値は、第1四半期が2.78%、第2四半期が2.87%、第3四半期が3.69%、第4四半期が3.54%。消費者物価指数の年間上昇率は1.25%と予測した。

陽明大学、うつ改善食品への有益菌開発に成功

国立陽明大学が経済部と協力して、うつ状態を改善する食品に利用できる腸内有益菌を開発した、向こう1年以内の、「うつ解消食品」の発売が期待されている。

陽明大学腸内有益菌研究センターは経済部との2年間の提携研究を経て、アジアで初となる、精神有益菌PS128の開発に成功した。この有益菌は、マイナスの気持ちの改善やストレス解消など、うつ病の症状改善に有効だということ。

陽明大学有益菌研究センターの蔡英傑・主任は、2000種類の有益菌からPS128を選び出し、うつ状態にしたマウスに2週間与えたところ、明らかに改善されたと話した。蔡・主任は、この発見は有益菌の機能を腸の健康維持から精神面での改善へと拡大すると説明、現在はアメリカでの特許を出願中であることを明らかにした。そして、将来的には薬品での利用へと向かうが、早ければ一年以内に、まずビスケットや飲料などの食品の形にしたいと話した。

台湾初のライトレールは来年誕生

台湾南部・高雄市が建設中の軽量軌道交通(ライトレール)の第一区間がレール敷設の段階に。開業は来年末の予定。

台湾初の軽量軌道交通、いわゆるライトレールが南部・高雄市に誕生する。高雄市によると、高雄市の計画する環状軽量軌道交通の第一区間は24日、レールの敷設段階に入った。高雄市の陳菊・市長は、今年9月にはテストを始め、来年末には開業できるよう期待した。

この軽量軌道交通はレールを地中に埋めこむ形で、完成後路面は緑化され、車両は緑地の上を走っているように見える。また、海外の一般の軽量軌道交通との最大の違いは、車両の上に送電線が張られないこと。さらにノンステップバスのような床の低い車両設計で、ホームは高さ35センチ、車両の床と同じ高さで乗り降りに便利だという。

第一区間には14の駅が設けられ、高雄市の港沿いのアジア新湾エリアを走り、サイクリング道路や遊歩道と結びつく。また、各駅に料金の支払い施設やゲートはなく、ホームと車両に改札機が設けられる。片道切符が買えるほか、高雄市の新交通システムとバスなどで使用される電子マネーでも利用できる。また、ドアは自動的に開かず、ボタンを押して乗り降りする仕組み。

開業後は午前6時から夜11時まで運行、ラッシュアワーには7分半ごとに一本、そうでない時間帯は15分に一本の割合で運行される。

台湾鉄道タロコ号が定期車両検査で、プユマ号が西部幹線を代走


車両検査のために運用を離れる台湾鉄路管理局のTEMU1000型電車、タロコ(太魯閣)号の代わりに、本来は東部幹線用に導入された新型特急TEMU2000型電車のプユマ(普悠瑪)号が西部幹線を代走することがわかった。

台鉄によると、2007年から営業運転を行っているタロコ号は現在、北部と花蓮を結ぶ列車以外に、西部幹線の台北−彰化間でも毎日1往復運行しているという。しかし、今年、運用中の5編成が大規模な車両検査の時期に入ることから、今月29日から約1年間にわたってプユマ号が代走するという。

プユマ号は今年6月末に予定されている東部幹線電化のために導入された日本製の新型車体傾斜式電車。現在は17編成136両全てが台湾に到着しており、昨年の旧正月ごろから営業運転を開始している。

台湾の研究者が日本統治時代の庶民の生活を振り返る新書発表


清華大学(新竹市)大衆史学研究センターの蒋竹山主任が、新書「島嶼の浮世絵:日本統治時代台湾の大衆生活」を発表し、日本統治時代の台湾庶民の暮らしを振り返った。26日付の聯合報が伝えた。

蒋主任によると、台湾で全島中等学校野球大会が初めて開催されたのは1923(大正12)年。だが、全島で野球ブームが巻き起こるのは1931(昭和6)年に嘉義農林学校が甲子園野球大会で準優勝に輝いてからだという。

その年の大阪朝日新聞の台湾版には、嘉農の原住民メンバー、吉川武揚が盗塁しようとしている姿を躍動感溢れるタッチで描いた挿絵が掲載されている。また、台北新公園(現・二二八公園)では嘉農の活躍を伝える映画が上映された。

今年開園100周年を迎えた台北市立動物園の前身である円山動物園も日本統治時代の憩いの場として親しまれた。アジアゾウやシンガポールからやってきたマレートラが人気を集めたほか、夏には夜間営業なども行い、市民が夕涼みなどを楽しんだという。

また当時、台北高等女学校の卒業生に対して行った理想の結婚相手に関する調査では、10歳前後年上の公務員が人気で、学歴にはこだわらないといった興味深い恋愛事情が浮かび上がっている。

同書は現在の台湾語や、日常の生活習慣、建物などに面影を残す日本統治時代の台湾を36のキーワードから回顧し、約100年前の人々の様子を解説している。

考古学の文化交流 博物館で日本の茜染め体験イベント


新北市八里区の十三行博物館で、26日から日本やメキシコなどの伝統文化の紹介と関連の体験イベントが行われている。

日本文化として紹介されているのは茜染め。通常の草木染めが緑や茶色に染められることが多いのに対し、茜染めはアカネの根に含まれるアリザリンの作用で茜色に染め上がることから、一風変わった味わいが楽しめると注目を集めている。

また、メキシコでお祝いの時などにお菓子やおもちゃを入れて高いところに吊るし、“スイカ割り”の要領で楽しむ「ピニャータ」と呼ばれるくす玉作りも行われ、目隠しをした子供たちが懸命にピニャータを叩き割ろうと奮闘した。

十三行博物館ではこのほかにもさまざまな体験イベントを27日まで開催しており、休日を過ごす家族連れでにぎわっている。

日本時代の木造「日南駅」の観光施設、供用開始/台湾・台中


台湾鉄路・西部幹線の海線にある木造駅舎のひとつ、日南駅(台中市大甲区)を中心とする観光施設、「日南駅道」が完成し、26日竣工式が行われた。胡志強台中市長は野党・民進党の議員による経費確保から市政府による計画・実行まで党派を超えた協力のよい例となったとして旧跡活用プロジェクトを評価した。

日南駅は日本統治時代の1922(大正11年)に開業。日本式の建築で台中市の古跡に指定されている。「日南駅道」プロジェクトはこの日南駅を中心に皇室への御用米輸送で栄えた当時の街並みを再現しようと、周辺の旧精米工場、雑貨店などを結びつけ、歴史と文化の観光スポットにしようというもの。

胡市長は挨拶の中で今回のプロジェクトを例に取り、「与野党の協力があってこそ台湾は進歩する」と強調。今年6月末までに大甲から后里までの山・海両路線の環境事前調査を終えることになっており、将来は環状鉄道網の開通で大甲はますます発展するだろうと述べた。また、2期工事を進めて台鉄との協力で貴重な日南駅とその周辺が整備され、さらに多くの観光客が呼び込めればと期待を示した。

民進党の立法委員で日南駅資産活性化委員会の蔡其昌主任委員は、日南地区は台中市の中心部から遠く、各種施設の建設や大型イベント開催、交通整備によって地域の活性化を図る必要があるとし、交通部と市政府ができるだけ早く環状鉄道を建設することで大台中エリアの“一日生活圏”が形成され、周辺地域が取り残されることがないよう希望すると述べた。

この日、「日南駅道」の竣工・供用開始を記念して台湾鉄路管理局が走らせた蒸気機関車CK-124(日本のC12形と同型)が日南駅構内にゆっくりと入って来ると市民らが競い合ってシャッターを切っていた。

台湾の呉副総統、バチカン市国に出発 元法王の列聖式参加で


イタリア・ローマで27日行われるヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の「列聖式」に出席するため、呉敦義副総統は26日午前、訪問団を率いてバチカン市国に向けて出発した。

呉副総統は出発前、空港で今回の訪問を契機にバチカンとの友好関係がさらに強固なものになり、双方の協力関係が深まればと期待を表明した。

同国はヨーロッパで台湾と正式な外交関係を持つ唯一の国で、双方は1942年に国交を樹立している。1998年、台湾の単国璽・高雄司教がヨハネ・パウロ2世によって枢機卿に任命されるなど、半世紀以上にわたり両国間の友好関係が続いてきた。

台湾の副総統としてバチカンを訪れるのは連戦氏(国民党)と呂秀蓮氏(民進党)に次いで呉氏が3人目。一行は30日に帰国の予定。

台湾で相撲の世界選手権大会、競技の人気上昇と底辺拡大に期待

相撲の世界選手権大会が今年8月末、台湾南部の高雄市で開かれることになり、23日、中華民国相撲協会と世界相撲連盟の間で開催契約の調印が行われた。複数の台湾メディアが25日までに伝えた。

世界選手権のほか、アジア選手権など合わせて6大会の同時期開催となり、世界30余りの国・地域から250人近くが出場する予定。

調印式に出席した日本相撲連盟の大野孝弘専務理事は、2009年のワールドゲームズ高雄大会と、台北で2011年に開かれたアジア選手権を通して「日本の国技に対する台湾の人々の関心の高さを肌で感じた」とふり返り、今回の大会も成功裏に終わればと期待を寄せた。

台湾には、いわゆる日本語世代を中心に熱狂的な相撲ファンが多く、2006年に大相撲巡業が初めて台北市で催され話題をさらった。また、昨年5月には日系企業の協力の下、同市の天母野球場の敷地内に台湾初となる常設土俵が完成し、競技人口の拡大に向けて大きな一歩を踏み出した。

日本のアニメ企業が無料でソフト配信、違法配信や海賊版対策に「損して得取れ」

日本のアニメやキャラクター関連企業はソフトを無料配信することで、海外で横行する違法配信や海賊版に対抗する戦略を打ち出した。写真は中国山東省で売られている人気キャラクターを無許可で模した商品。

台湾メディア・聯合網によると、日本のアニメやキャラクター関連企業は海外で横行する違法配信や海賊版に対抗するため、ソフトを無料配信する新戦略を打ち出した。環球時報(電子版)が伝えた。

日本のアニメや漫画、ゲーム、玩具などは海外での人気が非常に高く、違法配信や海賊版が横行している。そこで東映アニメーションは無料でソフトを配信し、サンリオは人気キャラクター・ハローキティなどの版権を低価格で海外に供与することにした。

東映アニメやバンダイナムコホールディングス傘下のアニメ制作会社サンライズが運営する無料サイト・DAISUKI(ダイスキ)は、2013年5月から日本の人気アニメの無料配信をスタート。今年3月末までに10数カ国130万人がユーザー登録している。今後5年間で3000万人にまで増やす計画だ。

DAISUKIは広告収入と関連グッズのネット販売で利益を得る。これにより、海賊版ビジネスに大きな打撃を与えることになる。サンリオも08年にキャラクターのライセンス供与へ経営戦略を転換したことにより、これまでに2500社以上と契約。14年3月期の海外事業の営業利益は209億円で、5年前に比べて130%増となった。






事故を喜ぶ台湾人

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反核座り込み、警察が強制排除に乗り出す


第四原発に反対する人たちが27日から台北駅前の忠孝西路を占拠、28日早朝になっても離れなかった。警察は28日朝2時47分から強制排除に乗り出し、51分に放水車を出動させた。
 「第四原発の建設を直ちに中止、決定権を国民に返す」と題された大規模なデモ行進が27日午後3時20分から台北市総統府前のケダガラン大通りからスタート、一万人余りの人たちは具体的な行動で原子力発電所への反対を示した。

 これらの人たちは午後4時に台北駅前の忠孝西路に到着、そこで「原発事故」の模擬演習を行い、参加者は、政府が原子力発電を廃止する要求を受け入れるまで、忠孝西路に座り込みを続けている。警察は28日朝2時47分から強制排除に乗り出し、51分に放水車を出動させた。3時8分に原発反対デモ隊が警察と衝突した。

江行政院長、台湾第4原発「建設の凍結はプロジェクト中止を意味せず」

馬英九総統が前日、国民党所属の各県・市首長らと台湾電力第4原子力発電所(新北市)について協議し、同原発1号機の稼働の凍結や2号機の工事停止などを表明したことに関して、江宜樺・行政院長(首相)は28日、この方針は昨年の与野党協議の結論に背くものではなく、政府の重大な政策変更にも当たらないとした。

江行政院長は同日午前行われた記者会見で「第4原発の封鎖や工事中止の方針は、原発のプロジェクト中止や廃棄を意味するものではない」と述べ、この措置は社会的な合意の形成や国民投票などを通じて最高民意による決定が行われるまでの間、次の世代に選択の余地を残そうというものだとした。

また、2011年3月に発生した東日本大震災の影響による福島第1原発事故についても言及、3年前に原発の稼働停止を決め、他のエネルギーを考えていた日本も今年4月には原発の再稼働を発表しており、一考に値するとした。

馬総統、「日本の原発再稼働は台湾にとっての重要な参考例」


馬英九総統は28日、福島第1原発事故が発生した日本が原発の再稼働に踏み切った関連政策の方向転換について、台湾にとって大きな参考の価値があると述べた。日本の原子力エネルギー専門家などの表敬訪問を受けた際に述べた。

日本では3年前の福島原発事故を受け、一度はゼロ原発の目標を目指していたが、この4月11日に原発を「重要」と位置づけ、活用が明示された新たなエネルギー政策の指針、「エネルギー基本計画」が発表された。

馬総統はこれに関して、日本政府による原発政策転換の理由やその安全確保の問題、再稼働への国民支持の度合いなどに関心を寄せるとともに、台湾での第4原発の建設可否をめぐって、商業運転の前提条件は安全性の確保だとする政府の立場を強調した。

馬総統は27日に同原発1号機の安全検査終了後も稼働させないことや2号機の工事停止などの考えを表明している。

台湾・経済部、「原発ゼロで電気代は約40%上昇」

経済部(経産省に相当)は27日、原子力発電所に代わってのガス燃料使用で台湾の電気料金は今より約4割上がるとの見通しを示した。

台湾電力などはこの日、日本の原発再稼働をめぐりシンポジウムを開催、経済部の杜紫軍政務次長や有馬朗人元東京大学総長などが出席した。

杜次長は席上、台湾で原発稼働ゼロとなった場合、2016〜2018年の間に電力不足の危機が発生するだろうとの予想を述べ、原発に取って代われるのはガス燃料などで、その使用によって各家庭の電気代が4割上昇するとした。

一方、有馬氏は東日本大震災発生による原発停止に伴い、日本での電気料金はここ3年で2割近く値上げされており、これからも上昇する可能性があると指摘した。台湾の世論を二分する第4原発(新北市)については、関連の安全対策が福島の原発事故後、より整っているはずだと語るなど、今後の稼働に信頼を寄せているとした。

台湾では27日、第4原発の建設中止などを求める大規模なデモが台北市内で行われた。馬英九総統はデモ実施中、同原発1号機の安全検査終了後による稼働の凍結や2号機の工事停止などを表明している。

馬総統、「後世へ選択肢残す」台湾第4原発建設の凍結を発表


馬英九総統は27日、建設の続行などが問題となっている台湾電力第4原子力発電所(新北市貢寮区)の今後について「封鎖・保留」の方針を決め、その基本的精神は「選択権」を次の世代に残すことにあるとした。

馬総統は同夜、フェイスブックを通じて次のように述べた。

この30年来、各界では第4原発の存続・廃止をめぐって意見の相違があり、激しく対立してきた。2000年10月、当時の張俊雄・行政院長(首相)が第4原発の建設を114日間止めた結果、株価は28%も下落し社会への衝撃は小さくなかった。のちに司法判断と立法院(国会)の決議を経て建設は続行された。

14年経った今日、多くの民衆が反原発デモを行い、忠孝西路(台北駅前の幹線道路)を占拠し、45万人の足に影響が及んだと報じられている。

この問題をめぐって27日午後、国民党の所属県・市首長を招集して会議を開催、江宜樺・行政院長、経済部や原子力委員会のトップのほか、台北市、新北市、台中市、桃園県、彰化県、苗栗県、基隆市、台東県など15名の市長・県長全員が出席した。会議では和やかな雰囲気の中、第4原発問題について十分な意見交換が行われ、2つの重要な結論が得られた。

第一に、第4原発1号機は施工せず安全検査だけ行い、検査終了後は封鎖・保留。第4原発2号機は建設工事を一切中止する。第二に、行政院はできるだけ速やかな「全国エネルギー会議」の開催を約束し、将来の電力確保を図る。

会議の結論となったいわゆる第4原発の「封鎖と保留」は、その基本的な精神は次の世代に「選択権」を残すことにある。台湾はエネルギーの98%を輸入している島で、電力網を他の国や地域に接続して購入することはできず、いったん電力不足に陥ればなすすべがなくなる。エネルギー多様化の時代では石炭、天然ガス、再生エネルギー、原子力のどの選択肢も放棄すべきではなく、最良の「エネルギーの組み合わせ」(energy mix)を考えるべきである。

馬総統は以上のように述べ、「第4原発の封鎖と保留」は将来必要となった時のための選択肢で「人々が子供たちのために原発反対運動を行うのと同様、次の世代のための方策だ」とし、今後は第4原発の封鎖がもたらす課題に全国民挙げて取り組まなければならないと強調した。

台湾新幹線のスマホ向けアプリ 列車運行情報を提供へ

台湾高速鉄路は、今年の第3四半期を目途に、同社が提供しているスマートフォン向けアプリで、列車の運行情報を通知する新サービスの開始を目指していることがわかった。

高鉄によると、交通部高速鉄道工程局の要請を受け、ダイヤに乱れが発生した際、アプリを通じて乗客に即時に通知するサービスを開始するという。

高鉄は去年、相次ぐトラブルの発生でダイヤが乱れ、多くの利用客に影響が出た。しかし、列車の運行情報は現在でも高鉄のホームページでしか公表されておらず、不便が生じている。

高鉄のスマートフォン向けアプリでは、ダイヤ検索、乗車券の予約購入、チケットレス乗車などのサービスを提供している。

俳優ウーズンと3歳娘のお風呂シーンに批判の声!「いくら子供でも女の子」―台湾メディア

25日、俳優ウーズンが娘と出演中のバラエティー番組で、お風呂シーンの画面についてネット上で批判の声が聞かれている。
2014年4月25日、俳優ウーズン(呉尊)が娘と出演中のバラエティー番組で、お風呂シーンの画面についてネット上で批判の声が聞かれている。聯合報が伝えた。

今月24日にスタートした中国・浙江衛星テレビのバラエティー番組「パパが帰ってきた」では、ウーズンが3歳半になる娘NeiNeiちゃんと一緒に出演。この番組は韓国KBS局の「スーパーマンが帰ってきた」の版権を取得した中国バージョン。ママが不在の自宅で、子供の世話をするパパの奮闘ぶりを追うリアルバラエティーだ。

第1回の放送では、ウーズン親子がお風呂に入るシーンで映像処理に問題があるとして、ネット上で批判の声が挙がった。NeiNeiちゃんの下半身部分は葉っぱの絵に覆い隠されていたが、胸回りはそのまま。さらにお尻も丸見えになっており、ネットユーザーからは「いくら子供でも女の子なのに」「視聴率を稼ぐためなら何でもありか?」「NeiNeiちゃんが大きくなった時、このシーンを見たらどう思うだろう」などの声が聞かれている。

ウーズンのマネジャーによると、もともとお風呂シーンには不賛成だったが、親子のありのままの姿を見せるため、モザイクをかけての放送を認めたという。世間からの批判の声を受けて浙江衛星テレビでは、「再放送で問題シーンを削除する」としている。

中国電子視像協会副会長6月訪台、パネル調達数2700万枚も


台湾の貿易促進業務を担当する対外貿易発展協会の王志剛・董事長は26日、中国電子視像行業協会の白為民・副会長が、昨年比15%増の2700万枚のパネル調達を目的として6月に台湾訪問を予定していることを明らかにした。これまでの台湾訪問と異なり、今年は高精細、大型パネルを中心に45億米ドルを調達するという。2700万枚のうち、いわゆる4K2Kパネルの調達量は約600万枚に達するとみられている。

聯発科の64ビットSoC、9月量産へ[IT]

モバイル端末向けIC設計大手、聯発科技(メディアテック)の謝清江総経理は24日、同社で初めてとなる64ビット対応のシステム・オン・チップ(SoC)の量産時期が9月になるとの見通しを明らかにした。同SoCを搭載したモバイル端末製品は、年末前にも発売される見通しだ。

経済日報などが伝えた。64ビット製品は、ローエンド〜ミドルレンジに位置付けるクアッドコア(4コア)「MT6732」とハイエンドのオクタコア(8コア)「MT6752」の2製品で、いずれも第4世代移動通信システム(4G)のLTE(ロング・ターム・エボリューション)規格に対応。業界では、米グーグルが下半期に発表するとみられるモバイル端末「ネクサス」シリーズに聯発科の64ビット製品が採用されるとの観測が出ている。

64ビットのプロセッサーは現在、パソコン(PC)への搭載が主流となっている。モバイル端末向けは、米アップルが昨年発表したスマートフォン「iPhone(アイフォーン)5s」に搭載された同社の「A7」が初。これを皮切りに、米クアルコム、エヌビディアなどの半導体大手も相次ぎモバイル端末向けの64ビット製品を発表している。聯発科は、今年2月にスペインで開催された携帯電話関連の国際展示会「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でMT6732を発表した。

ガンホーの1〜3月期、売上高・営業益とも過去最高 パズドラ快進撃続く

 ゲームソフト会社のガンホー・オンライン・エンターテイメントが28日発表した平成26年の第1四半期(1〜3月期)連結決算は、売上高が前年同期比61・5%増の499億円、営業利益が54・6%増の287億円と、ともに四半期ベースで過去最高だった。スマートフォン(高機能携帯電話)向けゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」の好調が続いている。
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 売上高営業利益率は57・7%で、25年同期(60・2%)より下がったものの、極めて高い水準を維持している。最終利益は38・5%増の170億円だった。
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 スマホ向けの「パズドラ」は国内で2700万ダウンロードを達成。任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けの「パズドラZ」も150万本の出荷が視野に入っている。
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 森下一喜社長は記者会見で「パズドラはまだ下降局面に入っていない」と強調。国内での新規顧客の開拓や既存ユーザーの利用促進に加え、配信を始めた香港・台湾など海外での展開を押し進める考えを示した。
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 3月末時点で400億円以上ある現預金については、森下社長は「海外を含めたM&A(合併・買収)の考えも持っている」と説明。そのうえで、「売上高は中長期的に今の10倍にしたい。日本だけでなく海外にシフトにしていくことが必要だ」と意欲を述べた。

台湾与党、大規模デモ受け原発建設中止を約束

台湾政府は27日、原子力発電所の建設計画撤回を求める市民数万人が台北(Taipei)の主要道路を封鎖した事態を受け、この原発の建設を中止すると発表した。

 台北郊外に計画されている第4原子力発電所の建設中止を要求するデモの参加者らは、警察の警戒線を突破し、交通量の多い8車線の交差点をふさいだ。同日夜、与党・国民党(Kuomintang)は反原発デモの圧力に屈し、第4原発の建設中止を誓約した。

 国民党広報担当の范姜泰基(Fan Chiang Tai-chi)氏は「原子炉1号機の建設はこれ以上進めない。安全検査だけを済ませ、その後(原子炉1号機)は密閉し保管する。原子炉1号機の建設は終了されるだろう。将来的にいかなるこうした(原発の)商業運転も住民投票に付されるだろう」と語った。

 前日から抗議の参加者が夜通し座り込みを行っていた台北の総統府前の広場には27日朝、「第4原発の建設を止めろ」などと抗議スローガンを叫ぶ群衆が結集した。群衆は主要地下鉄駅がある近くの8車線幹線道路、忠孝西路(Chung-shiao West Road)へと行進すると、警察の警戒線を破って道路を占拠し、交通を停止させた。

 現場にいたAFP特派員によると、抗議の参加者よりもはるかに多い機動隊が約30分後に道路中央からあっさり退くと、群衆からは拍手や歓声が湧いた。バスや車両はこの交差点を迂回させられ、交通は途絶えた。警察が発表した抗議の参加者数は2万8500人となっている。

 デモ隊側は、立法院(議会)で原発建設問題が審議される29日まで座り込みを続けると宣言している。

中国人遺族、台湾側から初の補償金―中国紙

28日、中台の司法互助協定に基づき、このほど台湾側から被害者遺族補償金として約386万円が中国在住の遺族2人に支払われた。資料写真。


2014年4月28日、法制日報によると、最高人民法院(最高裁)が「海峡両岸犯罪取締及び司法互助協定」に基づき台湾の法務部と協力し調査を行った事件に関し、このほど台湾側から被害者遺族補償金として約117万台湾ドル(約386万円)が中国在住の遺族2人に支払われた。この協定で台湾在住の被害者の中国籍遺族が補償金を得るのは初めて。

発端となったのは台湾宜蘭県で起こった家庭内暴力事件。2012年7月、台湾の謝賢徳(シエ・シエンダー)さんは妻に離婚を求められたことが原因で妻の首を絞めて殺害。起訴後、この妻の母親と妻と前夫との間の子供(どちらも福建省ビン侯県出身=ビンは門構えに虫)は台湾の「犯罪被害者保護法」の規定に基づき、宜蘭地方法院検察署(地検)に対し被害者の死亡により法定扶養義務が果たせないことや慰謝料などを理由に賠償申請を行った。また、妻の母親はこれ以外にも葬式費用の補償を求めた。

2013年2月、宜蘭地方法院検察署は協定に基づき、台湾法務部から最高人民法院に対し調査と証拠収集への協力を求め、妻の母親と妻と前夫との間の子供の財産や所得を調査するよう要求した。福建省福州市の中級人民法院の協力を経て、この2人は福建省ビン侯県では貧困家庭に該当し、不動産や預金などの財産もまったく持っていなかったことが明らかとなった。同年8月、宜蘭地方法院検察署の被害者補償審議委員会は中国の裁判所の調査により得られた証拠内容から、妻の母親と妻と前夫との間の子供には被害者遺族補償金を獲得する資格があるとして、2人に対し法定の扶養費と慰謝料、葬式費用などの支払いを決定した。

2013年11月、台湾法務部はこの協定に基づき、最高人民法院に対し中国の裁判所が引き続き補償獲得に協力するよう求めており、最高人民法院は特別な事例として協力することを決定していた。

<韓国船沈没>「やっぱり韓国は三流国家だった!」事故を喜ぶ台湾人―中国メディア

25日、中国のネット掲示板・西陸社区に「『韓国は三流国家だ!』沈没事故に台湾人は大興奮」と題した記事が掲載された。悲惨な海難事件となったセウォル号沈没事故。しかし台湾のテレビ局は「それ見たことか」とまるで喜んでいるかのような報道を続けているという。

2014年4月25日、中国のネット掲示板・西陸社区に「『韓国は三流国家だ!』沈没事故に台湾人は大興奮」と題した記事が掲載された。

16日、韓国の客船セウォル号の沈没事故が起きた。修学旅行生325人を含む476人の乗客、乗員のうち、27日時点で188人の死亡が確認された。なお114人が不明。悲劇的な海難事故となったが、台湾のテレビ局は悼むどころか、「韓国は一流国の皮をかぶった三流国。事故はその正体を露呈するものになった」と批判している。

なぜ台湾人はこれほど韓国を嫌うのか。台湾と韓国は「アジアの四小龍」と並び称されていたが、実は台湾人は韓国を見下していた。ところがアジア金融危機後、韓国は急成長。台湾自慢の電子機器分野でもサムスンが世界的なブランドとなり圧倒している。

今回の事故はそうした屈辱を晴らす良い機会になったということだろう。韓国は台湾以上の高成長を続けていたが、それは人命無視の偽りの急成長だった。地道な成長を続けていた台湾こそがすばらしいのだ、というロジックだ。このロジックは中国本土にも向けられる。中国本土の高成長も偽りに過ぎないのだ、と。

結局のところ台湾人にとっては日本だけが「アジア唯一の良い国」なのだ。日本人だけは賢いが、中国本土や韓国はどこかで必ず転ぶだろうとそう考えているのだ。このあきれ果てた主張を続ける台湾のテレビ番組を最後まで見る元気はなかった。テレビのスイッチを切りながら思う。台湾人よ、肥大した自我と自己憐憫の中で沈没し続ければいい、と。

★ 台湾の人がそんな恥知らずな国民だはないと誰でもが知っています。
 ただし、もっと深い理由があるとは知らない人も多いかも知れません。
・・・・・そこで・・・・・


【臺灣が韓国を嫌う理由】 

「ニフティ おまえもか」切り売りされるプロバイダーの“黄昏”

 大手電機メーカー傘下のインターネット接続事業者(プロバイダー)が、業績改善に向けた“切り売り”の対象となっている。NECが3月末にビッグローブを売却した。さらに富士通も子会社のニフティの売却を検討している。かつて家電大手の系列プロバイダーは、親会社が生産するパソコンの普及を後押しする存在だったが、国内メーカーのパソコン事業が低迷し、戦略転換を迫られた。パソコン通信の黎明期(れいめいき)を支えたメーカー系プロバイダーは、黄昏を迎えている。
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 ■親会社の都合
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 「黒字を続けて親会社に貢献してきたのに、あっさり切られるなんて…」
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 ビッグローブのある幹部は憤りを隠さない。NECは安定した収益を得られる法人向けビジネスに事業の軸足を転換した。個人向けサービスが中心のビッグローブとは事業の相乗効果が得にくくなり、日本産業パートナーズ(JIP)への売却を決めた。
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 家電大手が系列プロバイダーを売却するのは、市場環境の変化が大きく影響している。家庭用パソコンの普及期において、パソコン通信やインターネットなどのサービスを提供するプロバイダーは、親会社のパソコン販売に貢献する相乗効果を生んだ。
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 しかしその後、国内メーカーのパソコン事業は中国や台湾勢の台頭で、撤退や縮小を余儀なくされた。現在はタブレット端末の普及でパソコンの出荷台数も減少傾向にある。NTTグループやソフトバンクなど、通信大手の系列プロバイダーがシェアを拡大する中で、メーカー系プロバイダーは親会社の事業との相乗効果が得られなくなっていった。
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 ■「売り時」判断
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 こうした動きはNECだけではない。富士通は、10年以上前から懸案事項だったニフティの売却について、今年初めから本格的な検討を始めた。
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 長年、懸案のまま棚上げされてきたのは、ネット事業に強いこだわりを持ち、社内で絶大な権力を持つ秋草直之相談役が、売却に強く反対したためだとされる。平成21年にはニフティの売却話を進めた野副州(くに)旦(あき)元社長が、突如解任される騒動もあった。

この騒動以後、封印されていた売却話が本格化した背景には、秋草相談役の経営関与が薄れたことに加え、「ビッグローブ売却の影響が大きい」(証券会社関係者)という。
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 JIPへのビッグローブ譲渡により、NECは700億円程度の売却益を得たとされる。一般的にプロバイダーの売却価格は、現在の契約者数に1万円を掛けた額が相場だが、契約者数約300万人のビッグローブは相場の2倍近い破格値がついた。
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 ニフティに買収を提案したのがJIPだけに、富士通側も高値での売却に期待が高まっているという。
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 ■業績悪化で切り売り
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 「次は自分たちが売却されるのではないか」
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 26年3月期決算が2年ぶりの最終赤字転落となるソニー。子会社のソネット社員からは、こんな不安の声が漏れる。
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 ソニーは2月の業績修正とともに、パソコン事業の売却やテレビ事業の分社化など構造改革を発表し、その後も旧本社ビルや保有株式の売却など資産の切り売りを進めた。そのキーマンが、昨年12月にソニー本社に復帰し、今年4月にソニーの最高財務責任者(CFO)に就任したソネット前社長の吉田憲一郎氏だ。
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 吉田氏がソネット社長だった昨年1月に、ソニーはソネットを完全子会社化した。その後、ソニーはソネットが保有していたソーシャルゲーム大手ディー・エヌ・エー(DeNA)や医療情報会社エムスリーの株式を売却。両社の株式売却で、600億円近い売却益を得たとみられる。
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 人気ブランド「バイオ」を擁するソニーのパソコン事業売却も吉田氏が手がけた。売却先はビッグローブと同じJIPだ。それだけに業界内では「次の売り物はソネット」との声が高まっている。
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 ただ、親会社の意向やしがらみに振り回されるよりも、売却先の支援を得て、新規事業や経営再編を進めたほうが企業価値が高まるとの見方もある。JIPに売却されたビッグローブも3〜5年後の上場、独立を目指す。同社の古関義幸社長は、こう打ち明けた。






日本・春の外国人叙勲に台湾から4人

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海軍が4月初旬に太平島で実戦を想定した大規模演習を実施


国民党の林郁方立法委員(国会議員)は28日、今月10日に海軍陸戦隊(海兵隊に相当)が南沙(スプラトリー)諸島の太平島で大規模演習を行ったことを明らかにした。

今回実施された演習は「衛疆作戦」と呼ばれる離島奪還を想定したもの。成功級フリゲート艦や揚陸艦など6〜7隻からなる艦隊に乗り組んだ陸戦隊員が、迫撃砲や対戦車ロケット弾を装備し、20数台の水陸両用車で太平島の海岸に上陸したという。

演習の模様は国防部が現地に招待した外交・国防委員会の立法委員などに公開したほか、無人航空機に搭載したカメラで記録を行ったが、映像の一般公開については検討するとしている。

林委員によると、今回の「衛疆作戦」は2000年1月28日に陸戦隊の防衛任務が海岸巡防署(海上保安庁)に移管されて以降、これだけの規模の艦隊が太平島周辺海域に展開したのは初めてで、野戦部隊が同島に上陸したのも初だという。

日本の平戸市関係者らが鄭成功を祭る祠を訪問

台南市にある延平郡王祠で29日、鄭成功の台湾上陸353周年を記念する式典が行われた。

式典には内政部の陳威仁部長(=写真最前列左)、頼清徳台南市長(最前列右)、李沃土金門県長などをはじめ、鄭成功と縁がある日本の平戸市や中国大陸のアモイ、マレーシアのペナンの関係者なども参加した。

陳部長によると、鄭成功は353年前のきょう、午前6時30分に鹿耳門から上陸し、当時台湾を占領していたオランダ人を追放したという。また、頼市長は鄭成功を通じて各地のつながりがいっそう強まればと期待を寄せた。

平戸市の寺田勝嘉副市長は同市の親善団がすでに24回台湾を訪問しているとした上で、「鄭成功まつり」や昨年7月にオープンした「鄭成功記念館」が多くの台湾からの観光客を引き付けていると関係の深さを強調した。

外交部、靖国参拝の日本の政治家に建設的な行動を呼びかけ


外交部は28日に発表したプレスリリースで、靖国神社を参拝した日本の政治家に対してアジア周辺地域の安定を重視するよう求めた。

今月20日から22日にかけて複数の日本の閣僚や国会議員が靖国神社を参拝したが、これに続く28日、稲田朋美行政改革担当相も参拝を行った。

これを受けて外交部は、日本の政治家が先見の明を持って責任ある態度で建設的な行動を取り、各国との友好関係促進に取り組むよう呼びかけた。

日本・春の外国人叙勲に台湾から4人 “老台北”の蔡焜燦氏ら


日本政府による今年の春の外国人叙勲受章者が29日に発表され、台湾からは米国、ドイツに続き3番目に多い4人が選ばれた。司馬遼太郎の著書「台湾紀行」に登場する“老台北”こと蔡焜燦氏は旭日双光章を受章する。

日本の対台湾窓口機関の交流協会によれば、日本と台湾間の水産技術分野を通じた学術交流の促進に寄与した廖一久氏(77)は、旭日中綬章を受章。1960年に台湾大学動物学部漁業生物学科を卒業後、東京大学農学部水産学科に留学し、エビ類の養殖技術の研究に従事。その後台湾に戻り、ウシエビ(ブラックタイガー)の完全養殖技術を確立したほか、同技術の普及や指導などにも取り組んだ。廖氏の弟は台湾の対日窓口機関、亜東関係協会前会長の廖了以氏。

台湾における剣道の普及などに寄与した呉金璞氏(90)は旭日小綬章に選ばれた。日本統治時代、12歳から剣道を始め、戦後の国際社会人剣道世界大会では第1回から第7回まで台湾代表として連続出場。1967年の第3回大会では個人の部で準優勝を果たしたほか、第5回大会では団体の部で優勝に輝いている。

台湾における短歌を通じた日本文化の紹介に尽力した蔡焜燦氏(87)と日本の肢体不自由児者福祉の向上に寄与した鄭正秀氏(70)は旭日双光章をそれぞれ受章。蔡氏は1967年に設立された短歌の会「台湾歌壇」の第5代代表として活躍。2000年に出版された著書「台湾人と日本精神」でも日台間の相互理解の促進に貢献した。

一方の鄭氏は神戸大学医学部を卒業後、29歳の時に神戸博愛病院の院長に就任。兵庫県肢体不自由児協会の理事と会長を歴任したのち、兵庫県肢体不自由児者協会の理事長として障害者の環境改善や障害者に対する理解の促進に寄与した。また、西日本に在住する華僑の代表として、日台友好のための活動にも積極的に取り組んでいる。

1972年の交流協会設立後、台湾の人に対する叙勲は2005年以降で30人にのぼる。今年春の外国人叙勲では55人が選ばれた。交流協会では日を改めて受章者への勲章伝達式を行うとしている。

台湾北部の横断道路、ファンタスティックなホタル鑑賞スポットへ


台湾の北部を東西に走る自動車道、「北部横貫公路」(桃園−宜蘭)ではこの頃、沿線の各地がホタルの乱舞に出会える幻想的なスポットとなっている。これを受けて、桃園県政府ではこの5月、ホタル鑑賞イベントを開催することになった。

台湾には60種類を上回るホタルが生息しており、毎年4月から6月にかけてが繁殖期。北横公路沿線では黒翅蛍(タイワンボタル)など約17種類が確認されており、4月末にはホタルが飛び交う姿が毎晩のように見られ、特に午後7時〜9時はベストな鑑賞時間帯だとされている。

桃園県政府ではホタルの生息環境や自然環境保全の大切さなどに対する人々の理解が深まるよう、5月3日、4日、10日、11日の午後2時半から8時半までホタルの鑑賞会を予定しており、大渓鎮・石門水庫(ダム)環湖路や百吉小学校、百吉林蔭歩道(木陰遊歩道)などが鑑賞スポットとして挙げられている。

江・行政院長:第四原発凍結は最大の譲歩

行政院の江宜樺・院長が、第四原子力発電所の凍結は合法的な枠組み内で最大の譲歩だとしている。江・行政院長は28日午前に記者会見を開き、昨年の与野党協議の結論、24日の国民党議員団の大会、27日の国民党所属の県・市長会議を踏まえて、第四原発の1号機は安全検査後凍結、2号機は工事中断にすると宣言した。また、安全検査とすでに発注した工事以外、政府は今後予算を追加せず、国民投票が結論を出すまで燃料棒も挿入しないとしている。

江・行政院長は、「第四原発の凍結と工事中断は建設の中止ではない。当然、廃棄でもない。社会が第四原発の未来に対してコンセンサスが形成できないうち、あるいは国民投票で最高の民意としての決定が下されるまで、現在の方法を続け、次の世代に選択の余地を残す」と話した。

江・行政院長は、本来安全検査後の国民投票を望んだが、今回の決定により、国民投票の実施時期はさらにめどがたたなくなったとしている。江・行政院長は、「国民投票はさらに遅れるだろう。決定は、燃料棒をすぐに入れるとか、国民投票をただちに行うよう強制するとかという疑念に応じたもので、合法的な枠組み内で最大の譲歩だ」と話した。

また、経済部の張家祝・部長は28日、立法院が開かれない夏を利用して、9月までに全国エネルギー会議を開催する意向を示した。この会議には産官学の代表を招き、台湾の未来の代替エネルギーなどについて話し合うという。

第四原発で道路占拠の民衆を警察が排除

第四原子力発電所の建設中止を求め、台北市内の忠孝西路を占拠していた人たちが、28日早朝に警察によって排除された。これらの人たちは27日午後に、総統府前のケダガラン大通りから、228平和記念公園などを回る街頭デモを行った。デモの主催団体は、忠孝西路の1車線でのデモを申請していたが、人々はこの通りに差し掛かると、道路使用申請をしていた範囲を越えて忠孝西路全体を占拠する形となった。また、使用許可は27日の深夜12時までだったが、それを越えても1000人あまりが路上に寝転がったり座り込んだりして退去しようとしなかった。

このため、警察は28日未明2時40分に排除を開始、1人ずつ引っ張って立たせて退去させる他、高圧放水車なども利用、朝6時40分ごろになってようやく通りからデモの人たちをすべて排除することに成功、忠孝西路の交通が回復された。

4時間にわたる作業で、警察官5人が負傷し、そのうち2人が病院に送られた。デモ側では37人が病院に運ばれ、そのうち病院で様子を見ている5人を除いて帰宅した。

第四原発をめぐっては、最大野党・民進党でかつて主席を務めた林義雄氏が22日から、建設中止を訴えてハンストに入っていたが、7日目となった28日午後、林氏はハンストを行っていた教会を離れて病院で診察を受けた模様。

TSMC、生産能力拡大は「電力供給状況見て決定」

馬英九政権が第4原子力発電所(新北市貢寮区)建設凍結の方針を示したことを受け、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は28日、「生産展開には十分で安定的な電力供給が不可欠だ」とした上で、将来的な生産能力拡大について「電力供給の状況に応じて決定する」とコメントした。原発稼働の是非については姿勢を明らかにしなかった。

TSMC、アップルの「A9」過半受注も[IT]

ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、16ナノメートルの「立体構造トランジスタ(FinFET)プラス」と称する製造プロセスでの量産を、来年1月にも開始する見通しだ。同プロセスは、従来計画していた16ナノのFinFETプロセスをさらに発展させたもの。これまで韓国サムスン電子が製造すると伝えられてきた米アップルの新型プロセッサー「A9」(仮称)を、TSMCが過半数受注する可能性があるとの見方も出ている。

28日付工商時報によると、TSMCはこれまで、16ナノのFinFETプロセスによる量産を今年末に開始する計画だったが、より高性能で低消費電力のFinFETプラスプロセスを新たに開発。月内にも、同プロセスを用いた初めての製品がテープアウト(設計の最終段階に入ること)される見込みだ。今年中にテープアウトされるFinFETプラス製品は16製品、来年には45製品に上るという。

蘋果日報が半導体製造装置メーカーの話として伝えたところによると、TSMCとサムスンの2社は、20ナノプロセスで製造する米アップルのプロセッサー「A8」(仮称)を受注。ただ、サムスンが製造歩留まりの課題を解決できないため、実質的にはTSMCが独占で供給している状況という。A8の次の世代となるA9は、これまでサムスンが14ナノプロセスで受注するとみられてきたが、ここに来てTSMCが16ナノのFinFETプラスで過半数を受注する可能性も出てきた。

アジア太平洋全体で「2014年に訪れたい国」「リピートしたい国」1位は日本

旅行情報を提供するオンラインメディア「Travelzoo」を運営するトラベルズー・ジャパン株式会社は、Travelzoo Asia Pacific(Travelzoo Inc. のアジアにおけるライセンシー)が日本、中国本土、香港、台湾、オーストラリアのアジア・パシフィック5か国でTravelzoo登録読者を対象に実施した旅行に関する意識・動向調査の結果から、アジア・パシフィックにおける2014年の旅行者の傾向をまとめた。調査の結果、旅行にかける年間予算が全体的に増加傾向にあり、さらに日本は「訪れたい国」第1位となった。 訪日外国人旅行も、日本人の旅行も、消費の拡大が大いに期待される。

 旅行にかける年間予算は、アジア・パシフィック全体で前年比17%アップした。アジア全体の結果としては、2014年の平均旅行予定回数が4.7回となり、前年(4.5回)と比べると旅行予定回数が1.2回多い結果となった。また2014年の旅行予算はUSD 7,078となり、前年(USD 6,057)と比較して17%アップしている。

■中国本土の年間予定旅行回数6.5回と最多で、アジア・パシフィックの旅行市場をけん引

 各国の調査結果を比較すると、中国本土では、2014年の1人あたりの平均旅行予定回数が6.5回とアジア・パシフィックの中で一番多く、1人あたりの旅行にかける平均年間予算はUSD 8,200だった。旅行予定回数では、続いて日本が5回(平均年間予算USD 4,780)、台湾4.4回(USD 6,170)、香港4.3回(USD 6,900)という結果となった。オーストラリアは、2014年の平均旅行回数が3.5回と一番低いかったものの、平均年間予算はUSD 9,340とアジア・パシフィックでは一番高額となった。
 日本人の調査結果を詳しく見ると、旅行予定回数が昨年の4.7回から今年は5回に増えた。また、旅行にかける平均年間予算も365,280円(2013年)から490,420円(2014年)と125,140円増加、前年比34.3%アップし、2014年は旅行に対する意欲の高まりが期待される。

■2014年に訪れたい国Top5

 日本は、アジア・パシフィック全体で、「2014年に訪れたい国」、「リピートしたい国」で1位だった。特に中華圏(中国本土、香港、台湾)での人気が高かった。「2014年に訪れたい国」および「リピートしたい国」を聞いたところ、日本はアジア・パシフィック全体で共に1位となった。特に「2014年に訪れたい国」では、昨年の3位から大幅にランクアップ。また各国のTop5を見ると、「2014年に訪れたい国」では中国本土、香港、台湾で、「リピートしたい国」では香港および台湾で日本が1位に選ばれており、特に中国からのインバウンド市場の拡大が期待される。

 また、日本・香港・台湾は「観光」の旅、中国本土・オーストラリアは「ビーチ/リゾート」の旅に興味が集中していることがわかった。日本、香港、台湾では「観光」の旅に最も興味が高く、中国本土およびオーストラリアでは「ビーチ/リゾート」への旅と答えた人が最も多い結果となっている。2位以下の旅の種類を見ると、それぞれの国の旅行者が求めるポイントに違いがあることが分かる。

■レジャー旅行をする際の過ごし方は?

 日本人、オーストラリア人は「自分のペースで旅行」、中華圏では「何もせずリラックスをする」人が最も多かった。レジャー旅行の際の過ごし方を聞いたところ、最も多い回答は、日本とオーストラリアでは「自分のペースで観光や街歩きをするのが好き」だった。一方で、中国本土や、香港、台湾の中華圏では、「何もせずリラックスするのが好き」と答えた人が最も多く、レジャー旅行での過ごし方の特徴が明らかになった。

 今回のアンケート調査の結果についてトラベルズー・ジャパンの代表取締役社長 武藤友木子は、以下のように述べている。

「日本人の旅行にかける年間予算が前年比34%と大幅に増加したことは、日本における旅行消費が上向いている証といえます。また、2014年のアジア・パシフィックの旅行にかける平均年間予算が17%アップした上、行きたい国、リピートしたい国で日本が1位に選ばれたことで、インバウンド市場の拡大も期待されます。Travelzooはこのような市場動向結果や、世界25拠点に在籍するお得情報に精通したDeal Expertのリサーチによる最新の市場情報を駆使し、より質・価値の高い商品(Deal)を厳選してお客様に提供することで、旅行およびエンターテインメント市場の活性化にさらに貢献していきたいと考えています」

< 調査概要 >
■調査時期: 2013年12月上旬
■有効回答数: Travelzoo Asia Pacific登録読者: 3,430名
< 内訳: 日本697名、香港 1,199名、中国602名、台湾402名、オーストラリア530名 >
■調査対象: 旅行が好きな日本のTravelzoo登録会員

中国の訪日観光客が伸び続ける理由 衰え知らず

上海の中国人向け月刊誌「行楽」4月号。
日本各地の桜の名所が特集された

 中国からの訪日客数が急増を続けている。査証(ビザ)発給数で中国全体の過半数を占める上海の日本総領事館の集計によると、3月の個人向け観光ビザ発給数は2万32件と初めて2万件を超え、過去最高となった。上海の総領事館は「6〜8月にかけて訪日ビザの申請数さらに増えるだろう」と“うれしい悲鳴”を上げている。
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 急増したのは、日本での桜の開花タイミングに合わせた“お花見”特需とみられる。上海では団体観光ビザなども含む全体のビザ発給数は3月に6万7583件だった。3月は北京の日本大使館でもビザ発給総数は約3万5000件となり、中国全体では16万1000件にのぼったという。
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 4月も前半の集計で、上海では全体で3万件以上のビザを発給した。上海でのビザ発給数は6年前から日本の在外公館で最大規模。上海市や周辺の地域には富裕層や中間層が数多い。
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 2012年に尖閣諸島(沖縄県石垣市)問題をめぐり、中国全土の125都市以上で9月から10月にかけて反日デモが燃えさかり、日本企業の拠点や在留邦人が相次いで中国人の暴徒に襲われた前後から、日本を観光する中国人客も急減。しかし、上海での個人観光ビザ発給数は13年後半から伸び始め、春節(旧正月)連休が長かった今年2月を除くと、昨年12月から過去最高を毎月更新するハイペースだ。
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 昨年12月には安倍晋三首相が靖国神社に参拝したことに中国政府が激しく反発するなど、日中関係に好転の兆しはほとんどみられない。それでも中国からの訪日客が伸び続ける理由については「中国の一般人は日中関係の問題に既に慣れた」(春秋航空の王正華会長)と、政治問題と切り離して旅行先を選ぶようになったとの指摘もある。
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 航空会社を創業する前に、中国最大級の民間旅行会社を育て上げた王氏。「海外旅行が解禁された中国で、観光に関心の高い層は既に香港やマカオ、東南アジア、台湾も経験し、韓国にも行った。欧米も魅力的だが、数時間で飛べる日本は季節を問わず美しい景色があり、温泉があり、日本料理も伝統文化も一度の旅行では味わいきれないほど各地にある」と話す。

 春秋航空が日中間の国際線を大幅に拡大する経営戦略をとるのも、王氏の旅行会社トップの経験からくる中国人の旅行パターンの変化予測に基づいたものだ。春秋航空は6月に日本の国内線にも参入するが、中国から成田空港や関西空港着で日本に入り、東京や大阪には何度も訪れたリピーターの中国人観光客を日本の地方都市に運ぶ狙いがある。温泉や料理、伝統は地方にこそ魅力がある。
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 中国当局があおる反日感情に一般の中国人はそう簡単には振り回されなくなった、と受け止めることもできる。実際、安倍首相の靖国参拝後も懸念された反日デモは起きず、12年のような訪日観光客数の激減は起きなかった。むしろ訪日数が増え続けているのは、2年前とは正反対の動きが中国の中で起きていると判断してもいいだろう。
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 13年1月に上海で発行が始まった月刊誌「行楽」。20万部の発行部数を誇るカラー刷りの美しい雑誌だが、中国では異例ながらもっぱら「訪日観光」を扱っている。同誌のチーフプロデューサーの袁静さんは「政治問題と民間交流は別次元の話と考える中国人が今後も増えると確信している」と断言する。
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 同誌は上海や北京など都市部に暮らし、比較的収入が高い20代から40代が読者の中心で、袁さんによると、読者の70〜80%は訪日観光のリピーター。団体観光では行かない場所や、伝統文化や美しい自然、おいしい料理や和菓子など、中国ではまだ知られていない日本の魅力を伝えている。袁さんも取材など出張を含めて訪日観光のリピーターだが、「何といっても親切で温かい日本人との心のふれあいが日本の魅力だ」と話す。
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 より現実的な要因は「円安元高」と中国国内の消費税率の高さだ。対ドルで円安基調が続く一方、人民元は最高値更新が続き、13年12月に1元=約14.5円だった元の対円レートは14年12月には約17.5円と1年間で約20%も上昇。現在も約16.5円前後の水準を保つ。中国人からみて、日本での買い物は為替のマジックで割安感がある。

 しかも中国では品目によって10〜30%の消費税が内税で徴収されるため、日本での買い物は税率で有利な上、免税扱いの買い物も多い。中国の銀行が発行した「銀聯(ぎんれん)カード」で決済が可能な日本の商店やホテルなどが増えた。多額の日本円を持たなくても、中国国内の銀行口座にある人民元で決済が可能だ。
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 小原雅博・上海総領事は「訪日経験のある中国人が増えれば増えるほど日中関係にはプラスになる」とみる。中国では反日教育や日中戦争を取り扱ったテレビドラマの氾濫もあり、日本や日本人を「色眼鏡」を通して見るケースは多い。だが「訪日経験のある中国人で『日本が嫌いになった』と話す人は聞いたことがない」(小原氏)という。笑顔のサービスや一般の日本人の立ち居振る舞いに好印象を抱く人がほとんどだからだ。





楽天、台湾でクレジットカード発行へ

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呉敦義・副総統、「カトリックの精神に感銘」


呉敦義・副総統がバチカン市国で、カトリックの精神に感銘を受けたとしている。呉敦義・副総統はこのほど、バチカンで行われたヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の列聖式に馬英九・総統の代理特使として参加するため、バチカン市国を訪れた。

27日の列聖式を終え、呉・副総統は28日には中華民国の大使館を視察。バチカン市国における中華民国大使館が2005年に今の場所に移って以来、副総統が訪れるのは初めて。呉・副総統は、ローマ法王、フランチェスコ1世が式典の中で、希望と許しについて説き、「神は永遠に愛だ」と話したことに、カトリックの仁愛、寛容の精神を感じ、感銘を受けたと述べた。

呉・副総統はまた、ローマの南東にある、ローマ法王の離宮、カステル・ガンドルフォを訪れた。呉・副総統は、その静かで花々に囲まれた、歴史ある施設の多さに、視野を広げさせられたと絶賛した。

郭台銘氏が産業構造の調整を主張

29日に台北市内で行われた、台湾海峡両岸経済貿易交流協力フォーラムで、世界最大の電子機器受託生産メーカー、ホンハイ精密工業の郭台銘・董事長は、今は台湾の産業構造をレベルアップさせる非常によいタイミングだと話した。(写真:CNA)

両岸経済フォーラムに300社超の企業が参加

中華民国工業総会と、中国大陸の貴州省が共同で主催した、「台湾海峡両岸経済貿易交流協力フォーラム」が29日、両岸の300社を超える企業を集めて台北市内で行われた。

与党・国民党の連戦・名誉主席はあいさつし、「自分と中国大陸の指導者、習近平氏の二度にわたる会談では、現在両岸が歩む道は両岸関係の平和的な発展に向けての道であり、後戻りはできず、完全に正しい道だという認識で一致した。我々はこれを堅持していかねばならない」と強調した。

台湾の対中国大陸窓口機関・海峡交流基金会の林中森・董事長も、台湾の投資環境は非常に優れていると強調、多元的な社会である台湾ではさまざまな意見があるが、政府はこれらの声を聞いて正確な決定を下し、人々もさまざまな声を聞いて正しい選択をすることで、社会と人々にとっての最大の利益に向かってまい進していると述べた。

中国大陸貴州省の中共書記は、台湾には貴州省が見習う点が多いとし、将来電子産業、農業、観光業、文化教育の四つの面で台湾との協力を強めていく考えを示した。

中華郵政がLINEのアカウント開設、制服一新も

中華郵政公司が29日、無料のメールと通話のやり取りができる、スマートフォンなどの端末のアプリ、LINEの公式アカウントを開設した。中華郵政はこれに合わせ、台湾の郵便配達をモチーフにした、「超可愛い郵政ちゃん」のスタンプも発表。「頑張れ」、「スイート」、「いいね」などの表情をしている。中華郵政の公式アカウントと友達になれば、これらのスタンプを無料でダウンロードして半年間使用可能に。

中華郵政の翁文祺・董事長が発表したところによると、中華郵政は台湾全域で1300の郵便局を有しており、現在、これらの郵便局でイメージを一新する工事を進めている。看板を更新した他、椅子も変えてより明るい雰囲気にするという。そして、9月に社員9000人あまり、および窓口など第一線で働く人員の制服も変更する。

翁・董事長は、郵便局には現在貯金口座が1千万件以上あり、中華郵政のクレジットカードのユーザーも約400万人いると説明。今後はLINEを通じて郵便業務、郵便貯金、生命保険、切手の収集などの業務に関する情報を速やかにユーザーに伝えられるよう努力するという。

台湾、1人当たりの購買力平価GDP約4万米ドル 日韓を上回る


2011年における台湾の1人当たりの購買力平価GDP(国内総生産)は4万米ドル近くとなり、日本や韓国を上回っていることが世界銀行の国際比較プログラム(ICP)が現地時間の29日発表した報告でわかった。

このICPの調査は主に同年における各国通貨の購買力平価(PPP)やPPP換算のGDP推計値などを国民1人当たりや総数で算出したもので、世界199カ国・地域が対象。PPPはある国である価格で買える商品が他国ではいくらで買えるかを示す交換レート。

これによると、台湾での1人当たりの購買力平価GDPは3万9059ドル。日本の3万4262ドルや韓国の2万9035ドルより高くなっており、日本や韓国より台湾人の購買力がより強いことが示された。

この背景としては、台湾のガソリン代や電気・水道料金が他国より相対的に安いことが挙げられると専門家は指摘している。

台湾生まれの日本人を題材にしたドキュメンタリー制作が進行中


日本統治時代の台湾で生まれた日本人、いわゆる「湾生」に焦点を当てたドキュメンタリー番組が台湾を拠点に活動する田中実加さんによって制作されている。29日には国立花蓮女子高級中学で関連の講演と予告編の上映が行われ、生徒らに大きな感動を与えた。30日付の聯合報が伝えた。

田中さんは1945年の敗戦後に日本へ帰国した「湾生」に関して台湾に残された手がかりを12年かけて探し続けている。「湾生」の人たちにとって、台湾はいつまでも心の故郷だが、その記憶や思いには戦乱や時空による隔たりが生じており、そんな「湾生」の望郷の思いを叶えたいからだ。

今までに213人の「湾生」を訪ねた田中さん。過去の日本人集落の地図を手がかりに、台湾で最初に官営移民が行われた花蓮県の吉野村(現・吉安郷)で当時の家があった場所を探したり、142人の「湾生」の出生記録の取得に尽力し、その過程をドキュメンタリーとして記録している。

この日の講演では、当時の湾生の生活の様子などが語られた。日本人女性と台湾人男性との淡い恋物語に生徒たちも興味津々。最近になり、高齢で台湾に来られない女性に対して、男性がカレンダーの紙の裏に「お元気ですか?」とメッセージを書いて田中さんに託したというエピソードも紹介された。

撮影クルーは今月中旬には徳島県に住む湾生に対しても取材を行った。作品は今年8月ごろの完成を目指しているという。

台湾鉄道の平渓線と秋田・鳥海山ろく線が姉妹鉄道に

台湾鉄路管理局(台北市)と由利高原鉄道(秋田県由利本荘市)は30日、平渓線と鳥海山ろく線の姉妹鉄道協定に調印した。

台鉄の平渓線は日本統治時代の1921(大正10)年に石炭輸送を目的に建設された全長12.9キロメートルの路線で、1929(昭和4)年に旅客営業を開始。現在では沿線に広がる風光明媚な景観と毎年旧正月後に行われる「天灯フェスティバル」などのイベントが大勢の観光客を引き付けている。

一方の鳥海山ろく線は1922(大正11年)に横荘鉄道の西線として開業し、1937(昭和12)年の国有化を経て、1985(昭和60)年に第3セクターの由利高原鉄道に経営が引き継がれたローカル線。

台鉄によると、両線はどちらもレールの幅が1067ミリメートルの狭軌で、非電化の単線、タブレット(通票)閉塞方式を採用しているなどの共通点があるという。

平渓線は昨年にも江ノ島電鉄との観光連携協定を結んでおり、乗車券を使った交流などが行われている。交通部では旅客輸送や鉄道技術などの面で協力を図ることができればと期待を寄せている。

台湾の大学生がデザインした“収納つきドア”、MUJI国際コンペで銅賞獲得

大葉大学工業デザイン学科3年生の盧家正さんと程雅テイさんの2人が大学の下宿生活の中からヒントを得て設計した作品「Door-in-Door」で「MUJI AWARD 国際デザインコンペティション」の銅賞に輝き、最年少の出品者・受賞者となった。(テイ=女へんに亭)

今回のコンテストには49カ国・4824作品が参加し、日本、イギリス、ドイツ、中国大陸、香港、台湾のデザイナーが審査を担当。台湾からは大葉大学の2名以外にも、国立聯合大学工業デザイン大学院の大学院生、孫孟閑さんがイグサを編む技術を取り入れたカーテン作品、「Iris Weave Curtain」で銅賞入選を果たした。

台湾の大学生が2人で共同製作した「ドア・イン・ドア」はドアの中空と収納を組み合わせたアイディアで、これまでの概念を変え、扉を新しい収納スペースとして再定義したもの。

このドアの設計について盧さんは、大学生活を送るために借りる下宿の小さな部屋ではコートや帽子、傘などを別々の場所に置いているため、うっかり忘れ物をしてしまうことがあるという。そこで、外出に必要な物を1カ所にまとめておくスペースを確保しつつ部屋の空間の有効活用ができるものをデザインしたいと考えたと話している。

程さんは、ここ数年来、坪数の小さな住宅が市場の主流を占めている中、狭い居住空間に大きなスペースを作り出せないか考え、デザインの発想から製作まで半年をかけたと苦労をふり返り、受賞できてうれしいと喜びを語った。

楽天、台湾でクレジットカード発行へ 現地市場見込み

これにより、楽天カードは台湾で37番目、外資系としてはクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、イオンクレジットサービスに続き、4番目のクレジットカード会社となる。資本金は約3億台湾元(約10億1700万円)。

台湾の健全なクレジットカード市場と、毎年拡大しつつある台湾のネットショッピング市場を見込んでの参入となり、台湾楽天市場の関係者はクレジットカードや旅行などの新事業の展開で、年間売り上げは6割増になるだろうとしている。

台湾では現在、クレジットカード会社36社、計3600万枚余りのカードが発行されている。


日本統治時代の先住民ブヌン族をテーマにした写真展開催


日本の台湾統治が始まってまもなくの頃に台湾原住民(先住民)の一つ、ブヌン族の生活の様子を捉えた写真の展覧会、「鳥居龍蔵原住民印象展」が29日より新北市政府(板橋区)で開催される。同市では市民が原住民の伝統に触れることで国内異文化交流の一助になればと期待を寄せている。

ブヌン族は南投県など中央山脈の両側に住む山岳民族。粟の豊作を祈る歌など独特の八部和音唱法の歌を持つことで知られ、またかつては部族の男女が15〜16歳になると美の象徴として抜歯を行い成人の証とする風習があった。

こういった当時のブヌン族の様子を写真に記録したのが日本人人類学者の鳥居龍蔵。鳥居は1896(明治29)年夏、東京帝国大学の命を受け単身で台湾に渡り、重い撮影機材を担ぎながら未開の地として長らく誰も行くことのなかった山奥深くの村落に分け入り、1900(明治33)年までの数年間、ブヌン族などの生活をカメラに収めた。いずれもガラス板のネガとして残されており、そのモノクロ映像の一枚一枚に原住民の姿が生き生きと映し出されている。

新北市政府では写真展以外にも関連イベントとして5月にブヌン族伝統の「射耳祭」にちなんだ親子体験活動を開催する。「射耳祭」は鹿の耳などを弓矢で射抜き、祖先に狩りの大猟や豊作を祈願する、年に一度の祭典。

29日に行われた開幕式の席上、同市原住民族行政局の林倩綺局長(アミ族)は、ブヌン族の人々に自分たちの文化に誇りを持ってもらえればと話し、また、市議会議員のイチャン・パロド氏(アミ族)と王建章氏(タイヤル族)は各原住民の祭りをアミ族の「豊年祭」だけに集約させてしまうべきではないとアピールした。

ブヌン族の伝統では女性が狩りの道具である弓矢を扱うことは許されないため、開幕式では壇上で弓矢を手に掲げた市議らの間にはさまれて林局長が終始きまり悪そうな笑顔を振りまいた。

大前研一氏「住民投票よりエネルギー政策の見直し」

台湾を訪問している経営コンサルタントの大前研一氏は29日、第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設や稼動の是非をめぐる問題について、現段階では住民投票を実施するべきでなく、先にエネルギー政策を見直す必要があると述べた。

大前氏は同日、馬英九総統を表敬訪問。台湾の第4原発は日本の福島の原発と全く異なるとし、その貯水プールや耐震設備などを評価した上で、政府は人々に安全面での取り組みを周知させるべきだと語った。

また、東元グループの黄茂雄会長との対談では、過去にドイツやスイス、スウェーデン、イタリアなどが同様の問題で住民投票を実施したが、今になって多くの国で政策の見直しを迫られていると指摘。台湾はまずエネルギーの組み合わせを理解し、仮に原発を使わないのであれば、風力や太陽光などのメリットやデメリット、火力発電で排出される二酸化炭素の影響などを理解しなければならないとの見解を示した。

将来の台湾経済については、中国大陸の経済成長が鈍っていることに触れ、台湾企業はこの機会に市場を広げるべきだと提言。市場が大きく、台湾に対して友好的な日本をはじめ、アメリカやヨーロッパ、インド、中東、アフリカなどにも視野を広げてはどうかと述べた。また、一連の学生運動に関して、同情はするが学生とは意見が異なるとの考えを示した。

台湾新幹線、またポイント故障 約1カ月半で3回目

台湾高速鉄道の台北駅で29日午前9時24分頃、列車の進路を転換する分岐器に異常が発生し、台北−板橋間で一時的に単線運行を余儀なくされた。故障は3時間後に復旧、午後1時に同区間の複線運転を再開したが、計24本に遅れが生じ、約1万人余りが影響を受けた。

高鉄の統計によると2007年1月の開業後、分岐器の不具合で列車が5分以上遅延した回数は計60回。このような運行トラブルの度重なる発生で社会に不安を与えたなどとして、同社前会長の欧晋徳氏は先月辞意を表明した。同月13日の取締役会で范志強氏が欧氏の後任に選出されたが、就任1カ月半ですでに3回のトラブルに見舞われている。

開業以来続く赤字経営に喘ぐ同社では昨年10月上旬、初となる運賃の値上げを実施したが、それ以降12月中旬までの期間中にも同じ原因によるトラブルが複数回起きており、利用者から厳しい批判の声が上がっている。

ポリシリコンの中国GCL、台湾に子会社設立[IT]

太陽電池向けポリシリコン中国最大手で香港上場の保利協シン能源(GCLポリエナジー、シン=金が3つ)はこのほど、台湾に子会社を設立した。中国の太陽電池関連メーカーが台湾に子会社を設立するのは初めてという。

29日付電子時報によると、初期投資額は4,800万台湾元(約1億6,000万円)。保利協シンはこれまでも代理店を通じてシリコンウエハーを台湾で販売してきた。子会社を設立することで、製品の共同開発を手掛けるなど台湾企業との連携をさらに深めたい考えだ。

保利協シンは台湾では、新日光能源科技(ネオソーラーパワー)や聯景光電、英懋達光電(インベンテックエナジー、IEC)、元晶太陽能科技(TSEC)などの電池メーカーを顧客に抱えているという。

世界コスプレサミットの台湾地区予選開催 5月に新竹県で

新竹県の邱鏡淳県長は30日に行われた記者会見で、来月11日に新竹県文化局演芸ホールで開催される世界コスプレサミットの台湾地区予選大会をアピールした。

新竹県は近年、マンガ産業の育成や発展促進を目指す「台湾マンガ夢工場」プロジェクトに力を注いでいる。邱県長は国際的なマンガ・アニメをテーマにしたコンテストの開催や交流イベントの実施などを通じて、全体的な視野を広げることができればと語った。

地区予選大会当日には、世界各国から人気コスプレイヤーのゲスト参加も予定されており、邱県長は多くの人に会場で楽しんでもらいたいとPRした。

元民進党主席、ハンスト中止=原発建設凍結を評価

台湾の林義雄元民進党主席(72)は30日、第4原子力発電所(新北市)の建設に反対して22日から続けてきたハンストを中止した。馬英九政権が第4原発の建設凍結を決定したことを評価した。 

韓国旅客船沈没事故、韓国芸能界に広がる「祈り」と「哀悼」・・・事務所社長らも多額の寄付

 韓国の芸能事務所・SMエンタテインメントの創設者で、現会長の李秀満(イ・スマン)氏が、珍島(チンド)沖で発生した「セウォル号」沈没事故の犠牲者や遺族、行方不明者らのために、多額の寄付金を送った。台湾メディアが伝えた。

 「中國時報(チャイナ・タイムス)」によると、「4月28日、イ会長より大韓赤十字社に10億ウォン(約1億円)が送られた」とのこと。「韓国の芸能関係者の中で最も多い寄付金」となったそうだ。SMエンタテインメントはSUPER JUNIOR、少女時代、SHINeeら人気のK−POPグループが所属しており、韓国芸能界をけん引する大手芸能事務所。中國時報は、「少女時代の社長が、沈没事故に10億ウォン寄付」と、見出しに台湾で特に人気の高い女性グループ名を挙げた。

 芸能関係者の寄付で目立っているのは、李会長のほか「BIGBANG、2NE1らが所属するYGエンターテインメントの梁鉉錫(ヤン・ヒョンソク)代表による、5億ウォン(約5000万円)」だという。

 韓国では、沈没事故犠牲者への哀悼を示す「黄色いリボンキャンペーン」がインターネット上を中心に広がりをみせている。賛同者は、黄色いリボンの画像を自身のSNSのプロフィール欄に表示するなど、同画像を拡散しているようだ。中國時報は「少女時代のメンバーやチャン・グンソクが、『黄色いリボンキャンペーン』に参加した。26日、福岡ドームで始球式を務めたU−KISSも、黄色いリボンを付け入場した」と報じている。

 人気スターが犠牲者へ祈りを捧げ、ファンを始めとした多くの人々へも、同キャンペーンが伝わっているようだ。16日の事故発生から、2週間。行方不明者の奇跡の生還を、誰もが祈っている。

台湾、スマホ利用者の4割超が“デジタル痴呆”に悩む

スマートフォンの使用による人体への影響に関する調査で、回答者の41%が記憶力や集中力の低下を訴える“デジタル痴呆”に悩んでいることがわかった。

同調査は診療所の書田診所が4月10日から20日にかけて、スマホを使用している同診療所の外来患者を対象に実施したもので、約80人から回答を得た。

これによると回答者の46%がスマホの使用で本来やるべきことを一時的に忘れてしまうことがあると答えたほか、41%が記憶力や集中力が低下したようだと訴えた。

また、30%の回答者が「仕事や食事などをしながらスマホを使っている」としており、スマホをチェックする理由の多くは無料通信アプリ、LINE(ライン)などのメッセージや交流サイト、フェイスブックを見るためだった。

利用頻度については「1時間ごとに一度チェック」が最多で68%に達し、「随時チェック」は17%にとどまった。

台湾駐日代表処顧問の夫人、東京で2度目の日本舞踊公演 日台交流促す

台北駐日経済文化代表処の顧問兼台北文化センター長の朱文清さんの夫人、張懿文さんが29日、台湾と日本の交流促進のため、東京の日本橋劇場で日本舞踊を披露し、観客から拍手喝采を浴びた。

この日、千藤会主催の日本舞踊発表会に出演し、傘や扇を使って切ない恋を演じた張さん。今年1月の同会への入門以来、2カ月近くにわたって稽古に励んだ。日本舞踊を12年間踊ってきた経験もあり、花道から傘を差しながら華麗に登場すると優雅な姿で観客を魅了した。

張さんは2008年の時にも東京の国立劇場で台湾人女性として初めて日本舞踊を披露している。この日の公演終了後には、千藤会の関係者とともに台湾でも千藤会を開設し、日本舞踊を通じて台湾と日本の架け橋になりたいと今後の抱負を述べた。

一方、朱文化センター長は妻の演技が観客の大きな拍手をもらえて夫としてとても嬉しいとコメントした。




安倍首相:台湾は日本の大切な友人

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台湾のファーストレディー、周美青さんが故宮展に合わせて訪日か



東京国立博物館(東京都台東区)で行われる国立故宮博物院(台北市)の特別展に先駆けて開催されるオープニング記念パーティーに、周美青総統夫人(=写真中央)が出席する可能性があることが台湾メディアによって報じられたが、故宮と外交部は明言を避けている。

報道では、陳水扁政権下の2003年にドイツで故宮の特別展が開かれた際に呉淑珍夫人が渡独したのと同様に、周美青夫人も訪日し記念パーティーに出席するほか、東日本大震災の被災地の一つ、福島を訪問すると伝えている。

これについて、故宮側はメディアの取材に対し「聞いていない」と答え、詳細を確認するとした一方、外交部の高安報道官は、故宮展の文化交流については故宮側の計画に基づいて行われるとし、今のところは決まっていないとコメントした。

東博と九州国立博物館(福岡県太宰府市)は今年6月24日〜9月15日と10月7日〜11月30日に故宮特別展「台北 国立故宮博物院 −神品至宝−」を開催。故宮の“目玉”として人気の「翠玉白菜」と「肉形石」も期間限定で公開される。

世界の新興大学ランキングに中山大学など台湾4校ランク入り


英教育専門誌、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は先月30日、創立50年未満の大学を対象とした2014年「世界の大学ランキング100」を発表した。台湾からは国立中山大学が40位となったのをはじめ、昨年より1校少ない4校がランク入りした。日本からは筑波大学のみ44位にランクインした。

トップは韓国・浦項(ポハン)工科大学校。2位 スイス連邦工科大学ローザンヌ校、3位 韓国KAIST、4位 香港科技大学、5位 シンガポールの南洋理工大学がランクイン。欧米各国を抑え東アジア勢が健闘しており、1986年創立の浦項工科大学校は連続3年1位。

台湾からは国立中山大学(40位)、国立台湾科技大学(42位)、国立陽明大学(96位)、亜洲大学(99位)がランクインした。

中山大学(高雄市)は調査が始まった2012年には30位だったが昨年は37位で今年はさらに3位下がった。一昨年は55位だった台湾科技大学(台北市)は昨年は45位、今年はさらに3位上昇。一昨年の95位から昨年98位に落ちた陽明大学(台北市)は今年96位とやや取り戻した。また新たに亜洲大学(台中市)がランク入りを果たした。

アジア勢はこのほか、香港城市大学(17位)、香港理工大学(30位)、筑波大学(44位)がランク入りしている。

大学ランキングに入った29カ国・地域のうち、英国とオーストラリアが最多の14校。それに米国(8校)、スペイン(7校)、フランス(6校)、ドイツ(6校)、カナダ(5校)、台湾(4校)と続いた。また、インドから初のランク入りがあった一方で、中国大陸とロシアからのランク入りはなかった。

台湾・新北市と市川市、無線LANサービスで協力へ

台湾北部の新北市が日本の福岡市などと整備を進めている公衆無線LANの相互利用に、千葉県市川市から訪台した視察団も協力の意向を示したことがわかった。

新北市の担当者によると、市川市市議会の岩井清郎議長と金子正前議長などは先月30日に新北市を訪問した際、市内2000カ所に設置された無料Wi-Fiスポットなど、充実したインターネット環境を高く評価し、国際ローミングサービスに前向きな意向を示したという。

同市は昨年8月から福岡市と無線LANの相互利用を開始しており、すでに1万人近い台湾からの旅行者が日本でサービスを利用している。また、川崎市や沖縄県でも同様のサービス開始に向け準備を進めており、5〜6月を目途に利用できるようにする予定。

今後新北市では台湾の観光客に人気の旅行先、北海道の自治体とも調整を進めるとしている。

古き良き台湾を物語る 昔懐かしい「マッチ箱」展開催

台北市民政局は林安泰古セキ民俗文物館(台北市浜江街)で「庶民の生活の記憶―昔懐かしいマッチ箱」特別展を5月1日〜7月31日まで開催、マッチ箱コレクター、蒋敏全さんの貴重な収蔵品の数々が初めて一般に公開される。(セキ=がんだれに昔)

同局の黄呂錦茹局長は、展示されているマッチ箱のデザインは日本統治時代から戦後にかけての広告、娯楽、商売や十二支、人々の生活などそのジャンルは多岐にわたり、台湾の貴重な郷土文化を表すと語る。

今回、展示品を提供した蒋さんは、台湾火柴公司(マッチ会社)に勤務していた父の影響で、様々なマッチ箱を夢中で集め、そのコレクションは現在では6万個余りにのぼるという。

蒋さんによると、現代のマッチは19世紀中頃、ヨーロッパから中国に伝わり、人々に“洋火”“番火”“番仔火”などと呼ばれた。台湾では清朝統治下の1868年、北部・淡水港を通じて持ち込まれるようになり、日本統治時代には「台湾燐寸株式会社」が設立されて全島に普及した。

この会社は戦後、台湾省専売局に接収されたが、1948年には台湾初の民営「台湾火柴股フン有限公司」が創立、1970年にはマッチ会社として初めて株式上場を果たした。しかし、時代の流れとともにマッチはその役目を終え、同社では1994年にマッチの生産を終了している。(フン=にんべんに分)

蒋さんはマッチ箱のコレクションについて、デザイン的に見応えのあるものは実際にはそう多くはなく、今回特別展で展示されるものは選りすぐりの逸品ぞろいだと強調。小さなマッチ箱を通して時空を超え、かつての庶民の生活文化に触れることができると語った。

台湾駐日代表処顧問の夫人、東京で2度目の日本舞踊公演 日台交流促す

台北駐日経済文化代表処の顧問兼台北文化センター長の朱文清さんの夫人、張懿文さんが29日、台湾と日本の交流促進のため、東京の日本橋劇場で日本舞踊を披露し、観客から拍手喝采を浴びた。

この日、千藤会主催の日本舞踊発表会に出演し、傘や扇を使って切ない恋を演じた張さん。今年1月の同会への入門以来、2カ月近くにわたって稽古に励んだ。日本舞踊を12年間踊ってきた経験もあり、花道から傘を差しながら華麗に登場すると優雅な姿で観客を魅了した。

張さんは2008年の時にも東京の国立劇場で台湾人女性として初めて日本舞踊を披露している。この日の公演終了後には、千藤会の関係者とともに台湾でも千藤会を開設し、日本舞踊を通じて台湾と日本の架け橋になりたいと今後の抱負を述べた。

一方、朱文化センター長は妻の演技が観客の大きな拍手をもらえて夫としてとても嬉しいとコメントした

寒さと病気でマンゴー収穫シーズンに1カ月の遅れ/台湾・屏東

南部の屏東県で生産され、日本でも「アップルマンゴー」などとして親しまれている台湾の愛文マンゴー(アーウィン種)は今年、春節(1月31日)の頃から連日続いた低温や最近の病害などの影響で、収穫シーズンが1カ月遅れて5月中旬になると見込まれている。

同県南部で作られている愛文マンゴーは例年なら4月中旬から下旬にかけて市場に出回る。しかし、今年は受粉時期の寒害に始まり、最近では炭疽病などの発生で果実に被害が出るなどトラブルが続いた。中には今年の収穫は早々に諦め、来年早く開花し結実することに望みを賭けて枝を全部切り落としてしまった農家まで出ている。

同県・枋山の果樹農家、盧旺昇さんは、今年は5月中旬を過ぎなければ愛文マンゴーのまとまった収穫は期待できないとしており、日本向けや中国大陸向けの販売への影響を心配している。また、価格は現在、生産量の減少で、卸売平均価格で1キログラムあたり100台湾元(約340円)以上。高級品だと300元(約1000円)余りになるという。

盧さんは今年は減産となるものの、香り高く果汁たっぷりのおいしい愛文マンゴーが味わえると話している。

1QのGDP3.04%、「成長とリスクが並存」

今年第1四半期の経済成長率が3.04%となり、主計総処が景気回復とリスクが並存していると指摘している。行政院主計総処は30日、今年第1四半期の経済成長率を発表した。第1四半期の成長率は本来の予測値より0.02ポイント高い3.04%だった。

主計総処は、企業の収益が第1四半期は回復したこと、年末のボーナスや報奨金が増え、被雇用者の平均給与が増加したこと、さらには株式市場での取引が活発だったことなどで、海外旅行、自動車販売、小売業と飲食業が成長し、民間の経済活動が若干強まったと説明した。また、外需の面では、光学機材や情報通信機器の輸出は引き続き弱含みで、電子、機械、非鉄金属の輸出が成長を牽引した。

主計総処の梅家瑗・専門委員は、現在世界経済のファンダメンタルズはよいが、国際的なリサーチ機関の見方は以前より弱まったと指摘、現在の景気は、回復とリスクが同時に存在している状態だとの見方を示した。

梅・専門委員は、「現在は依然として回復基調にある。ただ、アメリカの量的緩和の段階的な終了の新興市場に対する影響、中国大陸の構造改革の経済成長に対する影響、日本の消費税率引き上げの影響などのリスクが存在する。台湾にとっては、中国大陸が自分たちの産業を育て、我々と競争するようになることもリスクだ」と話した。

呉・副総統、バチカンでの日程終えて帰国

呉敦義・副総統がバチカン市国での訪問日程を終え、帰国の途に着いた。呉・副総統はこのほど、バチカンで行われたヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の列聖式に馬英九・総統の代理特使として出席するため、夫人とともにバチカン市国を訪れ、列聖式出席、地元の華僑同胞との晩餐会、ローマ法王の夏の離宮参観などを行った。

29日には、中華民国の王豫元・大使とともに、過去に中華民国を訪問したバチカンの枢機卿らを招いて食事会を開き、中華民国の現況と宗教の発展状況を紹介した。呉・副総統は挨拶の中で、「今回は馬・総統の代理として列聖式に参加し、世界各地の信徒たちと、神の愛を分かち合った」と話した。また、29日に招いた人たちは皆、中華民国に大きな貢献をしているとして、馬・総統と中華民国の国民を代表し、台湾を再び訪れてくれるよう要請した。

呉敦義・副総統一行は30日夜に、中華民国に帰国する。

秩序無い原発反対運動、警察が強硬姿勢

第四原子力発電所の建設に反対する人たちの行動が秩序を失っているとして、警察が強硬な姿勢を打ち出している。第四原発の建設に反対する人たちは連日、立法院を取り囲み、出入り口をふさいで立法委員が立法院から出られなくしたり、立法委員の乗る車の通行を妨害したりしている。また、周辺の道路を占拠し、一般の人たちの通行にも影響を及ぼしている。

行政院は30日午前、内政部警政署、法務部、台北市政府など関連の政府機関と対応を検討。内政部の陳純敬・次長は報道陣に対し、一部の人のここ数日の行為は違法行為で秩序を失ったものだと批判、他人の通行の権利に影響を及ぼしているほか、公的な権力に明らかに挑戦しており、こうした挑発は受け入れられないと述べた。

陳・内政部次長はさらに、今後も街頭での活動が予定されているので、関連の政府機関が対応を話し合い、警政署は、これまで以上に強い態度で対処すると述べたと明らかにした。

陳・次長は、「首謀者、累犯者、もしくは過激な者については断固として法に則って強制的な対応をする。具体的にどうするかは、法務部と我々警政署が現行の法令について調整する。当然合法的な範囲内での対応だ」と話した。陳・次長は、警察は逮捕と取調べを担当し、勾留するかどうかは検察官の職責だと指摘、累犯者や過激な者に対しては予防性の勾留も可能なはずだと強調して、こうした人たちが行動を控えるよう呼びかけた。

安倍首相:台湾は日本の大切な友人

日本の安倍晋三首相が、台湾は日本の大切な友人だと発言して話題になっている。安倍首相は26日、日本の千葉県で行われた、動画サービス「ニコニコ」のリアルイベント、「ニコニコ超会議3」の会場の「超ニイハオ台湾」ブースに姿を現し、握手ロボットを通じて、台湾のアニメや漫画のファンと交流した他、東日本大震災のときに、台湾が提供した支援に感謝、「台湾は日本の大切な友人だ」と話して、台湾と日本の人たちを喜ばせた。この模様は動画共有サイト、ユーチューブで確認できる。

安倍氏は一昨年に首相となって以来、台湾に友好的な立場を何度も表明しており、昨年10月にバリ島で行われたAPECアジア太平洋経済協力会議では、自身のフェイスブックに、蕭万長・前副総統との記念写真を掲載して、台湾は日本の友人だとコメントしている。

友達、Q1純利益は前期比85%減[IT]

液晶パネル世界大手、友達光電(AUO)が4月30日に発表した第1四半期の連結決算は、純利益が1億6,600万台湾元(約5億6,300万円)で前期比84.7%減った。同社は「例年の不需要期で、テレビ向けパネル価格が下落した影響を受けた」と説明した。

第1四半期の売上高は前期比8.7%減の938億200万元。本業のもうけを示す営業利益は38.8%減の6億5,800万元だった。10インチ以上の大型パネルの出荷量は2,918万枚で前期比3.3%、10インチ未満の中小型パネルは18.7%それぞれ減った。

同社が昨年第4四半期の決算を1月に発表した際、パネル価格の下落によって今年は上半期中に赤字に転落する可能性もあるとの予測が、市場調査会社のアナリストなどから出ていた。友達は第1四半期について「製品ラインアップやコスト構造の改善、在庫調整を進めたことで、最終損益は黒字を維持できた」と振り返った。在庫日数は39日で、「健全な水準を維持できた」とした。第2四半期については「市場の需給状況は次第に改善する」との見方を示した。

力成、韓国ネペスのシンガポール法人買収

IC封止・検査大手の力成科技(Powertech)は29日、半導体部品、韓国ネペスのシンガポール法人を買収したと発表した。同法人はバンプを生産しており、超豊電子(Greatek)に次ぐ買収でハイエンドロジックIC封止事業への積極的な投資姿勢を明らかにした。力成科技の1―3月期決算は、最終利益が8億6700万元、売上高は前期比3.8%減の92億2700万元だった。

CSC、無方向性電磁鋼板新ライン 高雄で稼働開始

 台湾の中国鋼鉄(CSC)はこのほど、高雄製鉄所に新たに導入した無方向性電磁鋼板ラインが稼働を始めたと発表した。年間生産能力15万トン。世界的な省エネや新エネルギー市場の拡大に伴って増える高効率電磁鋼板の需要に応える。2013年にベトナムで電磁鋼板設備を稼働させ、14年にインドで電磁鋼板工場を立ち上げる。台湾との世界3極体制を築き、高付加価値の電磁鋼板市場を広くとらえる。

台湾系格安航空「Vエア」 初便は日本路線の公算高

トランスアジア(復興)航空傘下の格安航空会社(LCC)、Vエア(威航)の隆章キ社長、9月に予定している初便の就航先は日本になる可能性が高いことを明らかにした。(キ=王へんに其)

隆社長は、台湾系LCCの強みを生かし、台湾の利用者から高い信頼を獲得できるだろうと話し、競争面で有利だと自信をのぞかせた。また、英語版と日本語版のオフィシャルウェブサイトの開設も予定しており、乗客の約3割を外国人利用客としたい考えを示したほか、就航当初の搭乗率は80%を目指したいと意欲を語った。




日本の食品に対して、放射性物質検査の証明書添付を義務付ける

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台湾、輸入日本食品への非被曝証明要請へ 安全対策強化で


衛生福利部は1日、国民の健康を守るため、乳製品やベビーフードなど台湾に輸入される一部の日本の食品に対して、放射性物質検査の証明書添付を義務付ける方針を発表した。

台湾では福島第1原発事故の発生を受け、同県を含めて栃木、群馬、茨城、千葉の5県で生産される食品すべての輸入を禁止しており、他地域産については生鮮・冷蔵・冷凍の野菜・果物・水産物、乳製品、ミネラルウォーターなどの飲料水、ベビーフードなどについて放射能サンプルの水際検査を実施してきた。

日本産食品の安全管理を強化するため、同部は今回、日本側との複数回の話し合いを経て、双方がこの5月から関連の交流協力計画を展開することで一致した。これによると輸入日本食品のうち、生鮮・冷蔵・冷凍水産物、乳製品、ベビーフード、茶葉、肉類、加工食品など比較的リスクの高い食品は今後、日本政府発行の放射性物質検査証明書の提出が必要になるという。

衛生福利部・食品薬物管理署の姜郁美副署長は、計画の内容として6月〜8月の期間中、上記の日本食品に対して双方が行った放射性物質検査の結果について照合を行い、3カ月後からは日本側による原産地と放射能検査の証明書添付が求められると説明した。

日本時代の木造住宅で映画「KANO」の特別展示/台湾・嘉義


嘉義市で1日、台湾の野球映画「KANO」の撮影が行われた日本統治時代の木造住宅が「KANO故事(物語)館」として一般に公開され、今月31日まで映画関連の特別展示が開催される。

「KANO物語館」はヒノキ造りの平屋で、映画「KANO」の中では俳優の永瀬正敏が演じた近藤兵太郎監督の宿舎として使用された。今回の特別展に合わせ、屋内には「KANO」関連商品のほか、古い家具やミシン、扇風機なども陳列されており、見学者は映画の舞台となった1931(昭和6)年の嘉義にタイムスリップしたような気分を味わうことができる。

「KANO物語館」をはじめ、歴史的建造物に登録されている日本家屋が28棟もあるレジャー施設の「檜意森活村」が今年7月の開園を予定していることもあり、主催者の「嘉義市商圏文化促進協会」では観光振興・地域活性化につながればと期待を寄せている。

<KANO> 日本統治下の台湾から甲子園大会に出場した嘉義農林学校(現・嘉義大学)野球部の実話を基にした感動の物語。台湾で今年2月末に公開され、4月末時点で3億1000万台湾元(約10億5000万円)の興行収入が記録されている。日本では来年初めに封切りとなる見通し。

台湾・高雄で日本人男性が自殺の疑い 仕事疲れか

台湾南部の高雄市を仕事で訪れていた日本人男性が今朝7時過ぎに同市内の植物園の敷地内で遺体で発見された。結束バンドを使って自分の首を絞め窒息死したとみられており、警察では自殺とみて調べを進めている。

亡くなったのはエンジニアの日本人男性(50歳)。植物園の中で倒れているのを通りかかった市民に発見され、消防が駆けつけた時にはすでに息がなかった。所持品から身元がわかった。

現場には争った跡はなく、仕事で使う工業用の結束バンド複数で首を絞めて自殺を図ったとみられている。付近の雑貨量販店の防犯カメラには、昨夜9時前にビールとカッターナイフを購入する男性の姿が防犯カメラに映っていた。

この男性はこれまでにも仕事で台湾を訪れており、今回も4月に高雄市内の電子関連企業に招かれ来台、植物園付近のホテルから会社に通い、各種機器の電気回路の作成を行っていた。普段から真面目な仕事ぶりで、昨日も同僚に対し、「やらなければならないことが多く、プレッシャーが大きい」と話していたという。

台湾漁船、水産庁漁業取締船に追尾される けが人なし


東シナ海で操業中だった台中船籍の漁船「全吉慶326号」が先月30日、日本の水産庁の漁業取締船「東光丸」に追尾され、カラーボールを発射されるトラブルがあった。全吉慶326号はその後、海岸巡防署の船に護衛されながら、1日午前に宜蘭県蘇澳港に到着した。乗組員6人にけがはなかった。

海巡署によると、30日午後7時ごろ蘇澳区の漁業無線局を通じて通報があり、周辺海域にいた巡視船が現場に急行したという。日本側は全吉慶326号の違法行為が確認されたことを理由に停船、検査を要求。海巡署はこれを拒否し、他の巡視艇などとともに全吉慶326号を護衛しながら蘇澳港へ航行した。

日本側は蘇澳沖約45海里の地点まで追尾したが、その後諦めたとされる。全吉慶326号の船体には10数カ所にカラーボールが命中した跡が確認された。蘇澳の海巡隊が詳しい調査に乗り出している。

「金城武の木」の田園風景、文化景観の指定を受ける/台湾・台東

俳優の金城武が出演したCMで一躍有名になった台東県・池上郷の天堂路周辺の田園地帯について、先日同郷が申請していた文化景観の認定が下りた。

今回文化景観に認定されたのは、キャッチコピーを「I SEE YOU」とする航空会社のCMで撮影ロケ地として使われた水田地帯175ヘクタール。一面青々と輝く稲田の道を自転車で走りぬけた金城がアカギ(茄苳)の木の下に座ってお茶を口にするというシーンが話題を呼び、去年6月のCM放映開始以来、大勢の観光客が押しかけている。

さらにこの地域には100年の伝統を持つ浮シュウ(=土へんに川)がある。この水路によって新武呂渓を流れてきた中央山脈の湧き水を水田に灌漑し、良質の池上米を育んでいる。黄金色の稲穂の波が風に揺れる様はとても美しく、この景観を守ろうと文化資産登録の申請手続きが急がれていた。

台東県政府文化処ではきのう30日、実地調査を行った上でこの地域を文化景観として認めた。ただし、この認定には土地の売買や農舎の建設を制限する法的効力はないため、あくまでも地元関係者に景観維持への理解と協力を求めるほかはないという。

台湾鉄道の客車から発煙トラブルで乗客一時避難 老朽化が原因か

台湾北部の新竹駅で1日午前7時ごろ、停車した台湾鉄路のキョ光号の車内から煙が上がり、乗客らが一時避難する騒ぎがあった。乗員乗客約250人にけがはなかった。(キョ=草かんむりに呂)

トラブルがあったのは台東発高雄行きのキョ光号655列車の5号車で、冷房装置の配電盤から煙が上がったという。台鉄ではこの車両を編成から抜き取り、52分遅れで運転を再開した。

台鉄では老朽化による過熱が原因ではないかとみて調べている。また、現在運用中の客車2200両のうち、約2割で車両の置き換えが必要だとしており、新型列車の投入でサービス向上に努めたいとしている。

労働者を表彰する江・行政院長

江宜樺・行政院長は4月30日、台北市のグランドホテルで行われた
「2014年メーデー全国模範労働者表彰大会」に出席、優秀な労働者を表彰した。

5月1日は労働者の日、メーデー。江宜樺・行政院長は閣議で、労働者は国家全体を発展させた縁の下の力持ちだとした上で、労働者の権益保証と福祉増進は常に政府の施政における重点であり、労働部は先見性ある労働政策を策定し、時代に則した労働法制を整えることで、よりよい労働環境を作り、最大の福祉を提供するよう求めた。

労働者団体が1日、低賃金に抗議し、派遣労働に反対するデモを行った事について、江・行政院長は「政府は今後も人々の意見に耳を傾け、労働者の求めに応えられるように努力する」と述べた。

行政院の孫立群・スポークスマンは、江・行政院長の言葉として「政府はこれまでも、労働者の人たちの声にしっかりと耳を傾けてきており、多くの事柄は今、その求めに応えられる方向で進んでいる。労働部と関連の部会は、政府の考えを適時詳しく説明しなければならない。全国の人々と労働者には理解を求めたい」と話している。

このほか、労働者たちが、労働基準法の法定労働時間、2週間で84時間を、80時間に減らすよう求めていることについて、労働部の陳益民・次長は、「今後、労使の団体、社会各方面と少なくとも30回の対話を行い、コンセンサスを得たい。そして、来年の改正案の作成に向けて、年末までに労働時間調整の計画を提出したい。また法改正の過程においては、労働者の休日、国民の祝日、休暇に関する規定も併せて検討する」と述べた。

国発会:モデルエリアめぐる問題は既に最小化

立法院経済委員会は4月30日、「自由経済モデルエリア特別条例」を審議したが、与野党の対立により進展はなかった。

国民党の立法院党団は1日、記者会見を開き、民進党を批判した。この記者会見に出席した国家発展委員会の黄萬翔・副主任委員は、「台湾経済がこの10年苦境に陥っている最大の原因は台湾の市場が飽和状態になっていること、対立による無駄な消耗、競争力が大きく高められないことだ。自由経済モデルエリアはこうしたボトルネックを解消するよい方法だ」と説明した。

黄・副主任委員はさらに、「自由経済モデルエリアの全ての利益は地元に落ちる。5回にわたる公聴会で各方面から出せれた問題点は全て修正ずみで、実際の問題は既に最小、さらにいえば無くなっていると強調、「政府は毎日、各県・市の首長から、いつになったらこの条例を公布するのか、早く申請したいのにといった問い合わせを受けている」として、立法院に速やかな審議を求めた。

第四原子力発電所の建設に反対して、ハンストを行っていた、民進党の元主席、林義雄氏は4月30日にハンストを終了、次の目標は自由経済モデルエリア条例の阻止と宣言した。自由経済モデルエリアでは、海外そして中国大陸に事業環境を開放するため、中国大陸との接近を不安視する人たちの反発がおきつつある。

梅雨前線接近、4日にも梅雨入りの見通し

中央気象局によると、今年はじめての梅雨前線は4日に台湾に接近、4日にも梅雨入りする見通しとなった。

台湾では南部でダムの貯水量が下がるなど、夏の水不足が心配されているが、梅雨入りしても5月末から6月にならないと長時間の降雨が見込めず、水不足の問題は解消されないという。

中央気象局気象予報センターの鄭明典・主任によると、台湾は梅雨の季節、5月後半と6月の前半に中南部の山間部で多くの雨が降る。梅雨入りの時期、長さ、降雨量は毎年異なるが、今年、梅雨の季節に当たる5月は、空気が比較的乾燥し、温かくなる一方、6月からは湿気が多く、気温もやや下がり、豪雨が降る可能性が高いという。

中央気象局はまた、今年の夏は台風が多く、台湾は特に威力の大きい秋の台風に見舞われる可能性があるとしている。台湾は台風被害が多い一方で、台風のもたらす雨はダムの主な水源となる。

「MacBook Air」台湾で5月中にも発売へ

米アップルのノートパソコン「MacBook Air」新モデルは、台湾で5月末から6月初めごろに発売される見通しとなった。台湾では前モデルより3000元価格が引下げられる。これに合わせ、前モデルの値下げが始まり、11インチでは3万1900元が2万7900元に、13インチでは3万4700元が3万900元にそれぞれ引下げられるなどキャンペーンが始まった。

スタートトゥデイ、台湾でファッションアプリ[IT]

ファッション衣類の電子商取引(EC)サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ(千葉市美浜区)は、ファッションコーディネートアプリケーション(アプリ)「WEAR(ウェア)」の無料提供サービスを5月21日から台湾で開始する。同社にとってウェアの初の海外展開となる。

ウェアは、ウェブ上の商品と関連したファッションの画像を投稿し、ユーザー同士で情報交換できる無料アプリ。身に着けているブランドを購入したい場合、画面からブランドのサイトに入ることができる。昨年10月から日本でサービスを開始。モデルやタレントらも参加しており、月間のアプリの利用者数は今年3月時点で約250万人に上る。

初の海外展開に台湾を選んだことについて、スタートトゥデイの広報担当者はNNAに対し「台湾は交流サイトが広く普及し、ファッションの志向も日本に近い。台湾でも日本式のアプリを楽しんでもらえると判断した」と語った。当面100万ダウンロードを目標に置き、認知度を高める狙い。

一方、ウェアのサービス開始と同時にZOZOTOWNのグローバルサイト「ZOZOTOWN.COM」は閉鎖する。同社の広報担当者は「海外向けファッションメディアをウェアに一本化するため」と話した。台湾を皮切りに今後アジアや欧州各国・地域でもアプリ展開を進める方針だが、ウェアのビジネスモデルについては検討中という。

スタートトゥデイが4月30日に発表した2014年3月期決算は、連結売上高が前年比10.1%増の385億8,000万円。営業利益は45.2%増の123億8,800万円、純利益は45.5%増の77億9,700万円だった。

“ぽっちゃり体形”が話題の歌姫アーメイ、ネタにしたテレビ番組に非難殺到!

30日、台湾の女性歌手アーメイの“激太り”を話題にしたバラエティー番組に対し、ファンや視聴者から非難の声が殺到している。

30日、台湾の女性歌手アーメイの“激太り”を話題にしたバラエティー番組に対し、ファンや視聴者から非難の声が殺到している。写真はアーメイ。
2014年4月30日、台湾の女性歌手アーメイ(張恵妹)の“激太り”を話題にしたバラエティー番組に対し、ファンや視聴者から非難の声が殺到している。東森新聞網が伝えた。

台湾を代表する歌姫のアーメイは、2012年後半から“激太り”が話題に。その当時に交際を始めた6歳年下のバーテンダー男性の影響とも言われ、ぽっちゃり体形は現在まで続いている。

20日、アーメイやナー・イン(那英)ら中華圏の歌姫4人が集結し大型チャリティーコンサートを開催。この時もアーメイの体形が大きな話題となり、三立テレビ(iSET)の娯楽バラエティー番組「完全娯楽」では早速、「歌姫アーメイはダイエットが必要か?」のテーマで視聴者からの電話を受け付け。しかし、これに激怒したファンや「身体的なことを批判するのは失礼だ」と不快に思う視聴者からの非難が殺到し、番組公式サイトの炎上を招く騒ぎとなった。

同番組の司会者は、制作会社がアーメイのマネジャーに対し「謝罪文を送った」と発表したが、実際は届いておらず騒ぎを拡大させることに。三立テレビではフェイスブックの公式ページ、および番組内でも謝罪を繰り返す事態になっている。

ワンオブゼム、ネイティブゲーム運用効果を可視化

 1日、スマートフォン向けアプリ開発のワンオブゼムが人気スマートフォンネイティブゲームの運用や効果を可視化するリサーチサービス 「Spicemart(スパイスマート)」の提供を始めた。運用レベルの高いゲーム約50タイトルを独自にリサーチし、分析レポートを有料で販売する。

 サービスプランは日本国内10タイトル運用カレンダーが見放題のスタンダードプラン、日本国内30タイトル運用カレンダー見放題に独自分析レポートを加えたプレミアムプラン、日本国内30タイトル運用カレンダー見放題に中国、台湾人気タイトルレポートを加えたゴールドプランの3つ。5月に発注すると、10社限定で1カ月分のサービスが無料になる。

 ワンオブゼムは、2011年1月に設立。同年10月にグロービス・キャピタル・パートナーズ、インフィニティベンチャーズLLPから総額約3億円の資金を調達。2013年2月にリリースしたネイティブゲーム「ガチャウォリアーズ」は全世界で200万ダウンロードを突破。iOS無料ランキングで1位を獲得した。

大陸の台湾弁公室、大陸訪台客の個人観光エリア拡大に前向き


台湾メディア・中国時報電子版は、大陸の国務院台湾事務弁公室が4月30日の記者会見で、1日からのメーデー連休で急増が見込まれる台湾への大陸観光客を考慮し、台湾から出された自由訪問都市増加案を積極的に検討することを明らかにしたと報じた。シンガポールメディア・聯合早報が1日伝えた。

同弁公室の範麗青報道官は「大陸、台湾双方の海峡両岸旅行交流協会がこのほど、初歩的なコミュニケーションをとった。台湾は個人観光都市を引き続き増やすことを希望しており、大陸側も積極的に考えていきたい」とコメントした。

統計によると、今年第1四半期に台湾を訪れた大陸観光客数はのべ76万7400万人と前年同期比で45%増加した。なかでも、個人観光客が同176%増の25万2200人と大きな伸びを見せた。

記者会見では、先日大規模なデモによって建設作業が一時中止となった台湾第4原子力発電所についても話が向けられた。しかし、同報道官は「関連情報に注視している」とコメントするのみで、台湾内部事情にかんする立場の表明を避けた。

阿部寛と上戸彩、映画「テルマエ・ロマエII」台湾公開初日イベント出席

台湾で1日から上映される映画「テルマエ・ロマエII」(羅馬浴場II)のプロモーションのため訪台した主演の阿部寛と上戸彩が同日、台北市内で行われた公開初日イベントに出席した。

阿部はこの日午前、台北松山空港から台湾入りした。空港側では10数名の警察や警備員を動員。ファン200名近くが詰めかけ、中には始発の台北メトロで駆けつけ待っていた人も。

阿部と上戸は1日午後、台北市信義区の映画館で行われたファンミーティングとプレミア上映会に出席。あいにくの雨にもかかわらず、会場となった屋外イベント広場は大勢のファンの熱気につつまれた。2人は傘をさしながらレッドカーペットを歩き、ファンらがひと目見ようとその両側や2階の通路に押しかけ集まった。

阿部は冒頭、中国語で「我是阿部寛。我愛台灣」(阿部寛です。台湾を愛しています)と挨拶。劇中でお尻を出していることについて質問が出ると、映画の舞台がローマ時代なのでトレーニングしていますと照れくさそうに強調した。また、久しぶりに訪れた台湾の人々は相変わらずとても温かいと述べた。阿部は台湾ドラマ「菅芒花的春天」に特別出演して以来17年ぶりの訪台となる。

今回が初来台となった上戸はミニスカートのワンピース姿で登場し、やはり簡単な中国語で挨拶した。その容姿とスタイルで台湾のファンの心を捉え、会場には笑いが絶えなかった。上戸は前日30日先に台湾に到着し、鍋料理、かき氷、マッサージを楽しんだと語った。

2人はイベントを終えた後、台北市・北投温泉の日本式旅館に1泊。きょう午後には記者会見を行い、夕方に帰国する。






台湾で「女子高生 制服総選挙」が開催

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上戸彩、台湾トップモデルのリン・チーリンと共演したい!


主演映画「テルマエ・ロマエII」PRのため、台湾を訪問した上戸彩が2日、チャンスがあれば、台湾のモデルでタレントのリン・チーリン(林志玲)と共演したいと語った。

同映画は1日に台湾で公開され、これに合わせた初日のプレミアイベントが台北市内で行われ、上戸彩と阿部寛が出席。あいにくの雨にもかかわらず、大勢のファンが詰めかけ歓迎を受けた。

2人は翌日の記者会見にも出席。台湾を初めて訪問した上戸は席上、気立てがよく言葉遣いが美しいとして台湾の人気女優、リン・チーリンと共演できればと語ったが、阿部は「(映画で)一緒にお風呂に入ってくれる女優なら誰でもいい」と冗談を飛ばし、笑いを誘った。

日台合作のホラー映画「屍憶」、台湾・新北で撮影スタート

日本の「株式会社Pyxis」と台湾芸術大学(新北市)がホラー映画「屍憶」を共同で制作することになり、2日、同大学のキャンパス内で撮影が始まった。

「屍憶」は、華人社会に古くから見られる冥婚(死後婚)を扱った作品で、制作チームには台湾芸術大学の教授と大学院生のほか、「リング」、「らせん」のプロデューサーとして知られる一瀬隆重さんも加わる。

また、出演者など一部詳細も発表され、台湾や香港で活躍する実力派俳優の張嘉年(太保)が「屍憶」の中で物語のキーマンを演じることが分かった。

台湾ではホラー映画といえば、「霊幻道士」など1980年代後半からの香港のホラーコメディーが主流だったが、1999年の「リング」公開をきっかけにジャパニーズホラーも人気を呼ぶようになった。

自転車で台湾一周の日本人元消防士、屏東の消防隊員らと交流


日本の元消防隊員が先月29日、ひとり自転車に乗って台湾南部の屏東県・枋山郷を訪れた際、地元の消防隊に一晩宿を借り、日台の消防隊員同士の交流の花が咲いた。

この日本人男性は台湾各地の美しい風景を堪能しようと、自転車による台湾一周を計画した赤澤保さん。ちょうど屏東・枋山にさしかかった時、疲労困憊気味になった。そこで、地元の枋山消防隊に電話をかけ相談したところ、ひと晩泊めてもらえることに。同消防隊では「火消しに国境はない」と赤澤さんに快く宿を提供したばかりか、自転車のタイヤに空気を入れたり飲料水を補充したりした。

消防隊隊長の楊宗翰さんらは赤澤さんと日台双方の違いなどについて歓談。隊員らは日本の消防活動や地震救援などの様子について知り、互いに経験を分かち合った。楊さんは赤澤さんとの間に言葉の壁はあったものの、消防隊員に共通の「人々に奉仕する心」が通い合ったとした。

赤澤さんは別れ際に枋山消防隊の隊員らに対し、火災現場で活躍する消防隊員の雄姿を絵にしたため、「一期一会 感謝」の言葉を添えて贈った。

日本で活躍のメイデイ、台湾の若者の人気ソングトップ3を独占


日本でも活躍する台湾の5人組バンド、五月天(Mayday/メイデイ)の楽曲が台湾の若者が最も好きな歌の上位3位に選ばれていることが台湾師範大学の調査でわかった。

同調査は大学生や高校生計約1000人を対象としたもので、若者たちの好きな音楽ジャンルや音楽を聞く時の習慣などについて質問した。この結果、好きなジャンルの上位3位はバラード、ロック、リズム・アンド・ブルースとなった。また、回答者の多くは音楽を聞く時、メロディーを最も重要視していると答えており、曲を購入する際に考慮する要素としても挙げられている。

若者らが好きな曲のトップ3には「我不願譲[イ尓]一個人」(君を1人にしたくない)、「乾杯」、「星空」が入っており、いずれもメイデイの楽曲で、人気バンドとしての貫禄を見せている。メイデイは最近、日本のテレビドラマに主題歌を提供するなど、精力的に活動しており、日本での知名度のさらなる上昇が期待できそうだ。

なお、今回の調査では台湾の大学生が中国語の歌の他に、日本語や韓国語の歌も聞いているという結果が出ている。

総統夫人の訪日、「実現すれば大きな前進」

東京で予定されている国立故宮博物院(台北市)の貸し出し展示に合わせ、周美青・総統夫人が来月、文化交流団の名誉団長として訪日する可能性が取り沙汰されている中、外交消息筋は2日、「実現した場合、両国の関係強化に向けた大きな前進となる」との考えを示した。

また、周夫人が滞日中、福島県にも足を運び、復興に取り組む被災地を慰問すると一部メディアが伝えているが、外交部では「訪日自体が未定で、(決まったとしても)福島を視察することはない」と否定している。

台湾の歴代ファーストレディーのうち、陳水扁総統(2000〜2008年在任)の呉淑珍夫人は日本を複数回訪れたものの、観光目的での訪問がほとんどだった。

スタートトゥデイ、台湾でファッションアプリ[IT]

ファッション衣類の電子商取引(EC)サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイ(千葉市美浜区)は、ファッションコーディネートアプリケーション(アプリ)「WEAR(ウェア)」の無料提供サービスを5月21日から台湾で開始する。同社にとってウェアの初の海外展開となる。

ウェアは、ウェブ上の商品と関連したファッションの画像を投稿し、ユーザー同士で情報交換できる無料アプリ。身に着けているブランドを購入したい場合、画面からブランドのサイトに入ることができる。昨年10月から日本でサービスを開始。モデルやタレントらも参加しており、月間のアプリの利用者数は今年3月時点で約250万人に上る。

初の海外展開に台湾を選んだことについて、スタートトゥデイの広報担当者はNNAに対し「台湾は交流サイトが広く普及し、ファッションの志向も日本に近い。台湾でも日本式のアプリを楽しんでもらえると判断した」と語った。当面100万ダウンロードを目標に置き、認知度を高める狙い。

一方、ウェアのサービス開始と同時にZOZOTOWNのグローバルサイト「ZOZOTOWN.COM」は閉鎖する。同社の広報担当者は「海外向けファッションメディアをウェアに一本化するため」と話した。台湾を皮切りに今後アジアや欧州各国・地域でもアプリ展開を進める方針だが、ウェアのビジネスモデルについては検討中という。

スタートトゥデイが4月30日に発表した2014年3月期決算は、連結売上高が前年比10.1%増の385億8,000万円。営業利益は45.2%増の123億8,800万円、純利益は45.5%増の77億9,700万円だった。

天安門事件を記念、世界規模のネット大会が

「天安門事件」を記念するため、人権団体が世界規模のネット大会を開催する。「天安門事件」は、1989年6月4日、民主化を求めて中国大陸・北京の天安門広場に集まった学生らに対し、中共人民解放軍が無差別に発砲し、装甲車でひき殺すなどの武力弾圧を実施、多数の死傷者を出した流血鎮圧事件。

「中国大陸の人権に関心を寄せる台湾連盟」の楊憲宏・理事長は2日、「民主中国陣線」の盛雪・主席と立法院で合同記者会見を開き、5月31日午前8時から午後2時まで、「全世界が天安門事件から25年となることを記念するネット大会」を開催し、国内外のサーバーを通してその模様を実況中継すると発表した。

盛雪・主席は、「この大会を催す目的は、人が阻止できないインターネットのプラットフォームを利用して、中国大陸による報道、言論、インターネットへの管制を突破するためだ。『天安門事件』に高い関心を寄せる人たちはネット大会に参加すれば、関係者の意見を聞き、意見を述べることができる」と説明した。

楊・理事長は、馬英九・総統は25年前、中国大陸からの現地リポートを通して、「天安門前での一発目の銃声」を聞いたと述べたとし、馬・総統に対しても「天安門事件」記念活動に参加するよう呼びかけた。楊・理事長は、台湾が民主(政治)を中国大陸に発信しないなら、中国大陸は独裁(政治)を台湾に送ってくると述べた。

所得税法改正案が立法院の委員会審議通過

立法院財政委員会が1日、政府の財政健全化に関する法律改正案を承認した。承認されたのは所得税法の改正案で、高所得者への課税を重くする法的根拠となる。

年間所得が台湾元1000万元(日本円約3400万円)以上の富裕層に対しては、所得税率を45%まで引き上げる。高所得者、銀行、大株主を対象とした増税が実現する可能性が高まった。

財政部の張盛和・部長は2日、世界的な半導体ファウンドリー、TSMCのモリス・チャン董事長、世界最大の電子機器受託生産会社、ホンハイ精密工業の郭台銘・董事長など、大企業のトップは多く税金を支払うことに前向きだと法案の委員会審議終了を歓迎するとともに、国民が誠実に納税するよう呼びかけた。

張・財政部長は、「所得が1000万元以上は9500世帯。全体である600万世帯の1.5%程度だ。法改正が実現すれば、チャン董事長や郭・董事長らが対象になるが、みなこれに賛成して、納税する姿勢だ。彼らは、自分たちが寄付している額のほうが大きいと話している」と述べた。


黒鳥の家族、名前公募は「黒絲絨」がリード

台北賓館で飼われる黒鳥家族の名前の公募活動が行われている。日本統治時代に台湾総督の官邸として使用された台北賓館は現在、総統が外国からの重要な賓客をもてなすために使われている。広い庭園にある池では黒鳥が飼われており、、今年2月に11羽のヒナが誕生した。

外交部ではこれらの家族を命名しようと、名称の公募活動を4月から実施、4月29日から5日まで、第二段階の活動としてインターネットを通じての投票が行われている。

現在は7種類の名前が候補に残っており、これについて投票する形。今回の公募では、1羽ごとに名前をつけるのでなく、家族としての名前を決めることになっており、現在は、美しいベルベットのような羽にくるまれていることを示す、「黒絲絨」が断然トップ、続いて、墨のような美しさという意味の「墨麗」がこれを追っている。

PMI、2ヶ月連続で60%台をマーク

台湾のシンクタンク、中華経済研究院は1日、4月の製造業購買担当者指数(PMI)を発表した。6大産業はいずれも景気の拡大を示したほか、新規受注と生産数量の指数は3月比で、新規受注指数が1.4ポイント増の67.1%、生産数量指数が2.2ポイント増の66.8%となり、2013年3月以来、最高となった。

中華経済研究院の呉中書・院長は、「この2ヶ月、製造業のPMIは60%を超えた。これはめずらしいことだ。特に、3月に60.6%と非常に高かったものが、4月も60.2%とほぼ維持できていることは喜ばしい」と述べた。

PMIが2ヶ月連続で60%を上回ったのは初。しかし、PMIを構成する指標のうち、在庫の指数は調査開始以来最低の水準となっている事から、受注の多くは急ぎのオーダーとみられ、この事が中華経済研究院に長期的な景気回復トレンドが今後も継続するかどうかの判断を難しくさせている。

中華経済研究院は、この点について、「昨年、経済は好調にスタートしたものの尻すぼみした。そのため、製造業では経済の動きについて慎重に対応している」としている。

台湾も阿部寛“尻たい” 地元大手4紙すべてが「お尻」を絶賛


 映画「テルマエ・ロマエ2」の台湾公開に合わせ、共演の上戸彩(28)と1日に現地でイベントに出席。その模様は、地元大手4紙で取り上げられたが、すべてが劇中で披露した阿部のお尻に言及。現代日本にタイムスリップした古代ローマ人を演じるため、10キロ以上増量した肉体美を、尻を示す「臀」の字を使い「極品美臀」「桃臀」と絶賛した。

台湾の馬英九総統、退任までに中台問題を進展させることは困難―米報告書

米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版サイトは、「馬英九(マー・インジウ)総統の退任前に中台問題の打開は困難」と題した記事を掲載した。

米中経済安全保障調査委員会(USCC)が4月30日に発表した報告書によると、中国の張志軍(ジャン・ジージュン)国務院台湾事務弁公室主任と台湾の王郁[王奇](ワン・ユーチー)大陸委員会主任委員は今年2月、中国・南京市において歴史的な会談を行った。両氏は「中国と台湾が経済だけでなく、その他の協議も進展させていくことが、この地域の安定を助けることになる」との見方で一致した。

一方で報告書は、海峡両岸サービス貿易協定に対する台湾での激しい抗議活動や、年末の統一地方選、中台両岸の政治目標からのかい離などが、中台関係の発展にとっての障壁になる恐れがあると指摘。馬英九総統は国民党への支持を集めるために、今後は中台関係よりも台湾の内政問題に力を入れる可能性が高いという。2016年には総統選挙もあることから、馬英九総統が退任までに中台関係で思い切った決断をすることはないとしている。

米NGOの報道の自由度ランキング、アジアで「完全に自由」なのは台湾と・・・

シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)は2日、「米NGOの報道の自由度ランキング、台湾は『完全に自由』」と題した記事を掲載した。

米国の人権NGO「フリーダムハウス」が1日に発表した報道の自由度に関する報告で、報道の自由な国で生活する人は世界のわずか7分の1であることが分かった。報告は、全体的な自由度は過去10年の最低を記録したと指摘。エジプト、リビア、ヨルダンなどで報道の自由が抑制されたことが原因の1つだとした。

調査対象となった197カ国・地域のうち、「完全に自由」とされたのは全体の32%にあたる63カ国。「部分的に自由」は68カ国(35%)、「完全に不自由」は66カ国(33%)だった。

アジアで最も順位が高かったのは42位の日本で、次が48位の台湾。韓国は68位、香港は74位、フィリピンは87位でこの3か国はいずれも「部分的に自由」だった。マカオは調査対象外。マレーシアは141位、シンガポールは152位、中国本土は183位で「完全に不自由」とされた。


台湾で「女子高生 制服総選挙」が開催だぞーっ / 台湾全土から509校が参加!

台湾全土の女子学生の制服を網羅した「制服マップ」や、タイトルからして心に響く美麗イラスト集『制服至上』の発売など、何かとアツい台湾の制服事情。

そんな台湾で、っいに……ついに!! 「台湾女子高生 制服総選挙」が開催されて話題になっているぞ。いつかやってくれると思っていたが……台湾全土から509校がエントリーしているそうだ。台湾が本気を出してきた!

・509校が参加の「女子高生 制服総選挙」

この制服総選挙を主催しているのは、制服マップの「Uniform Map」と高校生向け情報誌『Koobii高校誌』である。台湾全土から509校分の女子高生の制服を集め、ネットユーザーの投票で人気ナンバーワンを決めようというもの。

投票は2014年4月7日から始まっているが、のべ1000万人以上が閲覧、10万以上の票が投じられているという。ちなみに台湾の人口は約2300万人。同じ人が毎日見ているのかもしれないが、それにしても制服への関心高すぎだろ……!

・首位争いはミニスカ×長タイの「永平工商」とセーラーの「治平高中」

投票サイトでは「戦況」から、暫定順位を確認することができる。5月2日現在の暫定1位は、桃園県にある「永平高級工商職業学校」と同じく桃園の「治平高級中学」が争っている状況だ。

永平工商の制服は、黒のプリーツスカートに白ブラウス、そしておへそのところまである赤いネクタイ、赤いラインが2本入った黒ソックスである。ミニスカート×長めの赤いタイ……実にいいですなぁ!! なお、秋・冬にはネクタイと同系色のベストやジャケットを着用するようだ。

一方の治平高中は、夏はオーソドックスな白と濃紺のセーラー服、冬はチェックのプリーツスカートのブレザースタイルと、1粒で二度美味しいのが特徴。現在、この2校がしのぎを削っているのだが……うむむむ、これは甲乙つけがたしだ!!

・卒業生や芸能人の制服姿まで!!

台湾メディアによると、制服総選挙に関心を寄せているのは、学校や在校生だけではないそうだ。母校を1位にするために、卒業生が制服姿を投稿したり、その高校出身の女優の制服姿が投稿されていることも! たとえば文華高中の写真に写っているのは、カトパンこと加藤綾子さん似と言われるジエン・マンシュー(簡嫚書)さんだ。

そんなこんなで、ランキングは目まぐるしく変化している。昨日の1位はセーラー、今日の1位はブレザーと、それぞれの母校への思い入れや制服へのこだわりが、アツい火花を散らしているのである!!

・日本からも投票可

ちなみに投票者の制限はなく、日本からの投票も可能である。ただし、Facebookにログインした上で「Uniform Map」のアプリ認証をする必要があるので、注意が必要だ。

投票サイトでは制服写真だけでなく、場所や学校の概要も確認することができるので、カタログとして見るだけでもかなり楽しいぞ! なお、投票期間は6月1日まで。どの高校の制服が選ばれるのか楽しみである!









台湾で「女子高生 制服総選挙」が開催

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新竹アニメ・マンガフェスティバルが開幕


新竹国際アニメ・マンガフェスティバルが3日、新竹県横山郷の観光地、内湾で開催された。会場には人気アニメのキャラクターなどが登場し、春の行楽客を楽しませた。

新竹県の邱鏡淳県長も鉄道の車掌に扮して参加。ケロロ軍曹や忍たま乱太郎、夢色パティシエールなどのキャラクターらと一緒に来週末に迫った母の日のカーネーション1000本を配った。

新竹県は近年、マンガ産業の育成や発展促進を目指す「台湾マンガ夢工場」プロジェクトに力を注いでおり、今月11日には世界コスプレサミットの台湾地区予選大会も行われる。

日本時代の建築物を守れ 有志らの保存運動が活発化

解体の危機に瀕している日本統治時代の1936(昭和11)年に建設された日新医院をめぐり、保存を求める団体が新株予約権を発行し、医療文化館としての活用に向けた取り組みを始めた。台湾の複数メディアが伝えた。

嘉義県朴子市にあるこの建物は、ト醒哲・元行政院衛生署長の祖父として知られる地元出身のト炉医師が建てたもの。“和洋台折衷”の建築様式が採用され、独特のたたずまいを今に残しているが、今後取り壊され、住宅が建てられる予定。(ト=さんずいに余)

保存を求める有志らは「日新医院保存協会」を設立。株価3000台湾元(約1万円)の新株予約権を発行し、3000万元(約1億円)を集めたいとしており、すでに文化部文化資産局組長や嘉義県政府文化観光局長、朴子市長などが支持を表明している。

雲林科技大学建築・室内設計学科の蘇明修助理教授は、6月末までに8割の意向書が必要で、将来的には朴子医療文化館を開設したいと話している。協会では医療関係の資料展示を行い、ヘルシーレストランやデザインクリエイト空間などとして活用したい考えだ。

台日間の特許審査ハイウェイ、3年間延長 実務交流の強化に期待

台日間の特許審査ハイウェイ(PPH)試行プログラムが今年5月1日からさらに3年間継続されることになり、これにともなってPPHの申請制限などを緩和した新試行プログラム(PPH MOTTAINAI)が開始される。

自国と相手国で二重に特許審査を受けることのないよう、台湾と日本の間では2012年5月1日からPPH試行プログラムが実施されてきた。今年4月末の試行期間満了を受け、双方の関係者が同月の会合でPPHの3年間延長と「PPH MOTTAINAI」の新規導入で一致した。

PPHは先に出願を受け付けた特許当局から特許性ありとの判断がなされた場合、出願者はあとに出願を受け付ける関係当局に早期の審査を求めることを可能にしたもの。PPH MOTTAINAIでは台日のいずれかに特許出願しても、特許可能との審査結果が出れば相手方でのPPHの利用が可能になる。

PPH MOTTAINAIの導入で経済面における双方の実務交流がより一層促進されることに期待がかかっている。試行期間は2017年4月30日までで結果次第で延長されるという。

台湾全島であす4日梅雨入り 8日まで大雨の恐れ

台湾ではあす4日夜、梅雨入りを迎える。前線の影響で4日(日曜)〜8日(木曜)は台湾全島で雨模様となり、中部以北および東北部ではにわか雨や雷雨、その他の地方では一時にわか雨となるため、地域によっては大雨に対する警戒が必要。

中央気象局ではきょう3日の台湾の天気について、依然湿度が高く天候が不安定なことから各地で一時雨となるほか、山間部で大雨の恐れもあると発表。気温に大きな変化は見られず、最高気温は北台湾および台湾東部で24〜27度、中・南部で30度近くとしている。

同局の予報によると5日〜8日の最高気温は降雨の影響でいずれも30度未満となり、北台湾では23〜25度、その他の地方では27〜28度だという。

台湾・雲林の養鶏場、高病原性H5N2亜型を検出 感染拡大なし


雲林県政府は2日、地元の養鶏場から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N2亜型)に感染した鶏が確認されたことについて、飼育された1万8635羽はすでに完売しているが、鶏舎内の消毒など一連の防疫作業は終了し、周辺養鶏農家に対する検査でも異常は確認されていないと発表した。

鳥インフルエンザの感染予防や検疫などを強化するため、台湾では今年度から生きた家禽の販売市場に対するサンプル検査の徹底に取り組んでいる。関連当局が4月中旬に台北市家禽卸売市場から検体を採取したところ、同23日に雲林県養鶏場の鶏からH5N2亜型を検出、確定検査の結果、2日高病原性と判明した。

同養鶏場の鶏はすでに完売しているものの、飼育期間中に異常は見られず鶏舎の定期的な清掃や周辺環境の消毒、さらに感染確定後の消毒強化なども行っているという。地元の動植物防疫所は感染の拡大を防ぐため、養鶏場から半径3キロ以内にある50カ所の養鶏農家に対して、引き続き検査・監視などの防疫措置を取っているが、これまでのところ異常は報告されていない。

台湾生まれの日本人男性、娘夫婦の歌声で故郷・花蓮への思い伝える

花蓮県・吉安の仏教寺院・慶修院で2日午後コンサートが催され、日本統治時代に台湾への移民3世として地元で生まれた日本人、清水一也さんの娘夫婦が美しい歌声を披露、清水さんの故郷への思いを伝えた。

台湾生まれの清水さんは今年72歳。終戦で3歳の時に日本へ引き揚げたが、小さい頃からいつも母親に台湾のすばらしさを聞かされていた。その後、3度ほど来台し、2012年には自分の生まれ故郷である花蓮の吉安郷(旧・吉野村)を母親と共に訪れることができた。

清水さんは今回再び花蓮を訪れ、声楽家で娘の志村美土里さんと娘婿の志村一繁さんを伴って吉安を訪問。2日、慶修院主催の「子どもの日感謝コンサート」で夫婦の美しい歌声を通じて、「湾生」としての生まれ故郷への懐かしさと震災支援に対する感謝の思いを伝えた。

慶修院の前身は日本統治時代の1917(大正6)年に日本人の移民村に建立された真言宗「吉野布教所」。戦後は現在の名称に改称され1997年には国家第三級古蹟の指定を受けている。

慶修院では今、鯉のぼりがいっぱいに掲げられ、日本の祝日の子どもの日を祝っている。同寺院では5月の子どもの日と母の日の両方にちなんで、子ども向けかぶと手作り教室や人形展など一連の楽しいイベントが催される。

比で台湾の人が襲われるも無事:外交部

外交部は3日、台湾の人2人と香港の人2人が2日夜、フィリピンのマニラ市内で暴漢に襲われ、1人が死亡したが、台湾の人は無事だと明らかにした。中央通信社が伝えたところによると、フィリピンの警察当局は3日、暴漢はこれらの人が乗っていた自動車に向けて発砲、香港の人1人が死亡したと明らかにした。

動機は不明ながら強盗の可能性があるという、外交部の高安・スポークスマンは、大使館に相当する駐フィリピン代表処は事件について把握しており、これまでに台湾の人2人は無事で、法律にも触れていないと理解していると述べた。フィリピンの警察が事件を調査中だという。

台湾国際ボート見本市が高雄市で8日に開幕

「2014年台湾国際ボート見本市」が8日、台湾南部の高雄市で開幕する。2日には総額台湾元10億元という高級ボート6隻が高雄港から陸に上げられ、陸路で高雄展覧館に向かった。

同見本市は室内と野外で70億元相当のヨット、60隻が展示される。2日に持ち込まれたのは室内で展示される6隻。最初に搬入されたのは、嘉鴻ヨットグループの建造した、3億元あまりの「Horizon RP110」で、長さ33.5メートル、幅7.62メートル。内装も豪華で、高級な「水上の別荘」だという。同展示館の内部では合計36隻が紹介されることになっており、残りの30隻も夜間の時間帯を利用して次々と搬入されるということ。

台北賓館に珍客、国鳥「ヤマムスメ」が「入居」

台北賓館では最近、ヤマムスメが4羽棲みついていることを確認。保護対象で中華民国の国鳥の思わぬ出現に専門家もびっくり。普段は山に暮らす鳥で、青い羽が美しい。

かつて日本統治時代には台湾総督の官邸として使われ、現在は総統が外国からの来賓をもてなす際に使用されている台北賓館に、中華民国台湾の国鳥で保護対象に指定されている「ヤマムスメ」が巣を作って棲みついていることが分かり、大きな話題となっている。

外交部で台北賓館の管理を担当する廖宗耀氏はこのほど、2、3週間前にヤマムスメ4羽を館内で見つけたと明らかにした。4羽のうち2羽は比較的大きく、家族だと見られる。ヤマムスメは一般的に山地で活動するため、観察にやってきた専門家たちもびっくり。なお、台北賓館の池では現在、黒鳥(ブラックスワン)のつがいが4組飼われており、今年はヒナも11羽生まれ、現在「黒鳥家族」の命名活動も行われている。黒鳥にヤマムスメと、さまざまな鳥類がにぎわせてくれることで、普段は厳粛な雰囲気に包まれる台北賓館は親しみあふれるものとなっている。

台北賓館の次回の一般公開日は6月7日(土)。午前8時から午後4時まで開放される予定。

卓球世界選手権、台湾が男子団体で4強入り

日本の東京で行われている卓球世界選手権の男子団体戦で、中華民国台湾は3日、韓国を3対2で破って4強入りを決めた。世界選手権男子団体での4強入りは初めて。

中華民国は第1試合で陳建安・選手がフルゲームの末惜敗。2試合目は中華民国のトップ、荘智淵・選手が3−1で勝ったものの、第3試合で江宏傑・選手が敗退。第4試合は再び荘・選手が陳・選手に勝った選手にフルセットの末雪辱。最終戦は陳建安・選手が3-1で勝ち、3時間を超える激戦に終止符を打った。準決勝では中国大陸とあたる。

馬・総統の母親、息子に看取られ92歳で死去

馬英九・総統の母親の秦厚修・女史が2日夜、1ヶ月前から入院していた台北市内の病院で、肺にできた慢性の腫瘍とそれに伴う呼吸不全のため亡くなった。92歳だった。馬英九・総統は夕方6時に病院に駆けつけ、秦厚修・女史はその後家族らに看取られながら亡くなったという。馬・総統と夫人の周美青・女史はこのところ、毎日時間を見つけては見舞っていた。

病院側によると、馬・総統は、各方面からの関心に感謝するとともに、特別な葬儀は行わず、花輪や香典も受け取らないとしているという。

秦厚修・女史は1922年に中国大陸の湖南省で生まれ、1944年に重慶で馬鶴凌氏と結婚した。馬・総統は姉が3人、妹が1人の1人息子。父親の馬鶴凌氏は2005年に他界している。

台北市の郝龍斌・市長は、馬・総統の日ごろの親孝行ぶりからその悲しみは深く、特に、母の日を控えたこの時期の別れはつらいだろうと馬・総統の体を気遣った。

台湾で「女子高生 制服総選挙」が開催
台湾全土の女子学生の制服を網羅した「制服マップ」や、タイトルからして心に響く美麗イラスト集『制服至上』の発売など、何かとアツい台湾の制服事情。

そんな台湾で、っいに……ついに!! 「台湾女子高生 制服総選挙」が開催されて話題になっている。いつかやってくれると思っていたが……台湾全土から509校がエントリーしているそうだ。台湾が本気を出してきた!

・509校が参加の「女子高生 制服総選挙」

この制服総選挙を主催しているのは、制服マップの「Uniform Map」と高校生向け情報誌『Koobii高校誌』である。台湾全土から509校分の女子高生の制服を集め、ネットユーザーの投票で人気ナンバーワンを決めようというもの。

投票は2014年4月7日から始まっているが、のべ1000万人以上が閲覧、10万以上の票が投じられているという。ちなみに台湾の人口は約2300万人。同じ人が毎日見ているのかもしれないが、それにしても制服への関心高すぎだろ……!

・首位争いはミニスカ×長タイの「永平工商」とセーラーの「治平高中」

投票サイトでは「戦況」から、暫定順位を確認することができる。5月2日現在の暫定1位は、桃園県にある「永平高級工商職業学校」と同じく桃園の「治平高級中学」が争っている状況だ。

永平工商の制服は、黒のプリーツスカートに白ブラウス、そしておへそのところまである赤いネクタイ、赤いラインが2本入った黒ソックスである。ミニスカート×長めの赤いタイ……実にいいですなぁ!! なお、秋・冬にはネクタイと同系色のベストやジャケットを着用するようだ。

一方の治平高中は、夏はオーソドックスな白と濃紺のセーラー服、冬はチェックのプリーツスカートのブレザースタイルと、1粒で二度美味しいのが特徴。現在、この2校がしのぎを削っているのだが……うむむむ、これは甲乙つけがたしだ!!

・卒業生や芸能人の制服姿まで!!

台湾メディアによると、制服総選挙に関心を寄せているのは、学校や在校生だけではないそうだ。母校を1位にするために、卒業生が制服姿を投稿したり、その高校出身の女優の制服姿が投稿されていることも! たとえば文華高中の写真に写っているのは、カトパンこと加藤綾子さん似と言われるジエン・マンシュー(簡嫚書)さんだ。

そんなこんなで、ランキングは目まぐるしく変化している。昨日の1位はセーラー、今日の1位はブレザーと、それぞれの母校への思い入れや制服へのこだわりが、アツい火花を散らしているのである!!

・日本からも投票可

ちなみに投票者の制限はなく、日本からの投票も可能である。ただし、Facebookにログインした上で「Uniform Map」のアプリ認証をする必要があるので、注意が必要だ。

投票サイトでは制服写真だけでなく、場所や学校の概要も確認することができるので、カタログとして見るだけでもかなり楽しいぞ! なお、投票期間は6月1日まで。どの高校の制服が選ばれるのか楽しみである!
(HP)
http://uniform.wingzero.tw/elect/2014/information.php




台北メトロ文湖線、信号トラブルで一時不通

台北メトロ(MRT)の文湖線では3日午前、信号制御システムの異常のため台北市内湖区を中心とする一部区間で4時間以上不通の状態が続いた。1万人を超える乗客に影響が出たとみられており、延べ141台のバスによる代行輸送が行われた。現在、台北メトロでは原因を調査している。

信号トラブルが起きたのは今朝7時31分。この影響で文湖線の剣南路駅から南港展覧館駅までの10駅区間が不通となり、10分おきの臨時バスによる代行運転が行われた。剣南路駅から動物園駅までは運行が続行されたが運転間隔が開きダイヤに乱れが出た。

その後、午前11時45分ごろになって運行はほぼ回復。下り線では列車を通過させていた残りの東湖駅も午後2時34分には上下線とも回復し、全線での運行再開となった。

週休2日制の台湾では土曜日のきょう、大きな混乱は見られなかったものの、休日出勤のサラリーマンのほか、3日は技術系大学・短期大学の統一試験の初日にあたっていたことから受験生らは大慌てしていた。

日本とは対照的、韓国製品の輸出が好調

29日、アベノミクスにより日本は円安傾向が続き、日本製品の輸出は伸び悩んでいるが、サムスンを代表する韓国製品の輸出は好調だ。

台湾紙・経済日報によると、韓国製品の輸出が好調に伸びている。

安倍首相が打ち出した「アベノミクス」により、日本は円安傾向が続いている。このため日本製品の輸出は伸び悩んでいるが、サムスンを代表する韓国製品の輸出は好調だ。今年2月までの4年間で、日本の輸出量は3%減少したが、韓国は38%と大幅に増えている。

今年3月の日本の輸出額は6兆3900億円(約620億ドル)で、韓国の輸出額は5兆円(約497億ドル)だった。2012年に安倍氏が首相に就任して以来、円の価値は約17%下落。反対に韓国のウォンは対米ドル相場で過去5年間最高を記録した。

韓国における今年第1四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比3.9%増となった。こうした動きについて、エコノミストは「韓国経済が再び輸出重視路線に方向転換した」と指摘している。

日本製SL「貴婦人」復活=6月に走行お披露目

日本統治時代の1943年に台湾に持ち込まれ、30年以上前に現役を退いた日本製蒸気機関車「C57」が4月に復元修理を終えた。6月9日の台湾「鉄道の日」にお披露目され、一部区間を走行する予定だ。






台湾生まれの猫カフェ、世界に広がる

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馬総統の母親、秦厚修さんの葬儀今朝行われる


台北市内の万芳病院で2日午後に91歳で死去した馬英九総統(=写真前列中央)の母親、秦厚修さんの葬儀が5日朝、台北市第二殯儀館で行われた。秦さんは慢性の肺腫瘍にともなう急性感染症などで先月から入院していた。

午前7時から行われた葬儀には、馬総統・周美青夫妻と2人の娘のほか、総統の姉の以南さん、乃西さん、冰如さん、妹の莉君さんらが出席した。秦さんの棺の中にはカーネーションが添えられたという。

親族を代表して長女の以南さんが追悼文(祭文)を読み上げ、その中で秦さんが民国28(1939)年の国民党入党以来、75年間党員だったことを誇りにしていたとし、北伐に参加した母方の祖父から自分たちまで3代にわたって忠実な党員だったと強調。また、母親が一番気にかけていたのは弟(馬総統)のことだとして家族で彼を応援したいと述べた。

秦さんは1922年生まれ。中国大陸・湖南省の出身で、その祖母方の劉氏は清末に太平天国の乱を平定した名将の家柄。私塾の教育を受けながらも伝統に縛られなかったという秦さんは抗日(日中)戦争の最中、戦地後方の大学に学び、馬鶴凌氏(2005年死去)と出会った。

日本軍の空襲を受ける中、重慶で子供たちを産み育て1945年の抗日勝利(終戦)を迎えて長沙に戻ることができたものの国共内戦が勃発。夫の軍隊とともに広州へ移り、のちに香港で馬英九氏が生まれ、一家はその後、国民政府の移転で台湾に移り住んだ。

秦さんは夫の鶴凌氏が眠る台北市南部の墓地に埋葬される。

台湾東部・花蓮などで地震多発 最大震度は4

台湾東部で地震が多発している。5日には日本で午前5時18分頃、伊豆大島の近海を震源とする地震が発生した直後に、台湾でも同午前5時29分ごろ(台湾時間午前4時29分)、花蓮県北部の秀林郷を震源とするマグニチュード3.4の地震が発生した。

東部の沖合いでは5月に入って以降、マグニチュード3.3〜5.3の地震が相次いでおり、特に4日には一日だけで8回発生した。このうち、台湾時間で同日午後8時43分頃に起きた同県東部沖を震源とするマグニチュード5.3の地震が最大規模となり、県内の塩寮・花蓮市・吉安・寿豊・銅門・西林で最大震度4を観測したが、今のところ大きな被害は報告されていない。(震度は台湾基準)

中央気象局によると震源の深さは約34キロで、台湾の広い範囲で揺れを感じた。宜蘭県と台中市で震度3を観測したほか、台東・南投・桃園・苗栗・新竹・雲林・彰化・嘉義の各県で震度2、新竹・新北・嘉義の3市で震度1をそれぞれ観測した。

秩序ある社会求め 「新五四運動」デモ集会に参加者1万5000人

野党の「新党」は4日、台北市内の総統府前で民主主義や法による統治を求める「新五四愛国運動」デモ集会を行った。警察側の発表では約1万5000人が参加し、国家の安全、社会の安定、人々の平穏などを呼びかけた。

この集会は“太陽花(ひまわり)学生運動”での立法院(国会)議場占拠のような違法行為などを受けて実施されたもの。総統府前には中華民国の国旗を持ったり国旗のデザインをモチーフにした洋服や帽子、傘を着用した多数の人々が集結。国歌斉唱も行われた。

会場には馬英九総統の姉、馬以南さんと馬冰如さんも国旗とカーネーションを手に姿を見せ、関連団体が販売していた「台湾頑張れ、警察頑張れ」と書かれたTシャツ2枚を購入したが、集まったマスコミからの質問に応じることなく足早にその場を後にした。

尹啓銘・元行政院経済建設委員会主任委員は、馬総統の再選は民意の結果であるにも関わらず、少数派が多数派を蹂躙する現在の政治情勢について、「民主国家とはいえない」と語気を強めた。

また、中央警察大学の葉毓蘭さんは大勢の人々が警察や法による統治を支持し、警察権が法に基づき厳正に執行されるよう望むと語った。

日本人設計士の本を参考に 台湾の男性が独学で木造家屋を建築中

台湾南部の屏東県枋寮に住む男性が、日本人設計士の松井郁夫氏らが執筆した木造家屋に関する本を参考に、独学で家を建てている。3日付の蘋果日報が伝えた。

楊三二さん(62)は10数年前、100年経っても壊れない家がほしいと思い、木造建築設計士の松井氏が手がけた本を手に取ったという。日本語で書かれた本で、手がかりは漢字とイラストだけだった。

それでも、楊さんは2004年から200万台湾元(約680万円)を投じ、借り上げた枋寮駅の空き倉庫で、輸入した木材を本に記載されていた寸法通りに切り分けはじめ、昨年4月までに約1000本の木材を切り終えたという。

楊さんは建築に当たり、木材の防水加工に関しては造船職人に習ったり、壁の特殊な塗料についてもその特性を学んだりした。また、最近では松井氏本人にメールを送り訪台指導を仰いだところ、前向きな返答があったという。

耐久年数100年の木造家屋は10年経過した今も完成していないが、レストランを切り盛りする楊さんの妻や弟子の阿仁さんと一緒に、夢を少しずつ形にしている。

昇陽科と達能、4月売上高は2年半来で最高[IT]

太陽電池大手の昇陽科技(ソーラテックエネルギー)と太陽電池用シリコンウエハー製造の達能科技は、そろって4月の売上高がほぼ2年半ぶりの最高を記録した。高効率製品の需要増などが売上高を押し上げた。経済日報が伝えた。

昇陽科の売上高は、前年同月比84.7%増の9億2,400万台湾元(約31億3,000万円)で、32カ月来の最高。高効率製品の強い需要や変換効率17%以下の製品の在庫消化が進んだことが増収につながった。5月は製品価格がさらに上がるとみられることから、売上高は前月を上回る見通し。同社は現在、生産設備がフル稼働状態となっているため、年内に生産能力を足元の88万キロワット(kW)から100万kWに引き上げる計画だ。

達能の売上高は1億6,600万元で、31カ月来の最高を更新。高効率製品の見積もり価格の上昇や出荷増が売上高を押し上げ、前年同月比では165.9%の大幅増となった。同社は売上高の伸びは下半期まで続くとみている。

ソフトバンク、亜太電信に資本参加検討か

ソフトバンクは、台湾の中堅通信会社、亜太電信と第4世代(4G)携帯電話サービスをめぐり、資本参加を含めた提携を検討しているもようだ。遅煥国・総経理は資本参加の憶測を否定したが、同社大株主は1株当たり15〜19元での株式売却の意向を示しているという。週内にソフトバンクモバイルの松本徹三・副社長が亜太電信幹部と提携の可能性について話し合う。同社をめぐっては、鴻海精密(HONHAI)も資本参加に興味を示している。

台湾生まれの猫カフェ、世界に広がる

台湾生まれの、室内に猫を放し飼いにし、猫とふれあう時間を提供する業態の喫茶店、猫カフェが、アメリカやカナダなど世界各国に広がりを見せている。

 アメリカの大手テレビネットワークNBCが伝えたところによると、カルフォルニア州サンディエゴに住むTony Wangさんは、現在、当地初の猫カフェ開店の準備を進めている。WangさんはNBCの取材に対し、「猫カフェは台湾で生まれ、その後日本で流行した。現在東京だけで10軒以上の猫カフェがある。フランスのパリでも、猫カフェの開店を計画している人がいると聞いた」と答えた。

 Wangさんによると、ターゲットの客層は、観光客と、店の付近で働く人々だといい、仕事でプレッシャーを感じたり、落ち込んだ時に、猫カフェで猫に触れ、心を癒やし、トラブルを解決して欲しい、と話した。

 また、カナダのバンクーバーに住むMichelle Furbacherさんは、猫カフェをこの秋にも開店したいと考えている。子供の頃から猫が大好きだったというFurbacherさんは、バンクーバーの地元紙「Vancouver Sun」に対し、「猫達が遊べる場所を提供するのではなく、猫達が暮らす場所を見つけたい。その為に、NGOや動物支援団体と協力し、猫達が必要なサポート、支援を行いたい」と話している。

母の日ギフト、検索人気NO.1は洗顔器

大手ポータルサイト台湾ヤフーは3日、5月11日の母の日のギフトに関する検索人気ワードTOP10を発表した。今年はハイテク美容グッズが人気を集め、トップは洗顔器だった。

 台湾ヤフー・検索マーケティング事業部の担当者は、「インターネットユーザーの9割以上は毎日、検索をしている。彼らが関心をもつものは、すなわちビジネスチャンスだ」と話した。

 TOP10の結果は、1位が洗顔器、2位が母の日限定のスクラッチ宝くじ、3位が美白コスメ、4位がアンチエイジング化粧水、5位がスマートフォン、6位が現金・商品券、7位がヒップアップ椅子、8位が韓国・ソウルへの個人旅行、9位がホームベーカリー、10位が脂肪溶解となった。

 ヤフーの担当者は、この結果について、「TOP10のうち美容や健康に関連するキーワードが7件を占めた。お母さんに美しく健康でいてもらいたいというのは、子ども達の共通の願いだ」と話した。

 また、今年の傾向として、洗顔器、ヒップアップ椅子、スマートウオッチなど、ハイテク技術を使った小物が人気になったと指摘、1位となった洗顔器の検索数は、昨年同時期比で1万倍と急増した、と明らかにした。

 なお、送った物をお母さんに気に入ってもらえないかもしれないと心配する子どもたちにとって、一番無難といえる現金の人気は依然根強く、同様の理由で宝くじや商品券も人気があるという。

阿里山鉄道、SLクルーズ列車でAPHTROを歓迎

 アジア太平洋地域の保存鉄道国際協力組織APHTRO(Asia Pacific Heritage and Tourist Rail Organisation)の年度総会が、2日から6日まで、初めて台湾で行われている。

 阿里山森林鉄道管理処の林坤耀・営業運行組長は2日、APHTROの訪問を記念し、5日、「登山体験クルーズ列車」を初めて運行する事を明らかにした。阿里山森林鉄道では、APHTROのメンバーを招待。同鉄道のスイッチバックや180度展開、スパイラルループなど、阿里山森林鉄道特有の特殊工法について案内するという。

 林・営業運行組長によると、「登山体験クルーズ列車」は、蒸気機関車SL25が檜造りの客車を牽引、嘉義駅から竹崎駅間の平地区間を運行した後、竹崎駅でディーゼル機関車に付け替え、山地区間の独立山駅まで運行するという。

 APHTROのメンバーは5日午前9時50分に嘉義駅から同クルーズ列車に乗車、鹿満駅で日本統治時代の木造駅舎を見学、竹崎駅では蒸気機関車が三角形に敷設された線路、デルタ線を使った方向転換を見学する。また竹崎駅では、嘉義名物の鶏肉(七面鳥)飯を食べる。そして、午後からは、独立山のスパイラルループ線と、樟脳寮駅の緑のトンネルなどを見学するという

梅雨前線接近、水不足の台南で人工降雨

経済部水利署南区水資源局が4日夜、人工降雨を実施する。南区水資源局の観測によると、台南市の曽文ダム及び烏山頭ダムの貯水量は7,600万トンで貯水率はわずか14%、台南市の生活用水、工業用水を供給している南化ダムも、貯水量は2,250万トン、貯水率は23%まで落ち込んでいる。

 南区水資源局は4日、中央気象局の予測通り、梅雨前線の接近による降雨が見られた場合、4日午後10時から、人工降雨を実施する事を明らかにした。

 台南市の水不足は、黄色信号の状況であり、第一段階として、夜間、減圧による給水制限を行っている。梅雨の季節に入り、第二段階の給水制限を実施するかについて、南区水資源局は、現時点ではまだ検討しないと述べた。


 南区水資源局は、5月上旬、南部で水不足が最も深刻となる時期であり、ダムの貯水量が減少するのはある意味、正常だ。梅雨前線接近により雨が降り、干ばつ傾向が解消される事を期待する、と述べた。




台湾の警察官、日本人観光客の帰国手伝う

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エイサー董事長、6月の退任を再度強調[IT]


パソコン(PC)大手、宏碁(エイサー)の施振栄(スタン・シー)董事長は4日、予定通り今年6月18日の任期満了に伴い退任する意向をあらためて強調した。後任は、今週8日の董事会後に公表する新任の董事(取締役)から選出する。5日付経済日報など各紙が報じた。

施董事長は、退任後は同社独自のクラウドサービス「自建雲(Build Your Own Cloud、BYOC)」の設計や企画業務に携わる見通し。董事長職の後任については「豊富な経験が必要なため、50歳以上の人材が適任だ」と述べた。業界では、2011年に宏碁が買収した米iGwareの創設者、顔維群氏や、施董事長と同じく宏碁の創設者の1人で現在は同社の監察人(監査役)を務める黄少華氏などが有力候補とみられている。

施董事長は、今年1月に就任した陳俊聖・グループ総裁兼執行長についても言及。「非常に期待している。ただ、董事長職に就くにはまだ3年ほど経験を積む必要がある」と述べた上で、目下の責務は宏碁のブランド価値とグローバルな組織力を生かして企業改革を指揮することだと指摘した。

鴻海(HONHAI)、亜太電信政府系株式取得検討か

鴻海精密(HONHAI)は、中堅通信会社、亜太電信の政府が保有する株式22%の取得を検討しているもようだ。株式取得金額は110億〜140億元前後となる見通し。22%を取得すれば鴻海は最大株主として亜太電信を傘下に置くこととなる。同社の約12%の株式を保有する交通部の葉匡時・部長は「株式取得意思を示す業者がいることは把握している」と述べた。ただ、亜太電信にはソフトバンクなど国内外の数社も興味を示していると伝えられ、鴻海による買収が実現するかどうかは未知数だ。亜太電信は9日に開く董事会で身売りの是非を話し合うとみられる。
“韓流”を力に韓国衣料品が台湾に侵攻、台北市長候補が撃退を宣言

中国新聞社は記事「連勝文:台湾衣料品業界は韓国の衝撃を受けている、妻には絶対に韓国製を買わせない」を掲載した。

台湾・中央通訊社によると、台湾市長選国民党候補の連勝文(リエン・ションウェン)氏は4日、台北市衣料品商業同業会のイベントに出席。台湾の衣料品業界は韓国との熾烈な競争に直面していると訴えた。台湾は過去20年間、衣料品大国の地位を誇ってきたが、近年ではドラマや映画など“韓流”の後ろ盾を持つ韓国に押されている。今や繁華街の衣料品店でも韓国製品ばかりが売られていると嘆いた。

その上で連氏は妻には絶対に韓国製品は買わせない、市長に当選したあかつきには台北市の衣料品業界振興に努めると宣言した。発言は確かに義和団のような排外主義的だが、韓国の衣料品が売れるごとに台湾人の仕事が失われているのであり、韓国人など外国人に譲るわけには行かないと決意を語った。

親民党の宋楚瑜・主席が中国大陸訪問へ

野党・親民党の宋楚瑜・主席が中国大陸を訪れ、中共の上層部と対面するもよう。大手日刊紙、『中国時報』が5日に報じたところによると、親民党のスポークスマンは4日、宋・主席は中国大陸側の招きに応じて6日から9日まで中国大陸の北京を訪問し、北京大学出版社から出る自身の著作の発表会に参加することを認めた。宋・主席の中国大陸訪問は2010年4月の上海万博以来。

宋・主席は2012年に夫人を病気で亡くしてから、公の場に出ることがほとんどなかったが、『中国時報』の報道によれば、最近は親民党の幹部たちと、台湾海峡両岸サービス貿易協定に反対した学生運動などについて意見交換するなど、政治活動に復帰しつつある。このため、今回の中国大陸訪問では、これらの問題に対する見方を中国大陸側に伝えると共に、重要な談話を発表する可能性もあるとされている。

中共国務院台湾事務弁公室の幹部職員は5日、宋・主席は7日に中共の指導者クラス2人と会談することになると明らかにした。午前は北京の人民大会堂で、午後には中共の「国賓館」での対面になるという。消息筋によると、午前には、中共中央政治局の常務委員で、「人民政治協商会議全国委員会」の兪正声・主席、午後には中共国務院台湾事務弁公室の張志軍・主任と会い、歓迎の晩餐会に出席する。

フォルモサ株価指数が5日にスタート

台湾証券取引所と、店頭株を扱うグレタイ証券市場による総合的な株価指数、フォルモサ株価指数が5日にスタートした。金融監督管理委員会の曽銘宗・主任委員は、中国大陸、韓国、日本のいずれも、その国・地域の経済全体を代表する平均株価指数があるが、台湾はこれまで、上場株の加権株価指数と店頭株のグレタイ指数という別々のものしかなかったと説明、これらを総合したフォルモサ株価指数が登場することは台湾の資本市場における大きなマイルストーンである他、将来的な投資信託や指数先物などデリバティブへの発展も期待できると話した。

フォルモサ株価指数に採用されている銘柄は、上場株と店頭株あわせて1478銘柄とされている。そのうち、指数全体に占める比重の上位3位は、世界的な半導体ファウンドリー、TSMCが11.3%、世界最大の電子機器受託生産会社、ホンハイ精密工業が4.3%、半導体メーカーのメディアテックが3%。また、上位10位には、中華電信や台湾プラスチックなど、台湾を代表する企業がそろっている。

同株価指数は昨年末の時点を1万ポイントとして計算しており、正式にスタートした5日は、1万361.05ポイントで引けた。

台中で「千人茶会」のイベント 台湾と日本のお茶の風味楽しむ

中華方円茶文化学会は4日、台中市内で恒例の「千人茶会」を開催し、同市の蔡炳坤副市長や曽能汀・文化局副局長、中国大陸のお茶の関係者などが台湾と日本のお茶のおいしさを満喫した。

同会による千人茶会のイベントは2006年から2年に1度開催されており、会場では永谷宗園茶店(京都府)の煎茶、朝みどりや南投県産の四季春茶、苗栗県頭屋産の東方美人茶、プーアル茶などがふるまわれた。

また、会場に招かれた台湾の著名な陶芸家らが手がけた茶器でお茶を楽しむコーナーも設けられ、陶芸にまつわる貴重な話も披露された。蔡副市長はこれを機会にお茶文化を台中市の特色のひとつにすることができればと期待を寄せた。

台湾で警察の公権力行使を支持するデモ 国民党など主催で

国民党青年団などは4日午前、警察の公権力の行使を支持するデモを開催し、11月に行われる統一地方選挙の連勝文・台北市長候補や国民党籍の立法委員(国会議員)など約1500人が参加した。

社会の安定のために行われたこのデモについて連候補は、理性を失った抗争行為に対して、警察官は辛い思いをしながら任務に当たっているとした上で、年末の選挙で国民党がよい結果を出せれば、現行体制に反発する人に教訓を残せるのではないかとコメント。多くの支持者もつめかけ、一人ひとりと握手に応じた。

デモには姚江臨氏、レイ耿桂芳氏、沈慶光氏、劉大貝氏などの国民党幹部等が加わった。また、ボンネットに人を乗せたまま車を発進させたなどの行為で、罷免を求める声が高まる蔡正元氏も率先してデモ隊の先頭に立ち、台北駅から約1時間かけて警政署まで行進した。(レイ=がんだれに萬)

警政署でデモ隊は何海民・警政署副署長に対して支持者の名前が書かれたサイン帳や花束を贈呈。何副署長は警政署を代表し、言論の自由を尊重するが、全ての活動が合法的に行われることを望むと語った。

久石譲氏が台湾で公演 「風立ちぬ」組曲のニューバージョン披露


音楽家の久石譲さんが台湾を訪問し、5月2日と3日、台北と台南でそれぞれコンサートを開催した。映画「風立ちぬ」の音楽をまとめた管弦楽組曲のニューバージョンも初披露され、大勢の観客が国際的にも評価の高い音色に酔いしれた。

今回お披露目された「風立ちぬ」の組曲の演奏時間は昨年日本で発表された15分を超える23分で、久石さん自らもピアノの調べを披露。今回の公演では代表作の「Orbis」(オルビス)など難易度の高い楽曲が多かったことから、久石さんはオーケストラと入念なリハーサルを行ったという。

台南でのコンサートは今年3月の時点で全1800席分のチケットが完売するほどの人気となり、主催者側は急遽、会場となった台南市の文化センターのホール以外に、屋外にも大型スクリーンを設置してライブの生中継を実施。無料での公開とあって親子連れなど多くの人々が詰め掛け、「文化センター始まって以来の光景」と盛況振りを語る人もいた。

台湾・恒春の高級ライチ「玉荷包」が収穫シーズン 今年はお値段高め

台湾南部の屏東県恒春半島で生産されるライチの玉荷包が収穫シーズンを迎えた。同地産は台湾で最も早く出荷される玉荷包として知られ、今年の初物は1キロ当たり500台湾元(約1700円)の高値で取引されそうだという。

恒春区農会(農協)の陳銀シュウ総幹事によると、同地区の作付面積は約200ヘクタールで、収穫期間は20日程度。毎日およそ500キログラムが出荷されるという。1キログラム当たりの値段は例年250元(約850円)前後だが、今年は旧正月ごろの寒さが厳しかったため生産量が減少し、価格は約2倍になる見込み。(シュウ=土へんに川)

陳さんはライチ農家に早期出荷を控え、皮が赤みを帯びてから収穫するよう呼びかけたとしており、高品質を維持していると語る。恒春産の玉荷包は甘く香り高いと評判で、トビウオや玉ねぎとともに、同地の春の味覚として知られている。

台湾、4月末の外貨準備高 初の4200億ドルの大台突破

中央銀行が5日発表した4月末の外貨準備高は4200億米ドルの大台を突破し、前月末比22億9600万ドル増の4214億9500万ドル(約42兆9756億円)に達し、5カ月連続でこれまでの最高を更新した。

同行では、外貨準備による投資収益とドル安の影響でユーロ建て資産などの米ドル換算額が相対的に増加したことが準備高の上昇につながったとしている。

また、4月末時点で外資による台湾の株式と債券保有額(時価ベース)、および台湾元の預金残高は計2681億ドル(約27兆3354億円)となり、外貨準備高の約64%を占めていることも発表でわかった。

メディア報道の自由 自国評価で台湾、世界第15位 日韓上回る


世論調査機関のギャラップが2日に発表した調査で、台湾では84%の人々が台湾のメディアが大きな報道の自由を享受していると考えていることがわかった。ランキングでは世界第15位で欧州・北米各国と肩を並べ、53位の日本と83位の韓国を大きく引き離している。

この調査は世界132カ国の人々を対象に自国メディアの報道の自由についての評価を電話で質問したもの。

その結果、台湾では回答者のうち84%が「大きな報道の自由がある」と答え、「そう思わない」が11%、「わからない/回答なし」が5%だった。

自国のメディア報道の自由度の高さを8割を超える人々が認める台湾の状況は、カナダ(87%・11位)、米国(85%・14位)、ベルギー(84%・15位)、フランス(80%・22位)など北米や欧州に近く、同じ東アジアの日本(69%)や韓国(58%)より割合が高い。

世界第1位はオランダ(95%)で、フィンランド(94%)、ドイツ(93%)、デンマーク(92%)、英国、スウェーデン、ニュージーランド(91%)、セネガル(90%)、オーストリア、オーストラリア(88%)がその後に続いた。

アジアでは15位の台湾に続いてカンボジア17位(83%)、インドネシア25位(79%)、フィリピン37位(74%)、タイ47位(72%)、日本53位(69%)、ベトナム58位(64%)、マレーシア71位(61%)、モンゴル80位(59%)、韓国83位(58%)、ミャンマー99位(53%)の順だった。

ギャラップでは2010年から世界のメディア報道の自由についての調査結果を発表している。2013年の場合、自国のメディアについて報道の自由が「ある」と答えた平均値が63%、「ない」と答えた平均値は26%で、2010年度にそれぞれ67%、23%だったの比べて後退しており、この傾向は先日フリーダム・ハウスが発表した報道の自由度に関する調査の結果と一致している。

台湾の警察官、日本人観光客の帰国手伝う

新北市中和区にある積穂派出所の警察官らが、困っている日本人観光客の帰国を手伝うという心温まるエピソードがあった。5日付の中国時報が伝えた。

先日、ある一人の日本人観光客が同派出所に助けを求めて現れたため、警察官の張耀庭さんと黄衣淳さんが対応したが言葉が通じない。どうしたものかと悩んでいた時、張さんは日本語が話せる友人に電話し通訳してもらおうと思い立った。

すると、この日本人は急いで桃園国際空港に行こうとしているが、手元には日本円しか残っておらず、タクシーに乗れずにどうしていいかわからないでいることがわかった。

この日は休日で銀行で両替することができない。そこで、張さんはとにかくタクシーを呼び、女性警官の黄さんが同乗することに。空港までのタクシー代は張さんが1000元(約3400円)を準備した。

この日本人は申し訳なさそうに何度も頭を下げながらも、ほっとした様子でタクシーに乗り空港へ向かったという。

国安局:中共と交戦しても原発攻撃せず

国家安全局(国安局)が、台湾海峡両岸が交戦した場合の原発攻撃に否定的な見方を示した。立法院外交および国防委員会は5日、国防部、国家安全局、内政部、交通部などを招き、日本の福島第1原子力発電所と同レベルの原発事故が起きた場合の、軍部の対応などについて話し合った。

国家安全局の蔡得勝・局長は答弁の中で、北京当局は原発を重要なエネルギー源と指定しているので、台湾はアジアおよび中国大陸における原発事故による脅威は免れないと説明した。

蔡・局長は、「たとえ原発が無いとしても、台湾は原子力の脅威が無いわけではない。台湾から最も近いところでは126キロ先に原発がある。中国大陸やアジアの隣国で原発事故が起きたなら、台湾はその影響を受ける恐れがある。しかし、台湾の施設については、先週、日本からやってきた専門家たちも、安全措置が日本より充実していると話していた」と述べ、台湾の原発の安全レベルは日本を上回るとの見方を示した。

蔡・局長はさらに、中国大陸との間で有事となった場合に中共が台湾の原発を攻撃する可能性について、距離が近く、中国大陸にとっても脅威となるので中国大陸側が台湾の原発を攻撃することはないとの見方を示した。

台湾電力、第四原発凍結で6月中に代案提示へ

第四原子力発電所の施工が凍結されることになり、台湾電力が6月中には代案をを提示するとしている。政府はこのほど、台湾北部・新北市で建設中の第四原発に対する反対運動を受けて、その施工を中断し、国民投票などで社会のコンセンサスが形成されるまで建設を凍結すると決定した。

第一原発の一部は2018年に退役することが決まっており、第四原発の凍結で電力供給に不安を感じる各界から政府に対して何らかの代替案を求める声が上がっている。

立法院経済委員会は5日、経済部、行政院原子力委員会など関連部会による報告を聴取した。その中で、台湾電力の黄重球・董事長は、「今後の計画について修正を行い、立法院の今会期が終了するまでには基本的な案を出す。6月末には立法院に送る予定だ」と話した。

この日は、立法院社会福利および衛生環境委員会でも、行政院環境保護署、経済部、行政院原子力委員会、台湾電力、および環境保護団体を呼び、使用済み燃料の処理などについて話し合った。

環境保護団体が処理方法に懸念を表明したのに対し、経済部の杜紫軍・次長は、台湾で採用しているのは海外で行われている処理方法で、アメリカの原子力規制委員会も認可済みの技術だと反論した。

<マレーシア機不明>管制官との最後の通話内容、政府が改ざんか―台湾紙

5日、クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便の消息不明で、同機と管制官の最後の通話内容が、マレーシア政府によって改ざんされている疑いが出ている。

2014年5月5日、台湾・旺報によると、クアラルンプール発北京行きのマレーシア航空370便の消息不明で、同機と管制官の最後の通話内容が、マレーシア政府によって改ざんされている疑いが出ている。中国時報(電子版)が伝えた。

複数の音声専門家によると、最後の通話とされる音源のバックに異常な雑音が入っていた。マレーシア政府が公表したくない事実を伏せるため、故意に録音内容を改ざんした疑いがあるという。

専門家によると、改ざんが疑われるのは録音全体の中間部分。出だしと終わりの部分は音が鮮明だったが、中間だけに奇妙な音が確認された。デジタル録音機をスピーカーに近づけて録音した可能性があるという。







李登輝元総統「住民投票は問題解決方法のひとつ」:台湾

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今年1〜3月の訪台者数、日本は中国大陸に次ぐ2位


交通部が6日発表した統計で、今年1〜3月に海外から台湾を訪問した旅行者数のうち、日本は前年同期比14.0%増の延べ41.3万人で2位となったことがわかった。

1位は中国大陸からの93.1万人(前年同期比36.7%増)で、香港・マカオは26.9万人(同5.9%増)で3位、これに韓国の15.2万人(同91.4%増)が続いた。

また、同じ期間中の来台者数は前年比23.8%増の延べ230万人で過去最高を更新。このうち観光目的の旅客が占める割合は70%の大台を初めて突破した71.8%となり、こちらも過去最高となった。

海外からの観光客増加にともない、同時期における各空港などの利用者数も増えており、特に台湾桃園国際空港では11.0%増に相当する過去最高の804万人を記録した。このペースが続けば、今年の通年利用者数は昨年の3070万人を上回る新記録達成が見込めるという。

台湾の歌手、クラウド・ルーがNHKの音楽番組に出演

おかっぱ頭と黒縁メガネがトレードマークの歌手、クラウド・ルー(盧広仲)が先週、NHKの音楽番組の収録に参加、司会の一青窈とヒット曲「欧拉拉呼呼」(OLALAHUHU)を熱唱した。台湾の複数メディアが伝えた。

出演したのはBS1などで放送される「アジア・ミュージック・ネットワーク」。番組スタッフは、マンガ「バガボンド」が好きだというクラウドのために原作者、井上雄彦さんのマンガ2冊と、台湾で大人気のチョコレート菓子、ブラックサンダーをプレゼントしてもてなした。

かつて台湾で日系ビールのCMに出演し、台湾語歌謡「望春風」を披露した一青窈に深い印象を持っていたクラウド。収録中は緊張しきりだったという。

2007年に本格デビューしたクラウドは兵役のため音楽活動を一時休止していたが今年1月の除隊後、3月にニューシングル「大人中」をリリースして復帰。同月には台北アリーナでカムバックコンサートを開催した。



台湾と中国大陸、同じテーマの切手をほぼ同時期に発行


台湾と中国大陸は郵政交流の強化に向け、「鴻雁伝書」(手紙を送るサカツラガン)をテーマとした特殊切手を、ほぼ同時期にそれぞれ発行することになった。

台湾と中国大陸の郵便事業者が提携して同様のテーマの切手を発行するのは、今回が初めて。台湾では、羽ばたくサカツラガンが描かれた切手が9日に、大陸では、サカツラガンのほかに前漢(紀元前206〜8年)の外交官・蘇武が描かれた切手が10日に発売される予定。

なお、台湾の特殊切手の額面は、中国大陸・香港・マカオへの手紙の基本料金、9台湾元(約30円)になる。

台湾・苗栗のブンタン農園で落果被害相次ぐ 生産者が悲鳴


毎年中秋節(今年は9月8日)などに食べられる果物、文旦の生産が盛んな台湾北部の苗栗県西湖郷で、成長途中に木から実が落ちる落果被害が多発しており、生産者が悲鳴を上げている。

西湖郷農会(農協)の元総幹事、徐淡奎さんによると、3月末に長雨が続いたため受粉状況がよくなかったほか、4月に乾いた南風が吹いたことで葉が落ち、果実の育成に影響が出たという。最近になって再び悪天に見舞われたことから状況はさらに深刻化し、同郷内で生産されている文旦の4〜5割が落果したと見られている。

生産者の王春発さんは、例年なら青々とした緑の中にたくさんの文旦が実っているはずだが、今年は葉が黄色くなり、落果も深刻で、かろうじて残っている文旦も生育不良のものが多いと話し、「30数年来で最悪の状況だ」と悲痛な心境を訴える。

徐燿昌立法委員(国会議員)は農家への補償を求めているが、農業委員会の担当者は菌害による可能性も考えられ、まだ悪天候が原因とは断定できないと話しており、今後の状況を観察した上で、災害補償が可能か検討するとしている。



李登輝元総統「住民投票は問題解決方法のひとつ」

李登輝元総統は6日、桃園県で行われた講演会の席上、住民投票は人々の声を聞く最善の方法で、問題を解決するやり方のひとつであると語った。

李氏は、「台湾が民主化して久しいが、多くの“お偉いさん”は依然封建的で古い思想を持っており、大勢の若者たちが“太陽花(ひまわり)学生運動”を支持する理由になっている」と指摘。李政権下の1990年3月に発生した“野百合学生運動”の際には若者にきちんと向き合い、短期間での解決に結びついたと振り返った。

また、単一選挙区制の選挙は若者の声を抑え、その活躍を妨げていると持論を展開したほか、全ての主張や考え方を長期的な視野で見るべきだとし、仮に第4原発(新北市貢寮区)の建設を中止した場合、台湾の電力事情はどうなるのか理解しなければならないと述べた

国軍災害救助部隊 台風接近時などは10分以内に出動可能

梅雨や台風などで降雨量が多くなる出水期を前に、国防部は6日、災害時に迅速な救助ができるよう、被害の発生が予測される状況下において、出動命令後10分以内に救助部隊が出動できる体勢が整えられていると語った。

国防部作戦・計画参謀次長室の梅家樹助理次長によると、国軍は全台湾に自動車約2400台、装甲車約180両、機械約1600台、航空機約30機、ボムボート約100艘、排水ポンプ約400台などを配備し、中央災害対策センターの命令があれば、即座に災害救助にあたることができるという。

また、陸軍特戦指揮部は携帯発電機や衛星電話、無線電話、GPS位置測定器など、山間部の危険地域に特化した装備を持つ部隊を編成し、住民の避難や災害情報収集、救援、誘導などの任務に当たることが可能だとしている。

梅助理次長は、台風の上陸が予想される24時間前までに兵力の配置や機材の準備、各地方自治体首長との連絡などを完了させ、万が一の事態に備えるとしている。

台湾・国家安全局長に李翔宙氏 豊富な経験と学識に評価

国家安全委員会は5日、馬英九総統が国家安全局の蔡得勝局長の辞意を受け入れ、李翔宙氏を後任とすると発表した。また、法務部調査局の王福林局長と内政部出入国・移民署の謝立功署長が国家安全会議諮問委員になることも決まった。

李氏は陸軍軍官(士官)学校を卒業後、国軍で活躍していたが、1996年には陸軍ミサイル指揮部の指揮官となり、中国大陸の脅威に対する台湾の迎撃ミサイル防空網を築き上げた。また、国防部情報参謀次長室の助理次長や電訊発展室主任、大安警備室内衛組主任、総統府副侍衛長、憲兵司令などを歴任し、要人警護などの任務にも詳しい。

このほか台湾大学、中興大学で修士の学位を取得。澎湖防衛指揮部指揮官、陸軍教育訓練・準則発展指揮部指揮官、国防大学副校長、国防部参謀本部副参謀総長、陸軍司令部司令、国防部軍備副部長などの重職も勤め、“文武両道”を体現している点が高く評価された。

国家安全委員会では3月にも総統府資政(顧問)に転任した袁健生前秘書長の後任として前駐米代表の金溥聡氏が就任しており、これで国家安全部門の幹部が一新されることになる。

9割の台湾人、母の日にプレゼント贈るも母親の満足度は低め

アメリカの電子商取引大手、グルーポンが6日発表した調査で、母の日(今年は5月11日)に母親にプレゼントを用意すると答えた台湾地区の回答者の割合は92%に達し、アジア太平洋地域で最高となったことがわかった。複数の台湾メディアが報じた。

この数値はインドネシアの90%と日本の78%を上回ったほか、アジア太平洋地域の平均値である75%よりもはるかに高くなっている。ただ、贈り物への母親の満足度では台湾は39%と同地域平均の59%を下回り、同地域では最低となった。満足度が最も高かったのは日本とマレーシアの回答者でいずれも71%。

また、台湾の母親が最も気にいるプレゼントの上位3位は順に海外旅行、高級レストランでの食事、宝石などの装飾品だった。

ワンピース、台湾で初の海外展示 「一緒に海賊王になろう!」


台湾でも高い人気を誇る漫画、「ワンピース」の初めての海外展示が7月1日から台北市で行われることになり、5日、前売り券の発売に合わせた記者会見が開かれた。

「尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 《原画×映像×体感 航海王 台湾》 」と題したこのイベントは、集英社や東映アニメーション、台湾の時芸多媒体などの共催で行われるもので、9月22日まで開催される。

会場となる「華山1914文創園区」には計11のエリアが設けられ、入場者は幅15メートルの巨大スクリーンなどで漫画の主人公、ルフィたちの冒険を追体験できる。また、今回の台北展のため、2012年の東京・大阪展にはなかった新しい展示「ドレスローザの『光と闇』」(仮訳)が初めて実施される。

掲載誌「週刊少年ジャンプ」の瓶子吉久編集長は、「(原作者の)尾田栄一郎さんの原画の海外展示は初めて。会場は日本より広く、台湾向けにデザインしたグッズも販売する」とアピールした。

プロ野球のアジアシリーズ、今年は日台共催の可能性

11月に予定されているプロ野球の「アジアシリーズ」が、台湾の中華職業棒球大連盟(CPBL)と日本野球機構(NPB)による共同開催になる可能性が浮上している。複数の台湾メディアが6日付で伝えた。

CPBLの黄鎮台会長は今年3月に訪日し、野球の五輪復帰などについてNPBの熊崎勝彦コミッショナー、国際野球連盟(IBAF)のリカルド・フラッカリ会長らと意見交換を行った。

この中で、フラッカリ会長は野球を五輪競技に復活させるための対策として日台のアジアシリーズ共催や、中南米チームへの出場要請などを提案した。また、アジアシリーズをIBAF公認の国際大会とする方針も明らかにしたという。

2005年、東京ドームで初回大会が開催されたアジアシリーズ。2011年にオーストラリアのチームが、7回目を迎えた昨年はヨーロッパ勢が初めて出場するなど、国際化が進んでいるが、複数の国・地域の共催はなかった。

台湾、4月のCPI上昇率は昨年3月以降の最高水準に

行政院主計総処が6日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.65%増の103.73で、上昇率は2013年3月以来で最高となった。

果物や肉類、水産物、穀類およびその製品などの価格が前年より相対的に高かったことが影響していると見られているが、外食費、調理食品などの値上げが情報通信家電・3C製品の継続的な価格の下落で一部相殺された。

食料、被服、住居、交通・通信、保健医療、教養・娯楽、諸雑費の7大費目指数のうち、上げ幅が最も大きかった上位5位は順に食料(5.04%)、被服(2.10%)、諸雑費(1.57%)、保健医療(0.80%)、住居(0.75%)だった。

群創、Q1は1.5億元の最終黒字[IT]

液晶パネル世界大手の群創光電(イノラックス)が6日発表した第1四半期の連結決算は、純損益が1億5,300万台湾元(約5億1,800万円)の黒字だった。前期は13億3,900万元の赤字だった。売上高は減ったが、営業利益率は前期の0.1%から1.5%に上昇した。

昨年第4四半期は、製品単価の下落や生産歩留まりの低下などで本業のもうけを示す営業利益が大幅に減ったのに加え、営業外費用を計上したことで最終損益が4四半期ぶりに赤字に陥っていた。

今年第1四半期は売上高が895億5,900万元で前期比7.9%減ったものの、売上原価がこれを上回る幅で減少したため、収益が改善。営業利益は前期の1億2,700万元から13億200万元に増えた。

聯合晩報によると、同社は「EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は同業他社を上回る水準」とした上で、主に高画質製品の需要拡大や、独自のタッチ・センサー内蔵の液晶パネルが量産に入ったことが増益につながったと説明。第2四半期の業績は前期をさらに上回ると自信を示した。

同社は財務体質の改善も強調。3月末現在の純有利子負債比率(有利子負債からすぐに換金できる資産を差し引いた正味の有利子負債が株主資本に占める比率)は76.7%で、昨年12月末の81.7%から5ポイント縮小した。

HTC、一部スマホ生産を外部委託か

米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、宏達国際電子(HTC)が4ー6月期から一部スマートフォンの生産外部委託を始めたと報じた。同社の張嘉臨・最高財務責任者(CFO)は6日「当社は従来から生産の外部委託にオープンな姿勢を示している」と述べるにとどめた。WSJ紙は「Desire」の3機種の生産を台湾の仁宝電脳(Compal)、中国の聞泰集団(ウイングテク)の両社に委託したと報じている。

韓流『星から来たあなた』放送、54万人視聴

アジア各地で高い視聴率を記録した韓国のテレビドラマ、『星から来たあなた』が台湾で5日に初めて放送され、約54万人が見たとされている。『星からきたあなた』は、キム・スヒョンさんと、映画を中心に活躍してきた女優、チョン・ジヒョンさんが主演し、正体を隠して400年あまり地球で生きてきた宇宙人男性と、トップスターの女優との恋を描くラブコメディで、アジア各国で社会現象を起こす大ヒット。

台湾のケーブルテレビチャンネル、ビデオランドでは5日午後10時に初回を放送、ケーブルテレビの視聴率で1.37を記録した。視聴者数に換算すると約54万人だという。ビデオランドでは5日から、月曜日から金曜日まで毎日午後10時から標準中国語吹き替え版、深夜12時からは韓国語に字幕をつけたバージョンを放送する。

なお、ビデオランドの日本語チャンネルでは現在、毎週土曜日に日本での放送から約一週間遅れで、日本のフジテレビの新作ドラマ、『極悪がんぼ』を放送、また、月曜日から金曜日まではTBSの『空飛ぶ広報室』、NHKの『あまちゃん』などが放送されており、今月はさらに、『エス 最後の警官』、『ごちそうさん』の放送もスタートする。

外交部、ニカラグア地震で20万ドル寄付

外交部がニカラグアの地震被災地再建に20万米ドルを寄付。ニカラグアでは4月10日、地震が数回発生し、死者2人、負傷者41人が出た他、家屋が3000棟以上倒壊した。

外交部ラテンアメリカおよびカリブ海司が6日明らかにしたところによると、外交部の林永楽・部長は4月15日に、ニカラグアの外相にお見舞い状を送ったほか、中華民国政府を代表して台湾元596万元(約20万米ドル)の義援金を寄付したということ。

台北ユニバーシアード準備、FISUが評価

国際大学スポーツ連盟が、2017年の台北ユニバーシアードの準備作業を高く評価した。台北市では2017年、学生のためのオリンピックと呼ばれる、ユニバーシアード大会を行うことが決まっている。

主催機関である、国際大学スポーツ連盟(FISU)の関係者33人が4月27日から今月8日まで、三つのグループに分かれて来台、大会までの準備作業を視察している。視察内容は、各競技のスケジュール、開催施設、設備や大会に関する計画など。

FISUの規定によると、台北ユニバーシアードでは、開催の3年前と1年前にそれぞれの競技を担当する技術委員が台湾に来て、台北の大会準備委員会と協力し、競技や施設の準備状況を視察することになっている。今回は12日間の視察期間中、体操、飛び込み、水泳、卓球、アーチェリー、陸上競技、サッカー、重量挙げなど14の必須競技、および5つの選択開催競技について実地調査を行った。

その結果、関係者は台北大会の準備状況を高く評価、特にテニス場、バスケットボール場、台北グランドなどを絶賛するとともに、開会式と閉幕式が行われる予定で建設中の、台北ドームに期待を寄せた。一方で、サッカー場についてはまだ最終的な確認が必要だとされている。

台北市の郝龍斌・市長は関係者の視察を歓迎、「台北市の準備委員会はFISUが今回行った検査結果の報告に基づき、ひとつずつ見直し、最も効率的な方式で修繕を進める。そして開催1年前の2016年の2度目の視察が終わってから、当初の計画通り、各種のストレステストを実施する」と話した。郝・市長は、台湾の人たちは大会を心待ちにしており、台北市は完璧な大会運営を実現して、台北市がより多くの国際的なスポーツ大会開催の実力を持つことを世界に証明すると強調した。

立法院占拠、台湾の情報機関トップが引責辞任

台湾の情報機関「国家安全局」の蔡得勝局長が辞任した。
 同局の上部組織で安全保障政策を担当する「国家安全会議」が5日、発表した。発表では、「目の疾病のため」と説明しているが、事実上、3〜4月の学生による立法院(国会に相当)占拠の引責辞任とみられている。占拠に関連し、幹部が辞任するのは初めて。後任には国防部(国防省)の李翔宙副部長が就任する。

習近平氏、台湾・野党党首と会談、「独立」を牽制

中国共産党の習近平総書記は7日、北京市内の人民大会堂で台湾の野党、親民党の宋楚瑜主席と初めて会談した。台湾メディアによると、習氏は平和的な中台関係の発展方針の堅持などと同時に、台湾独立の動向を「阻止する意思は変わらない」と強調した。

 宋氏は台湾の中小企業の思いだとして中国側に、台湾の自主性や中国との政治制度の相違に対する理解を求めた。

 宋氏は元中国国民党幹部。自身の著書の中国での出版に合わせ、6日から北京を訪問している。





メイド歯科医院登場:台湾

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サマーソニックに台湾バンド、マジックパワーが出演決定


台湾のバンド、メイデイ(五月天)とソニック(閃霊)の出演が決まっていた日本の音楽イベント「サマーソニック2014」に、同じく台湾からマジックパワー(MP魔幻力量)が参加することが決定した。

サマーソニックは2000年から続く恒例イベントで、東京と大阪で今年8月16日と17日に開催される。マジックパワーは8月16日の東京会場に登場。日本でのビックイベントへの出演決定にメンバーは驚きと興奮を隠せない様子で、「どんなに忙しくてもサマーソニックの舞台に上がってみせる」とコメント。

マジックパワーはメイデイの弟分バンドとして知られ、若者を中心に人気を集めている。サマーソニックでは台湾で7月にリリース予定のニューアルバムと組み合わせ、大勢の人に台湾の音楽を聞かせたいとしており、台湾でブームとなった“射手ダンス”を日本でも観客と一緒に踊りたいと意気込んでいる。

台南で金沢工芸グルメ展開催 来年開業の北陸新幹線アピール


台南市の百貨店で金沢工芸グルメ展が開催されている。7日には頼清徳・台南市長(=写真右)や金沢市議会の田中展郎議長(左)がテープカットを行った。

台南市と金沢市は2011年に友好都市協定を結んでおり、工芸グルメ展も3回目の開催。田中議長は東京と金沢を約2時間半で結ぶ北陸新幹線の開業が来年3月に迫っていることや、開通を記念した国際マラソン大会の実施などに触れ、この機会に金沢へ遊びに来てほしいとアピールした。

頼市長は台南と金沢はどちらも古都であり、工芸とグルメの都でもあると共通点を指摘。台南市でもチームを組んでマラソン大会に参加したいと意欲を見せた。

この工芸グルメ展は5日間の開催。金箔工芸や加賀友禅などの伝統文化が紹介されるほかパフォーマンスも行われる。

台湾、母親の8割弱がFacebook上で子供と友達関係 日本を上回る

交流サイト大手の米Facebookが7日発表した調査で、Facebookを利用している台湾の母親の79%が自分の子供とFacebook上で友達関係にあり、その割合は日本やアメリカ、イタリアなどを上回っていることがわかった。

これによると、台湾におけるFacebookの母親ユーザーは約58万4000人で、このうち72%が毎日ログインしており、ログインの時間帯は午後5時〜10時に集中しているという。

また、Facebookでコメントをもらった時の返信や投稿、更新、写真の使用回数なども一般のユーザーより多く、約1.8〜2.2倍になったとの結果も出ている。

台湾・新北市と沖縄市、無料Wi-Fiの相互利用サービス開始

台湾北部の新北市と沖縄市は、今月から公衆無線LANの相互利用サービスを開始する。

これは新北市が進めている政策の一環として整備されたもの。新北市が提供している無料Wi-Fi、「NewTaipei」の利用登録をしていれば、沖縄市内のコザゲート通りや一番街、サンシティ、中央パークアベニューなど約50カ所で提供している「Free Koza Wi-Fi Okinawa City」が利用できる。

新北市では無線LANサービスを観光面でも活用しようと、国際的な都市との間で国際ローミングに関する協力関係の構築に取り組んでおり、昨年8月には福岡市とのサービスを開始した。現在川崎市や市川市なども関心を寄せているという。

新北市の担当者は、日本旅行の際にこのサービスを活用して、通信費を節約してもらえればとアピールしている。

旧台中州庁舎周辺を再開発へ 日本時代の建物を活用

台中市政府が進めている旧台中州庁舎(西区)周辺の再開発計画に関する事業者向けの説明会が6日に行われ、台北などで百貨店を経営するブリーズ(微風広場)などの企業が参加した。商店やホテル、住宅を含む複合施設を建設し、同市西区および中区の活性化を目指す。

説明会には同市の黄国栄副市長や都市発展局の沐桂新局長などが出席。台中駅からほど近い民権路と市府路の交差点付近をAエリアとBエリアに分けて再開発を行い、歴史的建造物を活かしながら、新しい商業・居住空間の構築で地域を活性化させる計画が説明された。

Aエリアは3.2ヘクタールの土地にホテルや付属施設を、Bエリアは1.2ヘクタールに商店やオフィス、住宅などを建設する予定。都市発展局では官民が協力し、100年の歴史を持つ旧州庁舎の容貌に変化を与え、古い街に経済活動を取り込むことで、地域の再生を図りたいとしている。

市では周辺地域への経済効果とビジネスチャンスの創出につなげたい考えで、ある民間業者は101億台湾元(約340億円)以上の投資プロジェクトになると見込んでいる。

旧台中州庁舎は日本統治時代の1913(大正2)年に森山松之助によって建築され、戦後は2010年まで台中市役所の本庁舎として利用された。現在は同市の指定古跡となっている。

核一1号機、燃料プール容量限界に=台電[公益]

台湾電力(台電)は、新北市石門区の第1原子力発電所(第1原発、核一)1号機の使用済み核燃料プールの貯蔵容量がすでに限界に達しているとして、今年末にも1号機の運転に支障をきたす恐れがあると明らかにした。7日付経済日報が伝えた。

台電幹部は、1号機は今年末に110〜120本の燃料棒の交換が必要となる一方、同機の使用済み核燃料プールでの貯蔵容量は、100本程度しか余剰がないと指摘した。また、台電が中間貯蔵施設として計画している、使用済み燃料を不活性ガスと共に密封する「乾式キャスク貯蔵施設」の設置認可が下りていないことから、プール内にある使用済み燃料を移すことができないという。

第1原発1号機の運転免許は2018年12月に、2号機は19年7月にそれぞれ期限を迎える。一方、行政の最高監督機関である監察院は昨年8月、第1原発の1号機と2号機について「中間貯蔵施設が未完成の中、14年11月の改修時に使用済み燃料の貯蔵先がない」と指摘し、台電は早期の対策を取るべきだとする是正勧告を出した。台電は、新北市の中間貯蔵施設についての環境評価に対し改善は難しいとしているが、抜本的な対策を先延ばしにする中で、問題が再燃した形だ。

台プラ、ASEAN自由貿易地域加入を訴える

プラスチック製品の価格が中国の供給過剰のため急落し、利潤が圧迫されていることを受け、「台湾プラスチックグループ4宝」と呼ばれる台湾塑膠工業(Formosa Plastics)、南亜塑膠工業(Nan Ya Plastics)、台湾化学繊維(FCFC)、台塑石化(FPCC)は、過度に集中している中国市場からの離脱を進めると同時に、東南アジア市場開拓を進めるため、台湾がASEAN自由貿易地域に速やかに加入することを期待している。南亜の呉嘉昭・董事長は6日、中国の供給過剰は深刻で、「新たな地域、市場を開拓する必要がある」と訴えた。

考試委員、女性の比率が増加

考試院の委員を総統府が指名、女性の比率が拡大している。中華民国は五権分立制で、行政、立法、司法の他に、公務員の不正に対する弾劾や国家機関の会計監査を行う監察院、そして、公務員人事を司る考試院がある。

総統府は7日、第12期考試院の正副院長および考試委員として指名する対象者のリストを発表した。呉敦義・副総統は、今回の指名について8つの特色があるとアピール。それは、リーダーシップの理念、男女平等、新旧の世代の並存、豊かな専門能力、広い専門分野、バランスの取れた年齢、考試委員としての法定資格、各エスニックグループの代表。

呉敦義・副総統は、「考試委員に指名された19人のうち8人が女性で、第11期に比べて女性が3人増えた。割合は四分の一からほぼ半分に増えた。19人のうち9人は第11期からの再選で、新たな委員は10人だ」と話している。

今回、考試院長に指名されたのは副院長を務めている伍錦霖氏。副院長には、高永光氏が指名された。

なお、8日には監察院の新たな正副院長も指名されることになっており、中央選挙委員会の張博雅・主任委員が監察院長に指名されると伝えられている。張博雅氏が監察院長となった場合、初の女性院長となる。

経済部:8月下旬に全国エネルギー会議開催

経済部の張家祝・部長が、8月下旬に全国エネルギー会議を開く考えを示した。

立法院経済委員会は7日、経済部の張家祝・部長、台湾電力の黄重球・董事長らによる、建設の凍結が決定した第四原子力発電所に関する予算の執行についての報告を受けた。

野党・民進党の立法委員は、第四原発を凍結、すなわち保存された状態にするのに1年で台湾元20億元、日本円にして約67億円かかると指摘、保存が長引いた場合に費用が無限に増えることを懸念し、国民投票を実施するか、代替エネルギーを確立してから第四原発の将来を決めるよう提案した。

張・経済部長はこれに対し、「長引けば経済効果にそぐわない。国民投票で運転か廃棄かを決めるなら、少なくともそれまでは保存しておかねばならない。では国民投票はいつ行われるのか、それはわからない。次に、国民投票が行われないうちに代替エネルギーができれば、保存をやめることが考えられる」と述べた。

張家祝・経済部長はそして、8月下旬に全国エネルギー会議を開催し、各種の方式を通して幅広く意見を集める考えを示した。張・経済部長はまた、その際には、国民が参与する機会も設けていくと約束した。

来台旅行者、7割強は観光客

中華民国台湾を訪れる海外の旅行者のうち、観光目的の人の割合が初めて7割を突破した。交通部が6日に発表した最新の統計によると、今年1月から3月までに、台湾を訪れた海外の旅行者はのべ230万人。そのうち、観光目的の人はのべ165万人で、昨年同期比32%増、来台旅行者の71.8%となった。70%を超えるのは初めてで、これまでの最高を記録した。

交通部の統計では、今年1月から3月までの間、平均して一日のべ2万6000人が台湾にやってきており、昨年同期比23.8%伸びている。

これにともない、空港利用者も増えている。今年の1月から3月まで、台湾各地の国際空港における利用者数は、のべ1222万人で、昨年同期比10.3%増え、過去15年来の最高を更新した。そのうち、台湾海峡両岸を行き来する旅行者はのべ259万人で、昨年の同じ時期に比べて18.3%増加、こちらも過去最高となった。そのうち、台湾北部の空の玄関口、台湾桃園国際空港の利用者はのべ804万人で、昨年同期比11%増加、これまでの最高となった

教育部、美的感覚教育を強化

教育部が、向こう5年間に台湾元42億元を投じて、美的感覚の教育に力を入れる方針。教育部の蒋偉寧・部長は7日、立法院教育文化委員会で、「美的感覚教育第一期5ヵ年計画」の目標および内容を報告した。

この計画は2014年から2018年までを第一期とし、台湾元42億元、日本円にして約141億円を投じる予定。

教育部の計画では、まず教師と学校の職員を対象にした「芸術と美的感覚研修プログラム」を推進、教育部大学および専科学校青年辺境芸術教育工作隊を組織するとともに、台湾北部、中部、南部、東部に、美的感覚教育大学基地学校を設置して、これをサポートさせる。しかし、立法委員からはさまざまな意見が出され、教育部も調整に前向きな姿勢を示した。

一方、政府が進める自由経済モデルエリアに教育分野も加えることに、民間の教師団体などが反対している。これら団体は、政府の方針では、大学が海外の大学と提携し、台湾で外国と同じ学費での教育や、学費に上限を設けない専門クラスを開くことにつながり、教育が今以上に階級化、私有化されることになると批判している。

これに対し、蒋・教育部長は7日、自由経済モデルエリアに教育分野を加えることの目的は、海外の著名な学校を台湾に呼び込み、台湾の大学と提携させ、台湾の教育レベルをさらに高めることと、台湾の優秀な高等教育を世界に知らしめることにあるとして、各界の支持を求めた。

中国製冷延ステンレス鋼板にダンピング認定

 2014年5月7日、台湾財政部は、中国大陸部及び韓国から輸入される冷延ステンレス鋼板にダンピング問題が存在するとの最終決定を下した。

 なお冷延ステンレス鋼板については、インドも中国大陸部および台湾、韓国、タイ、アメリカ、EU、南アフリカ製品に対するダンピング調査を開始している。

ご主人様、いらっしゃいませ!・・・「メイド歯科医院」、台湾でついに登場

 台湾では日本、あるいは日本文化を好む人が多いとされる。日本での流行は、いち早く取り入れる。そんな台湾で、日本でも未聞の“萌え文化の名所”が登場した。女性の歯科助手などが「メイド服」を着用。訪れる患者には「歓迎光臨!(ホアンイン・グアンリン=いらっしゃいませ!」とごあいさつ。続けてひざまずいて「お座りください。スリッパにお取替えしましょう」と、日本のメイド喫茶も顔負けのサービスだ。台湾のテレビ局、TVBSなどが6日から7日にかけて報じた。


 台湾では日本、あるいは日本文化を好む人が多いとされる。日本での流行は、いち早く取り入れる。そんな台湾で、日本でも未聞の“萌え文化の名所”が登場した。女性の歯科助手などが「メイド服」を着用。訪れる患者には「歓迎光臨!(ホアンイン・グアンリン=いらっしゃいませ!」とごあいさつ。続けてひざまずいて「お座りください。スリッパにお取替えしましょう」と、日本のメイド喫茶も顔負けのサービスだ。台湾のテレビ局、TVBSなどが6日から7日にかけて報じた。

 歯科に限らず、医療関係者は白または淡い色の服で患者に接するのが常識。台湾でも同じだ。しかしこの「メイド歯科医院」の女性はメイド服とストッキング、さらにエプロンを着用。診察室でもこの恰好で治療を補助する。ミニスカート姿で前のめりになり、患者の口中をのぞきこむような姿勢でケアする光景も。

 医師は通常の白衣。助手とは、医療用手袋をはめマスクをしている点だけが共通だ。

 この「メイド歯科医院」ができたのは台湾北西部にある新竹県竹北市。現地では「歯科医院」が過密状態で競争が厳しい。そこで「差別化」を図るための工夫という。院長の儲伯勤さんによると、医療面でも治療回数を少なくし、麻酔の回数も減らすと同時に傷みも軽減できるなどの手法を取り入れた。患者からも「ちっとも痛くなかった」などとする評価の声が上がっている。

 「メイド服」を採用したのも、「歯のトラブルに悩む患者のあせりを軽減したかった。従来の歯科診療所の冷たい印象を覆したかったから」という。

 患者にリラックスしてほしいということで、内装にも奮発した。欧州のホテル風として、天井にはシャンデリア。待合室の椅子やテーブルも高級だ。受け付けを済ませた患者が椅子に座ると、“メイド”がすかさず「コーヒーでございましたね。しばらくお待ちください」などと声をかける。満足しているのは“”成人男性”だけでなく、女性患者からも「親切にしてもらって、よかった」の声があり、「歯医者を怖がる息子を連れてきました。喜んでいますよ」と話すお母さんもいるなど、評判は上々だ。

 診療所の開業には医療機器をそろえる必要もあり、大量の資金が必要だ。同医院では内装や「服装」に大金を投じたこともあり、開業までに5000万台湾ドル(約1億6900万円)がかかったという。

中国本土の台湾学生、「台湾人が中国人になりたくないのは結局のところ怖いからだ」―中国メディア

中国紙・環球時報(電子版)は7日、「中国本土の台湾学生:台湾人が中国人になりたくないのは結局のところ怖いからだ」と題した記事を掲載した。

台湾紙・旺報は7日、北京大学で学ぶ台湾学生の寄稿記事「台湾人はなぜ中国人になりたくないのか?」を掲載した。以下はその内容。

先日、中国本土の学生とおしゃべりしていた時に、「君たちはなぜ中国人になりたくないの?中国のどこが嫌いなの?」と質問された。だが、筆者は目の前にいる台湾人にとても友好的で、台湾に足を踏み入れたこともない若い中国本土の学生にどう説明すればよいのか、分からなかった。

民進党が政権を担った8年間、台湾本土の価値を強調するために「中国」と「台湾」の文化や歴史をバッサリと断ち切った。そのため、若い世代には「台湾」意識しかなく、「中国」や「中華」といった概念はどんどん消え去っている。選挙のたびに、「建国記念日」のたびに、台湾ではナショナルアイデンティティをめぐる論争が勃発する。

台湾の2度目の政権交代後、両岸(中台)人民の接触機会が増え、互いの偏見は大幅に減少した。だが、それでも大多数の台湾人の「反中」や「恐中」は変わらない。台湾人はなぜ中国人になりたくないのか?なぜ中国人との接触を嫌がるのか?結局のところ、それは怖いからだ。自分たちの文化が呑み込まれ、身分があやふやになり、家や仕事が奪われ、台湾本土意識が失われることが怖い。中華民国が終焉を迎えることが怖いのだ。

中国本土は台湾人に「中国」を受け入れさせたいなら、マスコミが台湾を取り上げる時の「中国台湾」という呼称も含む台湾に対して設定した前提を取り払わなければならない。

★ 何もわかっていない!!



大学内の鉄板焼レストランが盛況、予約は1カ月待ち:台湾

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台湾でここだけ 大学内の鉄板焼レストランが盛況、予約は1カ月待ち


台湾南部・屏東県の屏東科技大学で、校内にある実習教室を一般市民に向けて鉄板焼のレストランとして営業したところ、盛況となっている。

「クリスピー」と名付けられたこのレストランは、今年の3月から毎週水曜日と木曜日のお昼限定で営業を開始した。スタッフは夏休み期間中に外部での実習を終えた3年生の現役大学生。毎回20人を受け入れるが、この日訪れた客は3月に予約をした人たちで、今でも1カ月待ちの人気だという。

レストランを運営している学科の主任によると、営業形態は毎年異なり、昨年は洋食を提供したという。同大学ではこのほかに学生が作ったパンなども一般に向けて販売。1時間足らずで完売するほど、地元の人からの支持を集めている。

今では同大学の実力が認められ、大手企業が人材確保のために訪れることもあるという。学生の鄭淞元さんは実習の中で自分の至らない部分を見つけることができ、将来のためになると話した。

台湾国際ボートショー開幕 60隻のクルーザーが集結

総額70億台湾元(約240億円)を越える60隻のクルーザーなどが集結した2014台湾国際ボートショーが8日、高雄市で開幕した。

このイベントは国内外から168社、861ブースが出展して行われており、ボートショーとしてはアジア最大規模。高雄市では近年、クルーザー産業の発展に力を注いでおり、4日間の会期中にレストランや宿泊施設なども含めて50億元(約170億円)程度のビジネスチャンスを見込んでいる。

オープニングセレモニーには陳菊高雄市長(=写真前列左)や、11月に行われる高雄市長選挙候補の楊秋興氏などが参加。ライバルとなる2人の間でどのようなやり取りが交わされるかに注目が集まったが、舞台上で大きな動きはなく、その後も陳市長は展示場内を見学し、楊氏はラジオ番組の取材を受けるなど、別行動を取った。

会場にはクルーザーのほか、超高級スポーツカーや著名な芸術家の絵画作品などが展示されている。

チャイナエアライン高雄−札幌便 7月に就航へ

高雄市政府観光局は、チャイナエアライン(中華航空)が今年7月から高雄−札幌間の定期便を就航させると発表した。週3便の運航で、台湾南部の観光客の利便性向上が図られる。

同市観光局の許伝盛局長は、昨年高雄市を訪問した日本人観光客は約27万人に上り、2012年より1.9%増加したことに触れ、高雄は冬も過ごしやすく日本人の避寒に最適な場所だと指摘。観光局では日本での観光誘致に積極的に取り組んでおり、陳菊市長も訪日トップセールスを行った。

チャイナエアラインでは高雄−札幌線の新規就航のほか、高雄−東京、高雄−沖縄線でも増便を行う予定で、高雄発着の日本線は週14便から22便に増強される予定。

台湾の物価上昇 豚ばら肉価格600グラムあたり440円で過去最高


行政院主計総処が6日に発表した4月の消費者物価指数の上昇率が2013年3月以来で最高となる中、台東市内で販売されている豚ばら肉の価格は1斤(600グラム)あたり130台湾元(約440円)になり、こちらも最高記録を更新している。

行政院によれば、豚肉、米、卵などは気候の影響や疫病被害などに対する備えから卸売価格が上昇しているという。台東県では今年の旧正月後から値上がりし、台東市中央市場の業者は、値下がりの兆しは見えないと訴える。

言い値で販売する市場の商店主は、以前は1斤あたり100元(約340円)で販売していたが、今は20〜50元値上げしていると話す。台東には台湾原住民(先住民)が多く住むこともあり、高価な豚肉を避けてイノシシ肉を求める人も多くなっている。

農業委員会ではすでにフランスやデンマーク産の豚肉輸入の手配を始めており、国内の豚肉価格の安定を図るとしている。

鴻海(HONHAI)の郭台銘氏、「華為問題」でしびれ切らす

鴻海精密(HONHAI)は通信機器の世界大手、中国・華為技術(HUAWEI)から第4世代(4G)携帯電話サービス基地局を購入しようとしているが、国家通訊伝播委員会(NCC)は現在も認可を下していない。これに対し、郭台銘・董事長は8日「1週間以内に認可が下りなければ税金は納めない」と強いいら立ち を示した。華為は中国軍部との関係がうわさされるが、郭氏は「華為の製品は多くを台湾企業が受託生産しているのに何を心配しているのか」と述べた。

新たな監察委員リスト、女性割合が過去最高

馬英九・総統が指名した監察委員のリストが8日に公表され、女性の割合が過去最高となった。総統府は8日、記者会見を開き、馬・総統が指名した第5期監察院の正副院長、及び監察委員を紹介した。このリストは国会にあたる立法院の同意を経て確定される。

監察院長に指名されたのは、中央選挙委員会の張博雅・主任委員、副院長に指名されたのは、孫大川・元原住民族委員会主任委員。張博雅氏の人事に立法院が同意した場合、張氏は中華民国で初の女性監察院長となる。

呉敦義・副総統は記者会見で、馬英九・総統はこれまで憲法を守る決意を何度も表明、監察委員が独立したかたちで職権を行使する事に期待しているとし、今回の指名では、専門的な能力と道徳性に重きを置いた上で、超然独立のリーダーシップ、女性の割合、経験の継承、専門分野での経験、エスニック・グループ、委員のバックグラウンドの多元性、バランスが適当であるかの7つの特色を重視したと強調した。

呉・副総統は、「第5期監察委員のうち、女性は12名、男性は17名だ。女性の比率は41%に達し、過去最高だ」と述べ、女性の登用拡大をアピール。呉・副総統によると、29人の平均年齢は62.5歳。7人が監察委員経験者、2人が原住民族。また、その専門分野は、内政、司法、交通、財政・経済、教育文化、社会福利、医療衛生などに及んでいる。

なお、今回公表された監察委員のリストでは、大手新聞社「中国時報」の王美玉・社長に注目が集まっている。王美玉・氏は指名されると分かった段階で社長辞任を申し出たと説明。王美玉・氏は、台湾の民主化の過程に立ち会い、メディアの栄枯盛衰も見てきた経験を踏まえて、都市と地方の格差、教育文化、社会的弱者への支援などに関心を持ちながら、監察委員としての監督、調査、糾弾、弾劾などの任務を全うし、台湾のクリーンな政治のために努力するとしている。


経済部:物品貿易協定交渉延期理由は中共の準備不足

王郁?・主任委員は8日、内政委員会で「物品貿易協定」に関する質問に答え、双方の準備が間に合わなかったことで、日程が改められたと説明した。(写真:CNA)

中国大陸との物品貿易協定に関する交渉が初めて延期された事について、経済部は「相手側の準備が間に合わなかった事」が原因だとしている。

台湾でさきごろ起きた、台湾海峡両岸サービス貿易協定への反対運動が、今後の物品貿易協定の交渉に影響するかどうかが注目されている。台湾の対中国大陸窓口機関、海峡交流基金会は7日、両岸物品貿易協定に関する話し合いが初めて延期されたことを認めた。報道によると、両岸は、4月中旬もしくは下旬に話し合いを行う予定だったが、中国大陸側が、「準備が間に合わない」として、延期を申し出たという。

 中華民国政府で対中国大陸政策を担当する行政院大陸委員会の王郁?・主任委員は8日、報道陣に対し、双方の準備が間に合わなかったことで、日程が改められたと述べるとともに、詳細については経済部が担当だとしてコメントを避けた。

 経済部の張家祝・部長は8日、報道陣に対し、物品貿易協定の交渉では互いに譲れない品目があると明らかにした。張・経済部長によると、台湾は工作機械、タッチパネル、自動車などでゼロ関税を要求しているが、中国大陸側は同意していないという。

 張・経済部長は、「小規模のチーム会議が延期することになっただけだ。中国大陸側から、意思の疎通に時間がかかり、準備が間に合わないので、後日改めて開催したいと希望を伝えてきた。ただ、それだけだ。こうしたことは正常な範囲だ。会議が延期を繰り返して開催できなくなるという事態になって初めて特殊だといえる」と述べた。

第一原発、前倒しで運転停止の恐れ

台湾電力によると、第一原発の1号機の使用済み核燃料用の貯蔵プールはすでにスペースがほぼなくなっている状態だが、新北市が乾式貯蔵施設がそのまま最終貯蔵施設となってしまうことを懸念、依然として竣工証明を発行していないため、第一原発は今年11月にも正常な運転ができなくなる恐れがあるという。

台湾北部・新北市にある、第一原子力発電所の運転が前倒しで停止される可能性が指摘されている。

立法院経済委員会は8日、2014年度の原発の運営基金を審査、経済部の張家祝・部長、台湾電力の朱文成・総経理らが答弁に立った。

立法委員が使用済み核燃料の処理に関心を寄せる中、台湾電力の朱・総経理は、第一原発の1号機の使用済み核燃料用の貯蔵プールはすでにスペースがほぼなくなっている状態であり、第二原発の燃料貯蔵プールも2016年末には余裕がなくなると述べた。

しかし、新北市が、乾式貯蔵施設がそのまま最終貯蔵施設となってしまうことを懸念し、依然として竣工証明を発行していないため、第一原発は今年11月にも正常な運転ができなくなる恐れがあるという。

朱・総経理は、対応策としては、今年11月の燃料棒入れ替え時に、抜き出す数量を減らすことだとしながらも、それでもあと1年しか持ちこたえられないとの見方を示した。

立法委員の懸念に対して、張・経済部長は、日本が使用済み核燃料をフランスに送って処理しているように、海外での処理を考え、各国と接触しているものの進展はないと述べ、具体的な案がまだないことを明らかにしている。

第一原発は2018年と2019年に1号機と2号機が相次いで退役する予定とされているが、前倒しで運転ができなくなる恐れが出ている。

中共、統一戦線のターゲットは青少年に

台湾での学生運動発生後、中国大陸の台湾に対する統一戦線のターゲットが青少年に変わった模様だ。

中国大陸とのサービス分野の相互投資の規制緩和を目指す、中国大陸とのサービス貿易協定に反対する学生運動の収束後、中国大陸のいわゆる国家主席、習近平氏が7日、初めて対台湾政策について発言を行った。


習近平氏は7日、台湾の野党・親民党の宋楚瑜・主席と会見した際、「両岸関係の平和的発展政策は変わらない」、「両岸交流協力によるウインウインを放棄しない」、「両岸同胞の団結は揺らがない」、「台湾独立、分裂を阻止する固い意志は揺らがない」といういわゆる「四つのノー」を改めて主張、中国大陸は、台湾の一般市民の実際のニーズに対する理解を深め、社会的に厳しい立場に置かれている人々をサポートする必要がある、と述べた。習氏はまた、両岸の青少年の往来と交流をさらに促す環境づくりに励む必要性も強調した。

こうした発言に対して、台湾の国立政治大学国家発展研究所の童振源・所長は、サービス貿易協定に反対する学生運動は、北京側に不安と焦りをもたらし、その対台湾政策にも影響を及ぼしたという見方を示した。
一方、台湾の淡江大学中国大陸研究所の張五岳・所長は、習氏は宋楚瑜・主席と会談した際、まず、「両岸は同じ中華民族に属している」という対台湾政策に触れ、それから「四つのノー原則」を重ねて表明、最後に対台湾政策の具体的なやり方に言及したと指摘した。

張五岳・所長は、習近平氏は、両岸の相互信頼関係の欠如に気付いたため、対台湾政策の対象を「台湾社会の各階級の人」へと規模を拡大すると共に、「フェイスツーフェイス」で交流する重要性も強調したと分析した。

張・所長はさらに、台湾の青少年、市民団体、社会団体との交流と協力関係の構築は、今後、中国大陸の対台湾政策の重点となる、と指摘した。

鴻海・郭董事長がNHKの取材受ける

鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘・董事長が、日本のNHKのインタビューを受けた模様だ。

卓球の世界選手権団体戦で初の銅メダル獲得に貢献した荘智淵・選手ら一行は8日、世界最大の電子機器受託生産会社、ホンハイ精密工業の郭台銘・董事長を訪ねて、大会での好成績を報告した。郭・董事長は2013年から、荘・選手と家族が台湾南部・高雄市内で経営する、卓球クラブのスポンサーを務めている。

郭台銘・董事長は荘智淵・選手ら一行をねぎらう記者会見のあと、日本のNHKのインタビューを受け、5月中旬にこの模様が放送されると明らかにした。

郭・董事長は、日本との間ではいくつかの提携計画があるとした上で、日本では中小企業の発展が望まれており、郭・董事長ら創業者の精神を伝えて欲しいと要請されていると説明した。

郭・董事長はまた、台湾には経済のモデルチェンジにともない大きなチャンスが生まれるとして、台湾の状況はそれほど悪いものではないと強調した。

中国がカネで世界を買う?経済支援強化で日本と台湾独立に対抗


中国がアフリカを積極的に支援し、アジアインフラ投資銀行を設立しようとしていることについて、米メディアは「中国が金銭で仲間と影響力を得ようとしている」と伝えている。

環球時報によると、中国の李克強(リー・カーチアン)首相がアフリカ4カ国を歴訪し、アフリカを積極的に支援する姿勢を示したほか、アジアインフラ投資銀行を設立しようとしていることについて、米ブルームバーグは5日、「中国が金銭で仲間と影響力を得ようとしている」と報じた。

これまでインフラ建設を進めるため外部の協力を仰ぐ場合、アジア諸国は日本あるいは日本が最大の出資国であるアジア開発銀行に経済協力を求めてきたが、日中関係が悪化する中、中国は日本が経済協力によって広範囲にわたって保持している影響力を弱めようとしている。

東南アジア諸国などから多数の参加国を得た中国はアジアインフラ投資銀行設立に500億ドル(約5兆円)の資金を用意しているが、中国は資金をモンゴルや東ティモールを自陣営に呼び込むことに使おうとしており、インドネシアやタイなど各国からのインフラ建設への資金援助も重荷となって継続は困難が予想されている。

記事は、中国が金銭で求めているのは日本の民族主義や台湾の分裂主義に対抗するための支持にすぎないと指摘し、中国の国際機関における発言権を増すことになっても、その資金の底を尽かせるほうが得策だと伝えている。

東南アジアは崇拝、台湾も残念ながら・・中韓は嫌ってるが、世界の人々は日本をどう見てる?

中国メディア・海外網によると、中国人がビザを免除されている国は今年1月時点でわずか18か国で、中国よりも少ないのは北朝鮮とパキスタンだけだという。香港やマカオですらビザなしでは渡ることができず、18か国のうち14か国はアフリカが占めている。中国のネット上では「ビザなしで行けるのは貧乏で治安の悪い国ばかり」「中国のパスポートは価値が低い」といった怨嗟の声が溢れている。

中国の大手サイト・百度(Baidu)の掲示板に「世界の人は日本をどのように見ているのか」とのスレッドが立ち、多くのネットユーザーが議論に加わった。

スレッドでは、それぞれのユーザーが世界における日本の印象について、自分なりの意見を積極的に示した。その抜粋内容は以下のとおり。

「民度が世界最高」

「厳格、融通が利かない、ルールを守る」

「輝かしくない歴史を持ち、右翼勢力が台頭している」

「欧米ではみんな日本人の素養が高いと認識していて、アニメファンも多い」

「日本人の素養は極めて高く、勇敢かつ勤勉である」

「日本を嫌いなのは中国と韓国だけ。欧米人の多くは日本に対して深い感情は持っていないが、積極的な評価が多い。東南アジアでは日本に対して崇拝に近い心理を持ち、台湾も残念ながら日本側にいる」

「経済と技術で先を行く国」

「知り合いの外国人数人はみんな日本が好きだ。アニメ、料理、忍者そしてAVなどが好きだという」

「ノービザで行ける国の多さを見れば、日本が世界からどれだけ受け入れられているかが分かる」

「未成年の少女をAVに出演させ、絶滅しそうなクジラを捕まえる」

「以前に似たような調査を見た。外国人が日本人から受ける印象ベスト3は素養の高さ、商品の質の良さ、平和を愛することだった」

「そんなもん知るか。世界各国の人に聞いてみな」

米紙、琉球諸島を失うことを恐れる日本が「オスプレイ」など導入へ


中国メディアの環球網は6日、米国ディフェンス・ニュースの記事を引用し、日本やシンガポール、韓国、台湾がV−22オスプレイを含む各種ヘリコプターの導入を検討していると伝えた。

 中国メディアの環球網は6日、米国ディフェンス・ニュースの記事を引用し、日本やシンガポール、韓国、台湾がV−22オスプレイを含む各種ヘリコプターの導入を検討していると伝えた。

 ディフェンス・ニュースは、東シナ海や南シナ海で日増しに高まる「中国による海上の脅威」に対抗し、人道主義に基づく任務や災害救助活動などに対処するため、日本やシンガポール、韓国、台湾は、ヘリコプターのように離陸でき、飛行機のように飛ぶことのできるオスプレイに関心を示していると伝えた。

 さらに、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題で焦りを見せる日本は、中国が武力によって尖閣諸島を占拠するのではないかと懸念していると主張。

 続けて、「自衛隊はヘリコプターの航続距離と性能を向上させなければ、尖閣諸島だけでなく琉球諸島の一部まで中国に譲ることになりかねないと考えている」と論じた。

 日本政府は中期防衛力整備計画で2018年までに17機のオスプレイを導入する方針を決定している。さらに、日本はオスプレイの導入だけではなく、海上保安庁がシルコスキー S−76Dヘリコプターをすでに11機発注していることを伝えた。




駅ホームで赤ちゃん産声上げる 開業以来2度目;台湾

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台湾・虎尾製糖工場で日本時代の寮が一部焼失 雲林県、積極保護へ


百年余りの歴史を有する台湾南部・雲林県虎尾の製糖工場で8日、火災が発生し、日本統治時代に建てられた貴重な寮のうち1棟が焼失した。雲林県政府では9日、残った11棟の寮について文化財保護へ向けての手続きに入るとしている。

台湾糖業公司(台糖)の虎尾製糖工場(虎尾糖廠)は日本統治時代初期の1909(明治42)年、大日本製糖株式会社の虎尾製糖所として建設されたもので、台南市の善化製糖工場と並んで今も稼働している2カ所の1つ。また、台糖・虎尾線はサトウキビ運搬車が“五分車”の愛称で知られる台湾で唯一今も運行中の製糖業専用鉄道路線。

虎尾製糖工場の敷地内には付設の寮があり、居住者が引き払って10年ほど前から空き家となっていたが、その後何度か火災に見舞われ、おととい8日に起こった火事で1棟が焼失した。

雲林県政府は現在地元消防が火災の原因を究明中だと発表。今回の寮の焼失を大変残念に思い、今後は安全確保に努めて台湾の製糖業文化の保護に積極的に取り組みたいとし、残り11棟の寮について同県で調査を進め、文化資産の認定へとつなげる考えを示した。

台湾、南シナ海での中国大陸・ベトナム衝突受けて領有権主張


南シナ海の西沙諸島(英語名:パラセル諸島)付近で今月以来、中国大陸とベトナムの公船が衝突し、にらみ合いが続いているのを受け、外交部は9日、対話を通じた問題の平和的解決を呼びかけるとともに、同水域の島々についての領有権を改めて主張した。

中国大陸とベトナムに加えて、フィリピンやマレーシアも領有権を主張している南シナ海の島々のうち、台湾が実効支配しているのは南沙(スプラトリー)諸島の太平島、中洲島、東沙(プラタス)諸島の東沙島など。台湾南部の高雄から南西へ約1600キロメートル離れた太平島では先月、海軍が離島奪還を想定した訓練を行い、中華民国の存在感をアピールした。

台湾新幹線・駅ホームで赤ちゃん産声上げる 開業以来2度目


母の日を目前に控えた9日、台湾高速鉄路の列車に乗車していた妊婦が車内で産気づき、台北駅に到着してまもなく赤ちゃんを出産するハプニングがあった。親子はその後病院に搬送され、母子ともに健康。

女性は妊娠9カ月余りでこの日午前、検査のため夫を伴い新竹で628号列車に乗車、台北へ向かっていたが車内で不規則な陣痛が始まった。車掌が台北駅に緊急通報、駅では常駐の救護スタッフをはじめ職員多数がプラットホームで待機した。

列車が駅に着いて女性が下車した途端、破水があり、車椅子や担架を使うこともできないまま、到着後わずか9分以内にホームで赤ちゃんが元気な産声を上げた。赤ちゃんは清潔なシーツにくるまれ、待機していた救急車で両親とともに病院へ向かった。

台湾新幹線での赤ちゃんの出産は今年1月14日に高鉄・桃園駅構内で赤ちゃんが生まれたのに続いて2007年の開業以来2度目となる。高鉄ではこの家族に列車の模型と乗車券8枚を贈って祝福の意を表した。

一方、夫婦は高鉄職員らに対し、各種の緊急手配など適切な対応で無事赤ちゃんの出産を迎えることができたと感謝の意を示している。

台湾・台中の生徒ら、修学旅行で福島訪問 校長「不安は感じなかった」

台湾では原発事故による福島県の放射能汚染問題に対する不安が依然拭い切れないでいる中、台中市にある商業高校の生徒らが教育旅行で現地を訪れたことから話題を呼んでいる。

教育旅行で訪日したのは豊原高級商業職業学校の生徒ら計72人。同校の李述藺校長は8日、中央社の記者に対し、この2月末に一行を引率して福島県を訪れた時の感想として地元の人々は通常の生活を送っており、皆の表情から不安や恐怖などは感じられなかったと語った。

また、今回は旅行会社の手配で山形県訪問前に福島県の猪苗代町を訪れたが、ここは原発による「警戒区域」指定区域に入っていない上、1泊しかしなかったため心配はないだろうとし、訪日スケジュールに福島県が含まれていることを参加者全員が事前に了解していたと説明している。

放射線の影響から福島訪問を躊躇していた同校だったが、県側関係者が昨年9月に台湾で行った説明会で放射線に対する正しい理解が得られたのが県訪問実現のきっかけとなったという。

李登輝氏、習近平氏を批判 「野心は毛沢東より大きいかも」

李登輝元総統は8日、中国大陸の習近平氏について「野心は毛沢東より大きいかもしれない」などと述べ、アメリカと覇を競おうとしている同氏の姿勢を批判した。

これは、東呉大学(台北市)で台湾の第2次民主改革について講演を行った際、元総統が学生の質問に答えたもの。

学生から「習近平政権下の中国大陸に民主化の兆しがあった場合、台湾は大陸とのさらなる提携・統合に積極的に取り組むか」と聞かれた李氏は、「習氏に果たして民主化推進の意図があるだろうか」と反問するとともに、アメリカとのパワーゲームに躍起になっている習政権の舵取りに懸念を表明した。

また、中国大陸の最大の問題として思想・信教の自由がないことなどを取り上げ、この現状が変わらない限り、「正常な国となるにはまだまだ時間がかかりそうだ」との考えを示した。

台湾高速鉄道、保安装置の更新でJR東海と提携

台湾高速鉄路(台湾高鉄)は、列車の速度超過や突進、追突の防止に役立つ自動列車制御装置(ATC)のデータベース切り替えで日本の東海旅客鉄道(JR東海)と提携することになった。

ATCのデータベース切り替えは、2015年に予定されている南港駅(台北市)への路線延伸や苗栗・彰化・雲林3駅の開業に合わせたもので、台湾高鉄とJR東海の間ではこの4月、関連の技術コンサルティング契約が結ばれている。

JR東海にとって、台湾高鉄からのコンサルティング業務受託は海外の鉄道事業者から受け持った初めてのC&C(コンサルティング、コーディネーション)事業で、台湾高鉄ではより安定した安全運転の実現につながればと期待を寄せている。

新北市と沖縄市、無料WiFi相互利用サービス[IT]

新北市と沖縄県沖縄市は、今月1日から公衆WiFiを無料で相互に利用できるサービスを始めた。両市がそれぞれ提供するWiFiに事前に利用登録すれば、渡航後に現地のWiFiが利用できる。新北市が日本の都市と同様のサービスで提携するのは、昨年8月の福岡市以来2例目。聯合報などが伝えた。

新北市が提供するWiFiサービス「New Taipei」と、沖縄市の「コザWi―Fi」が相互に利用できる。コザWi―Fiは、商店街や劇場などが集まる「コザ商店街エリア」や「沖縄市漁業協同組合パヤオ直売店」「沖縄こどもの国」などのホットスポット約50カ所で提供されている。

新北市は政策の一環として、WiFiの観光面での活用を進めるため、かねて国際都市とローミングに関する協力関係の構築に取り組んでいる。福岡市との提携以降、多くの市民からWiFiの相互利用が可能な海外都市の拡大を求める声が出ており、うち沖縄に対する問い合わせが最も多かったという。

鴻海(HONHAI)の郭台銘氏、「華為問題」でしびれ切らす

鴻海精密(HONHAI)は通信機器の世界大手、中国・華為技術(HUAWEI)から第4世代(4G)携帯電話サービス基地局を購入しようとしているが、国家通訊伝播委員会(NCC)は現在も認可を下していない。これに対し、郭台銘・董事長は8日「1週間以内に認可が下りなければ税金は納めない」と強いいら立ち を示した。華為は中国軍部との関係がうわさされるが、郭氏は「華為の製品は多くを台湾企業が受託生産しているのに何を心配しているのか」と述べた。

楽天カード、台湾でクレジットカード発行へ 海外で初

 楽天カードは9日、4月24日に台湾金融監督管理委員会から、台湾におけるクレジットカード発行会社の設立許可を取得したと発表した。同社が海外でクレジットカード発行会社の設立許可を取得できたのは今回が初めて。今秋までに台湾でのクレジットカードの発行を目指すという。

 同社によると、台湾ではクレジットカード発行会社の過当競争が進み、クレジットカード会社設立の申請手続きなど新規参入のハードルが高い状況にあると言われている。今回は、台湾での楽天グループの経済的貢献が評価され、12年ぶりに台湾金融監督管理委員会からクレジットカード会社の設立許可が供与さたという。

 楽天グループは、2008年にeコマース事業で初めての海外展開となる台湾に参入し、2009年からはトラベル事業も展開している。日本と同様に様々なサービスで共通の楽天会員IDで利用可能なロイヤルティプログラムである「楽天スーパーポイント」を提供しており、これによって楽天のサービス利用と回遊性を促進する「楽天経済圏」が形成され、台湾におけるブランド認知も向上してきているという。

台南市で日本人技師の追悼会、市長「八田氏は地元の一員」


台南市の頼清徳市長は8日、金沢出身の水利技術者、八田與一(はったよいち)氏の追悼記念会で八田技師は台南市民の心の中では地元の一員だと述べ、その無私の精神が長く引き継がれるとともに台日の交流がより緊密になることを望むと述べた。

八田氏は日本統治時代の台湾で烏山頭ダム(台南市)の設計・建設を手がけて嘉南平野を潤すなど、南台湾の農業水利事業に大きく貢献した。このため、地元では毎年、その命日である5月8日に墓前祭が営まれており、今年は日台双方の関係者約数百人が参列した。

頼市長は挨拶の中で、かつて水不足になりがちだった台南一帯を台湾の穀倉地帯に変えた八田技師の功績を称え、台南と金沢の人的・経済的交流がより一層深まるよう期待を示した。

一方、八田技師の孫にあたる八田修一さんは台湾側の維持管理によって、寿命50年とされていた烏山頭ダムの供用が30年余り延長できたとして謝意を伝え、同ダムが今後も双方交流の土台としての役割を果たし日台間の絆が深まればと語った。

台湾では現在、烏山頭ダムなどが高い文化的価値を有し世界文化遺産登録に値するとして関連の署名運動を進めているが、国連の加盟国ではないため、登録には相当な困難が伴うとみられる。

台湾「元慰安婦」に関する記録映画の新作、日本で公開

台湾の人権団体、婦女救援基金会は8日、台湾人元慰安婦についてのドキュメンタリー「蘆葦之歌」(アシの歌)の試写会が東京で行われたと発表、“台湾のアマー(おばあさん)たちの命の物語”を貴重な記録として伝えていきたいとした。

この記録映画は同基金会の委託で国立台湾芸術大学(新北市)の助理教授、呉秀菁さんが制作したもの。7日夜に東京で催された上映会には100人ほどの日本の人々が集まり、康淑華・婦女救援基金会執行長、呉秀菁さん、映画の主人公の一人、陳蓮花さんも出席した。

「蘆葦之歌」は15年前に制作された「阿[女麼]的秘密」(アマー(おばあさん)の秘密)に次ぐもので、台湾の元慰安婦を支援する日本の民間団体の招きに応じて試写会が実現した。元慰安婦とされる女性らはいずれも高齢で、映画製作の過程で6人のうち4人が相次いで亡くなっており、おばあさんたちの最後の姿が作品の中に留められることとなった。

映画の中ではおばあさんたちが楽しそうにウェディングドレスを着たり、一日客室乗務員、一日婦警さんになって若い頃の夢をかなえるシーンが出てくるほか、病の重くなった女性のところに日本の民間団体の人々がお見舞いに駆けつけ慰める場面も。

基金会ではこの作品で、おばあさんたちが悲しみや憤りを乗り越え、ソーシャルワーカーやカウンセラーの力を借りて過去の傷と向き合い自分を受け入れようとする楽観的で気丈でけなげな姿が観衆の反響を呼んだとし、すでに亡くなった女性も含め、映像を通して彼女たちの命の物語は永遠に記憶されるだろうと述べた。

台湾鉄道、11日よりヘルシー駅弁を発売 野菜と果物たっぷり!


台湾鉄道では母の日にあたる11日から野菜や果物たっぷりの駅弁の販売を開始する。

これはビタミンCやタンパク質などを多く含むチャンチンの混ぜご飯と鶏肉の紅麹漬けに青パパイヤやレンコン、ヤングコーン、パプリカなど10種類以上の野菜や果物を取り入れた低カロリー(560kcal)で、栄養とおいしさが満点のヘルシー駅弁。

台北駅で1日100個の限定販売となり、9日と10日の試験販売後、11日午前11時から本格販売。価格は1個150台湾元(約500円)となっている。

AV女優の波多野結衣、モバイルゲームPRで台湾訪問

AV女優の波多野結衣が8日、自身がイメージキャラクターを務めるモバイルゲーム「神鬼幻想」のPRのため台湾を訪れ、同日午後、台北市内でゲーム発売の記者会見に出席した。複数の台湾メディアが伝えた。

波多野はこの日、胸元を大きく開いた黒のセクシー衣装で登場。ゲーム関係者やメディアも多く駆けつけた会見で緊張したせいか、ステージの階段でこけそうになったが、すぐ体勢を立て直し笑顔でファンの声援に応えた。

会見後のインタビューでは、台湾で先月行われたゲームのCM撮影について「本当にお世話になった」と優しく接してくれたスタッフへの感謝を述べるとともに、台湾に長期滞在する可能性を示唆したという。

台湾では容貌が女優のリン・チーリン(林志玲)と似ていることから「暗黒(ブラック)リン・チーリン」と呼ばれることもある波多野。2011年後半以来、現地での活動を活発化させ、昨年9月には写真集のプロモーションを兼ねたファンイベントが“若者の街”西門町(台北市)で催された。






豪華客船が2600人の日本人観光客を乗せ台湾に寄航

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台湾の謝淑薇、女子ダブルス世界1位に輝く


女子テニス協会(WTA)が12日発表した女子ダブルスの世界ランキングで、台湾の謝淑薇(シェ・シュウェイ)選手(=写真)が同選手とペアを組む中国大陸の彭帥(ポン・シュアイ)選手と並んで1位にランクされたことがわかった。台湾の選手としては初の快挙。

スペインで行われているマドリード・オープンの女子ダブルスでは先週8日、謝・彭ペアが準々決勝に出場。その際、WTAは公式ウェブサイトで謝選手がそれまでの世界ランキング2位から1位となる見通しを公表していた。

謝選手は同日、フェイスブック上でこれまで自分を応援してくれた人々や各企業に感謝したいとコメントしている。

豪華客船が2600人の日本人観光客を乗せ台湾に寄航

日本人観光客約2600人を乗せた豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」が、10日から台湾を周遊しており、乗客らは寄港地の花蓮、高雄、基隆で初夏の台湾の魅力を存分に満喫している。複数の台湾メディアが伝えた。

10日午前5時に花蓮に入港したダイヤモンド・プリンセスは、放水アーチや台湾原住民(先住民)のアミ族の踊りなどで迎えられた。約60台のバスに分乗した乗客らは太魯閣(タロコ)渓谷や花蓮市内などを観光。午後5時に次の寄港地、高雄へと向かった。

高雄では日本語を学ぶ地元の大学生15人らが観光客をサポート。交通局や港湾運営会社などが協力して無料シャトルバスや観光タクシーなどを手配したほか、高雄メトロ(MRT)でも高雄を楽しんでもらおうとグルメやショッピングが堪能できるコースを用意してもてなした。

花蓮港務分公司の梁善柏社長は、今年に入ってクルーズ船の日本人乗客が増加していると語り、観光産業のさらなる発展に期待を寄せている。



交通部長、台湾高鉄の相次ぐ故障で「台湾の実情に合わせた改善策を」

台湾・交通部の葉匡時部長は12日、立法院(国会)交通委員会で行った台湾鉄路および台湾高速鉄路の運行安全管理をめぐる報告で、台湾高鉄の設計はドイツや日本の高速鉄道とは異なるもので克服すべき課題も多く、将来の高鉄運営では地元台湾の実情に合わせて改善すべきとの認識を示した。

李昆沢・民進党立法委員(議員)は台湾高鉄では2007年の開業以来、ポイント(分岐器)の異常が60回、今年だけですでに6回発生しており、大きな遅延の頻発で国民はうんざりしているとした上で、高鉄の特別チームが定期検査を行っているにもかかわらず依然故障が絶えないと指摘した。

これに対して葉部長は、日本の新幹線は駅進入時の速度を時速80キロに制限しているが、台湾高鉄ではドイツの高速鉄道のポイントを採用しており、駅進入時は時速130〜160キロだと説明。台湾の駅と駅の間隔はドイツに比べて短く、高速のまま駅に進入するには技術が必要で、これが問題の根本的原因であり、今後は台湾の実情に合わせた改善策を考えなければならないと考えを述べた。

范志強・台湾高鉄董事長(会長)は、高鉄で使用されているポイントはヨーロッパでは安定性に優れているが、台湾では高温多湿な環境の影響が大きいとみられ、故障状況はいずれも徹底的に調査していると語った。

国共内戦の最前線 金門・大胆島等への観光、2017年に全面解禁

国共内戦の最前線として、国防上の理由から現在でも一般人の上陸が制限されている金門県の大胆島と二胆島への観光上陸が、2017年にも全面解禁される見通しとなった。

大胆・二胆両島は現在、金門防衛指揮部烈嶼指揮部が管轄しており、一時期は600人以上の兵士が駐留していたが、台湾海峡両岸の緊張が緩和したことから、近年では200人近くの軍関係者が任務に当たっている。両島は今年6月末に金門県政府へ移管されることが決まっており、4月から軍と海岸巡防署、警察の間で引継ぎ作業が行われているという。

金門県政府への移管後は島内の公共施設や埠頭の整備を行う予定で、来年7月1日〜8月31日には金門県関係者や学校などの団体を対象に試験的に観光上陸を解禁し、2017年には全面解禁する方針。ただ、中国大陸からの観光客に関しては当分の間上陸を認めないとしている。

観光解禁後も島には軍施設が残るほか、24時間全面監視システムを採用し、警察などと連携して安全管理などに務める予定。

日本統治時代からの鉄道宿舎群 取り壊し先送りに

先月に取り壊しされる予定だった台湾中部の彰化にある台湾鉄路の宿舎群の一部が、鉄道ファンなどからの強い要望により、解体が先送りされることとなった。複数のメディアが10日付で伝えた。

台鉄の彰化扇型庫に隣接するこの宿舎群は、 彰化県文化局から歴史建物に指定されている。西部幹線の要所として栄えた彰化の鉄道職員用宿舎として1922(大正11)年ごろから利用されていたもので、約40棟の建物が現存している。

文化歴史専門家と鉄道ファンなどおよそ100人は9日、彰化県政府の関係者らと話し合いを実施。県建設処の陳文慶代理処長によると、宿舎群のうち、歴史的な価値を持つ建物18棟の解体を先送りし、さらなる活用法を再検討することになったという。台鉄の所有物であるほかの建物は計画通り撤去され、駐車場と公園に再整備される。

保存を訴えるある医師は、彰化は台鉄の海線と山線の分岐・合流地点で、扇型車庫は全国から大勢の観光客を集めていると指摘。鉄道文化の特色を残すために、宿舎群も保存するべきだと語った。

台鉄の関係者は、建物の保存に反対はしないとの立場を表明した上で、県側には修復のための予算を計上し、保存と再利用、再活用に努めてほしいと呼びかけた。

児童を救助しようと殉職した日本人教師の慰霊祭が行われる


日本統治時代の1930(昭和5)年に、増水した川の中州に取り残された児童らを助けようとして殉職した日本人教師の慰霊祭が10日、台中市で行われた。複数の台湾メディアが伝えている。

今から84年前の1930年1月に東勢農林学校(現・新社高校)の教師として台湾に赴任した山岡栄先生は同年5月9日、豪雨で繰り上げ下校となり帰宅しようとしていた新社公学校(現・新社小学校)の児童7人と保護者2人が、増水した川に流されて中州に取り残されたことを知り、泳いで助けに向かおうとしたところ、濁流に流され帰らぬ人となった。

山岡先生は当時29歳。妻と2人の娘、妻のお腹の中の子供を残したまま亡くなった。遺体は住民によって現場から2キロメートル下流で発見され、同年11月に川辺には記念碑が建てられた。戦後になるとこの事故のことは次第に忘れられたが、区画整理の際に記念碑の存在が明らかとなり、2006年から毎年、地元住民の手によって慰霊祭が行われている。

今年は新社高校の生徒や教師、台中市台日文化経済交流協会などの関係者のほか、山岡先生の孫にあたる駄場美恵子さんと、中州に取り残されながらもその後救助された邱阿添さんの息子、邱湧忠さんも出席。長栄大学台湾研究所の温振華所長は、勇気ある行動を長きにわたり伝えていかなければならないと語った。

記念碑は2007年に台中県(当時)の歴史建物に登録されている。

児童を救助しようと殉職した日本人教師の慰霊祭が行われる


日本統治時代の1930(昭和5)年に、増水した川の中州に取り残された児童らを助けようとして殉職した日本人教師の慰霊祭が10日、台中市で行われた。複数の台湾メディアが伝えている。

今から84年前の1930年1月に東勢農林学校(現・新社高校)の教師として台湾に赴任した山岡栄先生は同年5月9日、豪雨で繰り上げ下校となり帰宅しようとしていた新社公学校(現・新社小学校)の児童7人と保護者2人が、増水した川に流されて中州に取り残されたことを知り、泳いで助けに向かおうとしたところ、濁流に流され帰らぬ人となった。

山岡先生は当時29歳。妻と2人の娘、妻のお腹の中の子供を残したまま亡くなった。遺体は住民によって現場から2キロメートル下流で発見され、同年11月に川辺には記念碑が建てられた。戦後になるとこの事故のことは次第に忘れられたが、区画整理の際に記念碑の存在が明らかとなり、2006年から毎年、地元住民の手によって慰霊祭が行われている。

今年は新社高校の生徒や教師、台中市台日文化経済交流協会などの関係者のほか、山岡先生の孫にあたる駄場美恵子さんと、中州に取り残されながらもその後救助された邱阿添さんの息子、邱湧忠さんも出席。長栄大学台湾研究所の温振華所長は、勇気ある行動を長きにわたり伝えていかなければならないと語った。

記念碑は2007年に台中県(当時)の歴史建物に登録されている。

ビビアン・スー、結婚写真撮影が公開 7月に台北で披露宴

今年2月にシンガポールの海運会社、マルコ・ポーロ・マリンの最高経営責任者(CEO)、李云峰さんと結婚した台湾出身の女優で歌手のビビアン・スー(徐若セン)が、オーストラリアで結婚写真の撮影を行い、その一部が公開された。(セン=王へんに宣)

6月29日にインドネシアのバリ島で結婚式を挙げることが決まっている2人は、最近になり3泊4日のオーストラリア旅行に出発。同地は李さんが進学のために13歳から滞在した思い入れのある場所だったことから、第2の故郷で素敵な思い出を作ってもらおうと、ビビアンに内緒で結婚写真の撮影準備が進められた。

撮影場所となったのは西オーストラリアのフリーマントルやパース、ウェーブロックなど。ビビアンは総額100万台湾元(約340万円)のドレス2着などに身を包んだほか、李さんも特注のスーツを着こなし、和やかな雰囲気の中で撮影が行われたという。

オーストラリア旅行では野生のカンガルーとコアラを見たいと期待していたビビアンだが、どちらにも遭遇することはなく、巨大なハエの群れにばかりたかられたという。口を開ければすぐに飛び込んできてしまう有り様で、「口を閉じて微笑むことしかできなかった」と振り返っている。

結婚後にシンガポールでの新生活を始めた2人は、7月23日に台北で披露宴を行うとしている。

台湾各地、母の日祝賀イベント

旧暦4月8日は、釈迦の誕生日とされていることから、仏教がさかんな台湾では、旧暦4月になると、各地で潅仏会が行われるが、一部の仏教団体は、母の日と一緒に祝う風習がある。

国際仏光会は11日、総統府前広場で「国定仏誕節及び母の日祝賀大会」を開催、馬英九・総統、外交部の林永楽・部長、新北市の朱立倫・市長、与党・国民党の呉伯雄・名誉主席ら政府要人が出席した。祝賀大会では、模範母親として選ばれた台湾各地の母親、および仏教徒たちが、歌声や潅仏会などで母の日を祝うとともに、国家安泰を祈願した。

国際仏光会の創設者である星雲法師は、開会式の中で、「みなが母親のような慈しみですべてのことに関心を示し、多くの人たちを集める過激な行動を行わず、国家や社会と対立することもしないよう」呼びかけ、3月中旬以降、台湾社会を騒がせている、中国大陸とのサービス貿易協定への反対を訴える学生運動や第四原発の建設続行への抗議活動に参加した人たちの自制を促した。

一方、、世界各国でも名を知られる、台湾の仏教団体、仏教慈済基金会も11日、台湾中部南投県の南投、草屯、埔里などで、潅仏会を開催。供物や花を供えて無病息災を祈るほか、釈迦の像の足元で甘茶に手をつけるという、慈済基金会独特の儀式で仏の恩に感謝すると同時に、母親の育ての恩にも感謝、参加者にとって、意義深い母の日となった。

世界理美容技術選手権、台湾金メダル2個

5日に閉幕した2014OMC世界理美容技術選手権大会で、台湾の選手はメダルを20個獲得し、そのうち、台南応用科学技術大学の呂雅?・選手は、初参加で個人競技で金メダル2個という快挙となった。

OMC世界理美容技術選手権大会は、2年に1度開催される、美容業界のオリンピック。今年はドイツのフランクフルトで、現地時間3日から5日にかけて開催され、四十数カ国から、1000名以上の選手が参加した。

大学や専門学校の学生46名からなる中華民国台湾の代表チームは、金2、銀14、銅4、合計20個のメダルを獲得、世界大会に参加して以来の最高の好成績となった。

呂雅?・選手は、実家が美容院を経営しており、高校時代に培ったしっかりとした技術で、国内の技術コンテストでも好成績を納めている。呂・選手をはじめとする台湾の代表チームは12日、帰国する。台南応用科学技術大学の先生、学生、および保護者は空港まで出迎える。

台湾国際ボートショー、売上は42億元突破か

台湾南部の港湾都市、高雄市で開催中の台湾初の国際ボートショーで、取引が活発に行われている。中華民國對外貿易發展協會が10日に発表したところによると、開幕日の8日から10日までの3日間で、クルーザー32隻、台湾元10億元(日本円約34億円)の商談が成立したほか、30隻が交渉中であり、売上総額は台湾元42億元(日本円約142億円)に上ると見られている。

對外貿易發展協會によると、10日時点では、国内からはのべ4万5000人が参観に訪れたほか、日本、アメリカ、中国大陸、香港、シンガポールなどからも2000人を越えるバイヤーが訪れた。

主催機関によると、すでに商談がまとまった32隻のうち、大多数は価格が台湾元300万元(日本円約1020万円)から2000万元(日本円約6800万円)までの小型のもの。バイヤーは日本、シンガポール、中国大陸、香港から来ており、そのうち、日本のバイヤーの代表である、平湯芳裕氏による購入価格、台湾元3億3000万元が最多となった。

不動産業とレジャー産業を営む、平湯芳裕氏は過去10年、台湾のクルーザーを3隻購入、今回もう一隻注文した。平湯芳裕氏は、台湾のクルーザーの製造技術とデザインの品質を絶賛、これらのクルーザーを使って社員を海洋レジャーに招待したいとしている。

對外貿易發展協會の葉明水・副秘書長は、台湾のボート市場は、高い潜在力があるとし、埠頭、ボートクラブなどの周辺施設を同時的に発展させることができれば、アジアの重要なクルーザーの取引センターになることができると、台湾のクルーザー産業に対して楽観的な見方を示している。

鴻海董事長、関連企業の初任給を調整[IT]

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘董事長は10日、液晶パネル大手の群創光電(イノラックス)や放熱モジュールの鴻準精密工業(フォックスコン・テクノロジー)、プリント基板(PCB)大手の臻鼎科技などグループ企業の台湾での現場作業員の初任給を、鴻海の基準である月2万6,000台湾元(約8万8,000円、食事手当含む)に合わせると発表した。群創の現場作業員を名乗るネットユーザーが、ウェブサイト上で賃金の低さを訴えたことを受けての措置。今月分から適用する。11日付経済日報などが伝えた。

郭董事長は8日、台湾での賃金引き上げの重要性について言及し「もし、いまだ月2万2,000元の低賃金で従業員を働かせている企業があるなら、自ら買い取って賃金を引き上げる」と発言。しかしその後、群創の現場作業員を名乗る人物がウェブサイトを通じて「群創の現場作業員だが、賃金は月2万2,000元しかない。郭董事長は実態を知っているのか」と訴えたため波紋が広がり、郭董事長の対応に注目が集まっていた。

郭董事長は10日に群創の段行建董事長、王志超総経理らと会見を開き、グループ企業の初任給の下限を鴻海の基準に合わせると発表。「鴻海の場合は現場作業員の初任給が2万6,000元以上、大卒のエンジニアや管理職は月3万6,000〜4万7,000元だ」と明らかにした上で「グループ企業の調整が、台湾の大卒者の賃金上昇につながることを願う」などと述べた。

ただ、郭董事長は「調査の結果、グループ企業に月2万2,000元で働いている従業員はいない」とも指摘。ネット上での訴えに対し、該当する名前の従業員も見つからなかったとした上で「事実ならばすぐに給与明細を送ってほしい。徹底的に調査して善処したい」と述べた。

証券筋からは初任給調整による群創や鴻準のコスト増を予測する声が上がっている。中央社によると、一部メディアは「グループ全体で人件費が約100億元増える」と報じたが、鴻海は否定している

iPhone 6、サファイアガラスはハイエンド機種のみか

米アップルは、同社が発売を予定するスマートフォン「iPhone 6」に使用するサファイアガラスをハイエンド機種だけに限定するもようだ。サプライチェーン関係者によると、価格が1台当たり約280米ドルと通常ガラスの6倍に達し、採算が合わなくなったためという。ハイエンド機種の出荷台数は1000万台程度にとどまり、販売価格は1300米ドル以上に達する見通しだ。

台湾・虎尾製糖工場で日本時代の寮が一部焼失 雲林県、積極保護へ

百年余りの歴史を有する台湾南部・雲林県虎尾の製糖工場で8日、火災が発生し、日本統治時代に建てられた貴重な寮のうち1棟が焼失した。雲林県政府では9日、残った11棟の寮について文化財保護へ向けての手続きに入るとしている。

台湾糖業公司(台糖)の虎尾製糖工場(虎尾糖廠)は日本統治時代初期の1909(明治42)年、大日本製糖株式会社の虎尾製糖所として建設されたもので、台南市の善化製糖工場と並んで今も稼働している2カ所の1つ。また、台糖・虎尾線はサトウキビ運搬車が“五分車”の愛称で知られる台湾で唯一今も運行中の製糖業専用鉄道路線。

虎尾製糖工場の敷地内には付設の寮があり、居住者が引き払って10年ほど前から空き家となっていたが、その後何度か火災に見舞われ、おととい8日に起こった火事で1棟が焼失した。

雲林県政府は現在地元消防が火災の原因を究明中だと発表。今回の寮の焼失を大変残念に思い、今後は安全確保に努めて台湾の製糖業文化の保護に積極的に取り組みたいとし、残り11棟の寮について同県で調査を進め、文化資産の認定へとつなげる考えを示した。

「キャンディ・キャンディ」の漫画家、台湾でサイン会

人気少女漫画「キャンディ・キャンディ」で有名な いがらしゆみこさんが台湾を訪れ、10日、新竹県でサイン会がにぎやかに催された。

この催しは新竹県「国際アニメ漫画芸術祭」のイベントの一つとして台鉄・内湾線の合興駅で行われたもの。

朝早くからサイン会の列に並んだ「キャンディ・キャンディ」の大ファンだという林さんは、明け方に台北を発って合興駅を目指したという。彼女は小学生の頃から大好きだったこの漫画が自分の人生に与えた影響は大きく、実際に漫画の描き方を学び始めるきっかけとなったと、いがらしさんに語りかけた。

サイン会ではいがらしさんの直筆サインが限定で150名にプレゼントされ、手にしたファンらは大喜びしていた。

テレビアニメの「キャンディ・キャンディ」が日本で初放映されたのは1976〜79年。台湾では華視(CTV)で中国語吹き替え版が「小甜甜」のタイトルで1979年に放送され、1980年代にも繰り返し再放送が行われた。孤児の少女でありながら明るく前向きなヒロインを歌った台湾版主題歌も当時有名になった。

かつて「キャンディ・キャンディ」に夢中だった台湾の子供たちも今ではすっかり大人に。この日はいがらしさんをひと目見ようと子供連れの人々が大勢訪れた。

台湾の若者、スマホ・PCなどの利用が1日5時間以上に

台湾の人々がスマートフォンなどの携帯情報端末やパソコンを1日あたり3時間近く使っていることが9日発表された調査でわかった。これによると若者が情報端末を利用する時間は1日平均5時間20分と高齢者の10倍で、情報源としての利用頻度も16倍だった。10日付で台湾の複数メディアが伝えた。

これは草根影響力文教基金会が醒吾科技大学世論調査センターに委託して今年3月、台湾各地の18歳以上1084人を対象に情報取得の習慣になどついて電話で聞き取り調査したもの。

調査によると、勉強や仕事以外の余暇時間で娯楽や情報取得にかける時間は、パソコンやタブレット、スマートフォンなどが1日平均約2時間40分。これに次ぐテレビが約2時間5分、新聞が約30分、書籍はわずか約20分だった。

年齢別に見ると、若者世代は1日に約5時間20分もの間パソコンやスマホのディスプレーの前に釘付けになっており、これは中年層の約2時間10分をはるかに上回る。一方、テレビ、ラジオ、新聞、書籍では利用時間について年齢層による大きな差は見られなかった。

ニュースを知る媒体としては、テレビが68%、パソコンやスマホが16.4%、新聞が12%弱だった。また、ネットやテレビによるショッピングの経験者はそれぞれ45%と43%にのぼった。

この調査結果を受けて専門家らは、情報が紙媒体からデジタルに移行していることを指摘。政府の政策周知にはSNSや携帯アプリなどの活用が欠かせないと強調している。



立法院長 王 金平 −台中関係のカギ握る、「台湾の徳川家康」


 立法院長 王 金平(おう・きんぺい)
1941年、台湾・高雄生まれ。台湾師範大学理学部卒業。75年立法委員(国会議員)に当選。99年に立法院長に選出され、現在4期目。

 3月18日、サービス貿易協定の発効に反対する台湾の学生たちが、台北の立法院(国会)を占拠した。「ひまわり学連」だ。

 サービス貿易協定とは、台湾と中国の間で相互市場開放を目指すもので、経済融合のみならず、台中トップ会談とそれに続く平和協定という統一シナリオへの重要な布石とみられている。学生の反対運動にどう対応するかを決めるカギは、馬英九総統だけでなく、因縁のライバル、王金平立法院長も握っている。今回、王氏はひまわり学連を「強制排除しない」と温情的な判断をして事実上後押し。学生を流血沙汰で強制排除した江宜樺行政院長や馬総統の「冷血」と、差を際立たせた。

 王氏は1999年から立法院長(国会議長)を続けている政界のドン。李登輝政権時代の有能な右腕であり、李登輝派とも呼ばれる本土派の筆頭だ。「馬英九には友がいない。王金平には敵がいない」といわれるほど、その人脈は党派を超えて広い。「タヌキ」「徳川家康よりも徳川家康的」といった老獪な人物という周辺評も。

 一方で、汚職の黒い噂をまとい、国民党利権政治の典型とも言われる。2005年の党主席選挙では対抗馬の馬総統(当時台北市長)に汚職疑惑を突かれて惨敗。以来2人は犬猿の仲に。サービス貿易協定の審議が膠着したのも王院長の影響とみられ、昨年9月に馬総統は王院長排除(党籍剥奪)の政争をしかけた(9月政争)。だがこの稚拙な政争は王院長に軍配が上がり、馬総統の支持率は9%に低下した。

 舞台裏では、9月政争に続く馬・王政争第2ラウンドが始まっている。その結果が今年の首長選挙、立法院選挙、ひいては馬政権の命運、台中関係、そして東アジア経済や安全保障に影響していくだろう。

中国に対する猜疑心 台湾の民意と疲れ果てた馬英九

 エコノミスト誌3月29日‐4月4日号が、馬英九は精力的に中国との関係改善を推し進めてきたが、台湾の人々は中国に猜疑心を抱いており、中台和解の可能性はまだ見えて来ない、との趣旨の論説を掲載しています。

 すなわち、馬政権は一貫して中国との関係改善を追求し、中国と多くの案件について合意し、経済統合を推進してきた。その結果、本土からの観光客は285万人と6年間で10倍に急増し、中台間の航空便はゼロから毎日118便になり、貿易額(香港を含む)は年間1600億ドルに増加した。

 勿論、中国は、中台の経済的結び付きが深まれば、統一への抵抗は弱まり、台湾は平和的に中国の自治領になると思っているが、馬は、中台関係の改善こそが中国の侵略に対する防御の第一線になると見ている。なぜなら、こうした状況で中国が現状を変更しようと一方的に非平和的手段を使えば、中国も手痛い代償を払うことになるからである。

 こうした背景を考えると、今回の学生の抗議運動がなぜ馬にとって大きな問題であるかが分かる。議場の占拠は非民主的な手段であり、また、貿易協定に関する学生や民進党の主張の多くは浅薄だが、彼らの言動は、人々が馬や本土との経済統合に対して抱く不信感と呼応するものであった。また、これには、何世代も前から台湾にいた本省人と、馬のように、1940年代以降に台湾に来た外省人との間の亀裂も関係しており、抗議者たちは馬を中国の傀儡、あるいは何もわかっていない、民意に疎い人物として描いている

 世論調査では民進党がリードしており、このことに、中国ばかりか、民進党政権になって中台関係が再び悪化することを恐れる米国も危機感を抱いている。

 馬は、米国との関係は1979年以来今が最も良好だと言うが、これは疑わしい。米国は、アジア回帰を言いながら、台湾防衛の約束に言及することはほとんどない。一方、台湾では、米国の政治学者(ミアシャイマー)がNational Interest誌で、「台湾を捨て、中国による強制的中台統一を許す方が戦略として賢明だと米国が考える可能性は十分ある」と言っていることが注目を集めている。

 馬はこうした敗北主義にも、中国との対決を標榜する民進党の冒険主義にも組みせず、賢明な中道コースを取ってきた。しかし、馬は疲れ果て、人々は馬にうんざりしているように思える。それでも、台湾の人々の現実主義と民進党の内紛により、次の大統領も国民党から選出されるかもしれない。ただ、馬が、任期を終えた時に、中台関係の安定化を達成し、歴史的調停者として世界から認められることを望んでいるのなら、それは叶わぬ夢に終わりそうだ、と論じています。

* * *

 台湾での学生らによる立法院占拠事件については、発生から約1週間も、欧米の主要メディアが社説や論説を発表しないという、異常な状況でした。欧米が事態に困惑して、如何に論評すればよいのか戸惑っていたものと推測されます。

 このエコノミストの論説は、 馬英九に同情的な立場から、現在の台湾の政治状況を見ています。この論説でいう馬の中道とは、現状維持であり、両岸関係の改善は、もし中国が一方的に現状維持を変えようとするならば、高い価を払わねばならないようにさせるためだ、と論じています。

 しかし、この論理は若干強弁のように感じられます。学生たちが反対しているのは、サービス貿易協定成立により多量の中国人が流入し現状を変えることにあるからです。どこか若干無理をして馬を庇っている感が拭えないのです。

 また、米国は台湾を見捨てるという、National Interest誌掲載のミアシャイマーの論説の引用(論説の引用の仕方はミスリーディングで、ミアシャイマーは、米中の軍事能力の格差が今のペースで縮まり追いつけば、台湾を諦めざるを得なくなる、と分析しているに過ぎない)はありますが、米国における台湾擁護論の引用がありません。しかし、台湾に関する最も最近の議会公聴会である、2011年6月の公聴会は、ウォールストリート・ジャーナル紙が「台湾よ恐れるな。議会ここにあり。」というタイトルで論じたほどであり、その後三年経っていると言っても、潜在的に米議会の台湾防衛の意思は存在すると考えてよいでしょう。

 いずれにしても、台湾問題は、国民党の時代が終わる可能性を前にして、やっと動き出したばかりです。平和的統合の道筋は既についているのだから台湾問題は考えなくてよい、という精神的怠惰からは、早晩脱却せざるを得ない状況になると思います。





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