これまでは「爆笑問題をつくったオンナ」という賛辞の嵐だったが、今後はちょっと風向きが変わってくるかも知れない。爆笑問題が所属する事務所・タイタンの社長で、太田光の妻でもある太田光代さん(50)のことだ。
話は9日に放送されたラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」に遡る。この中で爆問の太田が「俺、『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に干されてんだよ。今まで押さえていたスケジュールが全部外されてるんだ」と発言。これを受けて27日に放送された「さんまの――」で、さんま本人が太田に直接「おまえ、ギャラ高いねん」と通告したことを告白。すると番組に出ていた今田耕司が太田をフォローする意味で「(妻の)太田社長はギャラ交渉がキツいねん」と発言。さらに、ギャラを巡って番組プロデューサーと太田社長が揉めていることまで“暴露”してしまったのだ。
自社のタレントを高く売るためのギャラ交渉は重要な仕事だが、太田社長を巡っては以前から業界内でシビアなエピソードが語られていた。
「とくに看板タレントの爆笑問題は“安売り”はしません。しかも、バーターで自社タレントをぐりぐり押し込んできます。ひと頃の日本エレキテル連合がいい例です。また、太田社長自身にインタビューや講演などをお願いしてもタレント張りに結構なギャラを提示してきます。タレントの宣伝になる場合でもギャラは発生しますね」(テレビ関係者)
業界の大物とも“ツーカー”という太田社長。やり手が過ぎると敵を増やすことにならないか。