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「スッキリ!!」への逆襲か…視聴者に嫌われるテリー伊藤が復帰できる理由

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 演出家でタレントのテリー伊藤(65)が、朝の情報番組で意気軒高だ。6月末から『白熱ライブ ビビット』(TBS系)の火・水曜コメンテーターに起用され、さらに同時間帯の『チャージ730!』(テレビ東京系)にも木曜コメンテーターとして出演している。

 今年3月、テリーは約10年間レギュラーを務めた『スッキリ!!』(日本テレビ系)を卒業。わずか3カ月で朝の番組に復帰どころか、2局を掛け持ちして業界の常識を打ち破った。それだけコメンテーターとしての力量を買われているのかもしれないが、肝心の視聴者からは大ブーイングが巻き起こっている。
視聴者がいくら嫌っても関係なし!?
 テリーといえば『スッキリ!!』で炎上発言を度々繰り返していたことで知られる。

 白人ナンパ師が「白人なら日本人女と簡単にヤレる」などとナンパ講座を開いていた騒動に対して「彼らが全部悪いのか」「尻軽の女の子だって実際いる」などとナンパ師を擁護し、これに視聴者から「女性蔑視だ」という批判が殺到。

 2014年12月には総選挙に絡んで「若い人が選挙に来ないというけど、実は賢くて政治を端から冷めた目で見ている部分もある」と発言。選挙の棄権を良しとするかのような言葉に「いい大人の発言とは思えない」「選挙に行かないのが賢いなんてふざけるな」という非難が寄せられた。

 6月にも『サンデージャポン』(TBS系)で埼玉県所沢市の保育園をめぐる発言が炎上した。母親が2人目を出産して育児休暇を取得した場合、園児を退園させなければならないという市の制度に対し、保護者たちが退園差し止めを求めて市を提訴。これにテリーが「子どもを盾にしている」と苦言。これに「子供を預けないと働けない人もいる」「それぞれ家庭の事情がある」などとママさん層から批判が集中した。

 このような炎上が目立っていたため、新レギュラーとなった両番組の視聴者からは以下のような声が数多く上がっている。

「やっと顔を見なくて良くなったと思ったのに」
「番組の雰囲気に合わなくて悪目立ちしてる」
「この人のコメント嫌いやし、朝から顔みたくない」
「テリーは強いものに媚びて弱いものを叩くから嫌いだ」

 これだけ視聴者の反発が強いのに番組を掛け持ちするほど重宝されるのはなぜなのか。

「かつてテリーさんは名演出家として活躍し、その門下生といえるスタッフが業界内で権限のある立場に成長している。ですから、いくら世間の反発が強くてもテリーさんを擁護する業界人が絶えないのです。しかもテリーさんは番組制作会社の代表取締役でもあり、TBSの『サンデージャポン』などを手掛けているので業界とのパイプが切れない。視聴者の気持ちとは関係なく、業界のコネがテリーさんを押し上げている」(芸能関係者)
裏番組出演は『スッキリ!!』に対する復讐か
 そもそもテリーは『スッキリ!!』卒業の理由として「65になったからちょっと違うことをしてみたい」と説明していた。なのに、わざわざ裏番組にスライドするというタブーに近いようなことをしてまで、なぜ同じ朝のコメンテーターに舞い戻ってきたのか。

「『スッキリ!!』降板はテリーさんの問題発言が原因。2014年、LINEで女子中学生とトラブルになった大阪府議に対して『こいつキモい』などと番組で発言し、これに府議側が侮辱罪に当たるとしてBPO(放送倫理・番組向上機構)に申し立てをした。この騒動を番組サイドが問題視し、テリーさんの卒業を決めることで府議側が申し立てを取り下げるという決着になりました。テリーさんは続投したかったのに、追い出されたのです」(前同)

 ケンカ別れの末と考えれば納得いくが、テリーは日テレで『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を手掛けてきたプロデューサー。日テレ内部には彼の弟子が多くおり、簡単に追い出すことはできなさそうにも思えるが……。

「演出家時代のテリーさんは気性が荒いことで知られ、少しでも気に食わないことがあると殴る蹴るは日常茶飯事。その理不尽な被害に遭ったスタッフは数えきれない。テリーさんを信奉する弟子が多い一方で、昔の恨みを忘れていないスタッフも少なくないのです。番組からの『追い出し』も反テリー派がクビ切りを推進していた。2013年の秋に週刊誌で不倫問題が報じられてから本人のパワーに陰りが出てきたこともあり、それを跳ね返す力がなかったようです」(前同)

 その仕返しとして裏番組出演を決めるあたりは流石だが、再び問題発言を繰り返せば行き場がなくなって失脚しかねない。業界のコネが安心感につながっているのかもしれないが、視聴者の大反発に加えて敵も多いだけに、いつまでも「憎まれっ子、世にはばかる」を続けていくことはできるのだろうか。




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