今月5日、読売巨人軍(以下、巨人)投手、マイルズ・マイコラス選手(以下、マイコラス選手)と妻・ローレンさんの2ショット写真が、野球カードになると発表された。野球選手のカード集である、野球カード。野球選手の妻がカード化されるのは極めて異例であり、世間からは「野球選手じゃないのにおかしいでしょ!」と、批判的な意見も多く上がっている。
今年、MLBテキサス・レンジャーズから巨人へと移籍してきたマイコラス選手。7月7日までに11試合に登板、4勝3敗0S、防御率2.42と活躍を見せているが、世間が注目しているのは成績よりも妻・ローレンさん。マイコラス選手が登板する日はほぼ球場に足を運ぶという健気なローレンさんは容姿端麗。その美しさに芸能事務所も動き、現在は稲川素子事務所所属となっている。
そんなマイコラス選手とローレンさんの2ショットが、今月27日に発売される「スポーツカードマガジン」(ベースボール・マガジン社)の9月号に、付録カードの1種類として封入される。しかし世間の反応は、「美人でも、野球カードに一緒に写るのはやっぱり変!」「他の選手の奥さんに失礼」「ちょっと持ち上げ過ぎじゃない?」など、ローレンさんを特別視しているかのようなカード化に納得いかないという意見も。
今回、マイコラス夫妻のカードが付録として封入されることで話題を呼んでいる「スポーツカードマガジン」は、発売されたカードの一覧、カードにまつわる特集、注目選手のパーソナル・コンプリート情報などを掲載する、スポーツカードファンも純粋なスポーツファンも楽しめる雑誌だ。前号にあたる7月号では、BBM(ベースボール・マガジン)カード25周年記念特集を組み、その歩みを紹介。また、阪神タイガースのチアガール・Tigers GirlsのAYAさんから、大相撲・田子ノ浦部屋所属の稀勢の里まで、幅広い12種類の付録カードが封入された。
世間からは批判的な意見が集まっているが、野球カードコレクターは世界中に多数存在する。美人妻に注目が集まりがちなマイコラス選手の活躍次第で、今回の夫妻カードが将来レアなプレミアカードになる可能性は十分あるだろう。マイコラス選手の活躍に期待しながら、カードの価格動向にも注目していきたい。