東京メトロは2015年1月6日からエレベーター内へ非常用品の設置を始めました。対象となるのは、東京メトロが管理する129駅310台のエレベーター(2015年1月現在)。順次、次の非常用品がエレベーター内に用意されます。
(1)非常用飲料水(50ml×10) 1個
(2)簡易トイレ(大) 3個
(3)簡易トイレ(小) 3個
(4)エマージェンシーブランケット 2枚
(5)ホイッスル 1個
(6)サイリュームライト 2本
(7)救急用品 1式
以上は11人乗りエレベーターの場合で、20人乗りエレベーターの場合は非常用飲料水と簡易トイレ(大)(小)が2倍用意されます。また「サイリュームライト」とは、化学反応で発光させるライトです。
東日本大震災以降、東京メトロは自然災害対策の強化を進めており、「お客様の安全を守るために、今後も様々な取り組みを行ってまいります」とのこと。今回実施されるエレベーターへの非常用品設置は、2015年度中に完了する予定です。