【台湾ブログ】日本は定番グルメだけじゃない…果物がウマイ!
レコチャイより・・・
2013年6月、家族旅行で日本を訪れたという台湾人ブロガーのbirgit1121(ハンドルネーム)さん。言葉がよく分からないまま訪れた日本で、意外な発見があったらしい。
筆者はもともと観光のために日本を訪れ、世界遺産に登録された富士山も見てみたかったようだが、あいにくの天候のため富士山を見ることができなかったようだ。
その代わりに、筆者が意外な発見をしたというのは、日本の食だ。寿司(すし)や刺身、ラーメンなど、観光客にとって定番とも言える代表的なグルメのほかにも、日本にはおいしいものがあったという。
筆者によれば、特にオススメなのは日本の果物だ。桃やブルーベリー、さくらんぼ、ブドウなどが気に入ったらしく、たくさん購入してしまったらしい。あまりのおいしさに「こんなおいしい果物が食べられるならば、富士山が見れなくても問題なし」と強がりを言えるまでに気持ちが晴れやかになったようだ。
富士山は見ることができなかったが、日本の果物のおいしさを発見できたのは団体旅行ではなく、個人旅行だったからと振り返りつつ、筆者は“やっぱり個人での日本旅行はすばらしい”と締めくくった。
筆者が感動していることからも分かるとおり、日本の農作物は“国際競争力”を持つ商材と言えよう。JETROによれば、中国では日本産のリンゴやナシなどが中国産の約10倍から50倍という高値で販売されており、それでも富裕層を中心に一定のマーケットを確立しているという。また、日本のコメも中国ではおいしいと評判だ。
日本のようにおいしい農作物を作り出すには長年の品種改良や丹精込めた生育が必要であり、他国が一朝一夕に実現できるものではない。日本国内では環太平洋連携協定(TPP)加盟によって農業が壊滅的な被害を受けるとする論調もあるが、逆に日本の農作物が世界の市場に認められる大きなチャンスにもなり得るのではないか。