日本人の男、旅券のスタンプ改ざんで2年間の入境禁止処分
台湾桃園国際空港で11日夜、日本人の男が台湾の出境スタンプの日付を改ざんしていたことが発覚した。男は文書偽造の容疑により、2年間の台湾入境禁止処分を受けた。移民署国境事務大隊が12日に発表した。
男は2013年、友人などに帰国日を偽るために、出境スタンプの日付を「5」から「6」に書き換えたという。それに合わせて日本の入境日も改ざんしている。
男には日本への強制送還の処分も下されている。
チャイナエアラインが新制服を発表 「マジンガーZ似」の声も
チャイナエアライン(中華航空)は12日、地上スタッフや客室乗務員らの新しい制服を発表した。デザインはアカデミー賞衣装デザイン賞へのノミネート経験もある香港出身のウィリアム・チャン(張叔平)氏が手がけた。
新制服は優雅さと機能性を兼ね備えており、チャイナドレスのような美しさを表現できるようデザインされているという。
また、一部のネットユーザーからは女性客室乗務員の制服が日本の人気キャラクター「マジンガーZ」に似ているとの声も上がっている。これに対しチャン氏は、人々が似ていると思うのはそれだけ個性があり、デザイン性が高いということだと自信を見せた。
新制服の着用は今年8月から順次開始される予定。
台湾文化センター、東京・虎ノ門に開館 日台の新たな交流拠点に
日台文化交流の拠点となる台北駐日経済文化代表処「台湾文化センター」(東京都港区虎ノ門)が12日、オープンした。文化部(文化省)の洪孟啓部長は、より多くの日本人に台湾文化を知ってもらいたいと期待を示した。
開館式には、日台双方の窓口機関トップのほか、日華議員懇談会の平沼赳夫会長、囲碁棋士の林海峰、女優の田中千絵など200人以上が出席し、センターのオープンを祝った。
日本の対台湾窓口機関、交流協会の大橋光夫会長は、同センターが日台の青少年の交流の場にもなってほしいと語った。
以前は台北駐日経済文化代表処(同区白金台)内に「台北文化センター」が設置されていたが、今回の移転を機に名称が変更された。「台湾」の名を冠する文化センターは海外ではフランスのパリに続き2カ所目。
13日から17日までは「台湾ウィーク」と銘打った開館記念イベントを開催。台湾のパフォーマンスグループによる公演のほか、台湾映画「KANO~1931海の向こうの甲子園~」や「orzボーイズ」の上映、台湾歴史写真展も行われる。
ロイ・チウ主演の台湾ドラマ、釜山でロケ 韓国側は旅行客増加に期待
俳優のロイ・チウ(邱沢)主演の台湾ドラマ「必娶女人」がこのほど、韓国・釜山市で撮影された。台湾ドラマが同市でロケを行うのは今回が初めて。撮影に協力した同市は、台湾人旅行客の誘致を積極的に進めていきたいとしている。
ロケでは、ロイとキャストのアリス・クー(柯佳[女燕])らが、甘川洞文化村や広岸里、釜山タワーがある龍頭山公園などを巡った。台湾での放送開始は今年10月の予定。
同市は釜山旅行をPRするため、ロケ地ツアーなどを企画し、台湾の旅行会社を通して販売する計画だという。
西武、8月に「KANOデー」開催 エース役の台湾イケメン俳優も登場
プロ野球の西武は12日、台湾で昨年大ヒットを記録し、日本でも今年1月に公開された映画「KANO~1931海の向こうの甲子園~」とのタイアップイベントを8月11日に西武プリンスドームで開催すると発表した。「KANOデー」と銘打たれたイベントには、作品の中でエースピッチャーの呉明捷を演じたツァオ・ヨウニン(曹佑寧)も登場する。
「KANO」は日本統治時代の1931(昭和6)年に甲子園に初出場し、準優勝した嘉義農林学校(嘉農/現在の嘉義大学)野球部の奮闘を描いた作品。
西武は4月にも2日間にわたって「台湾デー」を開催。台湾原住民(先住民)アミ族の踊りのほか、今季から同球団でプレーしている郭俊麟投手のグッズや台湾グルメの販売などが行われ好評を博した。