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【米国ブログ】日本のようかん「最初は抵抗も、今では好物に」

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  日本での滞在経験がある米国人女性が、日本のお菓子を紹介するブログ「japanesesnackreviews.blogspot」で、ようかんについて記している。

  食べ物についての好みは人それぞれで、「日本人はエビの踊り食いや猛毒のあるふぐをわざわざ食べるが、繊細な食べ物もたくさんある」と日本食について紹介した。

  しかし、いったんその国の文化を経験し慣れてくると、嫌だったものが好きになることもあるという。「口に合うとおいしいと感じ、楽しみが増す」と語る。日本に滞在していた頃、おやつにようかんを買い、「小豆(あずき)のゼリーでつくられたブロック状のおやつでかなり変わった感じだった」と印象を受けた。

  実は小豆に慣れていなくて、米国風にアレンジされたものでも好きではなかったと振り返る。米国人の多くは、小豆(あずき)で作った甘いペースト(あんこ)に対して、ひるむという。ブラウニーやケーキに親しんだ文化なので、慣れない食べ物のようだ。

  筆者自身、最初にようかんを買ったとき、かなり抵抗を感じたが、今では好物の1つだという。米国に帰国して、韓国系スーパーで「韓国製のようかんを見つけ、思わず買ってしまった」と打ち明けた。「チョコレートでもキャラメルでもない、なめらかな質感と脂肪分のなさや、甘いがしつこくなく嫌味がない」ことが気に入っているという。あんこに慣れない米国人にぜひ試してもらいたいおやつだと勧めている。

  筆者によると、最近は米国でもひよこ豆や白豆(しろまめ)を使ったケーキのほか、小麦粉を使わずに豆を蒸して作るスイーツなどを見かけるという。もともと、ひよこ豆はインド料理やスペイン料理に使用され、欧米では人気がある食材だ。豆の栄養価やおいしさが改めて評価され、一部の米国人の間ではこれらのスイーツが注目されているのかもしれない。




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