女優広瀬すず(17)が番組で発した裏方スタッフへの発言に、批判が集中している。
広瀬は18日、フジテレビ系「とんねるずのみなさんのおかげでした」に出演。自身の性格について「結構冷めててすごくドライなんですよ」と説明し、イルミネーションなどを見ても「(電飾を)あんな高いところにかけた人は一生懸命やってるんだな」と感じると独特な物の見方を明かした。
その発言を受けて、とんねるず石橋貴明(53)が「じゃあテレビ局で働いている照明さんなんか見るとどう思うの?」と質問。すると広瀬は「どうして生まれてから大人になったときに照明さんになろうと思ったんだろうと思う」と素朴な疑問を口にする。音声スタッフにも同じ疑問を感じるようで、「なんで自分の人生を女優さんの声を取ることにかけてるんだろう?」と首をひねる。音声スタッフがマイクを調整するしぐさをまねながら、「きっと大人になって年齢を重ねるとともに、本当に声を録るだけでいいの?(って思う)」と語った。
広瀬としてはただ好奇心から出た言葉だったのだろうが、裏方スタッフを軽んじているように感じた視聴者は多かったらしい。ネットの匿名掲示板などでは、「スタッフさんいてのお前だろうが」「実際に音声とか照明担当の人がいる中でこんなこと言うのは流石(さすが)に…」「実際音声や照明にお世話になっときながらそういうこと言えるってある意味すごいね」と広瀬を批判する声が上がっている。
(”スタッフ軽視”発言を謝罪)
広瀬は「先日放送された、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の中で、私の軽率な発言がありました。いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい申し訳ありませんでした」と謝罪。「本当にごめんなさい」と反省の意を示した。