「知らない人についていったらダメ」。このように常日頃から子供に口酸っぱく言い聞かせている親は多いことだろう。しかし、子供の警戒心は親が思っている以上にもろく、驚くほど簡単に解かれてしまうようである。
というのも、“ある方法” で誘拐を試みた動画で、衝撃的な検証結果が出たからだ。YouTubeにアップされたタイトルは「CHILD ABDUCTION (Social Experiment)」。幼い子を持つパパママ必見の動画となっているぞ。
・子供の対応に余裕を見せる親
“ある方法” で誘拐を検証したのは、ジョーイ・サラダスさん。彼は公園で子供遊ばせている親に承諾をもらい、誘拐実験を始める。ちなみに “ある方法” とは、子犬を連れていくだけ。ただそれだけである。
おそらく親は、日頃から子供に「知らない人についていったらダメ」と言い聞かせているのだろう。どの親からも「うちの子は大丈夫」、「ついていくことはないわ」と余裕さえうかがえる。
・アッサリ誘拐
ところが! ジョーイさんが子犬を連れて子供に接近すると……アッサリ誘拐されてしまうのである!! 子犬がいることで子供たちの警戒心はどこやら。手を握るほど気を許しており、一瞬にしてジョーイさんと打ち解けてしまう。
この動画では、3人の子供が気を許して誘拐されているのだが、子供が大好きな動物を利用することで、こうも警戒心がなくなるとは……。この検証結果に親もショックを隠しきれていない。
・今一度気をつけよう
一昔前に比べ、防犯グッズが充実し、子供の守られる環境があるように見えるが、誘拐は世界中でなくならない社会問題だ。「うちの子は大丈夫」と安易に目を離すことは厳禁。幼い子はしっかりと大人が見守ってあげなければいけない。