いじめ被害を訴えていた岩手県矢巾やはば町の中学2年の男子生徒(13)が電車に飛び込み自殺したとみられる問題で、同学年の女子生徒(14)も昨年5月頃から、「同級生からいじめを受けている」と学校に訴えていたことがわかった。
だが、状況は改善されず、女子生徒は不登校になったという。学校は男子生徒のケースと同様、町教育委員会に報告しておらず、町教委は13日、学校に速やかな調査と報告を求めた。
女子生徒とその母親によると、女子生徒は昨年5月頃から、同級生から嫌がらせを受けるようになり、教室の出入りの際に閉め出されたり、集団で無視されたりした。すぐに当時の担任に相談したが、1年の3学期以降は不登校になった。女子生徒は1年時、亡くなった男子生徒とは別のクラスだった。