ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルの人気端末「iPhone(アイフォーン)」用のケースとして短銃を思わせるデザインの製品が出回り、米国の警察当局などが警戒心を募らせている。
警官の面前で10代のアイフォーン利用者がこのケースを取り出した場合、銃の握り部分と見間違えるものなどが見え、不測の事態が起きかねないことを懸念している。
米ニュージャージー州の州警察を退いた銃器扱いの教官は、大半の若者は携帯電話をズボンなどの後ろポケットに入れると指摘。問題のケースに入ったアイフォーンを引き出そうとした場合、銃に手が伸びたと誤解されると述べている。
同州のオーシャン郡検察当局の報道担当者は、警官が良く使い、閉鎖されたソーシャルメディアのサイトで問題のケースを見付け、フェイスブックにその写真を載せた。写真は女性のモデルが後ろポケットにケースに入った携帯電話を突っ込んでいる構図だったが、その握り部分は半自動式の短銃のように見えたという。
写真ではまた、モデルが携帯電話を顔近くに持ち、話し込んでいるようなポーズもあったが、銃を振り回しているかのような印象を持ったという。
問題のケースはオンライン通販で様々な小売業者が売っている。色も各種あり、値段は5ドル(約615円)から49ドルまで。業者の1つとみられる「ジャパン・トレンド・ショップ」は商品紹介で「パーティーでロシアン・ルーレットの遊びが楽しめる」としながらも、「心配しないで。実際にはだれにも発砲は出来ない」と説明している。
このケースを製造している業者の詳細は不明。
ニューヨーク市警はCNNMoneyのコメントの要請に応じていない。ただ、クイーンズ地区の警官はこのケースの利用は勧めないとし、「小火器のようにデザインされている」と注意を促した。