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【台湾ブログ】自殺騒動があっても…淡々としていた日本人の同僚

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【台湾ブログ】自殺騒動があっても…淡々としていた日本人の同僚

レコチャイより・・・


  「東京で電車に乗っていると、“人身事故”という言葉をよく耳にする」という台湾人が、「事故の詳細は発表されない」とブログに掲載。「事故が起こっても、冷静で淡々としているのが日本人」というイメージなど書きつづった。

  日本の会社に勤めているらしき台湾人男性のNarutaka Kou(ハンドルネーム)さんは、「電車の人身事故はよく発生するが、ほとんど報道されない」と強調。「どんな人がどういう理由で事故に遭ったのか、事故なのか自殺なのか、無事なのかそれとも……詳細はインターネット上でも報道されることがない。わかるのは、人身事故が起こった事実のみ」と述べた。

  それで疑問に思い、会社の同僚に確認したという。「人身事故なら、亡くなってしまったか怪我を負ったのかどちらか。自殺が多いと思われる。東京で人身事故が最も多い路線は、中央線。線路が真っ直ぐ延びているので、電車はスピードを出し、あっという間に命を落とす」というのが、同僚の説明だったという。Narutaka Kouさんはその事実よりも、淡々と話す同僚の姿にびっくり。「東日本大震災の時、日本のサラリーマンは電車が止まって家に帰れなくても淡々としていた。秩序を守る姿に、外国人である僕は感動した」ことも、思い出したそうだ。どんな時でも落ち着いていて慌てない、というのがNarutaka Kouさんが抱く日本人のイメージになってしまった。

  冷静なそのイメージは「情がないという意味にもなる」と、Narutaka Kouさんは指摘して実体験を報告。「日本人の同僚2人と、中国・東莞の工場に長期出張した。同僚はさすが日本人という感じで、3時間ぶっ通しで働いてもひと言もしゃべらず淡々と仕事に専念。そして日系企業だからか、工場内は日本の職場ムードが漂っていた」と印象を述べ、「日本語も中国語もわかる僕は、周りの様子がすべて理解できるので落ち着けなかった」とのこと。「数日前に解雇された女性社員が、“悔しい! どうしてそういう仕打ちをするんですか”と泣き叫ぶ姿が目に入った」そうだ。

  動じない日本人の同僚2人をよそ目にトイレに行ったNarutaka Kouさんは、泣き叫んでいた女性がベランダに立っているのを見つけた。「彼女は泣きながら親に電話をかけて詫びを入れ、別れの言葉を告げていた」そうで、驚いて声をかけたNarutaka Kouさんに、不正解雇を訴え自殺すると騒いだそうである。

  その後女性を解雇した日本人の上司を呼び、理由などを追及したNarutaka Kouさん。「彼女は自分が正しいと主張し、会社側が8000元(約13万円)の退職金を払う事で一件落着した」と胸をなで下ろした。一方で、驚いたのが日本人の同僚たちの態度。「2人とも、動揺せずやはり淡々としていた。これはもうスゴイとしか言いようがない!」と感服したようだ







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