ホテル予約金、宿泊料の最大3割と規定
交通部は10月から、個人旅行客がホテルや民宿に義務的に支払う予約金の上限を、実際の宿泊料金の3割とすることを決めた。しかしホテルの同業者団体は「キャンセル料金が3割しか発生しないことになる」と反対している。行政院消費者保護委員会によると、今年上半期に宿泊予約をめぐる訴えが約100件あった。なかには5割〜全額負担を求めるホテルなどもあるという。業者が違反した場合は2万〜12万台湾元の罰金の対象となるが、関連法の改正案が立法院を通過していないため導入後しばらくは罰金は科されないという。
夜市で最も人気はカキ入りオムレツ
交通部観光局がインターネット上で行ったアンケート調査で、台湾人が最も好きで台湾の夜市を代表すると考える食べ物に、蚵仔煎(オアチェン=カキ入りのオムレツ)が選ばれた。投票には約2万人が参加、1人10票まで投じることが可能だった。2位は雞排(特大のフライドチキン)、3位は臭豆腐だった。
ホット飲料のふた90度で変形、スタバやモスも
台北市衛生局がコンビニやコーヒーチェーンなど25社・店が提供している、ホットドリンク用のポリスチレン製のふたの耐熱性を調べたところ、13社・店のふたが90度で変形した。スターバックスやモスバーガーも含まれる。今回の結果を受けて、2社では9月以降に交換すると説明した。ポリスチレンからは有害物質が溶け出しやすいので、ふたを外して飲むか、自分のカップを使用するように台北市は呼びかけている。
遠東百貨と微風が本社機能移転へ
遠東百貨店と、ショッピングモールの微風広場などを運営する微風集団が、それぞれ本社を移転する。遠東百貨は本社ビルの老朽化とスタッフの大幅増に対応するため、本部オフィスを現在の台北市宝慶路から新北市板橋区の店舗ビル内に移転する。一方、微風は信義区での新店舗開業に合わせ、2015年10月までに本社機能を信義計画区「A3」地区に移す。
新北市・碧潭のつり橋が古跡認定=日本時代に建設
新北市新店区の碧潭吊橋がこのほど、新北市の古跡認定を受けた。この橋は景勝地・碧潭の下流にかかる全長200メートルほどの歩行者用つり橋。日本統治時代に作られたもので、周辺にマンションが立ち並び、都市開発計画が進む中、橋の文化的・歴史的意義をめぐってこれまで議論が続いてきた。完成したのは日本時代の1937年で、雨で橋が流されることもあり何度もかけ直された。今のものは2000年に古くなった橋を撤去し昔の外観のまま作り直した。
映画『KANO』予告編、大リーグの球場で公開
米メジャーリーグのニューヨーク・メッツの本拠地、シティ・フィールドで現地時間3日、台湾の野球映画『KANO』の予告編が公開され注目を集めた。台湾映画の予告編が米大リーグの球場で公開されたのは初めて。今回の予告編公開は、台湾観光局のPRイベント「台湾の日」の一環として対ロイヤルズ戦の試合前に行われた。台湾での公開は来年の旧正月休み、日本では来年夏の甲子園大会前を予定している。
黄色い巨大アヒル、9月に高雄に登場
香港で大きな話題を呼んだ黄色いゴム製巨大アヒルが9月19日〜10月20日まで高雄港の光栄埠頭に登場する。高雄市が5日発表した。巨大アヒルの台湾登場はこれが初めて。高雄に登場するのは高さ18メートル(およそ6階建て分)のアジアで最大、世界で2番目に大きいアヒルのオブジェ。観光客は300万人に達する見通しで、経済効果は10億台湾元に上ると見込まれている。
「東シナ海平和イニシアチブ」提言から1年
馬英九総統は5日、昨年政府が打ち出した「東シナ海平和イニシアチブ」の精神がもたらす地域の平和と安定は各国の核心的な利益に合致し、周辺の国や地域がこれにより必ず恩恵を受けると述べた。「東シナ海イニシアチブ」の提言の後、台湾と日本との間では漁業交渉が進み、今年4月10日には漁業協定が調印された。馬総統はこれを台日関係40年来の大きな進展だと評価した。
台北市で37.9度、7/30に並ぶ今年最高
台北市では5日午後、気温が上がり、37.9度を記録。7月30日の日中最高気温と同じで、今年最高の記録に並んだ。
台湾を訪れる観光客、中国・香港・マカオからの観光客が半数以上
台湾メディアの聯合報によれば、2013年上半期、台湾を訪れた観光客はのべ381万人に達し、うち香港、マカオを含む中国からの観光客が51.9%を占め、全体の半分以上を占めた。中国国際放送局が報じた。
台湾当局移民署の何栄村副署長は「香港・マカオからの観光客は13年上半期で史上最高の50万人に達した。2007年当時、香港、マカオからの観光客は41万人だったが、12年には90万6000人に達し、今年は100万人の大台を突破するだろう」と述べた。
口から便を吐く苦しみ...誤診で「大腸がん」、腸を60センチ切断された男性に820万円の賠償金
台湾・聯合報の報道によると、台湾の裁判所はこのほど、現地にある北港付属病院の医師と病院に対して、誤診によって大腸を60センチ切断された男性に248万台湾ドル(約820万円)の賠償金を支払うよう命じた。中国新聞網が伝えた。
男性は中国本土出身の作家、劉夏さん。2001年に健康診断で「大腸がん」と誤診され、大腸を60センチ切断された。しかし実際にはアミロイドと呼ばれる蛋白が全身の臓器の細胞外に沈着する疾患「アミロイドーシス」だった。
劉さんは手術後、腹膜炎を発症し、生死の境をさまよった。さらに腸が狭くなって排便がうまくできなくなり、何度も口から大便を吐き、体重も20キログラム落ちるなど苦しんだという。
狂犬病に関する野生動物漢詩、今月中旬にも開始
台湾では野生動物が狂犬病に感染していたケースが報告されている。政府による狂犬病の中央伝染病状況指揮センターは5日、台湾中部・台中市の東勢区、台湾中部・南投県の埔里鎮、台湾南西部・雲林県古坑郷と、台湾南東部・台東県海端郷で、狂犬病に感染していたイタチアナグマが見つかったと発表した。これまでに合計40件、台湾の7県・市、28の郷と鎮で見つかっている。動物は、イタチアナグマが39件、ジャコウネズミが1件。
行政院農業委員会動植物防疫検疫局では、5日に野生動物監視計画会議を開き、食肉目の野生動物10種類に対する監視を始めるとしている。監視作業は、内政部営建署、行政院農業委員会林務局などの職員および野生動物の専門家10名によってチームを組んで計画を立て、早ければ今月中旬に最初のグループが山に入って調査を開始する。
行政院農業委員会動植物防疫検疫局の張淑賢・局長は、「林務局の山岳パトロール隊員と、我々の特有生物研究保護センターの職員は7月中旬からワクチンを打っており、今月中旬には3本目が打てるので、監視計画を執行できるようになる。その他の人員もワクチンを次々に打っており、今月下旬には監視作業に加われる」と話した。
ワールドゲームズ、ローラースポーツで金2銀1銅1
コロンビアで行われている、ワールドゲームズのローラースポーツで中華民国台湾が金メダル2つ、銀メダル1つ、銅メダル1つを獲得。ワールドゲームズはオリンピックで採用されていないスポーツで四年に一度、各国のアスリートが競う大会。今年の大会は7月25日から8月4日まで、コロンビアのカリ市で行われた。
ローラースポーツは、インラインスケートでのスピードスケート。2009年に台湾南部の高雄市で開かれた前回の大会では、黃郁婷選・手と駱威霖・選手が4つ金メダルを獲得。また、2010年のアジア大会でも、中華民国台湾はローラースポーツのスピード競技とアーティスティック競技(フィギュア)で金メダル4つ、銀メダル4つを奪っており、ローラースポーツは台湾の得意種目ともいえる。
今年の大会で、中華民国台湾は楊合貞・選手が女子1万メートルのロードレースで金メダル、こういくてい選手は銅メダルを獲得しました。また、楊合貞・選手は2万メートルのロードレースでは銀メダルを獲得しています。
一方、男子では廖彦勝・選手が1万メートルで金メダルを獲得した。
7月のCPI上昇幅、3年来最低の0.08%[経済]
行政院主計総処が5日に発表した7月の消費者物価指数(CPI、2011年を100とする)は102.61ポイントで、前年同月比0.08%の上昇にとどまった。10年8月に0.47%の下落を記録して以来、上昇幅は最低だった。外食費やガス料金などが高止まりした一方で、果物が最盛期に入ったことで大幅に値下がりした。
7大分類別にみると、10年10月以来上昇を続けていた「食品類」が1.24%下落した。うち果物は20.20%、卵は5.64%、野菜は3.12%それぞれ値下がりし、全体を押し下げた。肉類は加工コストの上昇が響き3.36%値上がりし、外食費は1.09%上昇した。「居住類」は0.73%の上昇。ガスが7.02%値上がりしたが、家電製品が値下がり全体を抑えた。「教養・娯楽類」は0.17%の上昇にとどまった。域内外の観光ツアー費が上昇した一方で、コンシューマエレクトロニクス製品や家庭用音響設備などが販促活動で値下がりし、相殺した。エネルギーや生鮮品を除くコアCPIは0.51%上昇した。
1〜7月の平均CPIは前年同期比1.13%の上昇だった。
7月の卸売物価指数(WPI、11年を100とする)は96.14で、前年同月比2.13%下落。1〜7月の平均では2.95%下落した。
黄色い巨大アヒル、9月19日高雄へ 台湾初登場
香港で大きな話題を呼んだ黄色いゴム製巨大アヒルが9月19日〜10月20日まで南部・高雄港の光栄埠頭に登場することが5日の高雄市政府の発表でわかった。巨大アヒルの台湾上陸はこれが初めてで、実現すれば台湾最大の水上パブリックアートとなる。
同市によると高雄に登場するのは高さ18メートル(およそ6階建て分)のアジアで最大、世界では2番目に大きいアヒルのオブジェ。アヒルをひと目見ようと訪れる観光客は300万人に達する見通しで、経済効果は10億台湾元(約33億円弱)に上ると見込まれている。
高雄で展示後、アヒルは北上、12月下旬から来年1月まで基隆にとどまる予定。
行く先々で注目を集めるこの巨大アヒルは、これまでアムステルダムやシドニー、大阪、香港など世界10あまりの都市を旅してきた。
台北−松山便10月就航、台北市長「日本人観光客歓迎」
訪日中のカク龍斌・台北市長(=写真左3)は4日、愛媛県で開かれた台北・松山空港と愛媛県の松山空港との間でのチャーター便運航に関するプレス発表に出席、今後、愛媛の人々が同路線をどんどん利用して台北を訪れ、グルメや温泉などを満喫してほしいと期待した。同名空港同士の相互乗り入れは世界でも初めて。(カク=赤におおざと)
台北市松山区と愛媛県松山市が同名なのをきっかけに双方は2009年から交流を進めてきたが、このほど今年10月にチャイナエアライン(中華航空)が投入されチャーター便が運航されることになった。まず、同月11日午前8時15分(日本時間9時15分)にCI7676便が台北を、日本時間の同日昼12時45分にCI7677便が愛媛をそれぞれ出発、14日午後も同様に1往復の運行が予定されている。また、これに合わせて台鉄・松山駅とJR松山駅との間でも友好駅協定が結ばれることになっている。
カク市長はこの日、「松山・道後温泉幸福(しあわせ)からくり時計」の贈呈式にも出席、松山市から台北市に時計が贈られた。時計は台北・松山のことを歌った「錫口之歌」のメロディーが曲に採用され、台風が多い台湾での使用にも耐える構造。10月13日の披露を経て台北市の松山慈祐宮前に設置されることになっているが、カク市長は松山市の「坊ちゃん時計」同様、人気スポットとなるに違いないと喜びを表した。
台湾の音楽フェス「野台開唱」に きゃりぱみゅも参加
きゃりーぱみゅぱみゅが来台、4日、台湾最大のロック・フェスティバル、「Formoz Festival 2013 野台開唱」に参加、ファンらはいっしょに飛んだり跳ねたり踊ったりしながらきゃりーの曲を存分に楽しんだ。
きゃりーは8曲のうち3曲目を歌い終わったところで「ニーハオ」と挨拶、ファンらも暑さに負けることなく、きゃりーの歌やダンスを元気よく楽しんでいた。ワールドツアー「100% KPP World Tour 2013」で今年3月にも来台しているきゃりーはその時口にしたマンゴーかき氷の味が忘れられず、ライブ前には台湾の主催者側が彼女をわざわざ台北市内の有名店に案内したほど。希望がかなった、また早く台湾に来たいときゃりーは語っていた。
2日から4日まで行われた「野台開唱」には地元台湾からソニック(閃靈)、ジェームズ・リン(林有嘉)、TIZZY BAC、チェアマン(董事長)、バッククォーター(四分衛)、MATZKAなどが、また、世界各国からも様々なアーティストが参加、日本からはきゃりーぱみゅぱみゅ、ポルノグラフィティ、ORANGE RANGE、PUFFYをはじめ多くの歌手・バンドが参加している。