韓国・ソウルの予備軍訓練場で予備軍兵士(23)が同僚を銃撃した後に自殺した事件で、現場にいた指導担当の将校ら9人が、現場から逃げていたことが軍の調査で分かった。
13日に発生した事件では4人の同僚が撃たれ、うち2人が死亡。将校らは異常時に対応する義務があり、軍が訓練参加者を守らなかったとの不信が高まりそうだ。予備軍兵士が射撃場で、射撃訓練をしていた同僚を次々撃ちはじめると、将校らは避難。兵士が自ら額を撃って自殺した後、現場に戻ったという。
正規軍部隊では人間関係に悩み同僚を殺害する事件が相次ぎ問題になっていたが、予備軍訓練でも無差別殺傷が起きたことで社会に衝撃が広がっている。