青森県平内町の杉林で、兄弟げんかから70歳の兄の顔や首などをナタで切りつけて死亡させたとして、66歳の弟が殺人の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは平内町狩場沢の無職・清川勇次郎容疑者。警察の調べによると、清川容疑者は14日午後5時過ぎ、自宅近くの杉林で、兄で青森市佃2丁目に住む清川勇治さんの顔や首など数か所を持っていたナタで切りつけて殺害した疑い。
近所の人によると、2人は事件の直前、杉林の伐採をめぐって口論となっていたという。
捜査関係者によると、清川容疑者は「兄が近くにあったチェーンソーを持ち出したため取り上げたところ、さらに棒のようなもので襲いかかってきた」と供述しているという。
警察が犯行の動機などを調べている。