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公共工事の進展、正副首長が点検を:台湾

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第2四半期GDP改定値、前年比+2.49%に上方修正

台湾主計処が16日に発表した第2・四半期の域内総生産(GDP)改定値は、前年同期比2.49%増と、速報値の2.27%増から上方修された。2013年のGDP伸び率については2.31%の見通しとし、従来予想の2.4%から引き下げた。

通年見通し引き下げの背景には、中国や世界経済の成長鈍化への警戒感がある。

台湾主計処は声明で「中国との競争激化が、台湾の輸出業者を圧迫している。新興国の需要も想定を下回っている」としている。中国は台湾にとって最大の輸出先。

7月の台湾の輸出は、前年同月比で1.6%増にとどまり、エコノミスト予想を下回った。米国の需要には回復の兆候が見られるものの、中国経済の減速が響いた。

第2・四半期GDPは前期比では0.58%増。第1・四半期は0.64%減。

台湾は5月にも、13年のGDP伸び率予想を3.59%から2.4%に引き下げている。来年については、成長率は3.37%に加速する、との見通しを示した。

台中市長や台湾企業代表が福建省福州を視察、投資の機会探る

台湾・台中市の胡志強市長や台湾企業の代表者ら50人が15日、福建省福州市を視察に訪れた。投資の機会を探るもので、特に福州市にある中国本土と台湾の共同開発区「平潭総合実験区」への進出を念頭に置いている。
 台湾・台中市の胡志強市長や台湾企業の代表者ら50人が15日、福建省福州市を視察に訪れた。投資の機会を探るもので、特に福州市にある中国本土と台湾の共同開発区「平潭総合実験区」への進出を念頭に置いている。

CIJが凌群電脳と業務提携、中国子会社に出資

 システム開発のCIJ(横浜市)は、同業の凌群電脳(SYSCOM)と業務提携することを決めた。15日、CIJの堀信一社長と凌群の劉瑞隆総経理が台北市内で契約を交わした。両社はCIJが開発したペーパーレス会議システムの中国やアジア市場での販売などで協力する。

 CIJは、凌群が2002年に自社開発のデータべース管理システム「DBマスター」の販売会社を東京に設立した際、18.73%出資した。両社は10年以上にわたる交流で築いた信頼を基に、さらに協力を深めることにした。
 CIJが今後、ペーパーレス会議システム「SONOBA・COMET」、文書管理システム「Ofigo」を中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)などで販売する際、群凌が各国・地域市場に合わせたカスタマイズを行う。また、CIJは、システムのオフショア開発を凌群に委託する。
 SONOBA・COMETは、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」を使い資料を共有するシステムで、どこでもすぐに会議ができる。コミュニケーションのツールとして、会議以外に学校の授業などにも応用が可能。Ofigoと共に使うことで安全性が高まり情報の漏えいなどが防げる。昨年発売したばかりだが、これまでに日本の大手金融機関などから引き合いがあった。
 両社の提携を通じ、SONOBA・COMETなどシステムの販売では16年には10億円、オフショア開発では2億円の売り上げを目指す。堀社長は「アジア市場での展開で凌群の力を借りたい」と述べた。
 CIJは15日、凌群の中国子会社、西安凌安電脳に10万米ドル(約979万円)を出資することを決めた。出資比率は13.3%。オフショア開発事業で提携する。
 凌群は、日本のシステム開発会社との提携に積極的で、TOKAIホールディングス(HD)(静岡市)と今年、クラウドコンピューティングサービスの合弁会社「雲碼」(クラウドマスター)を台北市で設立した。

公共工事の進展、正副首長が点検を=行政院長[経済]

江宜樺行政院長(首相)は15日、景気てこ入れに不可欠として、重要公共工事の進展状況を自ら点検するよう、政府各部のトップと次官に指示した。江院長も、四半期ごとに各部の執行状況を点検する考えを示した上、2部門の職務怠慢を名指しで批判した。


16日付経済日報によると、江院長は15日、公共事業を所管する行政院公共工程委員会(工程会)から、今年第2四半期の公共工事の進展状況について報告を受けた際「真剣に公共工事に取り組ませるため、各部に注意喚起するよう」指示した。

江院長は先にメディアの取材に対し「過去1年間、多くの国が財政支出を絞り、かえって経済を縮小させた。わが政府は来年度予算で歳入が増えない状況の下、歯を食いしばって公共工事予算を今年度比で10%増やした」などと語り、公共工事を推進する決意を改めて示している。

江院長によると、経済振興は施策の中心課題で、社会の反映や雇用機会の増加にもつながるため、四半期ごとに進展状況を点検する必要がある。江院長は「各部が所管する公共工事は、トップ、次官、主任秘書官が自ら責任を持ち、執行状況が悪ければ期限を決めて改善するべきだ」と語った。

工程会によると、1億台湾元(約3億2,600万円)以上の公共工事において、今年第2四半期に実際に支払いが行われたのは1,327億元で、予算の達成率は36.4%と昨年同期より拡大した。年間を通じ9月は公共工事のピークとなるため、達成率も急上昇しそうだ。

一方、公共工事への取り組みが怠慢だとして、江行政院長が名指ししたのは、行政院国軍退徐役官兵輔導委員会(退輔会)と衛生福利部。院長は、退輔会の12億元規模の老人療養施設の整備事業と、衛生福利部の19億元規模のバイオ医療管理センター計画を取り上げ、「進展が遅れている原因を見つけ、執行を急ぐべきだ」と語った。




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