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【米国ブログ】日本で驚いたゴミの規則「容器を洗って捨てること」

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  日本に滞在する米国人男性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「rebelwithoutatan.wordpress」で、日本でのゴミの出し方について感想を記した。

  筆者が、日本文化で好きなことの1つに自然保護に関心が高いことがあるという。環境問題は、国を挙げて行われているように思うと述べ、「日本という国が、環境的に信頼できることを意味している」と評価した。

  しかし、その一方でゴミの収集について日米を比較し、「米国では一般的に生ゴミ処理の日かそれ以外の日」に分けられるが、「日本ではもっと複雑で、外国人にとってゴミの収集の仕方の規則は少し気が重い傾向にある」と仕分けのルールが理解しにくいと指摘した。

  米アイオワ州で育った筆者は、「ボール紙は確かにリサイクルしたが、缶や瓶について悩んだ覚えはなく、ほかのゴミと一緒にゴミ袋に入れて捨てていた」という。また、シアトルに住んだ際は、「大きなゴミ箱が複合アパートに設置されていたが、1つは生ゴミ用。もう1つは缶や瓶、ボール紙を一括りにされていた」など米国での例を挙げた。

  日本では多くの都市で、燃えるゴミと燃えないゴミ、プラスチック、缶、瓶、ペットボトル、紙などに細かく区分される。さらに、「面白いのはプラスチックとペットボトルは別々に回収されること。ちなみにペットボトルの蓋はプラスチックに属する」と紹介。また、「包装用のプラスチックやラベルもわざわざはがしてプラスチックゴミの日に出す」など丁寧すぎる区分けに少し戸惑っている様子。

  そして、日本では「プラスチック容器が、食べ物で汚れている場合はきれいに洗って捨てるのが習慣。米国では、誰もゴミを洗わずに捨てる」と、わざわざ捨てるゴミを洗うことに対して驚きを示した。ゴミの出し方の違いから見る国民性や考え方の違いに、戸惑いや関心を抱いた様子がうかがえる。

  “ゴミ出しルール”は日本国内でも統一されていない。日本人ですら住み慣れた地域から転居すると、しばらくは戸惑うことがあるのだから、外国人にとってはなおさら“ゴミの規則”に驚くだろう。

  ゴミを出すときにプラスチック容器などを洗う習慣だが、日本で生活しているとなかば当然のことだけに、指摘されるまでは疑問にすら感じない。しかし確かに不思議だ。ゴミを捨てる日まで放置しておくと不衛生だから? ゴミ捨て場が動物のエサ場になってしまうから?

  いずれにしてもこの筆者は、“ゴミの規則”を知ることで、日本人が自然保護の意識が高く、几帳面な国民性であることを垣間見ることができたのではないだろうか。







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